ドッグヴィル
ドッグヴィル
Dogville
2003年製作 デンマーク 177分 2004年2月21日上映
rating 3.8 3.8
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『ドッグヴィル』の感想・評価・ネタバレ

  • 森本航洋
    森本航洋 3 2017年9月26日

    人間の泥臭い部分だったり、人生を歩んでいく上で無意識に感じてるネバネバした感情だったり、そういう表現しづらい感情を一番不適切な表現で映像化した感じかな。 ひたすらスローテンポでダラダラしてて気持ち悪いし、美術セットとか役者の演技もただただ気味が悪いけど、なんかすごいよかったなぁって…。 これはラースフォントリアーにしか撮れないわ。絶対。

  • サムライ
    サムライ 5 2016年12月6日

    2016.12.06 DVD 鬱映画とよく耳にしてはいましたが、まさかあんな味気ない舞台での話とは思いもしていませんでした。 人間とはこういうものだと突きつけられるようで見ていて苦しいですがかなり惹きこまれました。もう一回は当分先でしょうが…笑

  • mazda

    トリアーの秀作、本当にこういう映画を作る彼を全力で素晴らしいって思える。人間の本質をありのままに引き出す、私たちまるごと見透かされてるみたい。 映画の中には建物も壁もでてこなくて、1つのスタジオにチョークで枠をかいただけで演出した小さな村でおきた話。ギャングから逃げてきた美女を村一体でかくまう優しい村人たち。それは、一変する。 もともとがそういう根の腐った人間だったのか、彼女と過ごしていくうちに腐っていったのか。どちらにしろ完璧な善は存在しない。 どんどん過剰になる酷な労働も、無神経すぎる馴れ合いも、他人を最大限利用する安易な行動も考えも、なにもかも道徳心のかけらもない。あわよくば精神の塊。 トリアーのあらゆる作品にいえることだけど、この映画を見る全ての人間を彼は皮肉ってる。村も彼女も、優しくてゆるやかで幸福な一時は、観者に率直に「優しい人」と感じさせておきながら、村が変化したとたん「最低な人間」と感じさせ、最低な人間達のラストの衝撃を「残酷」と思わせる。この映画を見てる私たちこそ、身勝手で傲慢な感想を抱いてることに気づく。 残酷だし気持ちの良い終わり方では決してないけど、筋の通った結末。安易な同情なんていらない。「可哀想」と思うことが既に誰かから見て善ではない。 すごく衝撃をうけた映画だったのだけど言葉にできない、言葉にした瞬間に嘘くさい哲学にしか聞こえなくなってしまう気がして説明したくない。 チョークで描かれただけの村が一瞬にして線が消えたことからこの村全体の脆さを感じた。壁がないことによって村の醜さ全てを見通せる、素晴らしい撮影方法だった。この映画はフィクションだけど私たちのすぐ近くのことを描いていたと思う。

  • ごとー
    ごとー 0 2016年5月11日

    2016/05/11 3時間もあったのに飽きない。舞台だなこれは。所詮自分のことしか考えてなくて、これが正義ということでもだいたいは自分にとっての正義でしかないんだよな。トムなんてまさしくそうで口先では上手いこと言ってるけど自分に害がありそうだとすぐ目を瞑ってにげだす。醜い人間の姿をまざまざと見せられた。

  • Ayano Jinnouchi
    Ayano Jinnouchi 3 2015年10月27日

    私の中でダンサーインザダーク、偽りなき者、ファニーゲームなどと並ぶレベルで胸糞悪い映画でした。 あぁ人間ってこんなにも弱くて醜くて汚いんだ!って思わされてしまうくらい強烈に描かれています。閉鎖空間て恐ろしいなと改めて感じました。 舞台の大部分を占めるのは地面にチョークで仕切りを描いただけの村で、かなりの低予算映画でもあります。 エンドロールの曲は無駄に明るくて、さらに追い討ちをかけられるというか沈みましたね。

  • ま

    ☆ラースフォントリアー ニコールキッドマン ポールペタニー ステランステラスガルド クロエセヴィニー ジョンハート ジャンマルクバール パトリシアクラークソン フィリップベイカーホール シオバンファロン

  • Ryoco

    ニコマン演じる美女グレースがギャングの魔の手から逃れて辿り着いた田舎の小さな町、かくまってくれた町人達に気にいってもらうために肉体労働を強いられ文句も言わずにこなしていくんだけど次第に本性を露にする町人達が恐ろしい! 町のセットも平たいコンクリートの床に白い線だけで描いたような家で斬新極まりない(笑) 人間の心理の変化がめまぐるしさがリアル・・・。 オチもラース・フォントリアーらしい後味悪さ。 でも自分もグレースと同じ立場だったら同じ事考えるかもしれない・・・(笑)

  • yone

    どっとつかれる

  • 錦織孝文
    錦織孝文 1 2015年5月8日

    うん!長い! 劇?劇なのか??

  • ののはな
    ののはな 4 2015年3月21日

    ラース・フォン・トリアー監督作品。 牧師の居ない小さく閉鎖的な村「ドッグウィル」に現れた美しき女性グレース。善良で道徳心を持ち、権力もない無力な村人達。村人と彼女の心が通い合う美しい場面から一転として、人々からじわじわと悪が染み出して来る。嫉妬、欲望、彼女に代償を要求し始める。人間の本質と残酷さをこれでもかと見せつけられ、やはり一番怖いのは人間だと思い知らされた。白線だけの奇妙なセットも全く気にならないくらいに物語に引き込まれます。傲慢な神の視点から村を見ていたグレースが最後に下した決断は爽快だけど、キッツ~。人間を畏怖するトリアーらしい神経を逆撫でする作品。大好きな映画だけど、あまり人に言えません(-_-;

  • コナガイ
    コナガイ 4 2015年2月22日

    セットが斬新だが十分入り込める。 許すことは、他者が変わる機会を奪うこと。傲慢なこと。

  • Anna Kaneko
    Anna Kaneko 4 2015年2月15日

    都合が悪くなるとよそ者のせいにしたり、秩序を保つためによそ者をサンドバッグにしたりするところまではありがちな集団心理の話だけど、 ローコンテクストなナレーションや白線でしか区切られていない舞台設定が、田舎村の特色を助長させててすごく気持ち悪さを覚えたし、見ててドキドキさせてくれる映画だった。 グレースのラストのあの行動は、怒りとか復讐とかそういうんじゃ無いんだなぁ。

  • HM world-traveller
    HM world-traveller 4 2015年1月21日

    ひとことで言うと、人間の醜い業、集団心理の暴走の怖さ、狭い社会の閉塞感など、負の部分をこれでもかとばかりに見せつけられる映画だった。本作で描かれる村人達の偽善者ぶりや仕打ちもすごいけれど、違う意味でもっとすごいのは本作の舞台。倉庫か体育館のような場所の床にチョークみたいな白線を引き最小限の道具を配置しただけの『村』が斬新過ぎる。監督は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアー。監督の意図は知らないけど、壁が無い舞台セットは小さな村では何もかもが筒抜けになるということの象徴なんだろうか。外部、よそ者に対してはとても閉鎖的なのに内部は筒抜けの狭い社会。考えただけで息が詰まりそうだ。一般に、集団心理が暴走する理由は、メディアの偏った報道とか、テロ・事件・災害などをトリガーとする社会的不安などが代表的なものだと思うけど、本作の場合はすべてを赦し続けるグレースの態度が村人の傲慢や暴走を助長したのだと思う。人をゆるす(赦す, 許す) ということが どんな場合でも正しいかというと、必ずしもそうではない。そんなことを考えさせられる話でした。人の心理の汚い部分をここまで赤裸々に描いた作品はそう多くはないはず。この映画がつまびらかにする負の感情は、認めたくはないけど大なり小なり誰もが持っているものだし、それが酷くなった先に待ち受けるものも当然のごとく負しかない、ということなんでしょう。ある意味、警鐘を鳴らしているのかもしれないけど、万人受けしないのは間違いないと思います。耐性のある方、あるいは元気な時に観ることをおすすめします。

  • Mao Takeishi
    Mao Takeishi 2 2014年9月11日

    独特さでいえば一番かなぁ 楽しい映画では無い。

  • Asami Honma
    Asami Honma 5 2014年9月2日

    ラースフォントリアでいちばんすき。 なにこれ前衛的ゆーてワクワクしてたら、いつの間にか世にも恐ろしい人間の奥底。 パパさん、人が人を赦すことは傲慢なの?

  • ( ˙³˙)
    ( ˙³˙) 4 2014年8月17日

    いわゆるメシウマ状態ってこんな感じなんでしょうか。好きです

  • 鳥よ、心を返しておくれ
    鳥よ、心を返しておくれ 4 2014年8月2日

    前衛舞台のようなシチュエーション、醜い感情と表情をみせる村人たちの間で、白い一輪の百合の花のようなニコール・キッドマン。ラストは圧巻。こういうのが好きなんです

  • Tomohisa
    Tomohisa 4 2014年8月2日

    ニコールキッドマン シュルレアリスムとリアリズムの相乗効果 新しい体験

  • あやのもと
    あやのもと 4 2014年7月11日

    暗〜くなる映画。でもなんか好き