2017年11月9日更新

ミニラがかわいい!ゴジラの息子についておさえたい7のこと

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東宝30cmシリーズ 第8弾 怪獣総進撃版 ミニラ (PVC塗装済み完成品 一部組立て式)

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1.ゴジラの息子、ミニラ

二代目ゴジラ(♂)の息子でありながら外見はゴジラと全く似ていません。ゾルグル島にあった卵から生まれており、爬虫類ではないかと言われています。 『怪獣島の決戦ゴジラの息子』という映画にて初登場を飾りました。ゴジラの息子を作る企画は映画を製作される3年前からあったといいます。一般の公募から名付けられ、東宝の撮影所内で子供達を集めて羽織をつけたミニラがゴジラと並んで命名式を行いました。海外では「ミニヤ(Miniya)と呼ばれています。

2.おそ松くんのチビ太がモデル!

ミニラの顔は『週刊少年サンデー』(小学館)で人気のあった『おそ松くん』という漫画のキャラクターに出てくる「チビ太」がモデルになっており、上に飛び出した瞼等にイメージされています。 2015年に『おそ松くん』のリメイクアニメ『おそ松さん』が放送されたことで、この事実に衝撃を受ける人が増えたのではないでしょうか。

3.心優しい正義の味方

ゴジラとは違って人々に優しく接する事が出来、優しい心を持っている為『ゴジラVSヘド』」以降の作品では正義の味方として活躍しています。ゴジラは二代目のゴジラではなくてミニラの成長した姿だと言う人もいます。

4.キングギドラにとどめの一撃

『怪獣総進撃』では、口から出すリングの光線でキングギドラにとどめを刺しました。 『怪獣総進撃』は1968年8月1日に公開された映画です。怪獣ランドという小笠原諸島にある島に数々の怪獣たちが集められて研究、管理されていました。そこへ突然謎の毒ガスが発生し、怪獣たちは主要な各都市に現れ暴れ始めます。 それはキラアク星人という火星と木星の間の小惑星帯に住んでいる生命体の仕業でした。キラアク星人の野望と怪獣たちの暴走を止めることができるかというような話になています。その際にキングギドラとの対決でとどめを刺すという重要な役目を担っていました。

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5.中身は小人のマーチャン?

ミニラを演じて有名になった芸名「小人のマーチャン」こと本名深沢政雄。1921年~2000年は日本の俳優であり、スーツアクターとして活動をしていました。普段は小さな体系を活かした役をこなし、日劇のショーやタップダンスなど台湾や東南アジアなど海外でも活躍している人物です。 1967年東宝の「怪獣島の決戦ゴジラの息子」のオーディションを受けて、円谷英二と有川貞昌2人の特技監督に見い出されて当時46歳の時にミニラ役を獲得し抜擢されました。その後2作品にも出演しています。

6.悪役としても登場?

1973年に放送された『行け!グリーンマン』は特撮コーナーとして東宝企画制作のもと製作されました。 神によって血を抜かれて地底に封印された悪の化身魔王は自由を取り戻す為に子供達の血を奪う事が目的で、部下を怪獣に変身させて公園などに送り込み子供達を襲います。子供達は神の使いのグリーンマンを呼び、グリーンマンと怪獣が戦うストーリー展開になっています。 ミニラは、おしゃぶりのようなものを咥えて登場し、悪役としてグリーンマンと戦いました。

7.『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)では重要な役どころを担うミニラ

監督北村龍平で脚本三村渉と桐山勲、制作富山省吾の映画です。ゴジラシリーズ第28作品目で2004年12月4日に日本で公開しました。興行収入12億6000万円、製作費20億円でした。ゴジラ生誕50周年作品でありゴジラシリーズの最後の作品であり、最高傑作になると当時言われていました。 ゴジラ映画ではめずらしく人間側のアクションシーンが沢山あり、最新の軽量化された着ぐるみの為ゴジラもとても活発な動きで表現されていました。制作の富山省吾は「ゴジラ愛」「怪獣愛」がテーマだと述べています。 近未来の世界で核実験や戦争が頻発した後、眠っていた各地の多くの怪獣が目を覚ましてしまい、人間ミュータントと怪獣が戦います。ミイラ化していたガイガンまで復活し地球の危機がせまり最強のゴジラを開放する為に奮闘するストーリーです。 本作ミニラは人間とゴジラの間に立ち両手を広げてみんなを守ろうとします。そこで田口左門役の泉谷しげるが銃を構えると、孫がゴジラの目の前に立ち両手を広げゴジラをかばいます。観ているものに感動を与える名シーンではないでしょうか。 最後は真っ赤な夕日をバックにミニラとゴジラが帰り、その後ろ姿が感動的になっています。