21グラム

21グラム

21 Grams
2003年製作 アメリカ 124分 2004年6月5日上映
rating 3.5 3.5
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『21グラム』とは

『アモーレス・ぺロス』の鬼才アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが制作、監督。交通事故をきっかけに、本来なら関わるはずのなかった3人の男女の運命が交錯する。脚本は『アモーレス・ぺロス』のギジェルモ・アリアガ、『ミスティック・リバー』のショーン・ペン、『マルホランド・ドライブ』のナオミ・ワッツ、『トラフィック』のベニチオ・デル・トロと名優たちが共演。タイトルの21グラムは、人の魂の重さは21グラムという説に由来する。

『21グラム』のあらすじ

大学で数学を教えるポールは余命わずか。心臓移植手術を受けなければこの先の人生を送ることができない。心臓のドナーを待つ中、彼の妻は人工授精で子供を作ることを決めるのだが、ポールは気乗りしなかった。クリスティーナは元ジャンキー。今はセラピーに通いながら優しい夫と2人の娘に囲まれて幸福な日々を送っている。前科者のジャックは敬虔なキリスト教徒。妻と2人の娘を養いながら、信仰心を強く持つことで人生をやり直そうとしていた。出会うはずのなかったポール、クリスティーナ、ジャックの3人。しかしひとつの交通事故をきっかけに3人の運命は一変する。

『21グラム』のスタッフ・キャスト

『21グラム』の感想・評価・ネタバレ

  • Yuzukappa
    Yuzukappa 3 2017年7月4日

    芝居がとにかくすごいし、脚本もすごいんどけどーーー、、、 で?って感じが否めない、、 21グラムという題名もそんな話なのかなこれと思うし。 時系列の交錯と群像劇という2つの手法で引っ張るのも、ちょっとバタバタしててしんどいし。 しかしセンスはすごい、その2つの手法も上手いし、カット変わりとかモンタージュとかいいんだけど、、スタイリッシュさが先走って物語と相関関係になってない気がして。 ショーンペンの嫁はなんだったの?とか、最後みんな晴れやかな顔になってるけどなんで?とか、キャラクターの境遇に責任がもててないのも違和感。 しかし、芝居はすごい、ナオミワッツ1人に涙腺刺激される。

  • Tetsuaki
    Tetsuaki 4 2016年6月6日

    2回目の観賞。 1回目の観賞時より抜群に評価が上がり面白く感じた! 3人の人生が複雑に交錯し、時系列も前後する。 前半は解りづらく退屈。後半にかけ徐々に点が線に繋がり、パズルを組み立てていく面白さ! 作品の構成力と、3人の役者の演技力に魅せられた\(^o^)/ 21グラムにしては重過ぎる映画でした(^o^)v

  • mazda

    どんな人間にも死なれたら困るって言う存在がいる、今すぐ死んでほしいって誰かが思うクソな奴にも、愛する人がいて、その人を必要とする人がいる。みんな交わって生きてる。自分の人生だけど、自分だけの人生じゃないから。自分の人生の先にさらにたくさんの人が交差していてそこからはみでてる人間なんていない。だからどんな犯罪者も、どんな醜い人間も、子供も大人も、その先に誰かが繋がってる限り、なくなってもいい人生なんてない。 人は死ぬと21グラム体重が減る。 私たちが人生で得てきたもの、抱えてるもの、数字なんかで現わせるほど容易い価値ではない。悲しみの量も怒りの大きさも愛するきもちも計り知れないし、短い人生も長い人生も、どんな人間のどんな人生であっても、誰かと比べれるものじゃない。同じ21gでもそれぞれの21gがあるはずだから。その重さが何をさしてるかはわからないけど、そのたった21gに私たちの人生は支えられているってこと。たった21gの重さは言葉であらわせれないほどのものだと思う。 「母さんが死んだ時、この世は終わりでもう立ち直れないと思った。それでも人生は続くんだよ」お父さんの言葉がこの映画の全てだと思う。死にたくなるくらい苦しくても、生きてるから生き続ける。 イニャリトゥは息子を亡くしているそうで、この言葉は映画の言葉じゃなく彼のストレートな言葉に聞こえた。彼の映画はどれも父親の想いが印象的だけど息子さんを愛するきもちからきてるのかなって思う。彼の人生は続いているから、これからもずっと映画を撮り続けるんだろうな。観てよかった。

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