2017年7月6日更新

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のあらすじキャストまとめ【ディズニー×スピルバーグ!】

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『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』

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スピルバーグ最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』

『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したマーク・ライランスが巨人に!スティーブン・スピルバーグ初のディズニー映画にして今年1番のファンタジー『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。9月に公開が決まった今作のあらすじやキャスト等をご紹介します。

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のあらすじ

舞台となるのはロンドン。真夜中、窓から入り込んできた"巨大な手"に連れ去られて「巨人の国」へ迷い込んだ少女ソフィー(ルビー・バーンヒル)。彼女を連れ去ったのは、毎晩子供達に夢を届けるやさしい巨人(マーク・ライランス)でした。児童養護施設でひとりぼっちだったソフィーは、同じく孤独だった巨人と心を通わせていくのですが…。
日本語版予告はまだ短く、児童養護施設内の映像しか観る事が出来ないので、待ちきれない!という方は上から日本語字幕無しの予告をどうぞ。もっと待ちきれなくなってしまうこと請け合いです。

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』映画化までの道のり

原作はイギリス児童文学の巨匠ロアルド・ダールによる『オ・ヤサシ巨人 BFG』。ティム・バートン監督によるファンタジー映画『チャーリーとチョコレート工場』をはじめ、ダニー・デヴィート監督の『マチルダ』や、ウェス・アンダーソン監督の『ファンタスティックMr.FOX』もロアルド・ダールが原作です。 ロアルド・ダールは、1962年に麻疹脳炎にかかり7歳で亡くなった娘オリビアのために、1975年の作品『ダニーは世界チャンピオン』の一部を加筆するような形でこの作品を書き上げました。2009年の時点でイギリス版だけでも3700万部の売り上げを記録している大ベストセラーで、1989年にアニメーション映画になっています。 実写映画化も検討されてきましたが、もちろん技術的な問題もあったのでしょう、なかなか実現にはいたりませんでした。そして2014年、満を持してスピルバーグ監督とウォルト・ディズニーピクチャーズが手を結び、権利を獲得することになります。モーションキャプチャーの技術が上がった事もあり、仕上がりにも期待が持てますね。

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』監督はスティーブン・スピルバーグ

超がつくほどのヒットメーカーとして知られるスピルバーグ監督は1946年アメリカ生まれ。監督作には『ジョーズ』、『E.T.』、『ジュラシック・パーク』と誰もが知るタイトルが並びます。 とにかく撮影のスピードが速いため多作でもあり、『ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』を除いてこの先3作品の監督、2作品の製作、1作品の製作総指揮が既に決定しているという忙しさ。その中でヒットを飛ばし続けているのですから流石です。

ディズニーとタッグ!

ディズニーといえばこのところ『アナと雪の女王』、『ベイマックス』、『ズートピア』とヒット続きで再び大きな注目を集めていますね。2015年にスピルバーグが巨匠としての力量を見せつけた『ブリッジ・オブ・スパイ』もディズニーの配給でしたが、今作は配給のみでなくディズニー映画の監督になるので、子供から大人まで楽しめる作品になっているでしょう!

SFファンタジーは十八番!

SFファンタジーと言えばスピルバーグ監督の『E.T.』。前作『ブリッジ・オブ・スパイ』で重厚な歴史物に挑んだこともあり、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は若い頃に戻ったの様な、フレッシュな気持ちで監督に挑めたそうです。 監督はカンヌ国際映画祭でのQ&Aでこの様に語りました。
私たちは魔法を信じるべきなんだ。何故なら、魔法は私たちに希望をくれる。そして希望は、これまで以上に注意を向けるべき今の世界で、前を向く力をくれる。私にとって、希望は全てなんだ。
引用:observer.com
夢、希望、魔法といったら思い浮かぶのがやはりディズニー映画。このタッグを待っていた人も多いのでは無いでしょうか。

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』を手がけるベテランクリエイター陣

スピルバーグ監督の脇を固めるのは、『インディ・ジョーンズ』や『スター・ウォーズ』の製作にも関わってきたベテランクリエイターたち。 脚本を担当したのは『E.T』のメリッサ・マシスン。惜しくも今作が遺作となってしまいましたが、彼女の脚本とあれば、原作を生かした素敵なシナリオになっていることでしょう。 1993年『シンドラーのリスト』以降スピルバーグ監督の撮影を担当し、アカデミー賞受賞歴もあるヤヌス・カミンスキーが撮影を担当。編集はアカデミー編集賞史上最多ノミネート歴を持つマイケル・カーン。音楽はスピルバーグ作品にはおなじみの名称ジョン・ウィリアムズ。 さらに、『ジュラシック・ワールド』のフランク・マーシャルが製作を担当し、製作総指揮は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のキャスリーン・ケネディとビッグネームが勢揃い。これで面白くない訳がありません。

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のキャスト

それでは『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』に登場する気になるキャストをご紹介しましょう。

ソフィー/ルビー・バーンヒル

今作で主演に抜擢されたのはイギリス出身の新生ルビー・バーンヒル。父のポール・バーンヒルも俳優をしており、実は今作にフットマンという役で出演しているので親子共演となります。『4 O'Clock Club』というイギリスBBCの子供向けドラマに出演経験があるものの、このような大役は初めて。 眼鏡をかけているとたまに男の子にも見える様な顔立ちが魅力的。スピルバーグ監督は天才子役と彼女を称している様で、公開がさらに楽しみです。

BFG/マーク・ライランス

心優しい巨人役はイギリス出身の俳優マーク・ライランス。王立演劇学校(RADA)を卒業して以来、舞台を中心に活躍してきました。 その後『ブーリン家の姉妹』や『もうひとりのシェイクスピア』などを経て出演したスピルバーグ監督作品『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー助演男優賞をはじめとする各賞を総なめにし、脚光を浴びます。 身長は173cm。顔立ちも巨人とは程遠いイメージでしたが、公開されたビジュアルを見るとよく似合っていますね。『ブリッジ・オブ・スパイ』では抑えた演技の中に宿る力強さが印象的でしたが、今作でどの様な顔を見せてくれるのか非常に楽しみです。予告を見る限り、期待大!

メアリー/レベッカ・ホール

主演の二人の他に名前が上がっているのがレベッカ・ホール。彼女もまたイギリス出身で、2006年『プレステージ』で数々の新人賞候補に。2008年『それでも恋するバルセロナ』に出演した際にはゴールデングローブ賞等を獲得。最近では『アイアンマン3』に出演し話題になりました。今後まだまだ活躍を見せてくれそうなので注目ですね!

『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』公開は9月17日!

ここまでご紹介してきました映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の公開日は2016年9月17日に決定しています。カンヌで一足先に公開されましたが評判も良く、優しい巨人とソフィーの大冒険をスクリーンで観るのが今から待ちきれません!