プリシラ

プリシラ

The Adventures of Priscilla, Queen of the Desert
1994年製作 オーストラリア 103分 1995年8月19日上映
rating 3.9 3.9
90 19

『プリシラ』とは

『保険屋に気をつけろ!』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールにノミネートされたオーストラリア出身、ステファン・エリオットが監督・脚本を務める。衣装はオーストラリア出身のデザイナー、リジー・ガーディナーが担当。ビーチサンダルで制作された衣装など、奇抜なデザインで話題を呼び、第67回アカデミー賞で衣装デザイン賞に輝いた。3人の女装ゲイを演じたのは、『奴隷戦艦』でアカデミー賞にノミネートされ、『コレクター』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞したイギリスのテレンス・スタンプ。「マトリックス」、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのオーストラリア俳優、ヒューゴ・ウィーヴィング。そして『アイアンマン3』のガイ・ピアースである。

『プリシラ』のあらすじ

バイセクシャルのミッチは、大都会シドニーでドラッグ・クイーンとしてショーを行っている。ミッチには2人のショー仲間、性転換者で年季の入った同性愛者バーナデットと、若手で賑やかなゲイ、フェリシアがいた。3人は手に入れたバスに“プリシア号”と名づけ、砂漠の真ん中にあるリゾート地、アイススプリングスで、ショーに出る夢を叶えるために、3千キロにわたる旅に出る。しかしドラッグ・クイーンの3人に待ち受けていたのは、田舎町での差別や、砂漠でバスのトラブルなど、様々な困難であった……。

『プリシラ』のスタッフ・キャスト

『プリシラ』の感想・評価・ネタバレ

  • S_Kyawai

    荒野を走るバスの上で派手なドレスがたなびくシーンが印象的。 マイノリティの孤独感と、だけど逆境に負けない強さ、みたいなものなのかな。

  • エミデブ
    エミデブ 4 2017年11月5日

    オーストラリアのドラァグクイーン3人組が、田舎町での営業のためバスを買い砂漠を駆け抜けるロードムービー。 LGBT界では有名な映画で特にドラァグクイーンの方々の中にはこの影響を受けた人もいたり、どこかのバーでは流れてたりする。 ゲイって言葉が元々ホモという差別用語の代わりに明るいという意味の言葉を使って呼ばれるようになったように、明るいというか陽気な人が多いのだが、この映画でも、僕がいる日本のゲイのコミュニティの中でも、明るさで隠した哀しみがある。それがよく描かれていたと思う。 有名曲で彩られるこの映画だが、ゲイの象徴とも言える曲や、ゲイカルチャーで好まれる曲が織り交ぜられているのもグッド!やっぱりヴィレッジピープルは外せないよね。 舞台になる砂漠と、派手なドラァグクイーンの対比は素晴らしく派手な衣装で走るバスの上にいるドラァグクイーンの画はこの映画以外では描かれない対比であろう。 道中で白人たちの多い村では差別を受け、少数民族の間では仲良く過ごす。マイノリティの象徴であろうか。ドラァグクイーンとグラムロックは近い相関があるように思うが、血の通ってないロックと言われたグラムロックに近いドラァグクイーンと、大自然の対比というのもある。 日本でも舞台化されてるらしいので、ぜひ観に行きたいところ。

  • fmofmojimo
    fmofmojimo 4 2016年9月11日

    堂々としたベテランドラァグ・クイーンのバーニーと、若くて騒がしいフェリシア、そしてミックの3人が、チャーターしたバスで、ショーのために砂漠を越えて田舎町まで向かう。 なんて、ファンキーで、クレイジーな、愛しい、話。いまでさえ、ドラァグ・クイーンが人気になっているけれど、公開された1994年にはやはり風当たりが強かったんやろうか。 砂漠の真ん中を車の屋根の上で派手なドレスで歌いながらで突っ走るところが好き。

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