2017年7月6日更新

マイケル・シャノンが映画【ゾッド将軍役】

マイケル・シャノン

スーパーマン映画『マン・オブ・スティール』でゾッド将軍を演じたマイケル・シャノンは、続編『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』にも出演します。インディペンデント映画でも活躍してきたシャノンの今までの出演作や2016年の活動についてご紹介します。

目次

マイケル・シャノンのプロフィール

マイケル・シャノンは、1974年8月7日、ケンタッキー州レキシントン生まれのアメリカの俳優です。

弁護士の母と、イリノイ州シカゴのデポール大学で演劇の教授をしている父の間に生まれました。父方の祖父は著名な昆虫学者のレイモンド・コーベット・シャノンです。両親の離婚により、ケンタッキー州レキシントンとイリノイ州シカゴの両方で育ち、イリノイ州ウィネットカのニュー・トライヤー高校に進学しました。

1993年にヘヴィメタルバンドEvery Mother's Nightmareの『House of Pain』のMVでデビューし、舞台に立つようになります。同年、地元の仲間とともに劇団A Red Orchid Theatreの旗揚げに参加しました。

数多くの映画に出演しているほか、ドラマや舞台でも活躍している実力派俳優です。

『マン・オブ・スティール』ではスーパーマンの敵・ゾッド将軍を演じる

DCコミックの人気キャラクター、スーパーマンのリブート映画『マン・オブ・スティール』(2013)で、マイケル・シャノンはスーパーマンの故郷クリプトン星で元老院に対してクーデターを起こしたゾッド将軍を演じました。

クリプトン星出身のカル=エルが、惑星崩壊の前に地球へ脱出しクラーク・ケントとして育てられ、スーパーマンとして人類を救うスーパーヒーローになるまでを描く物語です。

ゾッド将軍はクーデター失敗により、宇宙の墓場「ファントム・ゾーン」に追放されたものの、惑星崩壊のため「ファントム・ゾーン」からの脱出に成功します。その後、地球を第二のクリプトン星にするため人類を駆逐しようとし、スーパーマンと対決することになります。

マイケル・シャノンが『バットマンVSスーパーマン』にも出演!

『マン・オブ・スティール』でゾッド将軍を演じたマイケル・シャノンは、2016年公開の続編『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』にも同役で出演します。

スーパーマンとバットマンという二大ヒーローの対決が物語の軸となると予想されていますが、予告編では前作『マン・オブ・スティール』で死亡したゾッド将軍の遺体が映されています。どうやら何者かの手によって保管されていた遺体が、利用されてしまう模様です。ヒーロー同士の対立に、悪役・ゾッド将軍がどのように関わってくるのか、注目です。

『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』は2016年3月25日公開です。

話題作に多数出演しているマイケル・シャノン

『恋はデジャ・ブ』(1993)

ビル・マーレイ主演の『恋はデジャ・ブ』で、マイケル・シャノンは映画デビューを果たしました。

『恋はデジャ・ブ』は、ビル・マーレイ扮する気象予報士のフィルが田舎町でのグラウンドホッグデーを繰り返す、タイムリープ映画です。本作でのシャノンの役どころは、デビーという女性の婚約者フレッドで、食堂やパーティーのシーンなどに登場しました。

『チェーン・リアクション』(1996)

キアヌ・リーブス主演のSFアクション映画です。水からエネルギーを生む新技術の開発に成功した大学の研究チームのエンジニア、エディ(キアヌ・リーブス)は、同じ研究チームの教授殺害の容疑でFBIに追われる身となってしまいます。

シャノンは、フラワーショップの配達員の役で出演しました。

『バニラ・スカイ』(2001)

1997年のスペイン映画『オープン・ユア・アイズ』を、トム・クルーズ主演でリメイクした話題作です。

亡き父の経営していた出版社の約半分を引き継いだデヴィッド(トム・クルーズ)は、親友の恋人・ソフィアに一目惚れしてしまい、それに嫉妬したデヴィッドの恋人・ジュリーの運転する車で交通事故に遭ってしまいます。怪我でハンサムな顔が台無しになってしまったデヴィッドは、精神的にも壊れていってしまいます。

マイケル・シャノンは看守のアーロン役で出演しました。

『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』でアカデミー賞助演男優賞にノミネート

リチャード・イェーツの小説『家族の終わりに』を原作にサム・メンデス監督がメガホンを取り、『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが夫婦役で再共演した『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』。

女優になる夢をあきらめ、夫フランク(レオナルド・ディカプリオ)の出世に協力しようとするエイプリル(ケイト・ウィンスレット)。ところがフランクはエイプリルが思うほどの野心がなく、そのことで度々衝突する夫婦を通して、自己実現の夢と家族の間で揺れ動く感情を描くドラマです。

この作品にマイケル・シャノンは、不動産会社の女性ヘレン(キャシー・ベイツ)の息子ジョンを演じ、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。ジョンは、一見普通の男性ですが、夫婦のすれ違いのきっかけとなる計画を支持し、それが中止となったことでふたりを激しく責めます。そのために最終的にフランクが不満を爆発させ、夫婦の関係は修復不可能なものになってしまいました。

マイケル・シャノンが超クレイジーな代表作『テイク・シェルター』

小さな田舎町で、家族と平凡な生活を送っていたカーチス(マイケル・シャノン)は、 ある日、大災害の夢を見るようになります。悪夢を見続けるうち、まもなく天変地異が起きると思い込んだ彼は、自宅の庭にシェルターを掘り始めました。彼の突飛な行動は、家族も周囲の人々も理解できず、カーチスは孤立していき、周囲の不安を煽り始めます。

この新感覚のサイコ・スリラーは、第56回カンヌ映画祭で批評家週間グランプリを獲得したほか、FIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞を受賞しました。他にも第37回ドーヴィル・アメリカ映画祭でグランプリを受賞し、トロント国際映画祭でも上映されました。

マイケル・シャノンは、漠然とした不安から狂気に動かされる主人公を熱演し、インディペンデント・スピリット賞にノミネートしたほか、ニューヨーク映画批評家オンライン賞主演男優賞を含む6つの賞を受賞しました。

変わり者の役どころが多い?俳優マイケル・シャノン

映画『テイク・シェルター』でのカーチス役をはじめとして、クレイジーであったり、不安定な気性の持ち主であるといった役どころが多いといわれているマイケル・シャノン。

彼は「(キャスティングする側に)自分がそういう風に見えているのかもしれない。けど僕が演じてきた役はそれぞれが興味深くて、違った個性を持っていた。似ているところはあまりなかったように思う。だけど自分自身や社会にだって、不安感だったり問題はつきもの。そういった不安を表現しているのが僕が演じたようなキャラクターなんだと思うよ」と語っています。

実はバンド活動もしていた!

マイケル・シャノンは、2002年にCorporalというバンドを結成しました。バンドでは、作詞・作曲のほかにシンガーを担当し、2010年にアルバム『Corporal』をリリースしました。

『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』でロサンゼルス映画批評家協会賞助演男優賞を受賞

リーマンショック後のアメリカを舞台に、住宅ローン返済不能で家を差し押さえられた人々の実話をもとに制作されたサスペンス映画です。

アンドリュー・ガーフィールド演じる主人公デニス・ナッシュは、無職のシングル・ファーザー。ある日、長年暮らしてきた家を強制退去させられてしまいます。家族の思い出がつまった家を取り戻そうと、デニスは自分たちを家から追い出した不動産ブローカーとともに、かつての自分と同じ境遇の人々を住宅から追い出し、両親の呵責と戦いながら大金を稼いでいきます。

マイケル・シャノンが演じるのは冷酷な不動産ブローカーのリック・カーバーで、金儲けのために多くの人の生活を犠牲にしていきます。この役でシャノンはロサンゼルス映画批評家協会賞助演男優賞、サンフランシスコ映画批評家協会賞助演男優賞を受賞しました。

マイケル・シャノンの2016年の活躍が凄い!

マイケル・シャノンは、2016年の1年間に公開が予定されているだけで12本の映画に出演することが決定しています。先に紹介した『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』ほかの注目作品を見ていきましょう。

『Elvis & Nixon(原題)』

エルヴィス・プレスリーとニクソン大統領の密会の様子を描いた歴史コメディ作品です。

若者たちに麻薬が蔓延した責任が自分にもあると考え、麻薬危険物取締局の架空の役職、総括連邦職員に自分を任命してほしいと訴えるプレスリーと、若年層の支持率をなんとか伸ばしたいニクソンとの実際に行われた密会をもとにした作品で、シャノンはプレスリーを演じています。

『Midnight Special(原題)』

父親と、特殊な能力を持つ8歳の息子を描いたSF作品『Midnight Special(原題)』です。少年の父親ロイの役のマイケル・シャノン以外には、キルスティン・ダンストや『ゼロ・ダーク・サーティ』のジョエル・エドガートン、『スターウォーズ:フォースの覚醒』のアダム・ドライバーなどが出演します。

『Salt and Fire(原題)』

大企業の環境破壊により引き起こされた南アフリカの火山の噴火危機を回避するため、科学者たちと企業の従業員とが価値観の違いを超えて協力しなければならなくなります。

マイケル・シャノンの役柄は今のところ不明ですが、科学者のひとりとして『モーターサイクル・ダイアリーズ』などのガエル・ガルシア・ベルナルが出演することがわかっています。

『Wolves(原題)』

コーネル大学のバスケットボールチームにスカウトされた18歳のアンソニー・ケラーは、スポーツマンで優等生、安定した関係のガールフレンドも良い友達もいる高校生です。しかし彼の家ではギャンブル依存症の父と、家族の分裂をなんとか避けようとする母が始終衝突していました。

問題のある家庭から自分の未来を切り開こうとする少年の姿を描くもの作品で、『スパイ・キッズ』シリーズや『ウォッチメン』のカーラ・グギノが母親役を、父親役をシャノンが演じます。

『Loving(原題)』

結婚するということで、刑務所に入るよう通達された異人種カップルをめぐって人種問題にスポットを当てた社会派ドラマ。マイケルが演じるのはグレイ・ヴィレットという人物ですが、詳細はまだ明らかになっていません。現在映画は撮影とのことです。

その他の出演作

砂漠で生き延びようと強盗や詐欺を繰り返す兄弟を描くウェスタン映画『Poor Boy』では、主人公のグリッグ兄弟のひとりを演じます。

ファッションデザイナーのトム・フォードの監督2作目となる『Nocturnal Animals(原題)』にも出演が決まっています。また、コメディ映画『Pottersville』とヒューマンドラマ『Loving』にも出演します。

2016年も出演作目白押しのマイケル・シャノンに注目が集まっています。