2017年12月28日更新
『白雪姫』についてあなたが絶対に知らない驚きの事実15選
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1.7人の小人は元々違う名前だった!?
撮影中、ウォルト・ディズニーは7人の小人のことを「7人の小さな男たち」と呼んでいました。
2.小人の名前はユニークな候補が揃っていた
小人たちの名前にはびっくり(Jumpy)、はげ頭(Baldy)、にきび(Hickey)、高慢ちき(Sniffy)、ちび(Shorty)、げっぷ(Burpy)などが候補に挙がっていました。
3.ドーピーにまつわる秘密
7人目の小人、ドーピー(おとぼけ)はしばらくの間「7人目」と呼ばれていました。これはアニメーターたちがどんなキャラクターにするかなかなか決められなかったからなのだとか。
また、元々はおしゃべりのキャラクターの予定でしたが、彼に合う声優がいなかったため、逆に全く喋らないキャラクターとなりました。
4.白雪姫にまつわる秘密
白い肌にブルネットの髪が美しい白雪姫。実は彼女は元々ブロンドヘアの予定でした。さらに、彼女のキャラ設定の時にウォルト・ディズニーは「結婚できる年齢に見えるようにしろ」と命じたのだとか。
また白雪姫の特徴的なバラ色の頬は、セルに実際にチークを施したためだと言います。
5.アニメ界では珍しい快挙!
白雪姫はハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに名を連ねています。これはディズニーのキャラクターとしては、ミッキーマウス、ドナルドダック、くまのプーさん、ティンカー・ベル、ミニーマウスと並んで6キャラクターだけです。
6.オスカー像は8体だった
1939年、本作でアカデミー賞名誉賞を受賞したウォルト・ディズニー。なんとそのオスカー像は特別仕様で、1体の通常サイズと7体の小人サイズだったのだとか。
7.サントラが初めて作られた映画
『いつか王子様が(Someday My Prince Will Come)』や『ハイ・ホー(Heigh-Ho)』など挿入歌でも有名な『白雪姫』。実は映画のフィルム上の音声を使ってサウンドトラックが作られた初めての映画でもあります。
8.膨大なスケッチから生まれた名作
世界初の長編アニメーション映画だった白雪姫。その製作にはアニメーターたちの並々ならぬ苦労があり、750人のアーティストが200万以上のスケッチを描いたと言います。また、実際の映画には25000以上の絵が使われました。
9.動物は実物を参考に
白雪姫に出てくるの可愛らしい動物たち。ウォルト・ディズニーはスタジオに動物たちを放し飼いにし、アニメーターたちに実物を参考にして描ける環境を整えていました。
10.鏡の声に隠された苦労
魔法の鏡の声を演じたモローニ・オルセンは、収録中は鏡の声を演出するためにドラムヘッドでできた箱をかぶっていたそうです。
11.誰もが失敗すると思っていた!?
歴史に残る大成功を遂げた『白雪姫』。しかし当初はウォルトの妻リリアンを含めて誰も成功するとは思っておらず、ウォルトは自分の家を抵当にまで入れてこの映画を製作したと言います。
12.魔女の声のポイントは入れ歯
女王と魔女の声を演じたのは実は同じ人物、ルシル・ラ・ヴァーンでした。この2役の声は全く異なるもの、一体ルシルはどのようにして演じ分けたのか…、なんと彼女は魔女の声を出す時には入れ歯を外したのだそうです。
13.有名人にもファンが多い
数々の有名人を虜にしたことでも有名な『白雪姫』。喜劇王チャップリンは「ドーピー(おとぼけ)は最も偉大なコメディアンの1人だ」と称賛したのだとか。また、悪名高い独裁者ヒトラーもこの映画のファンで小人のスケッチが見つかっています。
14.幻の名曲を入れた続編も考えられていた
一時期は続編が騒がれたこともあった『白雪姫』。その中には本編で未使用の楽曲『ミュージック・イン・ユア・スープ』を使ったシーンが登場する予定でした。これは小人と白雪姫の食事シーンで登場予定でしたが、下品だというウォルトの判断で使用が中止されたものです。
15.王子の映像化は難しかった
白雪姫の目覚めのきっかけとなる王子。実際の彼の登場シーンはわずか2分ほど。もっと長い時間登場する予定でしたが、アニメーターが彼をアニメ化するのが難しいと判断したために大幅にカットとなったそうです。