映画『犬夜叉』はどのタイミングで観ればいいの?
高橋留美子による漫画作品『犬夜叉』。1996年から2008年まで、小学館『週刊少年サンデー』にて連載されており、2000年から2004年まで日本テレビ系にてアニメ版が放送、完結編が2009年から2010年に放送されていました。
劇場版も全4作品製作されています。そんな映画『犬夜叉』はどのタイミングで見るのがいいのでしょうか?
劇場版第1弾『犬夜叉 時代を越える想い』
これは、犬夜叉が必殺技の爆流破を習得した後の話なので、原作第59話「美少女姉妹の弟子入り志願」~ 第60話「黒巫女 五十年の呪い」を読んだ時に見るのがお勧めです。
劇場版第2弾『犬夜叉 鏡の中の夢幻城』
こちらは犬夜叉が赤い鉄砕牙を習得した段階で、奈落がまだ白霊山に逃げていない時の話なので、第78話「珊瑚目指してオンリーユー」~ 第79話「邪見の鉄砕牙ブン取り作戦」の間に観るのをお勧めします。
劇場版第3弾『犬夜叉 天下覇道の剣』
これは、犬夜叉がまだ金剛槍破を習得していない時の話です。なので第133話、第134話「殺生丸を愛した女」~第135話「弥勒の師匠 最後の宴」の間の鑑賞をお勧めします。
劇場版第4弾『犬夜叉 紅蓮の蓬莱島』
犬夜叉が金剛槍破を習得した後の話です。第166話、第167話「二人の絆 四魂のかけらを使え!」~完結編第1話「奈落の心臓」の間に鑑賞しましょう。
1.劇場版『犬夜叉』の記念すべき第1作目【2001年】
四魂の玉の欠片を探す犬夜叉たちのもとに、瑪瑙丸(めのうまる)という妖怪が現れます。瑪瑙丸は、父をかつて犬夜叉の父に殺されたことを恨んでおり、犬夜叉に戦いを挑みますがその裏には真の目的が隠されていました。
本作品には瑪瑙丸をはじめとするオリジナルキャラクターが多数登場しています。
瑪瑙丸
犬夜叉の父親に自分の父親を殺されたことを恨んでいます。人間や半妖を下に見ており、「人間などという愚劣な生き物に骨抜きにされた腑抜けの妖怪共」と蔑んでいます。声は関智一が担当しました。
瑠璃
お団子ヘアの女の子です。額に青い勾玉を持っており、長槍を武器として使っています。声は椎名へきるが担当しています。
玻璃
藤色の長髪の女性です。額に白い勾玉を持っており、双剣を武器として使っています。声は川上とも子が担当しています。
2.犬夜叉たちは宿敵奈落を倒したが...?【2002年】
宿敵である奈落を倒した犬夜叉。しかし、その直後から満月の日が続き、奈落の分身である神無と神楽を利用して、妖怪・神久夜が復活します。
本作品に登場するオリジナルキャラクターが神久夜です。
神久夜
妖怪ですが、弥勒の祖父弥萢によって封印された天女の姿をしています。かつて、弥萢、奈落と三つ巴の関係にありましたが、それ故に強大化した奈落に襲われるようになり、身をひそめていました。しかし、犬夜叉との戦いで奈落が死んだと誤解し、、神楽・神無を引き連れ復活します。声は、原田美枝子が担当しています。
3.犬夜叉の誕生を描いた作品【2003年】
犬夜叉が誕生した日を描いた作品です。犬夜叉の父は、妻を救うために、人間の武士である刹那猛丸と戦い、相討ちとなってしまいます。その戦いの際に使用した妖刃がヒロインかごめの神社で発見されたことから物語が始まります。
刹那猛丸
もともとは犬夜叉の母親の出である十六夜家に仕える武士で、犬夜叉の母親に好意を寄せていました。それ故に、彼女が犬夜叉との父の間に子をもうけたことあ許せず、父親に戦いを挑みます。声は松本保典が担当しています。
4.半妖の少女が握る秘密とは【2004年】
本作は公開当時『とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ! ハム太郎とふしぎのオニの絵本塔』と同時上映されました。また、犬夜叉シリーズの楽曲を多数担当しているユニット・Do As Infinityのボーカル・伴都美子がこの作品でゲスト出演しています。
犬夜叉は旅を続ける途中で半妖の少女から助けを求められます。その少女と犬夜叉は、実は50年前に合っていました。そのことをきっかけに、犬夜叉たちは四闘神との戦いに巻き込まれていきます。
本作品に登場する四闘神は、四人組の妖怪です。
龍羅
四闘神の首領です。 龍の腕を持っており、風刃牙と雷刃牙の二つの刀を使う二刀流使いです。声は神奈延年が担当しています。
凶羅
四闘神の参謀的な存在です。見た目は整っていて、残酷な性格です。鳥の形をした炎灼熱鳥を操り、村を全滅させています。声は飛田展男が担当しています。
獣羅
四闘神の中では、一番の怪力を持っています。なので、頭脳戦は苦手ですが肉弾戦では抜群の威力を発揮します。声は草尾毅が担当しています。
剛羅
四闘神において異色の存在です。巨大な亀の姿をしており、その大きさは小島ほどあります。甲羅に穴や口が開いており、そこから巨大な火の玉を発します。声は西前忠久が担当しています。