
『モナリザ・スマイル』とは
1950年代初頭、保守的思考と伝統を重んじる超名門女子大学に、リベラル志向な女性教師が着任してきたことから生じた軋轢、葛藤、そして相互理解が生まれるまでを生き生きと描いたヒューマニズム溢れる学園ドラマ。 主演のジュリア・ロバーツをはじめ、『スパイダーマン』のキルステン・ダンスト、『ボーン・アイデンティティー』のジュリア・スタイルズ、マギー・ギレンホール、ジニファー・グッドウィン、マーシャ・ゲイ・ハーデンら、新旧豪華女優陣による華やかな演技合戦が楽しめる。監督は『フォー・ウェディング』のマイク・ニューウェル。
『モナリザ・スマイル』のあらすじ
戦後間もない1953年、秋。カリフォルニアからニューイングランドへと向かう列車にて、女性美術教師のキャサリンは期待に胸躍らせていた。今回彼女が着任するのは、米国一の名門と名高いウェルズリー大学。 しかし名門なだけではなく、当校は米国一保守的であるという前評判もあり、彼女は工夫を凝らした教育方法で、生徒たちに自主性と自立心を持たせ、キャンパスに新風を吹き込みたいという強い志を持っていた。そして助教授として着任したキャサリンを待っていたのは、予想以上に重くのしかかる伝統と、新人教師である彼女に授業する隙すら与えない、超優秀かつ保守的な生徒たちの洗礼だった……。
『モナリザ・スマイル』のスタッフ・キャスト
『モナリザ・スマイル』の感想・評価・ネタバレ
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2017/08/20 字幕翻訳 何か信念を持ってる人ってすごくカッコ良い。 女性は家庭に入るのが幸せ、それだけが全てという時代は今からしたらおかしい。ただあの時代、あの場所においては一番のこと。それを変えようとしたキャシーはかっこいい。でもそれを価値観の押し付けだと言ったビルにハッとした。 確かに結婚が全て、は間違っているけど結婚が全てだという人もいる。変化をもたらすのは素晴らしいけど変化することが全ての人にとっていいとは限らない。当たり前だけど難しい。 だとしても信念を貫く人はかっこいい。
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1953年、アメリカ東部の名門女子大に赴任してきた美術史の女性教員と学生たちの物語。 保守的で良妻教育を受けている女生徒達。女性も社会に出るべきだと主張するキャサリン(ジュリア・ロバーツ) キャサリンと生徒達がお互いの考えを主張しあいながら葛藤して成長していく姿を描いています。 脇役の生徒達が皆、魅力的で目が離せません。特にキルスティン・ダンスト!彼女が主役と言ってもいいかも。 あと50年代の風景や建物、衣装が美しい。 ジェンダーフリーな映画なんだけど、結局は人それぞれだよな。何て思ったり。 凄く良い映画ですよ。オススメ。
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マギー・ギレンホールに惚れた。