2017年7月6日更新
ミランダ・オットー、『ロード・オブ・ザ・リング』エオウィン役が『24』リブート版のヒロインに!
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ミランダ・オットーのプロフィール
ミランダ・オットーは、オーストラリアのクィーンズランド州ブリスベン出身の女優です。
『オーストラリア』(2008)や『華麗なるギャッツビー』(2013)などの俳優バリー・オットーと、元女優の母リンゼイとの間に1967年12月16日に生まれました。1973年に両親は別居を始めますが、父親と週末を過ごしていた影響で、演技の道に進むことを考え始めたそうです。
1986年の『Emma's War』でデビューし、人気若手女優となりました。女優業と並行してオーストラリア国立演劇学院で学び、1990年に卒業しています。
『ラブ・セレナーデ』で映画初主演
1996年のオーストラリア映画『ラブ・セレナーデ』は、同年のカンヌ国際映画祭でカメラ・ドール(新人監督賞)を受賞した作品です。
オーストラリアの田舎町で、ふたりだけで暮らす姉妹の隣に人気DJが引っ越してきたことから始まる、姉妹の恋のバトルを描いています。
この作品でミランダ・オットーは恋に臆病な妹のディミティを演じました。
『ロード・オブ・ザ・リング』エオウィン役で一気に知名度を上げる
ミランダ・オットーは、ピーター・ジャクソン監督のファンタジー映画『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』と『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』に出演しました。オットーが演じたのは、ローハンという国の姫、エオウィンです。
「ローハンの白い姫君」と呼ばれるエオウィンは、エルフに匹敵するほど美しく気品のある女性ですが、戦場で功績を上げて死ぬことを望んでいました。戦士としての実力も確かなもので、映画3作目『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』では、男装して戦陣に加わっています。ヴィゴ・モーテンセン演じる指輪戦争の総大将、アラゴルンに想いを寄せていましたが、受け入れられることはありませんでした。
2000年のホラー映画『ホワット・ライズ・ビニース』でハリウッドに進出したオットーは、2002年公開の『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』に出演したことにより、世界規模で知名度を上げることになります。
『宇宙戦争』ではトム・クルーズの妻役に
2005年公開の映画『宇宙戦争』は、H・G・ウェルズの同名SF小説を原作に、スティーヴン・スピルバーグ監督のもと、トム・クルーズやダコタ・ファニングが出演した作品です。
離婚した妻に引き取られた子供たちを預かっていたレイ・フェリエ(クルーズ)は、突然地球を侵略しに来た宇宙人から彼らを守り、反撃していきます。当初は父親を軽蔑していた子供たちも、その戦う姿を見て彼を見直し、無事に妻とその両親らと再会するという物語です。
ミランダ・オットーは、トム・クルーズ演じるフェリエの元妻、メリー・アンを演じました。
2003年にピーター・オブライエンと結婚
ミランダ・オットーは、舞台『人形の家』で共演した俳優ピーター・オブライエン(『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』など)と2003年に結婚しました。
ふたりともオーストラリア出身であるため、オットーは2005年に長女ダーシーを出産したあと、母国に戻り家族と暮らしています。
ドラマ『ホームランド』で再び注目を集める
『ホームランド』は、CIAに勤めるキャリー・マティソン(クレア・デインズ)が、テロリストと戦う姿を描く人気ミステリードラマです。
舞台をドイツに移したシーズン5に、ミランダ・オットーはCIAベルリン支局長アリソン・カー役で出演しました。
オットーにとっては、2007年の『カシミアマフィア』以来のテレビシリーズへの出演となり、ドラマの人気とも相まって再び注目を集めました。
『24』リブート版のヒロインに決定!
世界中で大ヒットした米20世紀フォックステレビジョンの『24』のリブート作品『24:レガシー(原題)』の制作が決定し、ミランダ・オットーがヒロインのレベッカ・イングラムを演じることが発表されました。
『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)でドクター・ドレを演じたコーリー・ホーキンズが主演を務めることも発表されており、時代や組織も一新したシリーズになります。
海外派遣を終えて帰国した元陸軍特殊部隊所属のエリック・カーター(ホーキング)がトラブルに見舞われ、大規模テロからアメリカを守るテロ対策司令部(CTU)に助けを求めるというストーリーとなるようです。オットーが演じるのは、エリックの相棒となる役柄で元CIAのトップであり、結婚を機に組織を去ったことを思い悩んでいる女性という設定とのことです。
注目作品への出演が決定しているミランダ・オットー。今後の活躍にも期待したいですね!