【一覧】ディズニープリンセスの年齢全員知ってる?名前・出演映画を非公式キャラ含んで紹介!
女の子の憧れ、ディズニープリンセス。アメリカでは13人のキャラクターが、日本では8人のキャラクターが公式の「ディズニープリンセス」として紹介されています。 今回はこの13人と、プリンセスとともに人気の高いその他のディズニー作品のお馴染みヒロインについて、年齢や性格、出演作品の概要などを紹介していきます。魅力たっぷりのプリンセスたちが時代を超えて私たちを惹きつける所以を読み解いていきます。
タップできる目次
- 【一覧】ディズニープリンセスの名前を画像付きで紹介
- 【日本公式】白雪姫
- 【日本公式】シンデレラ
- 【日本公式】オーロラ姫
- 【日本公式】アリエル
- 【日本公式】ベル
- 【日本公式】ジャスミン
- 【日本公式】ラプンツェル
- 【日本公式】モアナ
- 【アメリカ公式】ポカホンタス
- 【アメリカ公式】ムーラン
- 【アメリカ公式】ティアナ
- 【非公式】エルサ
- 【非公式】アナ
- 【非公式】ヴァネロペ
- 【非公式】ティンカー・ベル
- 【非公式】アリス
- 【非公式】ジゼル
- ディズニープリンセスはまだまだ沢山?
- 「シュガー・ラッシュ2」でディズニープリンセスが全員集合!
- ディズニープリンセスの定義とは?
- 時代とともに進化するディズニープリンセスを一覧でおさらい
【一覧】ディズニープリンセスの名前を画像付きで紹介
日本公式サイトではモアナまでの8人、アメリカの公式サイトではもう5人加わって13人がディズニープリンセスとして紹介されています。また映画『シュガーラッシュ:オンライン』(2018年)ではエルサやアナもプリンセスとして登場しました。 プリンセスの定義については記事後半で詳しく解説していきます。まずは各プリンセスの紹介から。
【日本公式】白雪姫
出演映画 | 『白雪姫』(1937年) |
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年齢 | 14歳 |
国 | ドイツ? |
性格 | 思いやりがあって前向き |
『白雪姫』に登場するディズニー初のプリンセス・白雪姫は、お城に暮らす14歳の王女。可憐で清楚、優しい心を持った少女で、王女ながら家事全般も得意。外見の美しさにとらわれず、内面を見つめる姿勢が素敵です。 女王である継母にその美貌を妬まれ、森に逃れて7人の小人のもとに身を寄せたものの、その素直な性格ゆえに、魔女に変身した継母の毒リンゴを口にしてしまいます。最後に王子様のキスで目を覚ますロマンティックな展開は月日が経っても色あせない魅力があります。 『白雪姫』の原作はグリム童話で、舞台は中世ドイツ。本作は世界初となった長編アニメーションのカラー映画で、アメリカ公開は1937年、日本では戦後の1950年にようやく公開されました。
【日本公式】シンデレラ
出演映画 | 『シンデレラ』(1950年) |
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年齢 | 19歳 |
国 | フランス? |
性格 | 優しさと決断力を持つ |
『シンデレラ』に登場するシンデレラは、動物たちにも優しく慈愛に満ちた心を持ち、動物たちの服や亡き母のドレスを手直しするなど裁縫が得意。どんなに苦しい時でも希望を持ち続け、明るく前向きにふるまい、最後には夢を叶える姿が魅力です。 シンデレラは実の母を早くに亡くし、父は後妻にトレメイン夫人と2人の義姉を迎えます。しかし彼女たちは父の死後、シンデレラの美貌を妬んで使用人のように扱っていました。そんな中、王子が花嫁を探すために舞踏会を催すという知らせが舞い込みます。 構想27年、製作5年という、ウォルト・ディズニーの強い思いが詰まった『シンデレラ』。アメリカ公開は1950年、日本公開は1952年でした。フランスの詩人シャルル・ペローの童話『シンデレラ』が原作で、ヨーロッパ各地の伝承が元になっています。
【日本公式】オーロラ姫
出演映画 | 『眠れる森の美女』(1959年) |
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年齢 | 16歳 |
国 | ヨーロッパの王国 |
性格 | 気立てがよく上品 |
ヨーロッパの王国に生まれ、誕生の祝福として美しさと歌の才能を授けられたオーロラ姫。バラのように赤い唇と輝く金髪を持つ、16歳のプリンセスです。3人の育て親から愛情をたっぷり受けて育ち、誰にでも分け隔てない優しさをもって接します。 オーロラ姫誕生の際、招かれなかった魔女マレフィセントが怒り、まだ幼い姫に呪いをかけたため、城から離れた森で3人の妖精に守られて「ブライア・ローズ」として育てられます。そして森で偶然出会ったフィリップ王子と恋に落ちるのですが……。 本作は『シンデレラ』と同じく、シャルル・ペローの童話が原作。アメリカ公開は1959年、日本公開は1960年です。生前のウォルト・ディズニーが関わった最後の童話原作作品となりました。
【日本公式】アリエル
出演映画 | 『リトル・マーメイド』(1997年) |
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年齢 | 16歳 |
国 | 海の王国アトランティカ |
性格 | 好奇心があり冒険好き |
『リトル・マーメイド』に登場するアリエルは、海の王国「アトランティカ」王トリトンの16歳の末娘。豊かな赤毛と美しい声を持ち、好奇心と冒険心にあふれる人魚のプリンセスです。ただお転婆なだけではなく、仲間を想う優しさや自分の為に行動する実行力も持ち合わせています。 地上の世界に憧れを抱いていたアリエルは、海難事故に遭ったエリック王子に一目惚れ。海の魔女アースラと、3日間だけ人間になれるという魔法の契約を交わして地上へ行きますが、引き換えにその美しい声をアースラに奪われてしまいます。 アメリカ公開は1997年、日本公開は1998年。アンデルセン童話『人魚姫』を原作とした作品で、ディズニーの劇場版セルアニメとしては、本作が最後となりました。
【日本公式】ベル
出演映画 | 『美女と野獣』(1991年) |
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年齢 | 17歳 |
国 | フランス |
性格 | 意思が強く優しい |
『美女と野獣』の主人公ベルは、フランスの田舎町に住む17歳の美しい娘。読書と空想が大好きで、発明家の父モーリス同様、町の人々には変わり者と思われています。夢見がちですが、父親想いの優しい性格で、野獣の姿を見ても怯まずに接しました。 森の奥深くの城に、十年以上も前に魔法をかけられて野獣と化した王子が住んでいました。そこに迷い込んで囚われた父モーリスの代わりに、城に残ることを決めたベル。徐々に野獣とも打ち解けていきますが、王子の魔法を解く方法は「真実の愛」を見つけることであり、その期限は迫っていました。 フランスの民話『美女と野獣』を原作としていますが、現代的フェミニズムを取り入れた物語となっています。アメリカ公開は1991年、翌年には日本でも公開され大ヒットしました。アニメ映画としては史上初のアカデミー賞作品賞ノミネート作品です。
【日本公式】ジャスミン
出演映画 | 『アラジン』(1992年) |
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年齢 | 17歳 |
国 | (アグラバーの都) |
性格 | 勇敢で大胆 |
『アラジン』に登場するジャスミンは、砂漠の都アグラバーの宮殿に住む15歳の王女。自立心が強く、窮屈な宮殿暮らしから自由になって、世界を旅することを夢見ています。 自由が欲しくて王宮を抜け出したところ、青年アラジンに偶然出逢います。ひょんなことから魔法のランプの主人となったアラジンは、ジャスミン結ばれたい一心で、アリ王子に変身したいとランプの精ジーニーに願い出ます。そして、ジャスミンを魔法の絨毯に乗せて、広い世界を見に出かけるのです。 アメリカ公開は1992年、日本公開はその翌年で、主題歌「ホール・ニュー・ワールド」が大ヒットしました。原案は「アラビアンナイト」として知られる『千夜一夜物語』の中でも、最も有名な物語『アラジンと魔法のランプ』です。
【日本公式】ラプンツェル
出演映画 | 『塔の上のラプンツェル』(2010年) |
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年齢 | 18歳 |
国 | コロナ王国(架空の国) |
性格 | 探究心と豊かな想像力を持つ |
『塔の上のラプンツェル』に登場するのは、18年間もの間、森の塔に閉じ込められていた王女ラプンツェル。21メートルという長さを誇る美しい髪を持ち、外の世界に憧れる少女です。長い髪を駆使して戦うおてんばな一面もあります。 老女ゴーテルは魔法の力を独り占めしようとし、ある王国からラプンツェルを赤ん坊の頃に誘拐、高い塔に閉じ込めて育てていました。ある日塔に忍び込んだ逃亡中の泥棒フリン・ライダーと出会い、助ける代わりに外に連れて行くように頼みます。 原作はグリム童話の『ラプンツェル』で、日本では“髪長姫”と翻訳されていました。ディズニー・スタジオでの長編作品としては50作目であり、初めて3Dで描かれたディズニープリンセスです。アメリカ公開は2010年、日本公開は2011年でした。
【日本公式】モアナ
出演映画 | 『モアナと伝説の海』(2016年) |
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年齢 | 16歳 |
国 | モトゥヌイ島(架空の国) |
性格 | 責任感が強く努力家 |
モアナは『モアナと伝説の海』のヒロインで、海を愛する16歳の少女。南太平洋の島々をモデルとしたモトゥヌイ島の村長の娘です。本名はモアナ・ワイアリキといい、将来は村長である父の後を継いで島のリーダーになることを期待されています。 海に選ばれた者として、盗まれた命の女神テ・フィティの「心」を取り戻して村を救うため、航海に出ました。海に出たモアナが出会ったのは、「心」を盗んだ張本人のマウイ。半神半人で風と海を司り、優秀な航海士でもあるマウイとの出逢いは、モアナを成長させていきます。 3Dアニメーションとして製作され、2016年にアメリカ公開、その翌年には日本でも公開されました。モアナの声優は、原語版ではハワイ出身のアウリイ・クラヴァーリョ、日本語版では沖縄出身の屋比久知奈が務めています。
【アメリカ公式】ポカホンタス
出演映画 | 『ポカホンタス』(1995年) |
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年齢 | 18歳 |
国 | アメリカ |
性格 | 勇気に溢れていて自由 |
ポカホンタスはアメリカ先住民族・パウアタン族首長の18歳の娘です。動物や木の精霊と心を通わせることができ、風のように自由に生きることを望んでいます。 17世紀初頭、アメリカの植民地化を進めるため上陸してきたイギリス人の中に、キャプテンのジョン・スミスがいました。一目見ただけで運命の恋に落ちたポカホンタスとジョン。しかし逢瀬を重ねるうち、イギリス人とポカホンタスの仲間たちとの対立が始まってしまいます。 『ポカホンタス』はディズニー初の歴史上の人物を描いた物語であり、逸話や民話・伝承を基に製作されました。実在のポカホンタスの本名は「マトアカ」。ポカホンタスとはあだ名で、「おてんば」といった意味です。
【アメリカ公式】ムーラン
出演映画 | 『ムーラン』(1998年) |
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年齢 | 16歳 |
国 | 古代中国 |
性格 | 伝統に縛られない自由な心 |
『ムーラン』のヒロイン、ファ・ムーラン(花木蓮)は、名門ファ家の16歳の一人娘。父の代わりに、髪を切って男装し、兵士としてフン族との戦いに参戦する勇敢な少女です。乗馬が得意で、愛馬カーンに乗って出陣します。 北方騎馬民族のフン族が攻めてきたため、一家に1人、男子が徴兵されることになった時代。ファ家の一人娘ムーランは、父の代わりに男装して出陣。見事な奇策によって軍を勝利に導きます。 アメリカ・日本公開は同年の1998年。古代中国が舞台で、中国の伝説「花木蓮」が基になっています。アメリカ公式ではディズニープリンセスの1人に数えられるムーランですが、王女でもなく王子と結婚もしていない特異なキャラクターです。
【アメリカ公式】ティアナ
出演映画 | 『プリンセスと魔法のキス』(2009年) |
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年齢 | 19歳 |
国 | アメリカ |
性格 | 夢を追う頑張り屋 |
『プリンセスと魔法のキス』の主人公は、アメリカ・ニューオーリンズのフレンチ・クオーターに住む19歳のティアナです。料理が得意で、夢は自分のレストランを持つこと。亡き父の夢を継いでいます。 ある晩、ナヴィーンと人語で名乗るカエルに出逢ったティアナ。ナヴィーンは魔法でカエルに変えられた王子で、キスしたら元に戻ると言われて、躊躇の末キスをします。ところが元に戻ると思いきや、なんとティアナがカエルに変わってしまいました。 E.D.ベイカーの小説『カエルになったお姫様』が原作で、グリム童話『かえるの王さま』も劇中で引用されています。アメリカ公開は2009年で、翌年には日本でも公開しました。 ティアナのモデルとなったのは、リア・チェイスという実在の女性シェフ。公民権運動時代のニューオーリンズで「ドゥーキー・チェイス・レストラン」を創業し、「クレオール料理の女王」と呼ばれた伝説的な人物です。
【アメリカ公式】メリダ
出演映画 | 『メリダとおそろしの森』(2012年) |
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年齢 | 17歳 |
国 | スコットランドのダンブロッホ王国 |
性格 | 責任感が強く勇敢 |
『メリダとおそろしの森』に登場するメリダは、10世紀スコットランドのダンブロッホ王国の王女。14歳の彼女は乗馬と弓を得意としており、自由を好み活発な性格ゆえ束縛を嫌い、結婚にはかなり消極的です。王子と恋に落ちない展開は、プリンセスの歴史を塗り替えました。 いつまでもおてんばなメリダを心配し、3人の領主とその息子たちを招いて競技会を催すことにした母のエリノア王妃。ところが、この競技会が自分の結婚相手選びだと気付いたメリダは、母親に反抗し自分が優勝してしまいます。 2012年に日米で公開されたディズニー・ピクサー作品です。ピクサーとしては初の女性主人公で、ディズニープリンセスがヒロインとなったのも初めてでした。 メリダの独特な赤い巻き毛の数は約1500本で、1本1本がすべて地肌から生えているように描かれているそう!そのために新しいソフトウェアプログラムも開発されたといいます。
【アメリカ公式】ラーヤ
出演映画 | 『ラーヤと龍の王国』(2021年) |
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年齢 | 18歳 |
国 | 東南アジア |
性格 | 大胆不敵だが人に不信感を持つ |
『ラーヤと龍の王国』に登場するのは、幼くして「龍の石」の守護者になった戦士でプリンセスのラーヤ。勇敢さを持つ一方で、トラウマによって人を信じられなくなってしまいます。 その昔、邪悪な魔物によって守護者である龍と「信じあう心」を奪われた龍の王国。500年後の現在、王国に再び魔物たちの魔の手が忍び寄ります。龍の力を守る一族の末裔であるラーヤは、王国を守るため壮大な旅に出ます。 プリンセス映画の定石である、王子様も悪者も登場しないことで話題を呼びました。本作はさらに、ディズニー初の東南アジア(ベトナム、タイ、ラオス、カンボジア、マレーシア、フィリピン)をモデルにしたプリンセスとしても注目されています。街並みや料理、文化の面で東南アジアを感じられる作品です。
【非公式】エルサ
出演映画 | 『アナと雪の女王』(2012年) |
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年齢 | 21歳 |
国 | 北の王国アレンデール |
性格 | 妹思いで慎重派 |
エルサは北の王国アレンデールの21歳の第一王女。両親を事故で亡くした後、長女として王位を継承し女王となります。雪や氷を作り出す魔法の力を生まれつき持っていますが、普段は真面目で慎重派のエルサも感情的になると魔法の力をコントロールできなくなることも。 妹のアナとは幼い頃から仲良しでしたが、誤って魔法の力でアナを傷つけたことがトラウマになり、それ以来魔法の力を隠して引きこもっていました。戴冠式の日、アナとの口論から力を暴発してしまい、山へ逃れて氷の城を作って独りで生きる決意をします。 『アナと雪の女王』はアメリカでは2013年に公開、日本では2014年に公開されました。ディズニーでは初のWプリンセスで、アンデルセン童話『雪の女王』を原作としています。
【非公式】アナ
出演映画 | 『アナと雪の女王』(2012年) |
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年齢 | 18歳 |
国 | 北の王国アレンデール |
性格 | 明るく大胆、姉思い |
エルサの妹アナはアレンデール王国の18歳の第二王女で、『アナと雪の女王』の主人公です。エメラルドグリーンの瞳とそばかすが印象的で、明るく大胆な性格。 幼い頃エルサに魔法の力で怪我を負わされたことは、記憶に残っていないため、エルサが自分を避ける理由がわからなかったアナ。ずっとエルサを慕っており、姉妹の絆を取り戻したいと強く願っています。 戴冠式で出会ったハンス王子と互いに一目惚れし、すぐに婚約してしまうような素直すぎる一面もあります。それでもエルサを救うために力を尽くしてくれた山男のクリストフの真心には、きちんと応えていました。
【非公式】ヴァネロペ
出演映画 | 『シュガー・ラッシュ』(2012年) |
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年齢 | 9歳 |
国 | シュガー・ラッシュ(ゲーム)の世界 |
性格 | 好奇心旺盛で新しいもの好き |
ヴァネロペはアーケードのレースゲーム「シュガー・ラッシュ」の天才レーサー。本名はヴァネロペ・フォン・シュウィーツで、ゲーム内の世界を統べるプリンセスです。ディズニーヒロインの中でも、9歳とかなりの低年齢! 見た目は小さくて可愛らしいヴァネロペですが、超一流のレーステクニックを持ち、予測できないようなワクワク感を常に求めています。『シュガー・ラッシュ:オンライン』でも、インターネットの世界へ好奇心を持って飛び込んでいきました。 前作『シュガー・ラッシュ』が公開されたのは、アメリカで2012年、日本で2013年。続編となる『シュガー・ラッシュ:オンライン』は、日米ともに2018年に公開されました。
【非公式】ティンカー・ベル
出演映画 | 『ピーター・パン』(1953年) |
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年齢 | 不詳 |
国 | イギリス? |
性格 | 強く優しくヤキモチ焼き |
ティンカー・ベルは、1953年のディズニーアニメ『ピーター・パン』に登場する妖精。ピーター・パンのことが大好きで、いつもそばで守っています。しかし嫉妬心から、ピーターに近づくウェンディには冷たい態度を取ることも。 ティンカー・ベルは妖精のため、生まれた時から姿が変わらず、年齢もないといわれています。彼女が飛べば金色に輝く妖精の粉が舞い、その粉を浴びると信じる心さえあれば、空を飛ぶことができるのです。 イギリスの作家ジェームズ・マシュー・バリーの戯曲『大人になりたくないピーターパン』が原作。主人公のウェンディもイギリス・ロンドンに住んでいます。日本では1955年に公開されています。 ティンカー・ベルは元は公式プリンセスに入る予定でしたが、「ディズニーフェアリーズ」というメディアミックス企画の主人公になりました。ディズニーフェアリーズは、映画シリーズ『ティンカー・ベル』に登場する妖精たちです。
【非公式】アリス
出演映画 | 『ふしぎの国のアリス』(1951年) |
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年齢 | 7歳? |
国 | イギリス? |
性格 | 優しくて好奇心旺盛 |
アリスは、1951年のディズニーアニメ『ふしぎの国のアリス』のヒロイン。イギリスに住む好奇心旺盛な少女で、服を着た白うさぎを追って穴に落ち、不思議な世界に迷い込みます。 原作はルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』で、原作のアリスは7歳と推測され、アニメ版でも同様の設定と思われます。『シュガー・ラッシュ』のヴァネロペよりも幼い! 1930年代から長編アニメーションの第1候補として挙げられていた作品で、アリスはウォルト・ディズニーが映画化を切望していたキャラクターだそうです。日本での公開は、アメリカ公開の2年後の1953年でした。
【非公式】ジゼル
出演映画 | 『魔法にかけられて』(2007年) |
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年齢 | 33歳? |
国 | おとぎの国→ニューヨーク |
性格 | 心優しくロマンチスト |
ジゼルは2007年のミュージカル映画『魔法にかけられて』のヒロインで、2Dアニメーションと実写のハイブリッドが話題となりました。実写版のジゼルは、エイミー・アダムスが演じています。 おとぎ話の世界に存在するアンダレーシアに住むジゼルは、王子様との真実の愛を夢見るうら若き乙女。ジゼルの年齢の設定は明らかにはなっていません。演じたエイミー・アダムスは2007年当時は33歳でした。 ジゼルのキャラクターは今までのディズニープリンセスたちをモデルとしており、裁縫と掃除と歌が得意。婚約したエドワード王子の継母の陰謀によって、おとぎの国アンダレーシアから現実のニューヨークに迷い込んだジゼルは、現実主義の弁護士ロバートと出会って“本当の恋”を知っていきます。
ディズニープリンセスはまだまだ沢山?
公式の11人、そして『シュガー・ラッシュ:オンライン』で登場した15人のプリンセスの他にも、ディズニーアニメのヒロインたちはディズニープリンセスとして扱われることもあるようです。 例えば、『アトランティス 失われた帝国』(2001年)のヒロインであるキーダ姫や、『コルドロン』(1985年)に登場するエロウィー姫は、実際にプリンセスです。『ロビン・フッド』(1973年)には、リチャード王の姪のマリアン姫がヒロインとして登場しています。 『ライオン・キング』(1994年)では、ヒロインのナラと王シンバとの間に娘のキアラが誕生します。それが『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』(1998年)に登場するキアラです。ナラはプライド・ランド王国の王妃、キアラは王女ということになりますね。 また、1997年のギリシャ神話を題材とした『ヘラクレス』に登場したメガラも、プリンセスの1人に加えられています。主人公ヘラクレスの妻となるメガラは、ギリシャ神話ではテーバイ王クレオーンの娘です。
「シュガー・ラッシュ2」でディズニープリンセスが全員集合!
2018年に公開された『シュガー・ラッシュ:オンライン』。インターネットの世界を訪れたヴァネロペが、総勢14人のプリンセスに出会うシーンが印象に残っている人も多いはず。 プリンセス専用の部屋に集まった歴代のプリンセスは、3Dアニメーションになっているだけでなく、それぞれの映画の特徴をしっかりと捉えていました。まさに夢の共演ですね。
ディズニープリンセスの定義とは?
アメリカ公式の定義
アメリカ公式でディズニープリンセスとして認められているのは、白雪姫、シンデレラ、オーロラ姫、アリエル、ベル、ジャスミン、ポカホンタス、ムーラン、ティアナ、ラプンツェル、メリダ、モアナの12人。 かつては“お淑やかで気品がある”というようなイメージが強かったディズニープリンセスですが、その定義は近年“行動的で芯の強い勇敢な女性”に変化してきているようです。 さらにディズニーアニメの女性主人公で、人間のキャラクターであることも条件。そして、動物などの相棒を連れていることも条件だと考察している人もいるようです。 王家の生まれであったり王族と結婚したキャラクターだけが「プリンセス」だったのは昔の話で、ムーランのように英雄的な行動をした女性も現在はプリンセスに選ばれています。
日本公式
日本公式のディズニープリンセスは、アメリカ公式のポカホンタス、ムーラン、ティアナ、メリダの4人が外されています。その理由はおそらく、日本では知名度や人気が低く売上が見込めないという現実的な理由だと考えられます。 『アナと雪の女王』のアナとエルサはどちらの公式にも入っていません。これはディズニープリンセスというブランドの中に含めなくても、単体でグッズが売れるからだと考えられます。人気が高すぎるが故の結果ではないでしょうか。
シュガーラッシュでは?
Watch a sneak peek of Vanellope’s run-in with the Disney Princesses in #RalphBreaksTheInternet. See more in theaters now! pic.twitter.com/v3j2hyfiDs
— Disney (@Disney) November 22, 2018
『シュガー・ラッシュ:オンライン』で、インターネットの世界に入ったヴァネロペが、ディズニープリンセス専用の部屋へ迷い込みます。そこで歴代プリンセスたちに囲まれて問いかけられたのが、プリンセスの定義。 それは「背が高くて強い男性に幸せにしてもらったってみんなに思われてる?」というもの。プリンセスの幸せが“男性に与えてもらう”形から“自ら掴む”形に変化した現代では、上記の問いのような定義はシニカルに響く時代錯誤なものとなったのだと考えさせてくれます。
いまだに王子様よりセリフが少ないプリンセス
現代のディズニープリンセスは、ますます自立した勇敢な女性像が多くなってきています。とはいえまだまだ女性キャラクターのセリフの比率は、男性キャラクターよりも少ないようです。女性キャラクターが話している時間は、男性のものより40%も少ないとか。 女性2人を主人公にした『アナと雪の女王』でさえ、59%が男性キャラクターのセリフだったそう。多くの自立した女性が活躍できる社会が今後一層築かれていくことを願わずにはいられませんね。
時代とともに進化するディズニープリンセスを一覧でおさらい
ディズニープリンセスは今も昔も、女の子の憧れの的!しかし従来のプリンセスの定義は古い考え方となり、今やプリンセスたちも時代の流れに乗って進化を続けています。 膨大な時間をかけ、練り上げられて創られてきたディズニープリンセスたち。常に新しい女性像を探求し、私たちに夢と理想を届け続けています。