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映画『三度目の殺人』あらすじ・キャスト【福山雅治主演の法廷サスペンス!ネタバレあり】

2017年9月16日更新

是枝裕和監督の最新作『三度目の殺人』が2017年9月9日に公開されました。福山雅治と役所広司のW主演による本作品は、法廷サスペンスとのこと。2017年日本アカデミー賞大本命の本作の、キャストからあらすじまでを紹介します。

『三度目の殺人』是枝監督×福山雅治、その他豪華キャストで贈る法廷サスペンス

特報映像から伝わる映画の緊張感

2017年9月9日に是枝裕和監督による最新作『三度目の殺人』が公開。福山雅治と役所広司のW主演による、法廷をテーマにした心理サスペンス作品。

福山雅治は『そして父になる』以来是枝作品2作目となり、役所広司は本作で初めて是枝組に参加します。

今回は2017年公開邦画で注目作となりそうな『三度目の殺人』について紹介していきます。

映画『三度目の殺人』のあらすじ・ストーリーの内容は?

1分半の予告編が公開!

重盛は勝利にこだわる弁護士。ある時、殺人容疑のかかった男の弁護をする事になります。その男の名は三隅と言い、30年前に強盗殺人の前科を持つ男でした。

今回、三隅にかけられたのは、自分を解雇した工場の社長を殺して金銭を盗んだという容疑。容疑はほぼ確定しており、このままいけば有罪は確実と思われていました。

最初はやむを得ず仕事を受けた重盛でしたが、三隅と話す内に本当にこの男が犯人なのか?と思い始めます。どんなに会話を重ねても三隅からどうしても動機が見えてこないのです。

もし、彼が犯人だとしたら一体どんな理由で社長を殺したのか?重盛の視点で事件の真相に迫っていきます。

『三度目の殺人』に原作はなし!オリジナルストーリーに注目が集まる

ロゴ『三度目の殺人』
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これまで是枝裕和が手がけヒットした映画『誰も知らない』や『そして父になる』、『海よりもまだ深く』などはすべて監督のオリジナル脚本。小説や漫画などの原作はありません。 脚本力に定評がある監督ですが、本作も彼の脚本力が光る作品となりそう。予告やあらすじを確認する限り、人間の芯に迫るような物語を展開しているようです。 映画公開前から結末やネタバレが気になってしまいますね。

【ネタバレ注意】映画を徹底考察・解説!

こちらの記事では映画の詳しいネタバレから、監督が描きたかった真実とは何だったのかを考察しています。

是枝監督作で福山雅治と役所広司の豪華キャストの共演が実現!

是枝監督と福山雅治と言えば2013年に公開された映画『そして父になる』でタッグを組んだことが記憶に新しいのではないでしょうか?『そして父になる』では、息子を取り違えてしまった二組の夫婦を描き、福山は父親の一人でエリートサラリーマンの野々宮良多を演じました。

映画『三度目の殺人』は『そして父になる』以来、2度目のタッグとなります。

そこに名前を加えるのはベテラン俳優の役所広司。このキャスティングは、役所が是枝監督に送った「そろそろですね」という手書きのメッセージが入った年賀状がきっかけだったそう。

日本映画界を担う豪華製作陣による映画となりそうです。

【ネタバレ注意】『三度目の殺人』の裏話を是枝裕和と坂元裕二が語りつくす!

是枝裕和、坂元裕二『三度目の殺人』
(C)2017『三度目の殺人』製作委員会

映画公開を直前に控えた8月25日。本作の監督を務めた是枝裕和と、『カルテット』などを手掛けた人気脚本家の坂元裕二によるトークイベントが開催されました。 映画『三度目の殺人』のキャスティング秘話や、ヒットドラマ『カルテット』との共通点など、ファンなら見逃したくない情報をたっぷり語っています。 以下の記事には、ドラマ『カルテット』と『三度目の殺人』のネタバレが含まれていますので、読む際には注意してください。

キャスト紹介!勝利主義の弁護士を演じるのは福山雅治

重盛/福山雅治

福山雅治『三度目の殺人』
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勝利至上主義のエリート弁護士で、殺人の容疑を掛けられた三隅を弁護する重盛を福山雅治が演じます。裁判で勝つためなら事件の「真実」は二の次で、依頼人の理解や共感などは必要ないと言い切るような男です。

主演を務めた福山雅治は、風変わりな物理学者・湯川を演じた『ガリレオ』シリーズや2010年に大河ドラマで主演した『龍馬伝』など多数のヒット作に出演。音楽では『桜坂』や『はつ恋』などの名曲を数多く発表しています。長年独身を貫いていましたが、2015年に女優・吹石一恵との結婚を発表しました。

物語の鍵を握る容疑者・三隅を役所広司が演じる

三隅/役所広司

福山雅治、役所広司『三度目の殺人』
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過去に前科を持ち、自分を解雇した工場長を殺した罪で起訴される殺人犯・三隅を演じるのは役所広司です。接見室で重盛から殺人の動機を聞かれるも、どこか他人事。次第に重盛は、「三隅は殺人を犯したのか」「真実は何なのか」と頭を悩ませます。

からっぽな殺人犯・三隅に息を吹き込んだのはベテラン俳優の役所広司です。今まで様々な作品で殺人犯役を演じてきた役所広司ですが、本作で魅せる“異質な”殺人犯像は、監督の想像を超えるものだったんだとか。

若手実力派女優の広瀬すずも参戦!映画のキーパーソンに

山中咲江/広瀬すず

広瀬すず、斉藤由貴『三度目の殺人』
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被害者の娘・咲江を演じるのは広瀬すず。映画にドラマにCMに引っ張りだこの人気若手女優です。咲江は足が悪く、物静かな少女。物語のカギを握る重要な少女を広瀬が繊細に演じ切っています。

また、本作の監督である是枝監督の作品への出演は『海街diary』(2015年)以来2回目となっています。『海街diary』では多くの新人賞を獲得し、女優・広瀬すずとしての評価を上げた作品となりました。

監督は『そして父になる』など名作を世に送り出した是枝裕和

是枝裕和
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今回の映画で監督と脚本を務める是枝裕和。1962年6月6日生まれで、映画制作会社に勤め、ADをしながら演出家など務めていましたが、1995年に『幻の光』という、喪に服す女性の姿を描いた作品で監督デビューしました。

代表作の1つであり、子供の取り違えをテーマに、息子や家族と向き合う夫婦の姿を描いた『そして父になる』は、国際的にも高い評価を得、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞しています。

2015年の『海町diary』など、家族を描くことの多かった是枝監督にとって、法廷ミステリーというジャンルは以前から挑戦したかったテーマだったそうです。どのような是枝ワールドが展開されるのか、楽しみですね。

映画『三度目の殺人』の脇を固めるキャストを紹介

山中美津江/斉藤由貴

被害者の妻・美津江を演じるのは元アイドル歌手の斉藤由貴です。夫を殺された美津江は、娘の咲江とともに重盛と裁判でたたかうことになります。

斉藤由貴は1984年に第1回東宝シンデレラオーディションで最終選考に残り、芸能界デビューを果たします。80年代を代表する女性アイドルとなりましたが、2017年8月には不倫疑惑が報道され世間を騒がせました。

摂津大輔/吉田鋼太郎

重盛とともに事件解明にあたる同期の弁護士・摂津を演じるのは吉田鋼太郎です。三隅の件は始め摂津が担当していましたが、供述が二転三転する三隅の態度に呆れて重盛に助けを求めます。

吉田鋼太郎は近年『半沢直樹』『MOZU』シリーズ『花子とアン』『ゆとりですがなにか』などの話題作への出演を続けています。また2017年は本作の他、『帝一の國』『ちょっと今から仕事やめてくる』『ミックス。』といった話題作に出演しています。

川島輝/満島真之介

重盛と同じ事務所に所属する若手弁護士・川島を演じるのは満島真之介です。「無駄な命なんてどこにもない」と発言するように弁護に対して熱心ですが、重盛とはしばしば主張がすれ違うところがあります。

満島真之介は女優・満島ひかりの弟です。2017年は本作の他、映画『無限の住人』『忍びの国』へ出演しました。

服部亜紀子/松岡依都美

重盛の弁護士事務所の事務員・服部を演じるのは松岡依都美です。分かりやすい関西人で、ピリピリした事務所を和やかにする役目を果たしています。

松岡依都美は文学座附属演劇研究所出身の女優で、安定感のある演技が高い評価を得ています。本作の監督である是枝監督の作品への出演は『海よりもまだ深く』以来2回目です。

篠原一葵/市川実日子

検察官の篠原を演じるのは市川実日子です。『シン・ゴジラ』での演技を彷彿とさせるような、ハキハキとした口調の検察官役です。

市川実日子はモデルとして芸能界デビューを果たし、1998年に女優としての活躍を開始しました。2003年の初主演映画『blue』ではモスクワ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞しました。

重盛彰久/橋爪功

橋爪功が演じるのは、福山演じる重盛弁護士の父親の彰久です。彰久は30年前に三隅が起こした事件の裁判長でした。

近年では映画『東京家族』『母と暮せば』『海よりもまだ深く』など、ベテラン俳優の魅力を発揮しながら話題作に出演しています。

ベネチア国際映画祭のコンペ部門に正式出品!

上映後、大喝采が6分間止まらなかった!

レッドカーペット『三度目の殺人』
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イタリア・ベネチアにて8月30日から開催される国際映画祭に、本作が正式出品され9月9日に授賞式が行われました。 惜しくもベネチア国際映画祭の最高賞である「金獅子賞」は、逃す結果となってしまいましたが、公式上映ではエンドロールが始まる前から約6分間、スタンディングオベーションが起こり大喝采が鳴りやまなかったそうです。 是枝監督初作品の出品は1995年に公開された『幻の光』がベネチア映画祭で脚本賞を受賞して以来、実に22年ぶりの参加。 現地に赴いていた監督、福山、役所、広瀬は、自分たちの作品が海外で認められたことに安堵と喜びを見せており、役所は「素晴らしい上映会だった」と語っています。

バリアフリー上映の新技術「UDCast」を『三度目の殺人』より導入!

『三度目の殺人』UDCast
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見えない・見えにくい人にも、聞こえない・聞こえにくい人が“いつでも どこでも 映画を楽しめる”サービス「UDCast」が、『三度目の殺人』より導入されます。 「UDCast」とはスマートフォンなどの携帯端末で音声を拾うことで、字幕や手話、音声ガイダンスに変換し視覚障害者や聴覚障害者の方でも作品を楽しめるサービス。 全国ロードショー作品が、上映期間中に「UDCast」を本格導入するのはこれが初めて。立川シネマシティ、川崎チネチッタ、ミッドランドスクエアシネマ、大阪ステーションシティシネマの4劇場で専用メガネの貸し出しを行うようです。