
『ラビナス』のスタッフ・キャスト
『ラビナス』の感想・評価・ネタバレ
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山奥の砦に左遷されたばかりの男の元に、一人の男が遭難してくる。彼の口からは壮絶な食糧難の末、食人に至った痛ましい話が。残った人々を救いに行こうとするが……。 ホラーというよりもサスペンスに近い。え?!あいつが?!という展開が多く、先の展開が全く読めません。ラストもやるかやられるかのハラハラが持続します。ウェス・クレイヴン的サスペンス映画と言えます。食人した者は食べた人間の力を得て強くなり傷も治りやすいという設定はグッドアイディア。ある意味ゾンビという設定の亜種と言えます。同じ設定で似たような映画も撮れるのではないでしょうか。この設定を活かしたおかげで本作のクライマックスは人狼ゲームのようになります。 気の抜けたBGMがめちゃくちゃ気になります。無印良品の店内で流れてるアレが、それほど緩くないシーンで流れます。この映画のテーマソングらしいですが、かといって緊張感のあるシーンではちゃんと緊張した音楽が流れる。謎のBGMですが、最後はちょっと癖になってる。