1:1,000人の中の5人に選ばれ、俳優育成塾『無名塾』に入る
『無名塾』とは仲代達矢が主催する演劇塾です。希望すれば誰でも入れる演劇塾ではなく、当時は1000分の5しか枠がありませんでした。入塾することも難しければ、塾生として活動することもとても大変で厳しいことで知られています。
『無名塾』に所属して活動している俳優は、役所広司、益岡徹、若村麻由美などがいます。上川隆也が落とされたというのは有名なエピソードです。
2:実は歌手デビューもしていた
真木よう子は『さよなら渓谷』で歌手デビューも果たしました。かねてより親交のあった椎名林檎が作詞作曲した映画主題歌『幸先坂』がデビュー曲となりました。
映画のヒット祈願イベントでは
「歌手でない私が皆さんの大切な映画の曲を歌っていいのか、プレッシャーがあった」
と葛藤を告白していました。
3:仲代達矢との確執
『無名塾』時代に、日課である早朝の持久走を「さぼったのか?」と仲代達矢に疑われ、真木よう子は「さぼってない!」と激怒し、そのまま塾を辞めてしまったと言われています。
1998年に『無名塾』を辞めた真木よう子ですが、15年後の2013年「報知映画賞」の表彰式で仲代達矢への感謝の気持ちを表しました。
4:日本人初のルイ・ヴィトンの街頭広告モデルに抜擢
2013年11月、ルイ・ヴィトン新宿店がオープンし、その記念としてファッション誌「Numero Tokyo」(ヌメロ・トウキョウ)とコラボレートしたビルボードビジュアル(街頭広告)が掲げられました。このモデルに真木よう子が選ばれましたが、日本人が街頭広告のモデルに選ばれたのは、これが初めてのことでした。
オープニングセレモニーに出席し、「ファッション業界の中に入らせていただけて光栄です」と笑顔でコメントしました。
5:元俳優の片山冷雄との結婚と離婚
真木よう子は2008年に、『WATER BOYS』に出演した俳優の片山冷雄と「できちゃった婚」をします。翌年5月に長女を出産してから仕事に復帰し、片山が家庭に入ることになりました。
何度も夫婦喧嘩を目撃されていた二人でしたが、2015年9月に離婚が成立。慰謝料なしの円満離婚で、長女の親権は真木が持つことになりました。
6:実は大のマンガ好き
真木よう子は、人気漫画家うすた京介原作の『ピューと吹く!ジャガー~今、吹きにゆきます~』に声優として参加し、ミステリアスな王女役に挑戦しました。もともと、うすたの大ファンで、『ピューと吹く!ジャガー』を一時期ずっと枕元に置いていたくらいハマっていたそうです。
「+act」(プラスアクト)に掲載されていた漫画家との連載対談では真木のマンガ愛が炸裂していました。最終回では念願が叶い、一番会いたかったという『三丁目の夕日』の作者である西岸良平との対談が行われました。
7:「氷結」のCMではヒゲダンスを披露
2016年2月16日にスタートした「キリン氷結」のCMに出演しています。「私のこと、クールな女だと思ってます?」と問いかけてから、タキシードと口ひげをつけて登場し、加藤茶と共にコミカルにヒゲダンスを踊るというもの。撮影時に、二人の動きが面白すぎて監督が、なかなか「カット」をかけられなかったそうです。「クールなイメージの真木よう子のヒゲダンスが可愛い!」と話題になっています。
8:真木よう子の性格は見た目通り?!
真木よう子と言えばボーイッシュなショートカットが魅力的。性格も兄一人、弟二人という男兄弟のなかで育ったということもあって「男っぽくてサバサバしている」とのことです。
映画『SP 野望編』の現場でエキストラの方々にお礼を言うとき、「女のかっこいい時代を作りましょう。ヨロシク」と言い、岡田准一はじめ共演者は「かっけえ!永ちゃん!」と叫んだというエピソードも残っています。
まさにかっこいい女性代表、という感じです。
9:真木よう子の交友関係
本人いわく、芸能界で一番仲がいいのは『パッチギ!』で共演した
だそうです。
また、椎名林檎や木村カエラ、大塚愛など、女性シンガーとも交流があり、映画『さよなら渓谷』では椎名林檎が提供した楽曲を真木よう子が歌うという夢のようなコラボレーションが実現しました。
ほかにも、木村カエラや大塚愛のライブにゲストラバーズとして参加したこともあるようです。