
『サイモン・バーチ』とは
1998年に製作・公開されたアメリカ映画。映画『デアデビル』『ゴーストライダー』などを手がけたマーク・スティーヴン・ジョンソンが監督・脚本を担当した作品である。私生児である少年と、生まれながらに体が小さい少年との絆を描いたコメディ要素も含んだヒューマンドラマ。出演者には、イアン・マイケル・スミス、ジョゼフ・マゼロ、ジム・キャリーらが名を連ねている。
『サイモン・バーチ』のあらすじ
アメリカ北東部にあるメイン州の小さな町で、サイモンという少年は驚くほど小さな体で生まれてきた。医師からは一晩生き残ることすら難しいと言われていたサイモンだったが、彼は生き続け、周囲の人々からは奇跡だと言われるようになる。しかし両親は、小さく生まれた彼を恥ずかしく思い、愛情を注ぎ育てることはなかった。そんな中、成長したサイモンは私生児であるジョーと出会い友達になるのであった。その数奇な人生において自分の生まれてきた意味を自問自答するサイモンの運命、そしてとジョーの友情はどうなって行くのか。
『サイモン・バーチ』のスタッフ・キャスト
『サイモン・バーチ』の感想・評価・ネタバレ
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2016/09/02 翻訳者 松浦美奈 サイモンとジョーの組み合わせがすごくいい!本当の意味で英雄になれたサイモンの最期が泣ける。
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2004.9月以前に鑑賞
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1990年代はマイ フレンド メモリーやマイ フレンド フォーエバーなど、ちょっと冴えない男の子と障害のある子の友情モノが流行りましたが、その類の作品ではダントツに好きな映画でした。 信仰という文化に馴染みがなく、「信じる者は救われる」という言葉に何も響かない10代だったけど、この映画で、信仰は生きる意味を感じさせるというキリスト教の、というか信仰の本質を感じた気がする。 信じるものがある人は強い。信仰のある人は、例え死の淵に立たされても、自分を律する術を知っている。 そんなことを抜きにしても、この二人の友情に、家族愛に泣ける。また必ず見たい映画。30代になった今、サイモン・バーチの言葉が、10代とは違う形で胸に響きそう。