2019年2月12日更新

歴代ディズニー映画一覧!全57作品一挙紹介!【2019年最新】

世界中で愛されているディズニー映画。有名なキャラクターは知っていても、詳しいストーリーを知らない作品も多いのではないでしょうか。今回は最新作の『シュガー・ラッシュ:オンライン』から古典の名作まで、ディズニー映画を一挙に振り返ってみましょう。

この記事の目次 [閉じる]

名作揃いの歴代ディズニー映画を最新作から振り返ろう【アニメ編】

『ファンタジア』
© 1940 - Walt Disney Productions

ディズニー映画には数えきれないほどの名作があります。往年の名作から、近年公開された最新作まで、それぞれの作品が違った魅力を持っているのです。 しかし、昔見た作品がどんな内容だったか忘れてしまったという人や、キャラクターが有名すぎてストーリーを知らないという人も多いのではないでしょうか? 今回は、2018年12月に公開された最新作『シュガー・ラッシュ:オンライン』から古典の名作映画まで、歴代ディズニーアニメ映画を振り返ります。

アニメだけじゃない!実写ディズニー映画一覧はこちら

おすすめピクサー映画を知りたい方はこちら

2010年代のディズニー映画

2010年代のディズニー映画は、『ズートピア』に代表されるような個性豊かなキャラクターが登場するものが多いのが特徴です。また、『アナと雪の女王』のエルサや『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルのような、運命を切り開く強さや行動力を持った「新しいプリンセス」も登場しています。

『シュガー・ラッシュ:オンライン』(2018年)

ネットの世界での大冒険!ディズニープリンセスも集合

2012年の『シュガー・ラッシュ』の続編となる作品です。アーケードゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の悪役であるラルフは、レースゲーム「シュガー・ラッシュ」のコースに飽きてしまったという親友のヴァネロペのために、新たなコースを作ってあげようと試みます。 しかし、そのせいで「シュガー・ラッシュ」の世界は危機に。ラルフとヴァネロペは、自分たちのゲームと仲間たちを救うためにネットの世界へと飛び込んでいくのです。 ディズニーのキャラクターが大勢登場するシーンは見どころのひとつ。中でも、ヴァネロペがディズニー・プリンセスたちに囲まれるシーンは印象に残ること間違いなし。ただ楽しいだけでなく、「友だちとはどんな存在か?」という問いも投げかけてくるような、考えさせられる作品でもあります。

『モアナと伝説の海』(2017年)

海に選ばれた少女の物語

幼い頃からサンゴ礁を超えてはいけないと言い聞かせられていたモトゥヌイ島の村長の娘・モアナは海への憧れを抱き続けていました。ある時島で魚も作物も採れなくなってしまい、モアナはサンゴ礁の向こう側へ魚を取りに行くことを提案しますが、父のトゥイに反対されてしまいます。 そんなモアナを見た祖母・タラは彼女を洞窟へと連れて行き、実はモアナは「海に選ばれし者」であることを告げます。勇敢な少女・モアナは冒険の中で半神・マウイと出会い、様々な経験をしていきます。 ディズニー初のポリネシア系プリンセスとなるモアナの勇姿と、作り込まれた美しい海の描写には圧倒されます。また、話題を呼んだ主題歌『How Far I’ll Go』はアカデミー歌曲賞にノミネートされました。

『ズートピア』(2016年)

なんにだってなれる!多様性を描いた名作ディズニー映画

ウサギのジュディは、ズートピア警察の警官(ZPD)になることを夢見て努力し、見事ZPDの一員になります。しかし、ウサギは身体が小さく交通違反の取り締まりしかやらせてもらえません。そんな中、サギ師のキツネ、ニック・ワイルドに出会います。 ZPDで起きている行方不明事件を担当することになったジュディとニック。彼らがたどり着いた真実は、草食動物と肉食動物が幸せに暮らすズートピアを揺るがすようなものでした。 世間知らずで猪突猛進、「なんにだってなれるわ」と希望に満ちて語るジュディを、幼いころ傷つけられて夢を失ったニックは放っておくことができません。恋人ではない、でもいい感じのコンビが人気を博しました。現代の社会の風刺ともとれるような差別の描き方にも注目です。

『ベイマックス』(2014年)

優しいヒーローの物語

『ベイマックス』
© Walt Disney Studios Motion Pictures

天才的な化学の頭脳を持つヒロは、その才能を非合法なロボットファイトに使うという自堕落な生活を送っていました。そんな弟を見かねた兄タダシに「ベイマックス」を見せられたヒロは、本格的に科学を学ぶことを決意しますが、その矢先に兄が火事で死んでしまいます。 兄の残したベイマックスを使って、兄の死の真相を確かめようとするヒロ。ディズニー映画ではありますが、ロボットと少年の心の交流ももちろんのこと、ロボットのかっこいい戦闘シーンが見ものです。 また、主人公のヒロは日本人とアメリカ人のハーフ。フルネームもヒロ・ハマダと、日本風のものです。物語の舞台も、サンフランシスコと東京を融合させた架空の都市「サンフランソウキョウ」。実在する日本の建物をモデルにするなど、日本風の景色も登場します。

『アナと雪の女王』(2013年)

ディズニー作品史上最高の姉妹愛

氷を司る力を持つエルサと妹のアナは幼いころは王女として幸せに暮らしていました。しかし次第にエルサは自分の力を押さえられなくなり、自室に引きこもるように。両親は航海中に他界してしまい、アナは二人で協力して生きていこうとはたらきかけるも、エルサは応えません。 そんな中、エルサの戴冠式の日がやってきますが、力が暴走し国は氷に覆われてしまいました。責任を感じて姉を迎えに行くアナの冒険を描きます。 本作は日本で大人気を博し、国内歴代興行収入第3位を記録するほどでした。主題歌が話題となったのみならず、ディズニー映画で姉妹の愛をこれほどまでにクローズアップした作品はありません。エルサとアナ、どちらに共感できるかでも、楽しみ方の変わってくる作品です。

『シュガー・ラッシュ』(2012年)

悪役がヒーローに!?正義とは何かを問う名作

アーケードゲームで悪役として活躍するラルフですが、実はヒーローになることを夢見ていました。しかし悪役だからこそ周囲の人々に疎まれ、つまはじきにされてしまいます。 そんなラルフは、ヒーローになるために『シュガー・ラッシュ』というゲームの世界に入り込みました。そこで同じように共演者から疎外されていたヴァネロペと出会い、共に優勝を目指します。果たしてラルフはヒーローになれるのでしょうか? 嫌われ者のラルフと、仲間外れのヴァネロペ。2人の友情を描いた作品ではありますが、同時に「正義とは何か?」というテーマも持っているのです。最後のラルフの思いに共感できる人は多いのではないでしょうか。

『くまのプーさん』(2011年)

クリストファー・ロビンを助けるために冒険へ!

プーたちがある朝起きると、クリストファー・ロビンがいなくなっていました。オウルによると、スグモドルという恐ろしい怪物に誘拐されてしまったようです。プーたちはクリストファーを助けるために冒険に出るのでした。 プーさんにイーヨー、ティガーといったおなじみのキャラクターたちが、大好きなクリストファー・ロビンのために困難に立ち向かう姿は、かわいらしいけれど彼らの思いの強さに感動もできる作品です。作品の途中に挿入される「はちみつがいっぱい」という曲は頭に残ること間違いなしです。

『塔の上のラプンツェル』(2010年)

踏み出す勇気の大切さを教えてくれる

『塔の上のラプンツェル』
© 2010 - WALT DISNEY PICTURES

主人公・ラプンツェルは実はお姫様ですが、魔女に幼いころさらわれて育てられたため、本当の自分について知りません。さらに彼女の髪には魔力が宿っていて、魔女はその力を使って若さを保っていました。ある日、自由を求めるラプンツェルは、泥棒のフリンと出会います。フリンに頼み、王国を目指すラプンツェルを、魔女は追い始めます。 一生懸命で天真爛漫なラプンツェルと、情けないけれどどこか優しくて憎めないフリンのコンビは、多くの人を魅了しました。ラプンツェルはこれまでのプリンセスとは違い、自分自身で結婚相手を選んだり、自分の長い髪を使ってアクションをこなすようなおてんばさを見せ、「新しいプリンセス」として注目されました。 ふたりのロマンスと、冒険に満ちたどきどきわくわくの物語です。美しい街並みや祭りの映像も必見。作品自体の評価も高く、観客のみならず多くの評論家からも称賛されています。

2000年代のディズニー映画

『リロ&スティッチ』などが公開された2000年代。スティッチの可愛らしさは日本でも大きな話題となりましたが、ただ可愛いだけではなく家族の絆をテーマに描いた作品になっているのです。それと同じように、2000年代の作品は奥深いテーマを描いたものが多くなっています。

『プリンセスと魔法のキス』(2009年)

本当の自分を教えてくれる。ディズニー映画初のアフリカ系プリンセス

主人公のティアナは、バリバリと仕事をかけもちしながら、レストランを出すという夢をかなえるために努力しています。そんな中、カエルに姿をかえられた王子に、キスをしてくれたら自分は元に戻れるからと頼まれます。ティアナがキスをすると、なんと彼女までカエルになってしまいました。 人間に戻るための冒険の過程でのロマンスはもちろん、「本当の自分に気づく」というメッセージがちりばめられているのも見どころです。 本作の主人公であるティアナはディズニー映画初のアフリカ系プリンセスとなりました。作品自体の評価は高かったものの「プリンセス」の要素を強調しすぎたためか、興行収入はディズニーの想定を下回る結果となったようです。

『ボルト』(2009年)

「普通」でも頑張れることがあると教えてくれる、隠れた名作

テレビの中でスーパーヒーロー犬として扱われすぎて、自分のことを本当にスーパー犬だと思っているボルトが主人公。しかし、ひょんなことからスタジオを出て迷子になってしまい、そこで知り合った猫のミトンズやハムスターのライノと関わるうちに、現実の世界について学んでいきます。 そして、自分がスーパー犬でないという現実にも気付くボルト。しかし、そんなつらい現実の中で、飼い主ペニーを救うために大冒険をします。 子供から大人になるということは、少なからずそういった夢が破れる瞬間を経験しますね。そこからどんな風に立ち直って、更なる成長を遂げるかを描いた作品です。 本作は、ピクサーの最高責任者であるジョン・ラセターが制作に携わった最初の作品となりました。そのためか、2000年代に突入してからあまり振るわなかったディズニー映画としては久しぶりの高評価を受け、ディズニーの今後が期待されるきっかけともなったのです。

『ルイスと未来泥棒』(2007年)

前へ進み続ける大切さを描く

主人公ルイスは、孤児院に捨てられていた発明好きの少年。そんな彼の前に、未来警察だというウィルバーが現れます。ルイスの作品が、どのように世間に出るかによって、その後の未来が変わってしまうのを知らせに来たのです。 自分に自信のないルイスは、ウィルバーに協力する気もなくふてくされてしまいます。しかし、ウィルバーに未来を見せられて、次第に自分のやるべきことを理解し奮闘します。 未来の意味、自分のやるべきこと、そういったものたちに気が付いて一生懸命になっていくルイスを通して、前に進むことの大切さを教えてもらうことができます。

『チキン・リトル』(2005年)

何をやってもダメなチキン・リトルが奮闘する姿を描く

チキン・リトルは、内気でパッとしない男の子です。何をやっても誰からもダメな子扱いされる彼ですが、ある日空から何かがふってくるのを目撃します。誰にも信じてもらえない中、そのかけらの正体を探すリトルが発見したのは、なんと宇宙船だったのです。 まずは、自分自身を信じないと何も始まらないということを教えてくれる、優しい作品です。ディズニーは本作以前、1943年にも同名の作品を制作しており、日本では劇場公開されず『きつねとヒヨコ』という題名でビデオが発売されています。本作はその作品のリメイク版なのです。

『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年)

主人公は乳牛!?3頭の牛がパールおばさんを救う

動物たちは、心優しいパールおばさんが営む農場でのんびりと暮らしていました。しかし、おばさんは借金を返せなくなってしまい、農場は競売にかけられることになってしまいます。そんなピンチを救おうと立ち上がったのが、なんと乳牛3頭。 農場の乳牛が主人公という、ディズニー作品にはなかなかない設定が特徴です。日本では公開されませんでしたが、西部劇のような世界観とアメリカンジョークのような独特の笑いが魅力的な作品になっています。

『ブラザー・ベア』(2003年)

魂に刻まれた愛の物語

主人公は、イヌイットのキナイ。キナイには2人の兄がいますが、長男のシトゥカが熊に襲われた弟を守るために命を落としてしまいます。怒りにかられたキナイはその熊を殺しますが、グレイト・スピリットとなったシトゥカが彼の前に現れ、キナイを熊の姿に変えてしまいます。 人間の姿に戻るために旅を始めるキナイの前に、母親とはぐれてしまった子熊コーダが現れます。キナイはコーダと旅をするうちに、自分はどのように生きるべきか、何を大切にするべきなのかなど、多くのことを学びます。 心から何かを大切にするとは何か、ということを教えてくれる奥深い物語です。

『トレジャー・プラネット』(2002年)

宇宙への夢と親子愛を描いたディズニー作品

惑星モントレッサに母と二人で暮らす15歳のジム。幼いころに父親が家族を捨てて宇宙へ行ってしまったことから、非行を繰り返していました。 そんなある日、家の近くに不時着した船にいた瀕死の男から、ある箱を託されます。宇宙物理学者ドップラー博士と共にそれを解析すると、莫大な財宝が眠るという伝説の星、トレジャープラネットへの地図だったのです。 母を困らせてばかりだったのを挽回したいと思い、宇宙へ旅立つジムを様々なトラブルが襲います。親子愛と宇宙への夢が詰まった作品です。

『リロ&スティッチ』(2002年)

人気キャラクター・スティッチは、実は凶暴なエイリアン!

リロ&スティッチ
©︎DISNEY

破壊兵器として生み出されたエイリアン、試作品626号は不良品として捨てられます。行きついた先で、親を亡くした少女リロと出会い、626号はスティッチと呼ばれるようになりました。リロとの交流を通して、スティッチは優しい心を手に入れます。 ハワイのカウアイ島を舞台とした物語で、「家族」という意味の「オハナ」という言葉が作中では重要な役目を果たします。 「オハナは家族。家族はずっと一緒」というテーマが語るように、家族の大切さを温かく訴える作品です。また、スティッチはディズニーの大人気キャラとしても知られています。

『アトランティス/失われた帝国』(2001年)

古代の秘密を追うロマンを描く

祖父の遺志を継いでアトランティスの研究を続けている学芸員のマイロは、祖父の友人にその熱意を認められ、アトランティス探検隊の一員に加えてもらいます。潜水艦の旅の果てにたどり着いたアトランティスでは、いまだに人々が暮らしていて……。 失われたはずの文明を追い求めるという設定は、古代ロマンの溢れる夢のようなものですね。一生懸命な主人公を応援しながらわくわくして楽しむことができる作品です。

『ラマになった王様』(2000年)

純粋にコメディとして楽しめる作品

舞台はジャングル奥深くの帝国。若き国王クスコは富も権力も美貌も持っていたましたが、いじわるで傲慢な性格のため、国民からは嫌われていました。魔女の恨みを買ってしまったクスコは、ラマの姿に変えられて国からも追い出されてしまいます。 拾ってくれた農夫のバチャの助けを借りながら、元の姿に戻るために奮闘するクスコ。ディズニー映画としては珍しく、コメディに特化した作品です。テンポのいい会話が笑えること間違いなしです。

『ファンタジア2000』(2000年)

前作を超える音楽とアニメーションの融合

1994年に公開された『ファンタジア』の続編となる作品。『ラプソディ・イン・ブルー』『威風堂々』『交響曲第5番』など、有名なオーケストラ音楽にアニメーションが合わさった、大迫力のアニメーション映画です。 また前作と比べて、それぞれの曲に関するストーリーがはっきりとわかりやすく描かれており、子どもでも楽しめる作品。『威風堂々』のストーリーはノアの箱舟ともかけられており、意外な話の展開に涙がにじむかもしれません。

1990年代のディズニー映画

ディズニーを代表する名作となった『アラジン』が生まれた1990年代。他にも『美女と野獣』『ライオン・キング』など、作中の音楽が高く評価された名作が数多く生まれています。「隠れた名作」との呼び声高い『ノートルダムの鐘』もこの時期に誕生しました。

『ダイナソー』(1999年)

圧巻のCGで描かれる恐竜たち

イグアノドンのアラダーは、育ててくれたキルネザルの一家と穏やかに暮らしていましたが、そんな地球に隕石が落ちました。その結果、環境は激変し、住み慣れたところを捨てざるを得なくなったアラダーたち。「命の大地」と呼ばれる楽園を目指す旅が始まりました。 肉食恐竜との戦い、割れる大地から逃れて必死に走る姿は応援するしかありません。恐竜たちの生きざまももちろんですが、太古の地球を美しいCGで描く技術にも驚かされるはずです。

『ターザン』(1999年)

守るべきものは何か問うディズニー映画

ターザン
© Walt Disney Pictures

『ジャングル・ブック』と同じように、動物に育てられた青年ターザンが主人公。ターザンはゴリラに育てられ、ジャングルで暮らしていますが、そこにゴリラの調査にやってきたジェーンと出会います。 自分と同じ姿をした生き物を見て、新しい世界を知っていくターザン。しかしジェーンとともに来ていたのは、ゴリラの密猟を目論むハンターでした。 ゴリラたちを守ること、ジェーンへの恋心、自分とは何か、多くの葛藤を抱えながら他人のために必死に戦うターザンは本当にかっこいい!また、ジェーンとターザンの選んだ道に驚くのも間違いなしです。

『ムーラン』(1998年)

戦う女の子と美しい中国の文化を描く

昔、北方の異民族が侵攻してきたため、国中の男性に徴兵令が下りました。しかし、花(ファ)家の男性は足の悪いファ・ズーただ1人。そんな彼に代わり、その娘であるムーランが男装し徴兵されたのです。 小柄で力もないけど、必死に軍隊の訓練に取り組むムーラン。想いを寄せていたシャン隊長に女性であることがばれて、故郷に送り返されてしまいました。そして帰路の途中、皇帝の命を狙うシャン・ユーの企みを知ります。 活発でたくましい女性ムーランを主人公とした、アクション・アドベンチャー要素の高い作品です。愛嬌があり、勇気もある心優しいムーランを応援したくなるのはもちろん、中国の文化の描き方や、群舞のシーンには圧倒されます。 日本ではあまり知名度の高くない作品ですが、その完成度の高さは非常に高く評価されており、アニメのアカデミー賞とも言われるアニー賞も受賞しています。主題歌の『Reflection』はグラミー賞を受賞したこともある、クリスティーナ・アギレラが歌いました。

『ヘラクレス』(1997年)

「居場所」は自分でつくるものと教えてくれる名作

ヘラクレスは、ゼウスの子でしたが子供のころ天の世界からさらわれたため、人間界で生きてきました。そのたぐいまれなる力のせいで疎まれ続けたヘラクレスは、自分の居場所を探す旅に出ます。 本物の英雄になりたくて一生懸命善行を重ねるヘラクレスと、彼の思い人メガラ。ゼウスを倒したいハデスとの闘いを通して、ヘラクレスは自分の居場所とはどこかに気付いていきます。 探し求めるだけではなく、自らが作っていくのが自分のいるべきところというテーマは、現代の社会にこそ必要な教えかもしれません。

『ノートルダムの鐘』(1996年)

自由とは何かを問う。ディズニー映画らしくない傑作アニメ

醜い容姿のせいで、大聖堂の鐘つき男として幽閉されて生きてきたカジモドは、エスメラルダという自由を愛するジプシーの少女に恋をします。しかしその頃、最高裁判事のフロローがジプシー狩りを進め、一目惚れしたエスメラルダを無理やり自分のものにしようとしていたのです。 外の世界を知らずに育ったカジモド。なんとかしてエスメラルダを助けようと奮闘しますが、その先には様々な困難が待っていました。 人種差別や身体障がい者差別という考えさせられるテーマに触れた本作。作中のセリフや曲も、心が動かされる奥深いものばかりです。ノートルダムの街を描いた幻想的な映像や、アラン・メンケン本人も気に入っているという美しい音楽も相まって、「隠れた名作」と言える作品になっています。

『ポカホンタス』(1995年)

イギリス人とインディアンの恋を描く

インディアンの娘、ポカホンタスは、風の声を聴き動物たちと幸せに暮らしていました。彼らの住む島に、イギリスから航海してきた一団がやってきて、その船長とポカホンタスは恋に落ちます。 イギリス人とインディアンの対立という歴史上の痛ましいテーマが、ポカホンタスとジョンのロマンティックな恋愛を通じて描かれています。イギリスに帰るジョンについていくのか、土地に残るのか苦悩するポカホンタス。彼女の姿に思わず涙が出てしまうような、切ない物語です。

『ライオン・キング』(1994年)

自分の奥底に刻まれた使命を知る

ライオン・キング
© Walt Disney Pictures

プライドランドの王、ムファサの子として生まれたシンバ。叔父のスカーに利用されたシンバは自分のせいで父が死んだと思い、故郷を捨てて隠れて暮らします。 しかし幼馴染のナラから、スカーのせいで荒廃した故郷の現実を聞かされ、戦いを決意します。背中を押してくれたのは、自分に流れる太古からの王としての血でした。 幼く情けなかったシンバが、次第に王として目覚めていく姿は胸を熱くさせます。また、ムファサの「勇敢と無謀は違う」など、心に残る言葉が散りばめられた名作です。日本ではミュージカル版も広く愛されていますね。

『アラジン』(1992年)

「僕を信じろ」はアラジンの名言

スラムで暮らす青年、アラジンは魔法のランプを手に入れて魔人ジーニーと親しくなります。一目ぼれしたジャスミン王女と結ばれたくて、ジーニーの魔法で王子のふりをするアラジン。なんとか成功し、惹かれ合う2人でしたが、アラジンは彼女が好きだからこそ本当のことが言えなくて苦しみます。 身分違いの恋、勇気、そしてジーニーとアラジンの友情といった、語りつくせない魅力の詰まった作品です。アラジンとジャファーの戦闘シーンも大迫力。また、ジーニーはディズニーを代表する人気キャラクターになったことは言うまでもありません。

『美女と野獣』(1991年)

人は見た目ではないことを教えてくれる

本が大好きで変わり者と言われるベルは、森の中の城で野獣に捕らわれてしまいました。粗暴でがさつな野獣ですが、ベルは彼と接するうちにその優しさに気付きます。次第に惹かれ合っていく2人。しかしベルを自分のものにしたいと目論むガストンが、野獣を殺すために城に乗り込んできます。 本作のテーマは人は見た目ではない、ということだけではありません。優しさとは何か、他人を理解するとはどういうことか、また愛とは何か、といったことまで描かれた不朽の名作です。アニメ映画としては初めて、アカデミー作品賞にノミネートされた作品でもあります。

『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』(1990年)

大人気前作の続編

『ビアンカの大冒険』という前作が大ヒットしたので、続編として制作された作品。ビアンカとバーナードのコンビが、今度はオーストラリアで大活躍します。密猟者の罠にかかった貴重な鳥、ゴールデン・イーグルを救うために捕らわれてしまった少年、コーディを2匹が救いに向かいます。 日本では公開されなかったので知名度の低い作品ですが、派手なアクションシーンや軽快なギャグが盛り込まれた明るい作品に仕上がっています。主人公の2匹もネズミながら親しみの湧くキャラクターとして描かれており、「隠れた良作」とも言えるのではないでしょうか。

1980年代のディズニー映画

1980年代には、舞台化もされ、長年愛される『リトル・マーメイド』が生まれました。他の作品はあまり知らない人が多いかもしれませんが、『きつねと猟犬』など知る人ぞ知る名作も生まれています。

『リトル・マーメイド』(1989年)

名曲の宝庫!ディズニー映画黄金期の原点

リトル・マーメイド
©T.C.D / VISUAL Press Agency

人魚姫のアリエルは、海の仲間たちと違って陸に憧れています。ある日、嵐に遭った船に乗っていた王子・エリックに一目惚れし、魔女アースラと契約して人間の足を手に入れます。 憧れている地上に行くために、危険を顧みずに飛び込むアリエルに心配しながらも、その行動に勇気をもらい、なぜだか応援したくなるストーリー。また、「アンダー・ザ・シー」、「パート・オブ・ユア・ワールド」といったディズニーを代表する名曲もこの作品から生まれました。 「ディズニー・ルネサンス」と呼ばれる、1990年代のディズニー映画の黄金期の原点と言われている作品でもあります。

『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』(1988年)

子猫を主人公に、ニューヨークの街を描く

ニューヨークで捨てられていた子猫が主人公です。貧しい男の飼い犬たちと共に、ニューヨークで生き抜くために必死な子猫は、ある日ジェニーに拾われオリバーと名前を付けてもらいます。 ジェニーが悪党にさらわれ、助けるために奔走するオリバーや犬たち。その冒険も見ものですが、ニューヨークという街の当時の様子を的確に描いています。

『オリビアちゃんの大冒険』(1986年)

父親を助けるため大活躍!

ディズニー映画で初めて作中にCGを使用した作品が『オリビアちゃんの大冒険』です。 主人公のオリビアの誕生日に、父親フラバーシャムがさらわれてしまいます。国の征服をたくらむラティガンの仕業で、父親は無理やり働かされるためにさらわれたのでした。 父親を助けるために様々なキャラクターの手を借りながらオリビアが大冒険します。

『コルドロン』(1985年)

魔女や妖精が大活躍

騎士になりたい豚飼いのターランが、魔王から特別な豚を守るために奔走する冒険の物語です。 魔女や妖精たちのいる幻想的な世界の描き方はディズニーならではです。普通の豚飼いの少年が頑張るという設定も、観ている人を勇気づけます。「次世代の白雪姫」を目指して制作された作品で、アニメーションの完成度は当時としては大変高いものとなりました。

『きつねと猟犬』(1983年)

種族を超えた友情を描く

人間に保護された子キツネのトッドは、猟犬の子犬コッパーと出会います。2匹は、将来自分たちが敵になることを知らずに親友になります。大人になって森に帰ったトッドと、立派な猟犬へと成長したコッパー。 敵同士となって再び出会うという重いテーマを、ディズニーらしく夢と希望を込めて描いた作品です。

1970年代のディズニー映画

プーさんとマリーちゃんという、現在大人気のディズニーキャラが登場する作品が生まれた1970年代。全体的に可愛らしい雰囲気の作品が多い年代となりました。

『ビアンカの大冒険』(1977年)

勇気あるネズミの冒険

ネズミの国際救助救援協会に所属しているキャリアウーマンの白ネズミ、ビアンカが、バーナードと共に少女を助けに行く冒険の物語。 今でこそ、前線で働く女性が当たり前になってきましたが、当時はずいぶん驚かれる設定でした。お嬢様でプライドの高いビアンカが、体当たりで少女を救おうとする姿は現代の女性に勇気を与えてくれるはずです。

『くまのプーさん』(1977年)

はちみつ大好きなあのキャラクターの原点

『くまのプーさん』 (ゼータ)
© Walt Disney Animation Studios

熊のぬいぐるみのプーがはちみつを食べようと苦戦する「プーさんとはちみつ」、100エーカーの森を大嵐が襲った出来事を描く「プーさんと大あらし」、お調子者のティガーを大人しくさせようとプーとピグレット、そしてラビットが作戦を立てる「プーさんとティガー」の3本からなる作品です。 イギリスの児童小説『クマのプーさん』を原作としアレンジを加えた作品で、公開当初は原作小説との違い(キャラクターたちがイギリス英語でなくアメリカ英語を話している点など)が批判されました。しかし、現在ではプーさんはミッキーと並ぶほどの人気キャラとして世界中で愛されています。

『ロビン・フッド』(1974年)

痛快な義賊の物語

中世イングランドの有名な伝説『ロビン・フッド』をアレンジした作品。ロビンフッドはキツネで、他のキャラクターもみんな動物です。舞台はシャーウッドの森。貴族から巻き上げられるお金を奪っては、貧しい民に配っている、義賊のロビンフッドの活躍を描きます。 公開されたのは1974年のことですが、作品の構想自体は1940年代から練られていたそうです。しかし、主人公が義賊であるために、当時の制作は難しかったと言います。

『おしゃれキャット』(1970年)

マリーが出るのはこの作品!

あまり知られていませんが、女子高生や若い女性に大人気のキャラクター、マリーはこの作品に登場します。しかも本作の主人公はマリーではなく、その母猫のダッチェスなのです。 あるお金持ちの貴婦人に買われていたダッチェスとその子供たちでしたが、その貴婦人の遺産が猫に相続されることをねたんだ執事に遠くに捨てられてしまいます。野良猫のオマリーに助けられながらパリを目指す猫たちの物語です。

1960年代のディズニー映画

実写映画化された『ジャングル・ブック』が公開された1960年代。『101匹わんちゃん』のクルエラはヴィランズの中でも人気の高いキャラクターですね。コミカルな作品が多いようにも思えます。

『ジャングル・ブック』(1967年)

生きる力を教えてくれる名作

密林の中で、動物たちに囲まれながら育った少年モーグリ。彼が動物たちとの触れ合い、生き方を探るさまを描きます。ユニークな動物たちに囲まれて、天真爛漫に育ったモーグリが、動物たちに時に受け入れられ、時にはじかれる様は、人間の世界にも当てはめて考えることができます。 かわいい動物たちの描き方を楽しみながらも、深いテーマ性のある作品。ノーベル賞作家による同名小説を原作とした作品で、かなり力を入れて制作したために当時から注目を浴びた人気作となりました。一方で、主人公のモーグリらの描写が人種差別的であるとの批判も多くありました。

『王様の剣』(1963年)

少年が王になるための第一歩

アーサー王伝説のはじまりともいえるエピソードを描いた小説『永遠の王』を、ディズニーが映画化した作品です。主人公のワートは貧しい召使でしたが、魔法使いマーリンと出会い、その修行を受けながら勇気や強さを学んでいきます。 少年が努力の末に成長していく姿は、古典的な話が原作ではありますが現代にも通じる感動を与えてくれます。また、本作はウォルト・ディズニーが最後に公開を見届けた長編作品でもあるのです。

『101匹わんちゃん』(1961年)

可愛いダルメシアンの子犬がたくさん

毛皮目的に子犬を誘拐された親犬のポンゴとパーディタが、他の犬たちの協力を得ながらなんとか子犬たちを救出する物語です。見どころは、99匹の子犬の群れ。可愛いけど、多い!ポンゴとパーディタの子犬は15匹なのですが、クルエラがさらっていた犬は他に84匹もいたのです。 毛皮のため、という目的ですが、逃走シーンはディズニーらしくポップでコミカル。101匹の犬が走り回る様子に注目です。

1950年代のディズニー映画

名作揃いの1950年代。この頃のアニメーションの絵はレトロで大変可愛らしいですね。『眠れる森の美女』『ピーターパン』『ふしぎの国のアリス』は実写映画化もされています。

『眠れる森の美女』(1959年)

グリム童話の「茨姫」が原作

グリム童話をモチーフとした作品です。ヨーロッパのある国では待望の王女が生まれ、オーロラと名付けられました。しかし、マレフィセントという魔女が現れ、自分だけオーロラの誕生パーティーに呼ばれなかった腹いせに「16歳の誕生日に糸車で指を刺して死ぬ」という呪いをかけてしまったのです。 しかし、メリーウェザーという妖精の魔法により「死ぬのではなく眠るだけで、運命の相手からのキスにより目覚める」という運命になったオーロラ。妖精たちに守られて育った彼女は、たまたま出会ったフィリップ王子と恋に落ちるのですが……。 いつ観ても美しい姫と、彼女を思う王子の恋愛にドキドキしてしまします。本作のヴィラン(悪役)、マレフィセントは2014年に公開された実写映画『マレフィセント』の主人公となり注目されました。ディズニーヴィランズは近年じわじわ人気を高めてきていますね。

『わんわん物語』(1955年)

犬を主人公に、格差社会を描いた恋愛物語

お金持ちの家で飼われているレディと野良犬のトランプの恋物語。レディはディア夫妻の家で飼われるコッカースパニエルで、大切に育てられていました。しかし夫妻の留守中に犬嫌いのベビーシッターが来たためにレディは家を飛び出してしまい、野良犬のトランプと出会うのです。 キャラクターは犬ですが、人間にも通じる恋のもどかしさが描かれています。スパゲティを両端から食べていってキスするシーンはまさに名場面。イギリスのメディアにより「映画史に残る最高のキスシーン50」の第8位に選出されています。はらはらドキドキするシーンも後半に盛りだくさんです。

『ピーター・パン』(1953年)

空を飛びたくなること間違いなし!

『ピーターパン』
© 1953 - Walt Disney Studios. All rights reserved.

ダーリング家のウェンディ、ジョン、マイケルの三姉弟はピーター・パンの存在を信じて憧れていました。しかしジョンがピーター・パンごっこのためにしたいたずらが父親に叱られ、更にそれがウェンディのせいだと思い込んだ父親により、彼女は弟たちと別の部屋で過ごすことになってしまったのです。 そして、両親がパーティーに出かけた後三姉弟は同じ部屋での最後の夜を過ごしていました。するとそこにピーター・パンが現れて……。 空を飛べる妖精の粉や子供だけの世界といった、男女問わずに憧れる世界は、いまだに大人も子供も虜にしています。

『ふしぎの国のアリス』(1951年)

好奇心旺盛で読書好きの少女・アリスの冒険を描く

姉と歴史の本を読んでいたアリスはすっかり退屈してしまい、こっそりその場を抜け出しました。すると懐中時計を持った白ウサギが走り去っていき、彼女はウサギを追いかけて不思議な国に迷い込みます。そこでアリスは様々な不思議な出来事に巻き込まれていくのです。 この世界観とディズニーならではの歌の数々に魅了される人は多いはずです。今でこそ大人気の作品ですが、プリンセスが登場しない本作は公開当初酷評されたとのこと。しかし、1970年代になると不思議でかわいらしい映像が評価されることとなりました。

1940年代のディズニー映画

実写化もされた『ダンボ』が生み出されたのは1940年代です。『シンデレラ』『バンビ』などを見ても、現在よりもファンタジックで幻想的な雰囲気の作品が多くなっています。

『シンデレラ』(1949年)

たくさんの女の子の憧れ

知らない人はいないのでは、というほど有名な『シンデレラ』。シンデレラは美しく優しい少女でしたが、父親の死後、意地悪な継母と義理の姉たちに召使のようにこき使われていました。しかしいつかは幸せになれることを信じていた彼女は、小鳥たちやネズミたちとともに明るく生きていたのです。 そんなある日、お城で舞踏会が開かれることに。自分も行きたいと願うシンデレラに、「全ての仕事を終えて、自分でドレスを用意できたら行ってもいい」と言った継母は、彼女を舞踏会に行かせまいと数々の悪巧みをします。落ち込むシンデレラのもとに現れたのは妖精のフェアリー・ゴッドマザーでした。 不幸な境遇で必死にいじめに耐えながら家事をこなすシンデレラが、王子様と結ばれるまでの夢のようなストーリーは、最近になって実写化されるなど長年愛されています。逆境を乗り越えて夢を叶えたシンデレラの物語には、ウォルト・ディズニー自身の経験も投影されているとか。

『イカボードとトード氏』(1949年)

ディズニー作品らしからぬ、ちょっと怖い話も

2つの作品から成るオムニバスアニメーションです。1作目の『トード氏』は、その性格で友人たちを困らせる大金持ちのカエル、トード氏の物語。2作目の『イカボード先生と首なし騎士』は、美しい女性、カトリーナの心を奪ったイカボード先生がライバルの首なし騎士の罠に嵌められてしまう物語です。 アメリカの伝説「スリーピーホロウ」に着想を得ただけあって、ホラー風味の出来映えになっているのが特徴です。

『メロディ・タイム』(1948年)

ポピュラーミュージック版『ファンタジア』

『ファンタジア』がクラシックなら、こちらは『メイク・マイン・ミュージック』とあわせてポピュラーミュージック版の『ファンタジア』です。 聞いたことのある人気の曲に、ディズニーならではのかわいらしいアニメーションが付きます。7つの作品から構成されています。

『ファン・アンド・ファンシーフリー/こぐま物語』(1947年)

誰もがよく知る話をミッキーが演じる

オムニバス作品である本作は、『ボンゴ』と『ミッキーと豆の木』の2作を収録しています。『ボンゴ』はサーカスを抜け出した子熊のボンゴが、森の中でサーカスで鍛えられた技を活かして生活する物語。『ミッキーと豆の木』は、ミッキーが魔法の豆を手に入れて起きる出来事を描きます。 『ミッキーと豆の木』は『ジャックと豆の木』のディズニー版ともいえる作品。ミッキーやドナルドが演じるため、親しみやすさが増しています。また、2作のつなぎのシーンとなるアニメーションには、『ピノキオ』のキャラクターであるジミニー・クリケットが登場します。

『三人の騎士』(1944年)

ドナルドと一緒にラテンアメリカを学ぶ

『ラテン・アメリカの旅』の続編にあたる作品です。主人公はドナルドで、彼のもとにラテンアメリカの友達からプレゼントが届くところからストーリーは始まります。 前作と同じく、短いエピソードのアニメーションで構成されており、ラテンアメリカを舞台にペンギンやロバが大活躍します。

『ラテンアメリカの旅』(1942年)

ラテンアメリカの文化を楽しめる

ディズニーのスタッフによる実写のパートと、アニメーションで構成された本作。中でも有名なのは『小さな郵便飛行機ペドロ』でしょうか。郵便飛行機のペドロが、自分の役目を果たすためにストームの中を飛ぶ、勇気を貰える作品です。 ドナルドやグーフィーとともに、ラテンアメリカの風俗を楽しむことができる作品です。

『バンビ』(1942年)

実はカッコよさ満載

バンビ
© Disney

鹿の子供、バンビが森の中で成長していく物語です。かわいらしい見た目、かわいらしい仲間たちと、描かれる世界観はファンタジーに満ちていますが、ストーリーは意外と奥深いのです。 森の王様の子どもとして生まれたバンビ。子ウサギのとんすけやスカンクのフラワーという友だちに囲まれてすくすくと育ちますが、母親の死や森林の火事などの困難に直面し、次第に王子としての自覚を持ち逞しく成長していくのです。 精神的には幼かったバンビが悲しい出来事を乗り越えることで、精神的に大人になっていく姿は可愛らしいだけでなく心を動かすものでもありますね。

『ダンボ』(1941年)

頑張る姿に心打たれる名作

サーカスで生まれた子象ダンボは、耳が長いせいで周りの象から馬鹿にされていました。母親のジャンボからは愛情たっぷりに育てられましたが、そんなジャンボもダンボを人間から守ろうと暴れたせいで、ダンボとは引き離されてしまいます。 大好きなジャンボと離れ離れになり、深く悲しむダンボ。そんな彼をかわいそうに思い、ネズミのティモシーはダンボをサーカスのスターにしようとあれこれ試みます。そんな2匹が誤ってお酒を飲んでしまった時に見た夢の、ピンクの象のシーンはそのサイケデリックさで有名ですね。 友だちに支えられながら必死に頑張るダンボに胸を打たれると同時に、自分の短所も自信を持って長所に変えて活躍する姿には勇気づけられます。2019年にはティム・バートン監督のもとで実写化されました。

『ファンタジア』(1940年)

有名なクラシックをディズニーで

『ファンタジア』
© 1940 - Walt Disney Productions

本作にはセリフが一切用いられておらず、誰もが聞いたことのある有名なクラシックに合わせた、ミッキーたちキャラクターのダンスを見ることができます。独特な世界観のとりこになる人は多いはず。公開当初はあまり受け入れられなかったものの、ウォルトの死後に高く評価されました。 ひとつひとつの曲についての知識も解説してくれるので、音楽に詳しくなくても楽しむことができます。収録曲も『くるみ割り人形』など有名な楽曲が多く、中でも『魔法使いの弟子』のストーリーは特に広く知られていますね。

『ピノキオ』(1940年)

実は奥の深い物語

ピノキオ
©T.C.D / VISUAL Press Agency

魔法で動けるようになった木の人形、ピノキオが、本当の良い心を手に入れるまでの物語。ピノキオや猫のフィガロ、金魚のクレオが大変可愛らしく描かれています。 絵本のような世界観ですが、「良い心」についてという奥深いテーマについて描いた作品です。子ども向けに作られたものではありますが、大人でも忘れてはいけない大切なものについて考えさせられます。

1930年代のディズニー映画

ウォルトディズニーアニメーションスタジオとしては、最初となる作品を公開したのが1930年。現在の作品とその絵や雰囲気はだいぶ異なっていますが、今観ても魅力的な作品です!

『白雪姫』(1937年)

憧れの昔話

あまりにも美しいために、意地悪な継母に妬まれて殺されかける白雪姫。彼女のピュアな美しさと、7人の小人や森の動物たちが彩る、まるで絵本のような世界が魅力的です。 王子様のキスで白雪姫が目覚めるクライマックスのシーンに、憧れた女の子も多かったのではないでしょうか?おとぎ話らしいファンタジックなストーリーと、さまざまな可愛らしい演出にあふれた、ディズニー作品の原点とでも言えるような作品です。

懐かしいディズニー映画から意外と知らないアニメ作品まで

振り返ってみると、子どもの頃観たような懐かしい気持ちになる作品も、実は一度も見たことの作品も、様々あったのではないでしょうか。 近年、ディズニーのアニメ作品をもととした実写映画が目白押しになっていることもあり、ディズニー作品全体への注目も高まっています。気になった作品があったらこれを機に見返してみてはいかがでしょうか。