2017年9月15日更新

真木よう子のイメージが変わりつつある?『セシルのもくろみ』からコミケ騒動、Twitter削除まで

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真木よう子

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真木よう子のこれまでの経歴

真木よう子『孤狼の血』
©2018「孤狼の血」製作委員会

女優の真木よう子は2006年の『ゆれる』にて第30回山路ふみ子映画賞新人女優賞受賞を受賞。 さらに『SP』での笹本絵里役や『MOZU』の明星美希役を演じており、世間ではクールな女性、かっこいい女性として人気を博していました。特技は陸上競技とワイヤーアクションなだけあって、アクションもできる女優という面も評価されています。 女優としての純粋な演技力も認められており、映画『そして父になる』では最優秀助演女優賞を受賞。この年は『さよなら渓谷』で最優秀主演女優賞も獲得しており、ダブル受賞となりました。そんな真木よう子が新たに演じたのが『セシルのもくろみ』の主役、宮地奈央でした。

真木よう子が2017年6月28日にTwitterを開始!

2013年から自身のインスタグラムを開設していた真木ですが、2017年6月にTwitterを開始しました。公式マークがついていないためか、声を大にして「私が本物の真木よう子です」とアピール。 多い時には1日100件以上ファンのツイートに丁寧に返信することも。またファンからの下ネタツイートにも反応したり、ドラマ『セシルのもくろみ』を宣伝するために土下座した写真を投稿するなど、自由な言動に注目が集まりました。これまでクールな印象が強かった真木よう子は“意外とぶっ飛んでる”女優としてファンに認知されるようになりました。

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『セシルのもくろみ』が低視聴率を記録し、ざわつき始める……。

『セシルのもくろみ』は唯川恵の小説を原作としたドラマです。2017年7月期ドラマとして放送され、9月7日に最終回を迎えました。真木よう子が演じる主人公の宮地奈央は専業主婦ですがある日、人気女性ファッション雑誌「ヴァニティ」に読者モデルとしてスカウトされるところから物語は始まります。 慣れない環境の中、宮地はトップモデルやライター、現場スタッフに励まされながらもモデルとして着実に成長するというストーリー。これまで女性雑誌業界を描いたドラマ『ファーストクラス』が話題を呼んだため、放送前『セシルのもくろみ』も注目されていたドラマでした。しかし放送が始まってみると低視聴率を記録。初回視聴率は5.1%で、第6話放送時には3.7%となってしまいました。 相変わらずぶっ飛び内容のツイートも行っていたため、真木はたびたびニュースに取り上げられるようになりました。

『セシルのもくろみ』低視聴率は主演・真木よう子の役どころが原因?

ドラマ『セシルのもくろみ』は冴えない主婦・宮地奈央が読者モデルとして華やかな世界の階段を駆け上がる物語です。 一見視聴者の興味を引きやすい内容のようですが、残念なことに視聴率は振るいませんでした。その原因として考えられるのが、ストーリーと主人公のビジュアルのギャップです。 「冴えない主婦」の言葉とは似ても似つかない痩せた真木よう子の姿。さらに「黒目が不自然」「カラコンを入れてる?」などのツイートも多く呟かれました。これまでメリハリのある身体で世の男女を魅了してきた真木よう子が、かなり痩せた姿で冴えない主婦を演じたことに視聴者は違和感を覚えたのかもしれません。

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コミケに出展を予定するも批判が殺到

そんな中、真木は同人誌即売会のコミックマーケットに参加することを表明。彼女は資金募集サイト、いわゆるクラウドファンディング形式によって自らの写真集を制作し、コミケで販売するつもりでした。 しかし写真集制作のために求めた資金が800万円と高額で、コミケへの理解が足りないと受け取られたことから批判が殺到。8月28日には自身のフェイスブックで参加撤回を表明しました。 加えて8月29日には真木よう子のTwitterアカウントが「????騙された????」という名前に変わり、そのまま削除となったことで後味の悪い結末になっています。

実は真木よう子にはオタク趣味があった

彼女は、これまでのスタイリッシュで出来るカッコいい女性というイメージとは裏腹に、漫画好きという一面があります。 彼女のマンガ好きは兄からの影響が大きいようで、子供のことに『ろくでなしBLUES』を読んでいたそうです。 その他にも『ピューと吹く!ジャガー』で知られるうすた京介のファンを公言しており、真木のリクエストで対談が実現。2009年に公開されたアニメ映画『ピューと吹く!ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜』では真木が声優を務めました。

コミケ騒動の原因は何?

今回のコミケ騒動が与えた傷は大きいようで、真木よう子はドラマの収録をドタキャンしていたんだとか。叶姉妹のコミケ出展はおおむね好評で迎え入れられたのですが、この差は何でしょうか? この事件の原因として噂されるのが、クラウドファンディングを募る専用サイトの運営者です。話題の芸能人によるクラウドファンディングの成功と、出版社を通さない写真集の販売という前例を作りたかったのではという声が大きくなっています。 クラウドファンディングの専用サイト運営者のプロデュースに、真木よう子が不用意に乗ってしまったのが事態の始まりなのかもしれません。

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真木よう子はこの壁をどう乗り越える……?

『セシルのもくろみ』の視聴率が振るわず、コミケ騒動やTwitterアカウントの削除と、たびたびニュースに取り上げられた真木よう子。これまでが順調だっただけに、好きなサブカルチャー関連での事件というのはショックが大きいと思われます。 ミステリアス美人女優というこれまでの彼女のイメージから神秘性が失われように見えた一連の騒動ですが、裏を返せば彼女の新たな魅力の発見となったのではないでしょうか? コミケに参加したいと思ったきっかけはファンに直接お礼が言いたかったからだと話しています。Twitterで1日100件以上ファンに返信する様子からもファン思いの女優ということが伝わってきますね。今後も多方面で活躍してほしいものです。