2017年7月6日更新

スヌープ・ドッグ、俳優としても活躍するラッパーに迫る!

スヌープ・ドッグ

全世界で3000万枚のアルバムを売上げたアメリカを代表するラッパー、スヌープ・ドッグ。ラッパーとしての足跡や俳優としての彼の姿、そして、お騒がせタレントとしての一面もご紹介します。

目次

スヌープ・ドッグって誰?

スヌープ・ドッグ(本名:カルバン・ブローダス・ジュニア)は、1971年10月20日にアメリカのカリフォルニアで生まれたラッパー、俳優です。幼い頃に母親につけられたあだ名を芸名として使っているスヌープですが、その幼少期はストリートギャングの一人として過ごします。

スヌープは幼馴染のネイト・ドッグ、ウォーレン・Gと共に、“213”というグループで共に活動していました。

そして、ラッパーでプロデューサーのドクター・ドレーが彼らのデモ・テープを聴き絶賛したことをきっかけに、彼らは広く知られ、ギャングの生き様や世界観を描いたアルバム『Doggy Style』(1993年)でデビュー。チャートでは全米1位を獲得という驚異的なヒットをしました。

その後もデビューから3作連続で全米1位を記録してアメリカを代表するラッパー、ヒップ・ホップ・ミュージシャンに。

しかしラッパーとして地位を確立したスヌープでしたが、お騒がせタレントとしても有名で、銃刀法違反や薬物の使用で度々逮捕されています。その反面、ストリート・ギャングとなってしまう若者を救う慈善団体「C.L.O.U.T(Changing Lives One Youth at a Time) Foundation」を設立し、慈善事業もしています。

スヌープは、2012年7月31日から自身の名前をスヌープ・ライオンと改名しましたが、スヌープ・ドッグとしても活動はしています。

スヌーピーに似てる?

彼の芸名、“スヌープ”と聞くと、その語感からアメリカの人気コミック『ピーナッツ』の主人公チャーリー・ブラウンのペット、スヌーピーを連想する人もいるのではないでしょうか。

それもそのはず、彼は幼少期に母親からスヌーピーに似ているからという理由で“スヌープ”と呼ばれていました。

スヌープは、自分がラッパーとして活動する際に、本名ではなくこの“スヌープ“というあだ名を引用して、芸名を付けました。

ドクター・ドレーが音楽の才能を発掘

幼馴染と3人で“213”というグループを結成して音楽活動をしていたスヌープは、ウォーレンGの紹介でドクター・ドレーと出会います。

そして、ドレーはスヌープのデモテープを聴き、才能を見出したことで、世間からも注目されることになりました。

このドクター・ドレとは、アメリカ人ラッパー、プロデューサーであり、ギャングスター・ラップ、ヒップ・ホップ・ミュージックの先駆者的存在の著名な人物。黒人のフィールドであったところに白人のエミネムを置いて成功させた人物としても知られています。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」では56位にランクインしています。

ドクター・ドレーあっての現在のスヌープ・ドッグということなのでしょうね。

「Billboard Hot 100」常連に

スヌープは、デビューアルバム『Doggystyle』(1993年)では全米売上613万枚を記録し、初登場で全米チャート1位を記録しました。

その後も、2ndアルバム『Tha Doggfather』(1996年)では271万枚を、3rdアルバム『Da Game Is to Be Sold, Not to』(1998年)では398万枚を、それぞれ全米で売り上げ、デビューアルバムから3作連続で全米チャート1位を獲得しています。

スヌープは現在までに13枚のアルバムを発表していますが、そのどれもが全米ヒットチャートの上位を記録し、アルバムの総売り上げ枚数は3000万枚を超しています。

また、シングル曲『Drop It Like It's Hot』(2004年)でも、Billboard Hot 100で1位を記録しています。

俳優としても活動も

スヌープはミュージシャンとしてだけでなく、俳優としても活動しています。

テレビドラマだけでなく映画にも出演しており、スヌープ・ライオンと改名した後に出演したドキュメンタリー映画『スヌープ・ドッグ / ロード・トゥ・ライオン』(2013年)では、ラップ歌手からレゲエ歌手へと変わって行く姿が映され、高く評価されました。

最近では、リアリティ番組などへの出演はあるものの映画作品やドラマへ俳優としては出演していません。

しかし、本人は俳優業を復帰させたいようで、良い台本と役さえあれば、一昔前のMTVのコメディを彷彿とさせるシチュエーション・コメディの様な作品に出演したいと思っているようです。

映画初出演で初主演を務める!

スヌープは映画『Murder Was The Case』(1994年)で、映画初出演にして主演を務めました。

この作品は、ドクター・ドレとヒップホップのパイオニア的存在であるファブ・ファイヴ・フレディーのプロデュースによる18分の短編映画です。

この作品のサウンド・トラックは大変高く評価され、ビルボードチャートでは1位を記録し、ローリング・ストーン誌をはじめ、幅広いメディアで絶賛されました。

多くの作品で本人役を演じるスヌープ・ドッグ

スヌープは今までコメディ映画『Half Baked』(1998年)や『ソウル・プレイン/ファンキーで行こう!』(2004年)などといったコメディ映画を中心に、31作品の映画に俳優として出演しています。

そして、その内の10作品では、スヌープ・ドッグ自ら本人役として出演しています。

ニュース・キャスターや誰でも知っている俳優、ミュージシャンが本人役として映画に出演することは度々ありますが、しかしここまでの作品数に本人役として出演することはなかなか珍しいのではないでしょうか。

逮捕歴もあるお騒がせタレント、スヌープ・ドッグ

最近では、魚類学者でタレント、さかなクンのトレードマークであるハコフグ帽子をかぶってメディアの前に現れたことで、ファンのみならず日本でもかなり注目されていました。

しかし、スヌープはあまり良くない話題でのゴシップニュースの常連と言っていいほどお騒がせタレントとしても有名です。

過去には、デビュー前にはコカインの取引きで逮捕、有罪判決を受けて合計3年ほど刑務所を行き来し、デビュー後から現在に至っても、トラブルを起こしたり、銃刀法を違反していたり、薬物の違法所持や使用などで何度も逮捕され続けています。

また、過去の歴史の闘争を煽るような発言や、2015年には自身が発足したマリファナのブランド“Leafs By Snoop”を立ち上げるなど、あまり褒められたものではないことも実際にあります。

しかし、ひとたび楽曲を発表すれば必ず評価されるほど彼の音楽的才能は多くの人から評価され続けております。

今後も、パフォーマーとしてのスヌープの活躍が楽しみですね。