2017年7月6日更新
福山雅治、役者としても歌手としてもマルチに活躍するイケメンの意外と知らないエピソード11選
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1:サラリーマンをやめ、アミューズのオーディションを受ける
福山雅治は、高校卒業後に電機メーカーで営業職として働いていました。しかし、4ヵ月で仕事を辞めて上京。ミュージシャンになる夢を追い始めます。
東京では、ピザ屋や木材会社などでアルバイトをしていたそうです。そして、1988年に新聞で「アミューズ・10ムービーズオーディション」の存在を知り、オーディションに参加しました。「アミューズ・10ムービーズオーディション」とは、株式会社アミューズの創立10周年を記念して制作された10本の映画に出演する俳優を選ぶためのオーディションです。
オーディションは3,4次程あった後に最終審査が行われ、最終審査を受ける人には電話で知らせがいきました。しかし、当時は電話に加入するためにかかるお金が高かったため、福山雅治は電話を持っていなかったそうです。
最終審査の通知の来なかった福山雅治は審査当日、当時所有していた中古車で奥多摩にドライブに行くことにしました。しかし、途中で車のマフラーが取れてしまうハプニングが発生。自宅のあるアパートにマフラーを直しに帰りました。するとそこにオーディションの最終審査に来るようにという電報が届いたそうです。
その後、急いでオーディション会場に行き、無事に合格しました。
2:実は歌手としてではなく俳優としてデビューしていた
福山雅治は、1988年11月26日に公開された映画『ほんの5g』で俳優としてデビューしました。本作は、就職活動で苦戦している短大生の寿明日香の生活が、パチンコ屋で大フィーバーを出したことをきっかけに変わっていくという内容の作品です。福山雅治は主人公の寿明日香の幼馴染で恋人の橋本三蔵を演じています。
1990年3月21日にシングル『追憶の雨の中』で歌手デビューを果たしました。レコーディングは1988年10月から行われており、当初は1989年5月に歌手デビューする予定でしたが、自分のキーに合わない歌を歌って声帯にポリープが出来てしまったために延期されていたそうです。CDの初回出荷枚数は2800枚でした。
3:出演したドラマ『ひとつ屋根の下』が大ヒット
1993年にはフジテレビの「月9」枠で放送された『ひとつ屋根の下』に木内雅也役で出演しました。本作は、両親の事故死により生き別れになっていた柏木家の兄弟6人が再び一緒に暮らすことになり、家族の崩壊の危機を乗り越えながら絆を深めていく作品です。福山雅治が演じた木内雅也は、柏木家の次男で両親の死後に父親の友人の養子となった研修医です。
本作の平均視聴率は、28.4%で、11話に最高視聴率37.8%を記録した大ヒットドラマとなりました。11話の37.8%というのはフジテレビのドラマの最高記録で2016年現在も破られていません。1994年には続編の『ひとつ屋根の下2』が放送されました。
福山雅治演じた木内雅也の「あんちゃん」や「小雪ぃ…」というセリフは放送終了後も多くの芸能人に真似をされています。「あんちゃん」は、柏木家の長男である達也を呼ぶ時のセリフで、「小雪ぃ…」は、柏木家の長女で血の繋がらない妹の小雪を呼ぶ時のセリフです。
4:『ガリレオ』シリーズは自身の代表作に
2007年からは、ドラマ化・映画化されて話題となった『ガリレオ』シリーズに主演の湯川学で出演しました。本作は、帝都大学理工学部物理学科准教授の湯川が事件中に起こる超常現象を解き明かして事件を解決するという作品です。福山雅治が演じた湯川は、学生時代の同期の刑事・草薙俊平や研究室の学生から「変態ガリレオ」と呼ばれる理屈屋の准教授です。
本作では、プロデューサーの鈴木吉弘に頼まれて音楽も担当しました。中でも連続ドラマ第1シーズンと『ガリレオΦ(エピソードゼロ)』のテーマ曲『vs. 〜知覚と快楽の螺旋〜』は、初めて手掛けたインストゥルメンタルとして知られています。
また、連続ドラマの第1シーズンと映画『容疑者Xの献身』で湯川学に事件の捜査協力を依頼し、相棒として活躍する新人刑事の内海薫を演じた柴崎コウとKOH+(コウプラス)というユニットを組み、主題歌を担当しました。柴崎コウがボーカル、福山雅治がギターとバックボーカルを務めました。
連続ドラマの第1シーズンは2007年10月から12月までフジテレビの「月9」枠で放送されました。主題歌は、内海薫をイメージして作られた『KISSして』です。
2008年10月4日には映画『容疑者Xの献身』が公開されました。本作は、福山雅治の映画初主演作品です。主題歌は前作同様、内海薫をイメージして作られた『最愛』です。
2008年10月4日にはドラマ『ガリレオΦ(エピソードゼロ)』も放送されました。本作は、連続ドラマ第1シーズンの3年前が舞台で、湯川学が草薙俊平に頼まれて初めて警察に捜査協力した事件を描いています。主題歌は、『KISSして』ですが、本放送終了後に『最愛』のライブ映像が放送されました。
2013年4月から6月まで連続ドラマの第2シーズンがフジテレビ系列の「月9」枠で放送されました。柴崎コウが演じている内海薫は第1話でアメリカのオクラホマに研修のために旅立ちます。そして湯川学の相棒が吉高由里子が演じるキャリア刑事の岸谷美砂に代わります。
しかし、柴咲コウはKOH+として主題歌を担当し続けます。本作の主題歌は岸谷美砂をイメージして作られた『恋の魔力』です。これがKOH+が担当した最後の主題歌です。
2013年6月23日には、『ガリレオ XX(ダブルエックス) 内海薫最後の事件 愚弄ぶ』が放送されました。本作は、内海薫がオクラホマに行く前日からを描いたスピンオフ作品で柴崎コウが主演を務めました。
2013年6月29日には『真夏の方程式』が公開されました。本作は2013年度の邦画興行収入ランキングの実写部門で1位となり、第37回日本アカデミー賞話題賞作品部門を受賞しています。
5:NHK大河ドラマ『龍馬伝』では坂本龍馬を演じる
2010年1月3日から11月28日まで放送されたNHK大河ドラマ『龍馬伝』にも出演しました。本作は、明治時代に三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎が記者の坂崎紫瀾による取材を受け、坂本龍馬について語るという内容の作品です。
福山雅治は、役作りのために髪を伸ばしたり、日焼けで肌を黒くしたりし、龍馬の姿を忠実に再現しました。しかし、その一方で新しい坂本龍馬像を作り上げることを目指していたそうです。
6:男性が選ぶなりたい顔ランキングでは殿堂入り
2008年からORICON STYLEが行っている「男性が選ぶ"なりたい顔"ランキング」では、5年連続で1位に輝き、殿堂入りをしています。10代から40代までどの層でも1位に輝き、年齢を問わず人気であることが勝因だと考えられます。
年齢を重ねても爽やかでかっこよく、時折見せる渋みも魅力的なため、1日でもいいから福山雅治のような顔になって注目されてみたいと憧れる男性が多いようです。
7:ラジオでの下ネタがすごい
1991年4月にfm yokohamaで放送されていた『ROCK AGE』の出演以降、様々なラジオ番組のパーソナリティーを務めています。2016年現在はTOKYO FMで放送されている『福山雅治 福のラジオ』に出演しています。
そんな福山は、今までラジオ番組で下ネタ発言をしてきました。たとえば、『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ』では格闘家の山本"KID"徳郁に影響を受けて「オレはオ●ニーの神様の子ども!マーラ・ダンコーン!!」と発言しています。また、「オレは仮性包茎だ。でも、オレはそれをかっこ悪いと思ってないから、ラジオで言うよ」という発言もし、リスナーの男性を勇気づけました。
これらの下ネタ発言は1974年から1985年まで放送されていた『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』に影響を受けているそうです。この番組のパーソナリティーの二代目笑福亭鶴光も番組内で「乳頭の色は?」、「わたくし男根を持っております」などと下ネタ発言をしていました。この番組を愛聴していた福山雅治はこれらの発言を聞いて、ラジオでは下ネタを言うものだと思うようになったそうです。
8:『そして父になる』では賞を総なめに
2013年9月18日に公開された『そして父になる』では初の父親役に挑戦しました。本作は新生児取り違えをテーマにした感動作です。福山雅治は、エリート建築家で厳格な父親・野々宮良太を演じ、今まで育ててきた息子を育てるべきか実の息子を育てるべきか葛藤する役どころを演じています。
本作は第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され審査員賞を受賞して以降、日本国内の映画賞や国外の映画祭などで作品賞や観客賞などを数多く受賞し、話題となりました。福山雅治個人としては第35回ヨコハマ映画祭の主演男優賞、第37回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞、第28回高崎映画祭の最優秀主演男優賞の3つの賞を受賞しています。
本作の監督の是枝裕和とスティーブン・スピルバーグが対談をし、アメリカの映画会社・ドリームワークスでリメイクが作られることが決まりました。
9:写真家としての一面も
1994年に発売されたシングル『HELLO』のジャケットを撮影した写真家の植田正治とフォトセッションを行ったことをきっかけに、写真家としても活動しています。花田裕之や尾崎亜美などのCDのジャケット撮影や、NICOLE 2000年春夏コレクションイメージポスター撮影など様々な活動をしてきました。
2000年のシドニー大会から4大会連続でテレビ朝日系列の夏季オリンピックのオフィシャルカメラマンを務めています。大会で感じた感動を自分の作品として表現し、伝えようと努力しているそうです。
写真家として活動を始めてから様々な写真家と写真展を開催したり、写真集を出版したりしていましたが、2004年には初の個展『Domani Presents 福山雅治作品展 〜旅・記憶の柱〜』を開催し、2006年には初の個人の作品集『f5.6のハロー 1/125のサヨナラ』を発売しました。
10:2015年にはとうとう結婚!ましゃロスって何?
2015年9月28日には吹石一恵と結婚して、NHKを含む多くのマスコミで報道されました。NHKで芸能人の結婚のニュースを取り上げるのは異例のことです。
多くの女性ファンがショックを受けて「ましゃロス」という言葉が生まれました。この言葉は2015年の流行語大賞にノミネートされています。
女性ファンは自分と福山雅治が結婚できないことを分かっていながらも一種の「疑似恋愛」をしていたため、福山の結婚によって失恋したかのような気分となってショックを受けたと考えられます。「ましゃロス」に陥った女性は会社を早退したり、やけ酒を飲んだりしていたようです。
11:福山雅治の今後
月9ドラマ『ラヴソング』
2016年4月から放送されるフジテレビ系列の月9ドラマ『ラブソング』に主演することが決まっています。福山雅治が連続ドラマに出演するのは『ガリレオ』の第2シーズン以来3年ぶりで結婚後初めてのことです。
本作は、元ミュージシャンの天性の歌声を持った女性との出会いをきっかけに失いかけた人生を取り戻そうとするヒューマンラブストーリーです。福山雅治は、ミュージシャンとしてデビューしたものの1曲しかヒットせず、現在は企業カウンセラーをしている44才の男性・神代広平を演じます。
映画『SCOOP!』
2016年10月に公開される『SCOOP!』には主演することが決まっています。フリーランスで活動しているカメラマンと写真週刊誌の新人記者がタッグを組み、スクープを獲得していく内に大きな事件を追うことになるという内容です。
福山雅治は、写真週刊誌「SCOOP!」編集部に在籍していた時には数々の伝説的スクープをモノにしていたが、フリーランスとなってからは芸能スキャンダルを中心に追うパパラッチとなり、借金を抱えている中年・都城静を演じています。髪と髭を伸ばしたり、衣装をクランクイン前から着てなじませたりするなど徹底的な役作りをしているそうです。