1. ファッションモデルとしてデビューしたライリー・キーオ
ライリー・キーオは、1989年5月29日にアメリカのカリフォルニア、サンタモニカで生まれたアメリカ人モデル、女優です。
10代の頃からモデルを始め、初めてモデルとしてメディアに登場したのは、ドルチェ&ガッバーナのランウェイでした。丁度その頃にはファッション雑誌『VOGUE』の表紙を、ライリー、母親、祖母の3世代で飾ったこともあったそうです。
また、ライリーは2010年から女優としても活動しはじめ、映画『ランナウェイズ』(2010年)のマリー・キュリー役でスクリーンデビューしました。最近では、大ヒット映画『マッドマックス:怒りのデスロード』(2015年)で、ケイパブル役を演じたことで広く知られています。
2. ライリー・キーオの家族構成が超豪華!
ライリーの母親は、伝説的な歌手であるエルビス・プレスリーの娘リサ・マリー・プレスリー。そして、リサは同様伝説的な歌手のマイケル・ジャクソンと一時的に結婚していたこともある人です。
つまり、ライリーは、エルビスの孫であり、義父がマイケルという豪華な家族構成であります。
ただ、ライリー自身はエルビスの孫であることや、マイケルが継父であることは自分にとって気に留める様なことではないと考えているようで、家柄は関係なくあくまでもライリー・キーオというひとりの女優として、キャリアを見据えているようです。
3. 『ランナウェイズ』で映画デビュー!
1970年代後半に活動した人気ガールズ・ロックバンド、ザ・ランナウェイズの栄光と挫折を描いた伝記映画『ランナウェイズ』(2010年)で、ライリーは映画女優デビューします。
ライリーは、本作で主人公でダコタ・ファニング演じるシェリー・カーリーの双子の姉妹、マリー・カーリー役に挑戦。また、クリステン・スチュワートやスカウト・テイラー=コンプトンがロックバンド“ザ・ランナウェイズ”を忠実に再現しました。
4. 『マジック・マイク』のノラが可愛いと話題に
チャニング・テイタムを主演に迎えて、男性ストリッパーの恋愛模様を描いた『マジック・マイク』(2013年)では、ノラ役を演じています。
ノラは、キュートでありながらアルコールとドラッグの中毒者の女性で、ノラが交際しているアレックス・ぺティファー演じるアダムは、彼女とドラッグを摂取したところ、過剰摂取で死にかけたりもしました。
危険な女性ではありますが、そのキュートさには多くの観客が魅了されたようです。
5. 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で美女軍団の一人を演じる
ライリーは、核戦争後の荒廃した世界を舞台に生と死のサバイバルを描き、第88回アカデミー賞では、6部門獲得し話題になった『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015年)に出演し、女優としてその存在を広く知られることとなりました。
今作で彼女は、シタデル砦の支配者イモータン・ジョーの花嫁のひとりであり、外の世界を知らないウォーボーイのニュークスと心を通わせる女性ケイパブル役を演じています。
また、ニュークスとケイパブルのコンビが印象的ですが、ニュークス役を演じたニコラス・ホルトとは、モデルとして誌面でも共演したことがあります。
6. 結婚相手との出会いはマッドマックス
ライリー・キーオは、2015年2月4日にスタントマンのベン・スミス=ピーターソンと結婚しました。
ベン・スミス=ピーターソンは、『華麗なるギャツビー』(2013年)、『ホビット 決戦のゆくえ』(2014年)、そして、『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015年)で、スタントマンとして作品に携わりました。
二人が出会い交際するに至った作品はライリーも出演していた『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015年)で、撮影中にはベンのFacebookを通して婚約したことが報告されていました。
結婚式には、ライリーと同じく同作で花嫁役として出演していたアビー・リー・カーショウ、コートニー・イートン、ゾーイ・クラヴィツも出席したそうです。
7. 今後も出演作が相次ぐライリー・キーオ!
モデルから女優として本格的にキャリアを積みだしているライリー。今後もいくつもの作品に出演することが決まっています。
『Logan Lucky』(2016年)では、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)でカイロ・レン役を演じたアダム・ドライバーや『マジック・マイク』(2013年)で共演したチャニング・テイタムと共演します。
他にも、『We Don't Belong Here』(2016年)や、『The Discovery』(2017年)へのメインキャストでの出演も決まっています。
本格的に女優として歩み始めた今後の彼女のキャリアも楽しみですね。