
『ソナチネ』とは
監督・北野武の第4作目。また本作では、主演、脚本、編集を務めた。撮影は『あの夏、いちばん静かな海』(1991年)の柳島克己が担当し、音楽監督には北野武作品でもお馴染みの久石譲を迎えた。第17回日本アカデミー賞では、最優秀音楽賞受賞している。 主演のビートたけしをはじめ、『まあだだよ』(1993年)の渡辺哲、『波の数だけ抱きしめて』(1991年)の勝村政信、『稲村ジェーン』(1990年)の寺島進、『くまちゃん』(1993年)の大杉漣ら豪華キャストが出演。
『ソナチネ』のあらすじ
北嶋組幹部である村川(ビートたけし)は、組長から沖縄の阿南組と抗争している友好団体・中松組を助けるよう命じられる。そして、村川は弟分の片桐(大杉漣)らを連れて沖縄へ向かうことに。しかし、これは村川の存在を邪魔に思う幹部・高橋(矢島健一)の差し金だったのだ。沖縄に着いた村川らを中松組幹部・上地(渡辺哲)らは熱く出迎えてくれたのだが、阿南組との抗争は激化してしまう。村川は、片桐らを連れて沖縄の片田舎に避難する。 やがて、抗争は手打ちになったという情報を得るがその直後に中松組は壊滅し、村川達も襲われる。不審に思った村川は、高橋が沖縄に来ている事を突き止め高橋がいるホテルに向かうと殺し屋を連れた高橋と偶然鉢合わせしてしまう。そこで、激しい銃撃戦が始まるのだが......。
『ソナチネ』のスタッフ・キャスト
『ソナチネ』の感想・評価・ネタバレ
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キタノブルーが綺麗でした。
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世界のキタノと呼ばれるきっかけとなった映画。 コメディアンビートたけしを見ていると節々に見え隠れする「童心」 というよりビートたけしの笑いの軸は童心からきていてそれ以外の事柄は笑いを取るための手段でしかないように感じる。 そのビートたけしが大事にしている童心が映画監督北野武の手によって料理されたらこうなるんだなという感じですね。 むっちゃオモロイです。
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めちゃくちゃ久しぶりに鑑賞。昔見た時よりはるかに面白く感じるようになってた。笑い所もこんなにあったのか、と。夢と現を行ったり来たりするような感じで、夏休みが終わる頃の、懐かしい切なさみたいな。ちょっと北野作品見直さねば。