2017年7月6日更新

ちすん、よしもとの劇団に所属する今大注目の美人女優!デビューから有名出演作までおさらい

わたし、結婚できないんじゃなくて、しないんです

よしもと舞台出身の技巧派美人女優ちすん。抜群のスタイルとその美貌のヒミツとは?ちすんのデビューのキッカケから積み重ねてきたキャリア、更に今後の女優活動まで、日々進化を遂げていくその軌跡を辿っていきます。

ちすんのプロフィール

ちすんは大阪府出身のよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の女優で、韓国籍の在日3世で本名は金 智順(キム・ヂスン)といいます。高校生の頃に出演していたクラシックバレエの公演でスカウトされたことをきっかけに、劇団「よしもとザ・ブロードキャストショウ」に加入します。

特技は、服飾デザインやバレエ、169cmの高身長を生かし、韓国舞踊では高校日本一にもなっています。その抜群のスタイルの維持の秘訣は、現在でも続けているヨガやピラティス、バレエ等のよう。3姉妹の1人で、姉の金明順(キム・ミョンスン)はFM802でDJを務めていたこともあるそうです。

『超星神グランセイザー』の敵役でテレビデビュー

2003年、テレビ東京の特撮番組『超星神グランセイザー』で敵女戦士・ルシア役を皮切りに、ちすんはドラマや映画にもその活動の幅を広げていきます。

映画デビューは2005年に公開された井筒和幸監督の映画「パッチギ!」で、沢尻エリカ演じる主人公リ・キョンジャの親友のシルサ役を熱演しました。この作品で芝居に厳しい事でも有名な井筒和幸監督に見初められたちすんは、2007年には同監督の映画『パッチギ! LOVE&PEACE』や2010年の映画『ヒーローショー』にも出演し、井筒組の常連女優としても注目を集めています。

2005年に芸名を「ちすん」へ改名

映画デビューした2005年、本名の金 智順(キム・ヂスン)から「ちすん」に改名しています。特に自身の韓国籍を隠しているわけではないので深い意味はありませんが、広く回りのスタッフやキャストに自分の名前を気軽に覚えてもらう為、わかりやすいひらがなでに改名したそうです。

NHK朝ドラにはすでに2度出演

映画ファンだけでなく、ちすんの知名度が一般的なお茶の間にまで広がったのは、NHKの連続テレビ小説『風のハルカ』と『マッサン』の出演がきっかけです。

2005年に放送されたNHKドラマ『風のハルカ』では、村川絵梨演じる主人公のハルカの同僚深田亜津子を演じています。家族の再生をテーマしたこの作品で、ちすんは人間味溢れた自然体の演技で一躍注目を浴び、ドラマ出演が増えたきっかけでもある作品でした。

そして2014年から放送されたNHKドラマ『マッサン』では、玉山鉄二演じる主人公の亀山政春の近所の住民桃子を演じ、再び世間の注目を集めます。シャーロット・ケイト・フォックス演じるヒロインの亀山エリーを、当初警戒しつつもやがて打ち解けあってゆくその様は、大正時代、まだ日本人が閉鎖的で異人種との交流が少なかった頃の、古き良き牧歌的な日本人女性像を見事に演じ切りました。

相次いで注目作品に出演!

人気短編小説の映画化

2016年2月よりちすんは、杉野希妃監督の初長編作品『マンガ肉と僕』でさやか役を熱演しています。

本作品は、第12回「女による女のためのR-18文学賞」を受賞した朝香式の同名短編小説を映像化した作品で、現代の若者達のアイデンテティーの欠如をモチーフにした、鋭くシニカルな青春ラブコメディーです。

三浦貴大演じる引っ込み思案な性格の主人公ワタベと勉強合宿で出会う3人目の女性さやかを演じたちすんは、これまで気の強いアグレッシブな役の多かった彼女のその等身大のナチュラルな芝居が話題を呼んでいます。

野村萬斎主演作

野村萬斎演じる物や場所に残った人間の記憶や感情「残留思念」を読み取ることができる特殊能力をもった元お笑い芸人仙石和彦と、宮迫博之演じる和彦の元相方マイティ丸山が繰り広げるサスペンスコメディー。2人は「マイティーズ」というコンビで世間を一斉風靡したのも今は昔。その能力の代償に精神をすり減らし、コンビも解散した後和彦はマンションの管理人として隠遁生活を続けていた。コンビ解散後はピン芸人として活動していた丸山の所属事務所を訪れた女子高生が行方不明者の捜索を依頼したことから、2人は再開し再びその能力を使って様々な事件に挑んでいく。

ちすんはその行方不明となった音楽教師の沢村雪絵の同僚である美しき音楽教師・伊藤忍を演じています。

TBSドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』2016年4月より放送予定

水野敬也のブログ「ウケる日記」で連載されていた「スパルタ婚活術」を原案にしたコメディードラマ。

徹底した“男目線”で行き遅れたアラフォー女子達に向け恋愛指南をする本作品で、ちすんは、中谷美紀演じる主人公橘みやびが経営する青山美容皮膚科クリニックの毒舌部下野村梨花(大政絢)の同僚三好こず恵役役を演じています。

話題のコミック原作ドラマに出演!

2016年10月より放送のテレビ東京系深夜ドラマ『吉祥寺だけが住みたい街ですか』。吉祥寺の重田不動産を営む双子姉妹が「吉祥寺は良い街だ」という幻想を抱いて来たお客さんに、吉祥寺以外でその人にピッタリの物件を紹介していく漫画原作の物語です。

このドラマで双子を演じたのは森三中・大島、メイプル超合金・安藤なつ。ちすんは、双子姉妹の幼馴染で同級生の温井しずかを演じています。

ちすんの思い

テレビ、映画、CMからバラエティーにまで引っ張りだことなったちすんは、新聞の取材で以下の様にコメントしています。

「『パッチギ!』の撮影に参加して、スタッフが在日のことを理解しようとしながら作品を作っている現場を肌で感じて、とても開かれた気持ちになった。文化も国家も歩み寄ることが大切。韓半島と日本の関係も、在日と日本社会の関係も、直接ふれあい、知り合うことがまず第一歩。そこから本当の意味での関係が始まると思う。私達の存在は複雑だし、いまも在日としての生き方については考え続けている。だからもし、あなたの故郷はと聞かれたら、韓国でも日本でもなく在日としての大阪でしょうか、と答える」
(2009/03/13 東洋経済日報より抜粋)

幼少期に母親を失い、自他共に認める負けず嫌いなちすんが、そのマルチな才能を開花させた裏には、様々な心の葛藤があったのかもしれません。