25時

25時

25th Hour
2002年製作 アメリカ 136分 2004年1月24日上映
rating 3.8 3.8
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『25時』とは

麻薬密売人の男が刑務所に収監されるまでの25時間を描いたドラマ。『サマー・オブ・タイム』『マルコムX』のスパイク・リーが監督。監督の意向で、原作にはない9.11アメリカ同時多発テロに関する描写が盛り込まれている。原作、脚本は「ゲーム・オブ・スローンズ」の製作で知られるデイヴィッド・ベニオフ。主演は「アメリカン・ヒストリーX」「ファイト・クラブ」のエドワード・ノートン。共演は「カポーティ」のフィリップ・シーモア・ホフマン。

『25時』のあらすじ

アメリカ、早朝のニューヨーク。モンティは愛犬ドイルと共にイーストリバーを眺めていた。ドラッグディーラーの彼は明日から麻薬密売の罪で7年間の刑務所生活が待っている。見た目の悪くない若い白人の自分が刑務所でどんな目に遭うか、モンティはわかっていた。現実が差し迫る中、逮捕されたのは同棲中の恋人ナチュレルが密告したためなのでは?という疑いが頭を離れない。モンティは最後の夜を旧友二人と過ごす予定だ。高校教師のジェイコブと株式ブローカーのフランク。しかしジェイコブ最近は縁遠くなっていた自分たちがなぜ呼び出されたのか疑問に思っていた。収監を目の前に、親しい人々の心も揺れる。残された25時間をモンティはどう過ごすのか。時間は刻々と過ぎていく。

『25時』のスタッフ・キャスト

『25時』の感想・評価・ネタバレ

  • U2

    素晴らしい。 永遠に訪れない「25時」を紡ぐストーリー。 当時読んだ原作の記憶を、遥かに超えた美しい作品だった。 音楽も良く、ラストにスプリングスティーンを選ぶセンス。 次回は字幕なしで観よう。

  • southpumpkin
    southpumpkin 3 3月13日

    7年間の収監を目の前にした麻薬密売人の男による、残された25時間とは。 地味な映画ですが、とても面白い。密告したのは誰かという疑念を持ちながら、しかしそんな疑念など晴れても晴れなくても自分は収監される無情。自分が人生を無駄にする間、幸せになっていくであろう人々のことを思いやるせなくなるも、結局自分にできることはない。あんなに嫌だったニューヨークの奴らも、最後にはみんな愛おしく思えてしまう。 wikiによれば「3.11を正面から捉えた映画にしたい」と監督のスパイク・リーは言っているそう。しかし3.11という言葉は全く出てこない。早速深読みになってしまうかもしれないが、3.11で無くなった人々とエドワート・ノートン演じる主人公を重ねることができるのではないでしょうか。主人公は自業自得であるにしろ、収監は死そのもののように描かれています。クライマックスも切なくて最高。

  • Daichi Yamada
    Daichi Yamada 4 2017年6月22日

    思わぬ収穫であった。泣いた・・・まさしく男泣き。しかしエンディングは賛否両論あるのではないか?最近似たようなエンディングの映画見たし。あと、カットの繋ぎは、これはスパイク・リーの特徴なんだっけ?とても気になった。

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