ULTRAMAN

『ULTRAMAN』とは

テレビ、映画ともウルトラマン作品に数多く携わってきた小中和哉監督によるウルトラマンシリーズの映画作品。監督本人もウルトラマン・ザ・ネクストに助けられた少女の父親としてカメオ出演している。防衛庁(当時)の全面協力を受け実現した実物の戦闘機の使用やCGを駆使した空中戦のシーンは子供ならずとも興奮する大迫力の仕上がりとなった。第17回東京国際映画祭特別招待作品。主演はドラマ、映画、舞台で幅広い活躍を見せる別所哲也。

『ULTRAMAN』のあらすじ

航空自衛隊F15Jパイロットの真木はラストフライトに臨んでいた。真木の5歳の息子・継夢は先天性疾患を持つ病弱な男の子であった。真木はそんな息子の側にいたいと退職を決意したのだ。そのラストフライトの最中、突如現れた謎の赤い発光体と衝突したものの奇跡の生還を果たす。しかしそんな真木を防衛庁の特務機関BCSTは連行し、管理下におく。ある日真木を「ビースト・ザ・ワン」が襲う。「ザ・ワン」の正体は3ヶ月前、未確認飛行物体の調査中「青い光」に遭遇した海上自衛隊の有働貴文だった。そのうえ、「ザ・ワン」はBCSTの監視を逃れ姿をくらましていた。真木は「ザ・ワン」をおびきだすために利用されていたのだった。

『ULTRAMAN』の感想・評価・ネタバレ

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  cla_sta 2016年7月16日

  正直こんなに良作だとは思っていなかったw　 イリス以降の特撮氷河期において、あんだけのレベルで空中戦を見れるとは思わなかった。これ当時劇場で見れた人は幸福だとおもう。話も初代1話目をオマージュとしつつ、うまく現代風にアレンジされていた印象。 欲を言えばベムラーにのっとられた側の心情をもうちょっと描ければなおよかったかなー？ 本編？　続編？　になるネクサスもみたくなる1作。全体的にシンプルで観やすく、特撮初心者にもネクサスと一緒に勧めてみるのはどうでしょう？