2017年7月6日更新

ゴジラの裏話、トリビア9選!北朝鮮の金正日はゴジラファンだった?

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シン ゴジラ

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その1.ゴジラは空を飛べる

ゴジラ トリビア
ゴジラと言えば二足歩行の怪獣で、空を飛べる要素なんて見当たりません。しかし、そんなゴジラも過去には空を飛んだことがありました。 1971年に放送された『ゴジラ対ヘドラ』では、公害が生んだ怪獣ヘドラとゴジラとの闘いが描かれました。 地球の汚染環境により急速に成長したヘドラは、時間が経つごとに進化し、陸海空すべてを支配する怪獣となりました。弱点はあれど完全には倒し難く、そのためゴジラシリーズのなかでも難敵の呼び声が高いようです。 空を自在に飛ぶヘドラに立ち向かうため、ゴジラは口から放射する熱線の反動を利用し、後ろ向きに空を飛びました。その姿を想像すると少し滑稽ですが、なかなか知力のある行動ですね。

その2.「ゴジラ」の名前は「ゴリラ」と「クジラ」を掛け合わせてできた

ゴジラ トリビア2
今や怪獣の代名詞である「ゴジラ(GODZILLA)」ですが、その由来は「ゴリラ」と「クジラ」を合体させたものだそうです。 どちらも大きくて強い動物ですが、実はこれ、当時東宝演劇部に所属していたある男性のあだ名が「クジラ」で、風貌は「ゴリラ」のようだったことから連想されて生まれたという逸話が残っています。

その3.ゴジラは他の怪獣と会話ができる

ゴジラ トリビア3
ゴジラがしゃべったのは、1972年の『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』で、仲間のアンギラスに偵察を命じたときです。 ゴジラ「おい、アンギラス、偵察に行け!」 アンギラス「オーケー」 また、ガイガンと戦うためゴジラとアンギラスが日本に向かうシーンでは、次のような会話が交わされています。 ゴジラ「いそげ! いそげ! いそげ!」 アンギラス「OK!」 会話は音声ではなく漫画の吹き出しで表現されましたが、これには賛否両論あったようです。 ゴジラが仲間とこんな会話をしてたなんて、ちょっとほっこりしてしまいます。

その4.日本版ゴジラとアメリカ版ゴジラが戦ったことがある

ゴジラ トリビア
アメリカでも映画化されるくらい大人気のゴジラですが、70年代からコミックも出版されていました。 2015年現在版権はIDWにあり、その新シリーズ『Godzilla:Rulers of Earth』では、なんと日米それぞれのゴジラによる決闘が繰り広げられるのです。 ほぼ恐竜なアメリカ版ゴジラと本家ゴジラの死闘。『Godzilla:Rulers of Earth』は
で購入可能です。

その5.ゴジラはアベンジャーズとも戦った

ゴジラ トリビア2
ゴジラはいつも戦っています。 こちらもアメコミのお話ですが、かつてマーベルに版権があった頃、ゴジラが
と戦うというストーリーがありました。 S.H.I.E.L.D.の特殊部隊“ゴジラ・スクワッド”がアベンジャーズやファンタスティック・フォーなどのヒーローとともにゴジラを撃退するというストーリー。 ヒーローたちに袋叩きにされるゴジラは想像するとかわいそうですが、マーベルヒーローとゴジラのコラボをまた見られる日が待ち遠しい限りです。

その6.幻の対決:ゴジラvsバットマン

ゴジラ トリビア6
これまで様々な怪獣と闘い、アベンジャーズとも闘っているゴジラ。百戦錬磨のゴジラですが、なんとあの
とも闘う話が出されたこともあるのです。 脚本家関沢新一氏によりプロットが作られた『ゴジラvsバットマン』。ゴジラと初代バットマンの対決は残念ながら幻となってしまいましたが、スケールがまったく違う両者の闘いは興味を誘います。

その7.金正日はゴジラファンだった

北朝鮮の元最高指揮官金正日はかなりのゴジラファンだったようで、伝説の怪物をベースにした映画『プルガサリ』をプロデュースするほどの愛好家でした。 映画の制作にあたり、中野昭慶氏ら東宝特撮スタッフを正式に招待し、特撮技術を本格的に取り入れようとしたようです。

その8.ゴジラは人形アニメになるはずだった

ゴジラ トリビア4
ゴジラが撮影された1953年当時、巨大モンスターは人形アニメ(ストップモーション・フィルム)で撮影するのが一般的でした。 『キングコング』もまた人形アニメで撮影されていて、特撮監督の円谷英二はゴジラを同様の方法で撮影するつもりでしたが、結果として採用されたのは、着ぐるみを用いての撮影法。そしてこれがのちに日本の着ぐるみ撮影文化を作り上げていきます。

その9.初めての着ぐるみゴジラ、その重さは約90キロ

ゴジラ トリビア5
着ぐるみでの撮影法が採用されたゴジラですが、当時としては斬新な手法だったため着ぐるみの製作にも苦労したようです。 撮影に当たり、2体の着ぐるみゴジラが作られました。そのサイズは高さ2メートル、重さ約90キロという巨大さ……。 重厚な作りだからこそ、迫力のシーンが撮影できたのかもしれませんね。