2020年5月5日更新

スティーブン・スピルバーグ監督映画おすすめ20選 心に刻まれる名作だらけ!

スティーブン・スピルバーグ
Brian To/WENN.com

言わずと知れた伝説的映画監督スティーブン・スピルバーグ。名前をご存知の方も多いはずです。数多くの名作を世に送り出してきたスピルバーグのおすすめ映画を20本紹介します。

目次

スティーブン・スピルバーグ監督おすすめ映画を紹介 映画史と心に刻まれる名作揃い

アメリカのオハイオ州に生まれた映画監督のスティーブン・スピルバーグ(Steven Spielberg)はハリウッドを代表する名監督です。ハリウッド映画と言えば、スピルバーグ作品を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 『E.T』や『A.I』、『ジュラシック・パーク』など大興奮のファンタジー映画をイメージしがちですが、『シンドラーのリスト』、『プライベート・ライアン』のようなシリアスな作品まで、幅広い名作を世に送り出してきました。 今回はそんなスピルバーグ監督のおすすめ映画を紹介します。

『激突!』(1973年)

監督デビュー作!日常に地続きの恐怖を描いたサスペンス

skr_icj #eiga #movie ただゆっくり走るトラックを追い越しただけなのに、その後ずっと付け狙われる話。単純なんだけど怖かった。運転してるとき追い越しできなくなりそう。 トラック運転手は腕と足しか見えないから、それがまた不審感を煽ってくる。たくさんついてるナンバープレートは戦利品?台詞はほとんど主人公のひとりごと。表情、目の動きでこっちまで緊張してしまう。スピールバーグ初監督作品。

スティーブン・スピルバーグ監督デビュー作品。リチャード・マシスンが自身の体験を基に執筆した短編小説を映像化したサスペンスです。 セールスマンのデイヴィッド・マン(デニス・ウィーバー)は、商談のため車でカリフォルニアへ向かっていました。途中、一台のタンクローリーを追い越すと、それ以降そのタンクローリーが付いてくるようになります。 次第に殺意を見せながら、執拗に追いかけてくるタンクローリー。その恐怖をスリリングに描いていた作品です。手に汗握るとはまさにこのこと! テレビ放送用に撮られた作品ですが、予想以上の話題に。その結果、劇場公開された国もありました。デビュー作にして業界内にスティーブン・スピルバーグの名を広めた出世作です。

『ジョーズ』(1975年)

人食いザメの恐怖はここから始まった!

aimi 1975年 スティーヴン・スピルバーグ監督 ロイ・シャイダー主演

初ジョーズ。 まず一番びっくりしたのが、あの有名なBGMが作中で一回しか流れないことで、それも冒頭で、曲の盛り上がるところまでいかないし人も襲われない。 さらに、ジョーズって聞くと水面から背びれが出てて、遊泳客に近づき襲いかかるイメージだったけど、そんなシーンもなかった。 人が襲われるときは水面上で何もない海と人を撮るショットと、サメ目線で撮った水中のショットとが交互に映され、サメ目線でどんどん近づいていくのが恐怖。しかも水中の無音状態と水面上での賑やかなざわめきも交互になるから、無音の時が怖い怖い。

市長がとーってもむかつきます。 サメは退治したけど船は沈没してバッドエンドかと思ったら岸にたどり着いた。でも、すでにエンディングロールが始まっていて英雄二人(主人公と海洋学者)の姿が文字で隠され雑な扱いを受けている。きっとこの後、市長に言葉だけの感謝しかもらえないんだろうなぁ、きっと。

船長さんが捕食されるシーン、これはトラウマになること間違いなし。

サメ映画のパイオニアとなったパニックムービーです。ピーター・ベンチリーによる同タイトル小説を原作とする本作は世界的大ヒットとなり、スティーブン・スピルバーグの名を全世界に轟かせました。 海辺の町アミティの浜辺に、若い女性の遺体が打ち上げられます。サメの襲撃が死因だと気付いた警察署長ブロディがビーチを閉鎖しようとしますが、市長が許しませんでした。何も知らず海で遊泳する人々の元へ、一匹の人食いザメが迫っていて……。 シンプルなストーリーながら撮り方や構図、そして音楽の使い方が秀逸なため、サメのリアリティと緊迫感が尋常ではありません。子供の頃に見て海に入るのが怖くなった、なんていう人も多いのでは?映画の力を教えてくれた最高のサメ映画です!

『未知との遭遇』(1978年)

異星人と人類の接触を描いたSF映画の金字塔

____RiN____ 何度か前述している、「言うまでもない傑作」の一本に間違いなく数えられるであろう、史上のSF映画。 これが!SFだぞ!!と力を込めて言いたい、SF嫌いとかいう人はアレでしょ?スペーシ―な空間でネオンっぽい武器でびしばしやって、めまぐるしく画面が展開してドンパチするやつが苦手なんでしょ?SFは!そんなんばっかりじゃないから!!懐の広いジャンルだから!!

謎の発行体の現れた世界各地の街で、偶然通りすがったそれを目にし、魅了された人々を描く今作、その「魅了される」表現が、とても見事なのです。キツネ憑きよろしく、正常な人々から見ると異常としか思えない数々の奇行も、主人公ロイのセリフにもあるように「角度を変えてみればマトモ」なのかもしれません。また、あらゆる説明的シーンが意図的に省かれているのも、この時期のハリウッド作品としては異例中の異例。観客に、想像力を使うことを強く要求します。 ラストシーン、ああなったのも、誰が一番純粋に魅了されたか、ということに尽きるのだと思う。他の何もかもを捨てて、純粋に没頭したものだけが選ばれ、船に乗り、次の世界へと行ける、まるで芸術の世界を描いているようでもありました。スピルバーグ監督は、文字通りすべてを映画に奉げているのかもしれない。

かのSF嫌いで有名なバリバリの人間ドラマ派(しかもフランス人)トリュフォー監督が、渋々とは言えほぼ主役みたいな役で出演していることからも、この映画の破格のレベルの高さが透けて見えます。あと、マザーシップのシーンにR2-D2がチラ見えしているそうです、見つけてみてください。 北インドで僧侶たちが歌っているシーンがすごく好きなのだけど、アレかな、神様は宇宙人だった説かな。

『ジョーズ』に続く大ヒットとなったSFファンタジー。同じ年に公開された『スター・ウォーズ 新たなる希望』と共に映画界に革命を起こしました。スティーブン・スピルバーグが監督を務めたほか、彼が脚本を手掛けた数少ない映画の1つでもあります。 第二次世界大戦時に行方不明になった戦闘機が当時の状態のままメキシコで見つかるなど、世界各地で不思議な出来事が起きていました。原因不明の停電の中、電気技師ロイはUFOを目撃します。それ以来、取り憑かれたかのように何かを探し始め、やがて奇跡のような出来事が……。 異星人を脅威ではなく、友好的な訪問者として描かれている革新的な作品。どうしようもなく好奇心を掻き立てられる、SF映画の傑作です!

『E.T.』(1982年)

異星人と少年たちの交流を描いた最高のSFファンタジー

igagurichan 子供の頃に映画館で観ました。宅配ピザ、ハロウィン。そんなものが外国にはあるのかと衝撃を受けました。それと父親と別に暮らしているのが当時は不思議だった。 何故か映画泥棒が撮ったであろうビデオがウチにあって(笑)繰り返し繰り返し全部のセリフを言えるようになるまで観ました。ばらまかれるハーシーのチョコ。妹ガーティが観ていたセサミストリートで言葉を覚えるE.T.。酔ったE.T.とシンクロしたエリオットが学校で起こすカエル騒動。いざという時に頼りになる兄マイケル。枯れていた花が生き返るシーン。少年達が乗った自転車が空を飛ぶ瞬間。別れの「Come」「Stay」。虹色の光を出して去る宇宙船。ジョン・ウィリアムズの音楽、スピルバーグの撮った少年冒険SFは奇跡のように素晴らしい映画を生み出しました。

※あれ?「Come」「Stay」の訳、ずっと「行こう」「行かないで」と覚えていたのですが、「行こう」「ここに残る」で観ている人がいるのですね。「行かないで。ここにいて」の方がジ~ンとする感じがします。これはきっと個人の捉え方の違いですね。

スティーブン・スピルバーグ監督を代表するSF映画。公開当時、映画史上最大の興行収入を叩き出した大ヒット作品です。 地球に取り残されてしまった、1人の異星人。彼を匿ったのは、少年エリオット(ヘンリー・トーマス)でした。兄弟や友人を巻き込んで、「E.T.」と名付けられた異星人とエリオットは次第に心を通わせていきます。しかし、政府機関の科学者達がE.T.の存在に気が付いており……。 少年心をくすぐるワクワクが詰まった、人々に夢を与え続ける不朽の名作です。子どもはもちろん、大人の中にある少年心にも届くはず。 何よりE.T.のキャラクターが魅力的で、可愛らしい仕草や言動が「こんな宇宙人と会いたい!」と思わせてくれます。彼らの純粋で優しい友情は、涙なしでは見ることができません!

『カラーパープル』(1986年)

深刻な人種差別問題に寄り添った、スピルバーグ流社会派作品!

『未知との遭遇』や『E.T.』などSFやファンタジーを中心に、エンターテイメント性に富んだ作品で名声を確立したスピルバーグと、コメディエンヌとして人気者だったウーピー・ゴールドバーグ。ふたりがそのイメージを覆すかのように、シリアスな社会問題に挑んだ作品がこの『カラーパープル』です。 ゴールドバーグが演じたのは、身売り同然に白人男性に嫁がされ、迫害されていた薄幸の黒人女性。夫の愛人となった白人女性との出会いをきっかけに人間らしく生きるための、勇気ある一歩を踏み出します。 公開は1985年。翌年のアカデミー賞では10部門にノミネートされるなど、高い評価を獲得しました。後の『シンドラーのリスト』や『リンカーン』といった、メッセージ性の強い作品群が生まれる礎となった重要なターニングポイントと言えるかもしれません。

『太陽の帝国』(1988年)

スピルバーグが戦争の過酷さを少年の目線から描く

イギリス人小説家、ジェームズ・G ・バラードの同名小説を原作にスピルバーグがメガホンを取り、1987年に公開されたのが『太陽の帝国』でした。バラード自身が第二次世界大戦中に体験した日本軍収容所での捕虜生活を、生々しく描いています。 舞台は日中戦争時の中国。上海在住の英国人少年が、日本軍の侵攻によって両親とはぐれ必死にひとり生き抜こうともがく中で、捕虜収容所に囚われてしまいます。そこで彼を待っていたのは戦争という現実がもたらす過酷な運命でした。 ひたむきに懸命に生きる少年ジムを演じたのは、まだ13歳だったクリスチャン・ベールです。今では『バットマン ビギンズ』のブルース・ウェイン、『ターミネーター4』のジョン・コナーなど、渋いアクション俳優としてのイメージが強い彼が、映画デビュー作にも関わらず素晴らしい演技で魅せてくれます。

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)

大人気アドベンチャーシリーズ第3弾

アクションアドベンチャー「インディ・ジョーンズ」シリーズも、スティーブン・スピルバーグ監督が作り上げた大人気の名作です。「スター・ウォーズ」シリーズのハリソン・フォードが主人公インディアナ・ジョーンズを演じました。 第3作目である『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は、インディが大富豪ドノヴァンからキリストの聖杯を探すよう依頼されたことから物語がスタート。ドノヴァンは当初調査隊に依頼をしていたものの、隊長が失踪したのだと言います。 その隊長がインディの父、ヘンリー・ジョーンズ(ショーン・コネリー)だと判明。インディは渋々ながら冒険を始めるのです。 シリーズで最もコメディ色が強く、仲の悪い親子の掛け合いが見るものを何度も笑わせてくれます。親子の絆もほっこりと描きながら、謎解きも楽しく、アドベンチャーにはドキドキハラハラできますよ!シリーズベストに挙げる人も多いです。

『フック』(1992年)

永遠の子供が大人になったらどうなるか、を教えてくれるファンタジー

ロビン・ウィリアムズがピーターパンになりきり、ジュリア・ロバーツが愛らしいティンカーベルに。フック船長役のダスティン・ホフマンが怪しいメイクで驚かせてくれた冒険ファンタジーが『フック』。驚くほど超豪華な顔ぶれは、さすがスピルバーグ!といったところでしょうか。 物語も単なる「ピーター・パンがフック船長をやっつけるお話」ではありません。ロビン・ウィリアムズが演じたのはなにしろ40歳になったピーター・パン。アメリカで弁護士として働き妻も子供もいる、思い切りリア充な生活を送っている中年ピーターです。 ネバーランドのことなどすっかり忘れてしまったピーターが、家族を守るために再びフック船長に挑むこの冒険物語には、素敵な大人になるためのヒントがいくつも隠されていそうです。もしかすると自分もピーターパンだったかも、なんて妄想しながら楽しむのもアリ!なのです。

『ジュラシック・パーク』(1993年)

ワクワクと恐怖で目が離せない!大迫力の恐竜ムービー

HMworldtraveller ワクワクし、ハラハラする。高揚感と冒険心を掻き立てられる。子供の頃に戻ってはしゃいだりキャアキャア言ってスリルを楽しめる。エンターテイメントとして、とても良くできた映画だと思います。あの音楽も、これぞ The アドベンチャーという感じで映画の世界に誘導し浸らせてくれるし、島という孤立した環境が舞台なのも緊張感を煽ります。

今、観ると、これはないだろー!と思う部分やご都合主義なところもあるんだけど、それを差し引いてもおもしろい!T-レックスをはじめとする恐竜のビジュアル、次々に恐竜の餌食になる人々、迫り来る恐怖。実際にこんな目にはあいたくないけど、このダイナミックで臨場感ある描写は観るものを惹きつけてやみません。文字通りテーマパークのアトラクションのおもしろさや興奮に通じるものがあり、いかにもテーマパークのアトラクション風な車や、ちらっと映る、これまた いかにもなお土産グッズも含めて好きです。

エンターテイメント性を追求する一方で、遺伝子操作による生命体の取り扱いなど人間の傲慢さや、娯楽を支えるセキュリティシステムの重要性、どんなに科学が発達してもそれを超えて起こる不測の事態があり得るということも、しっかり織り込んであり、観る者にそれと気付かせます。

ユニバーサルスタジオのジュラシック・ライドやWDWのアニマルキングダムのダイナソー・アトラクションも好きだけど、それよりもこの映画のほうが好きだしワクワクする。不朽の娯楽映画。

大人気「ジュラシック」シリーズの第1作目です。1990年に出版されたマイケル・クライトンの小説を原作とし、スティーブン・スピルバーグ監督の映画史上最大のヒット作となりました。 生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)が招待されて訪れたのは、コスタリカ沖の孤島に作られたテーマパーク「ジュラシック・パーク」。そこは恐竜のDNAを使ってクローン恐竜を創り出した、夢のテーマパークでした。 しかしある日パーク内の安全装置が解除され、自由の身になった恐竜たちが人間に襲いかかります! 当時の最先端CGや革新的なアニマトロニクスを駆使し、恐竜のいる世界が見事に再現されています。未だかつて見たことのない映像体験をもたらしてくれたと同時に、その後のSF映画に強い影響を与えた作品です。

『シンドラーのリスト』(1994年)

ユダヤ人救済に動いた男をドキュメンタリータッチに蘇らせた傑作

mazda620 ユダヤ人大量虐殺時代に実在したドイツ人による1100人のユダヤ人を救った話。 ユダヤ人大量虐殺の事実だって未だ信じがたい話だけどこんな時代にこんなドイツ人がいたという事実は正直もっと信じられない。 ほんとに国や人種で物事を判断するのは違うと思いました。 日本人は未だに外国人や人への差別や偏見を無意識のうちにもっている人の多い国だと思うから他人事ではなくユダヤ人虐殺以外の目でも見てほしいと思える内容だった。 作中の、「人間以外のユダヤ人」という表現があるのに対して「殺人者ではなく人間として歩め」という表現もあってとてもよかった。 人への判別をする人達こそ、人とは呼べない。 シンドラー自身、最初は少なからず「ユダヤ人を見る目」をもっていたからこそ、1100人も救えた のではなく 1100人しか救えなかったという重みに変わったと思った。 本当のパワーとは人を殺す理由があるときに殺さないことだ。 死は解決にはならない。

アメリカでは『ジュラシック・パーク』と同じ年に公開された作品。日本では翌1994年に公開されました。 第2次世界大戦時。ナチスによるユダヤ人の大量虐殺が進む中、ドイツ人の実業家オスカー・シンドラーが1200人ものユダヤ人の命を救ったーー。そんな実話を基にした監督渾身の一作です。教科書に出てきたあの出来事が実話であることを残酷なまでに突きつけてきます。 それまで娯楽映画で成功を収めていたスティーブン・スピルバーグでしたが、『カラーパープル』などの重い題材の映画では評価されていませんでした。そんな中、今作で初めてシリアスなテーマでの成功を手にし、念願のアカデミー最優秀作品賞と監督賞受賞も受賞します。 映画史上最も重要な戦争映画であり、間違いなく後世に受け継ぐべき傑作です!

『プライベート・ライアン』(1998年)

1人の兵士を救うため、過酷な戦場へ向かう男たちを描く

Tate_Keigo トムハンクス作品をと思い、見てみました。 一つの戦争物として見始めましたが、その世界に冒頭から入り込んでしまいました。 戦争映画の中でも圧倒的なリアリティの冒頭のノルマンディ上陸作戦。衝撃的な入りです。 その後のたった一人の兵士を探すための任務で危険な敵地へ乗り込む8人のストーリー。その状況下でそれぞれ葛藤しながら、、、 その中でも一人際立っていたのがアパムという兵士。スピルバーグはこのアパムという人間を通して人間の姿を見事に描いています。 ぜひ一度見てください。

今をときめく俳優陣の若かりし頃がまた初々しいですww

スティーブン・スピルバーグが『シンドラーのリスト』以来2度目のアカデミー監督賞を受賞した作品。第2次世界大戦時のノルマンディー上陸作戦を題材に、1人の兵士を救いに向かう兵士たちの姿を描いた戦争映画です。 主演を『フォレスト・ガンプ/一期一会』のトム・ハンクス、救助を待つ兵士を『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のマット・デイモンが演じました。 『ブラックホーク・ダウン』のトム・サイズモア、『グリーンマイル』のバリー・ペッパーも出演し、男たちの熱い戦いと友情を、鬼気迫る演技で魅せてくれます。 絶望的な戦場の場景に戦争の不条理さを思い知らされること必至の戦争映画です。冒頭30分のノルマンディー上陸作戦の描写は必見。映像、音ともに演出が光る迫真の名場面です。

『A.I.』(2001年)

愛を求める少年型ロボットを描く近未来SF

agnowa もともとキューブリックが監督する予定だった作品で、キューブリック死後、彼の遺族の要望でスピルバーグが監督した作品。

治療困難な病気の子供をもった夫妻が、医療カプセルの中で眠り続けている息子の代わりとしてロボットを息子に迎えるところから始まります。ロボットである「息子」と人間の息子の天秤、人間社会とロボットの関係、ロボットの中でも愛されるものと愛されないものの差などが描かれています。

個人的におすすめする見所は、人間を演じるセクサロイドを演じるジュード・ロウの動き。秀逸です。あとM字ハゲも。

キューブリックが監督していたらもっとエグいことになっていたかもしれない。

ロボットの少年が主人公のSFドラマ。『シャイニング』のスタンリー・キューブリックが長年温めてきた企画であり、彼の死によって受け継ぐ形でスティーブン・スピルバーグがメガホンをとりました。同時に脚本も手掛けることになりましたが、スタンリー・キューブリックの遺志を尊重し、案をあまり変更していないとのこと。 地球温暖化により、人口を抑制している近未来。人間の周りにはロボットがあふれていました。「愛」の感情をプログラミングされた少年型ロボットのデイビッド(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、ある夫婦の元へ送られますが……。 人間ではないデイビッドを通して、人間とは一体何だと考えさせられる、切なく愛しい感動作です。2大監督が作り上げた映画の世界をぜひ体験してください。

『マイノリティ・リポート』(2002年)

犯罪者は罪を犯す前に処分される街、次のターゲットはトム・クルーズ

時は西暦2045年。実験的にスタートした犯罪撲滅のための試みは大きな成果を挙げていました。その要にあるのが、未来を透視し凶悪事件を起こす前に犯人を逮捕してしまう犯罪予防システム。ところがその運用の中心人物だった主人公自身が突然、殺人者予備軍として告発されてしまいます。 追う立場から追われる立場へ。サスペンスとしての完成度も非常に高い『マイノリティ・レポート』ですが、当時大きな話題となったのが、スピルバーグが想像し作り上げた21世紀半ばの世界観の生々しさでした。 予告編で登場した空中で操作する映像アプリなどの近未来ガジェットや、個人データを活用して最適な商品を推奨するインタラクティブ動画広告などの「2045年の日常」に関するアイデアは、すべて「専門家集団」が作り上げたのだとか。

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002年)

天才詐欺師がFBI捜査官を欺く!痛快クライムコメディ

skr_icj #eiga #movie 実話を基にした、若き天才詐欺師の物語。 スピルバーグ氏ってこういう映画も撮るんですね。 カールは実物では無いらしいけれど、彼が良いんだよね、温かくて。フランクがしたことはもちろん許されるものでは無いけれど、きっと愛情を求めた結果の行動だったのだろう。それにしても、頭が良いひとって考えることがぶっ飛んでてすごいわ(笑)。 家族愛のようなものが、カールやFBIによって与えられる。最後の机での対面シーンで思わずにやけてしまう。

フランク・W・アバグネイル・Jrの自伝小説『世界をだました男』を基に作られたクライムコメディ。『レヴェナント: 蘇えりし者』のレオナルド・ディカプリオが実在した天才詐欺師の少年を、トム・ハンクスが彼を追うFBI捜査官を演じました。 16歳のフランク(レオナルド・ディカプリオ)は、生きるために小切手詐欺を思いつきます。そこで、パイロットになりすまし、人々を騙して巨額の資金を得るのでした。一方FBI捜査官のカール・ハンラティ(トム・ハンクス)は徐々に犯人に迫っていき……。 テンポ良く進む、鮮やかな詐欺と捜査官の追いかけっこ。主人公が賢く華麗に出し抜く様がなんとも痛快です。クスッと笑える意外なラストもお見逃しなく!

『ターミナル』(2004年)

空港に閉じ込められた男をハートフルに描く

nobuhiko1030 アメリカの空港のロビーから出れなくなった男の話。故郷の国を飛行機で出発した直後、クーデターが起こり事実上国が消滅してしまい。パスポートが無効状態になり、故郷にも帰ることができず、9ヶ月間、空港内で生活することになる。

スティーヴン・スピルバーグ監督なだけあって、安定の内容で面白い。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズが綺麗過ぎる!

様々な人種・文化の人が行き交う「空港」を舞台に繰り広げられるヒューマンドラマ。『プライベート・ライアン』でも主演を務めたトム・ハンクスが主演を務めました。 母国クラコウジアからアメリカに降り立ったビクター(トム・ハンクス)は、ジョン・F・ケネディ国際空港で足止めを食らっていました。母国でクーデターが起こり、パスポートが無効化されていたのです。行き場を失ったビクターは空港の中で生活することに……。 初めは言葉も通じないビクターですが、空港では様々な出会いがあります。心温まるドラマであり、コメディやロマンス要素も持つ、味わい深い名作。現実的な物語なのにファンタジックな演出が、心に優しい後味を残します。

『ミュンヘン』(2006年)

テロリストを暗殺するために送り込まれた男たちの、悲劇の連鎖

実在するイスラエル暗殺部隊の暗躍を描く『ミュンヘン』は、数多くのスピルバーグ監督作品の中でも、他とは一線を画した重さと暗さが全編に漂っています。ノンフィクションを題材に、徹底してリアリティを追求。殺人のシーンですら、冷酷非情な現実感を見せつけます。 そこで描かれているのは、不毛な悲劇の連鎖です。始まりは1972年のミュンヘンオリンピックでの悲劇。その実行犯に対する暗殺部隊による報復という悲劇が積み重なり、やがて暗殺者たち自身もまた悲劇の渦に飲み込まれていきます。 本作公開は2005年。同じ年には『宇宙戦争』が公開されました。ノンフィクションとフィクション、テロリストと宇宙人という違いはもちろんあります。けれど根底には「当たり前の日常が蹂躙されていく恐怖」という共通するテーマが、感じられるのでした。

『リンカーン』(2012年)

偉大なる大統領リンカーン最後の4ヶ月に迫る

Hiroki_Nagasima スピルバーグの、人の優しさってとこで、また撃ち抜かれた気持ちになった。 歴史映画ではあるけど、この時代に人々がどのような行動、言葉、気持ちでいたかって見かたも面白いんじゃないかなって思う。 おれはそんな退屈な映画には思わなかった! とにかく優しい。音楽も、しみる。 歴史映画としてアメリカの教材になるっとなって、そのあとこの映画の歴史は間違ってるっと大学教授?が言って、 映画が放映された後も色々言われていたけど、 映画としては、スピルバーグの残したさいこーの一作なんじゃないかなって思う。 まず教材にするっていうのもナンセンスなのかなっとも思う。映画を見るのも見ないのも、ビデオ屋でこのリンカーンを手に取るかとらないかも、自由なんじゃないかなって。 教材だから見なきゃみたいな位置に映画じたいの存在を置きたくないなっとも思う。

ドリス・カーンズ・グッドウィンによる伝記本『リンカン』を原作とする、アメリカの戦争伝記ドラマ。『マイ・レフトフット』のダニエル・デイ=ルイスが、主人公である第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンを熱演。アカデミー主演男優賞を受賞しています。 エイブラハム・リンカーンが大統領に就任した当時、アメリカ南部ではまだ奴隷制が認められていました。奴隷制に反対のリンカーンが大統領に当選したことを受けて、奴隷制存続を主張する州によりアメリカは分裂。遂には南北戦争へと繋がっていき……。 リンカーンは1つの理想を追い求めた結果、国民の命が失われていくことに苦悩しながらもある決断を下します。 奴隷解放に尽力し、今なお人々に愛される偉大なるリンカーン。彼が暗殺されるまでの最後の4ヶ月間を力強く描いています。

『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015年)

孤高の弁護士をトム・ハンクスが好演

hiroenag ドノヴァンというネゴシエーターもすごい人だったみたいですが、人質交換に使われたスパイのアベルという人(本名はフィッシャーという名前だったようですが)もいくつもの名前を持ち、数カ国語を自由に操るすごい人だったみたいですね。結局彼はドノヴァンよりも1年長く生きて、当時のNew York Timesの訃報によると、肺癌で1971年に亡くなったそうです。イギリス生まれだったというのも(CIAは知っていたのかもしれませんが)、記者が後に彼の墓を訪れて明らかになったという記事もありました。映画としては、前半ちょっとダレる感じ。やや長いです。ただ、交換が決まってからの物語の進行は面白く、後半は楽しめました。ベルリンの壁が出来た時のショックは、特にベルリンに住む人々はいかがばかりだったかと思います。私は壁ができた後に生まれたので、ずっと壁はそこにあったものでしたから、壁が壊れた時の彼らの喜びはもしかしたら半分もわかっていなかったかもしれないなと思ったのでした。

スティーブン・スピルバーグ監督、コーエン兄弟脚本、トム・ハンクス主演と聞けば映画好き垂涎の作品。舞台は1957年、冷戦中にソ連の捕虜となった男を解放しようと奮闘する弁護士を、トム・ハンクスが好演しています。

『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』(2018年)

政府とメディアの戦いをサスペンスフルに描く

2018年3月30日に公開された『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』。メリル・ストリープとトム・ハンクスという大スターの共演も話題で、第75回ゴールデン・グローブ賞の主要6部門にノミネート。また、第90回アカデミー賞でも作品賞、主演女優賞にメリル・ストリープがノミネートされました。 同作の舞台となるのは1970年代アメリカ。劇中では、泥沼化したベトナム戦争の分析・解析を記録した「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在を巡って、米メディアのニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストのジャーナリストたちが、記事の差し止めを狙う政府と戦う姿がサスペンスフルに描かれれます。

『レディ・プレイヤー1』(2018年)

仮想世界が舞台!新時代のエンターテインメントムービー

VR(バーチャル・リアリティ)を題材に、ゲームの世界を舞台にしたSF映画。アーネスト・クラインの小説『ゲームウォーズ』を原作として製作されました。 2045年、環境汚染が進んだ地球は荒廃。人々は仮想世界の「オアシス」で時間を過ごし、現実逃避をしていました。ある日オアシスの創始者が、莫大な遺産をゲームの勝者に譲ると遺言を残して亡くなり、熾烈な戦いが始まります! 仮想世界で起こる物語を、最高の娯楽映画として完成させてくれた作品。常に一歩先の世界を見せてくれるスティーブン・スピルバーグ監督の偉大さを改めて感じることができるでしょう。 ガンダムやAKIRAなど、日本のゲームやマンガのキャラクターも数多く登場。日本人の森崎ウィンが主要キャストに起用されたことも話題になりました。

観れば心に深く刻まれる、スティーブン・スピルバーグ映画

名作揃いのスティーブン・スピルバーグ監督作品の中から、おすすめ作品をご紹介しました。『ジョーズ』『E.T.』など、一度見るといつまでも心に刻まれる作品ばかりです。 頭を空っぽにして映像体験を楽しみたい時も、心をふさぶられたい時も、スピルバーグの映画を選べば間違いなし!エキサイティングかつセンセーショナルな世界へ誘ってくれるスティーブン・スピルバーグの映画を堪能しましょう。