X-MEN:ファースト・ジェネレーション

X-MEN:ファースト・ジェネレーション

X-Men:First Class
2011年製作 アメリカ 131分 2011年6月11日上映
rating 3.8 3.8
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『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』とは

遺伝子の突然変異によって超人的な能力を持ったミュータントチーム「X-メン」と、人類抹殺計画を企てるミュータント集団「ブラザーフッド」との壮絶バトルを描きシリーズ化された「X-MEN」シリーズ第四作。今作は前三作とは打って変わり、「X-メン」リーダー:プロフェッサーXと「ブラザーフッド」リーダー:マグニートーの若き日に遡り、1960年代を舞台に「X-メン」が誕生するまでの知られざる波乱万丈のストーリーを壮大なスケールで描いている。監督はウルトラ・バイオレンス・ハイテンションムービーとでも呼びたくなる傑作『キック・アス』を創り上げたオタク気質溢れる若き職人、マシュー・ヴォーン。主演は若きプロフェッサーXにジェームズ・マカヴォイ、マグニートーにマイケル・ファスベンダー。その他、今をときめくジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルトらが初々しい魅力を見せている。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のあらすじ

ソ連との冷戦が依然として続く、1960年代のアメリカ。密かに強力なテレパシー能力を持つ青年チャールズは、自分と同じく超人的な能力を持つ者が次々と出現していることに気づき始めていた。ある日のこと、チャールズは磁力を自在に操る能力を持つ青年エリックと出会う。幼い頃に実の母親と引き裂かれた悲しい過去を持つエリックと、自分たちの能力を人類の平和のために使いたいという信念のもと、友情を育んでいくチャールズ。そんな中、自分たちの能力を買われてCIAから依頼され、特殊能力を悪用して悪事を働く男セバスチャンが率いる邪悪なミュータント集団「ヘルファイヤークラブ」が仕組んだ人類滅亡計画を阻止する戦いに参加したことをきっかけに、ふたりの友情は次第に変化していく……。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のスタッフ・キャスト

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の感想・評価・ネタバレ

  • Dora

    チャールズ、マグニートー、ハンク、ミスティークの起源が分かる本作。 これはミュータントの中でも容姿にフォーカスが当たってた。 そして、チャールズとマグニートーの思想の根幹も少し見えてくる。 自分の容姿をそのままで良いんだと動物のような足にコンプレックスを持つハルクに伝える。 その自信はマグニートーがありのままのミスティークを認めたことから来る。 自分を偽らないでいることの美しさを問いかける。 自分を偽って社会に迎合することの必要性は? 「社会が僕らを受け入れたとしても、僕らは一生醜いままだ」的なことをハンクが言うんだよね。 それを否定できない自分もいて、尊重と愛することはまた一つの壁があるようにも思う。 この映画に関しては以下ブログが良い考察をしてる。 http://d.hatena.ne.jp/white_cake/20111119/1321675753 差別をなくすためには、相手を尊重することが大事なんだけど、尊重ってなんだろう。 蹴落とすのはこの映画の人間たちを見れば簡単だ。 でも蹴落とせないような、つまりfearが伴う感情があれば、尊重できるのだろうか。 いやーそれはなんか違う気がするなー。 俺が男女平等を求めるのはフェミニズムが恐いからじゃなくて、男尊女卑をやめたいからだもん。 黒人が権利を獲得したのもそうだよね。 さてじゃあミュータントはどうすれば人間に受け入れてもらえるのか。 fearじゃなくて、コミュニケーションだろう。 マグニートーのやり方では戦争を生むだけだ。 さて上記ブログではチャールズは自分の力を隠せるだけでなく、普通にチャラチャラして遊んでたことを指摘した。 人間界で散々良い思いをしたからこそ、angerがなく、人間と共存したいと望むんだろう、と俺は解釈する。 人間との共存を望む思想を「乾いた諦め」と筆者は表現してるけど、これには乾いた愛情はたしかにある。 自分は良い思いしてるくせに、辛い人たちの気持ちも分かってあげたいって思う。 そして、みんなが豊かに暮らせる、つまり[* ミュータントも自分みたいに暮らせる世の中を作っていきたい]って思ってるのかもしれない。 社会の端くれモノであるミュータント達に僕らは仲間だと言い聞かせ、自己完結で確立した(=揺るがない)理想論を持って社会に取り組んでいく。 自分が感情的じゃない分、他人の感情的な部分を抑え、冷静に分析することを望む。 俺はそれで良いと思うよ。 チャールズがマグニートーに「怒りじゃない」って言ってたのは、彼の確立された思想。 彼は目に見える人たちを理解し、双方が幸せになれる道を目指し続けるんだ。

  • ひら

    2016/11/26

  • fmofmojimo
    fmofmojimo 4 2016年11月14日

    チャールズ・エグゼビアたちの若い頃の話。微妙な距離感の理由や、過去がわかって、さらにわくわく。また、見直したくなる。シリーズのなかで一番好きかもしれない。 マカヴォイがかっこよすぎる。

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