21グラム

21 Grams
2003年 アメリカ 124分
rating 3.5 3.5
137 23

「21グラム」のスタッフ・キャスト

「21グラム」の感想・評価・ネタバレ

  • tetsuaki
    tetsuaki 4 2016年6月6日

    2回目の観賞。 1回目の観賞時より抜群に評価が上がり面白く感じた! 3人の人生が複雑に交錯し、時系列も前後する。 前半は解りづらく退屈。後半にかけ徐々に点が線に繋がり、パズルを組み立てていく面白さ! 作品の構成力と、3人の役者の演技力に魅せられた\(^o^)/ 21グラムにしては重過ぎる映画でした(^o^)v

  • mazda620
    mazda620 4 2016年5月19日

    どんな人間にも死なれたら困るって言う存在がいる、今すぐ死んでほしいって誰かが思うクソな奴にも、愛する人がいて、その人を必要とする人がいる。みんな交わって生きてる。自分の人生だけど、自分だけの人生じゃないから。自分の人生の先にさらにたくさんの人が交差していてそこからはみでてる人間なんていない。だからどんな犯罪者も、どんな醜い人間も、子供も大人も、その先に誰かが繋がってる限り、なくなってもいい人生なんてない。 人は死ぬと21グラム体重が減る。 私たちが人生で得てきたもの、抱えてるもの、数字なんかで現わせるほど容易い価値ではない。悲しみの量も怒りの大きさも愛するきもちも計り知れないし、短い人生も長い人生も、どんな人間のどんな人生であっても、誰かと比べれるものじゃない。同じ21gでもそれぞれの21gがあるはずだから。その重さが何をさしてるかはわからないけど、そのたった21gに私たちの人生は支えられているってこと。たった21gの重さは言葉であらわせれないほどのものだと思う。 「母さんが死んだ時、この世は終わりでもう立ち直れないと思った。それでも人生は続くんだよ」お父さんの言葉がこの映画の全てだと思う。死にたくなるくらい苦しくても、生きてるから生き続ける。 イニャリトゥは息子を亡くしているそうで、この言葉は映画の言葉じゃなく彼のストレートな言葉に聞こえた。彼の映画はどれも父親の想いが印象的だけど息子さんを愛するきもちからきてるのかなって思う。彼の人生は続いているから、これからもずっと映画を撮り続けるんだろうな。観てよかった。

  • HMworldtraveller
    HMworldtraveller 4 2016年4月21日

    【いろんな重さと意味がある それぞれの21グラム】失われた命、受け継がれる命、救われる命、芽生えた命、人の手で生み出す命、人の手で潰された命。 死ぬと失われるという21グラム。言い換えれば21グラムは「生」そのものであり、生きるということだ。21グラムというタイトルが示すとおり、生と命の重みが描かれていた。ある事故をきっかけに、交わるはずのなかった3人の人生が交錯し運命が変転する。加害者と被害者、臓器提供者と受容者。1つ1つの小さな出来事と それが積み重なって必然的に起こる出来事、更に偶然やタイミングがそこに加わり人生の流れが変わってゆく。 自分が、自分の人生の当事者として、自分の日々の生き方を振り返る時にはあまり意識しないけれど、こうして映画で誰かの人生を俯瞰的に見ていると「人生、自分の意思でコントロールできることってかなり限られているんだな...。」と思ったりした。もちろん意思の力で変えられること、自分のdecision次第なこともある。けれど、自分が生まれるタイミングや見知らぬ人との出会いを自分で操り 決めることはできないし、 親や性別や人種も選べない。本作はそういうテーマを追求する映画ではないけれど、1つの事故が起こした運命の変化を見て、何が変えられる未来で 何が神のみぞ知る運命なのか思いを馳せるうちに そもそも論にまで考えが及んだのである。 そしてまた、こんなことも思った。「神のみぞ知る」の「神の領域」の一部に人間は足を踏み入れてしまったのかなと。臓器移植、人工授精、中絶。どれも医学のなせる技だが、劇中取り上げられるこれらの措置はそのほとんどが様々な理由でうまくいかない。移植を受けたポールは回復も束の間、拒絶反応が出てしまうし、過去に中絶経験のあるポールの妻はそのことが夫にばれて関係が悪化し人工授精への協力を拒否される。一方、ドナーの妻 クリスティーナは夫の死後 想定外の妊娠をする。個人的にはこれらの医学的措置に反対の立場ではないけれど、本作を観ていると、あたかもそれは神に対する越権行為だと言わんばかりな感じがした。 本作の意図するところが何であるにせよ、親や人種など人には誰でも受け止めるしかない運命が少なからずあり、” 神にしかわからないこと( 制御できないもの ) も多いのは確かだろう。が、だからこそ、自分の意思で変えられる部分が限られているからこそ、選択する余地のあることは自分自身の意思と力で選択して生きていきたい。それが21グラムの重みではないだろうか。

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