永遠と一日

永遠と一日

Mia Aiwniothta Kai Mia Mera
1998年製作 ギリシャ・フランス・イタリア 134分 1999年4月17日上映
rating 4.1 4.1
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『永遠と一日』とは

1998年度のカンヌ映画祭において、パルムドール(大賞)受賞作品。 『ユリシーズの瞳』で知られるギリシャ出身のテオ・アンゲロプロス監督が、北ギリシャの港町を舞台に、老作家と難民の少年の交流を描く。アンゲロプロスの作家性は健在で、1991年の『こうのとり、たちずさんで』でも組んだヨルゴス・アルヴァニティスとアンドレアス・シナノス撮影による映像美は、実に詩情豊かである。主演は2004年の『ヒトラー 〜最期の12日間〜』で見事アドルフ・ヒトラーを演じきったブルーノ・ガンツ。

『永遠と一日』のあらすじ

北ギリシャの港町、テッサロニキ。不治の病に侵された作家のアレクサンドロスは、この地で入院を明日に控えている。彼は今、少年時代に友人達と島まで泳いで渡った夢を思い返していた。夢から覚めたアレクサンドロスは、3年前に先立たれた妻の残した手紙を手渡すべく、娘の元へ向かう。途中、アルバニア難民の少年に出会ったアレクサンドロスは、側から離れない彼と道中を共にすることに。詩人ソロモスの話を少年に聞かせるアレクサンドロス。やがて二人の前に、幻影のソロモスが現れる。アレクサンドロスの脳裏には、更に昔の思い出が蘇っていた。

『永遠と一日』のスタッフ・キャスト

『永遠と一日』の感想・評価・ネタバレ

  • Kozai Szatosi
    Kozai Szatosi 4 2018年7月2日

    レコードを使ったやり取り、道路を逃げ回る子供たち、国境地帯のフェンス、霧、バス、詩人、アコーディオン、空、海。 幾度となく頭に流れる旋律、室内からバルコニーを通りゆっくりと浜辺に降りてゆくキャメラ、ブルーノ・ガンツの眼差し、そして、いつまでも聞こえる「アレクサンドレ!」の声。 もしも明日自分が死ぬと分かっているなら、絶対この映画を観るだろう。

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