ニビシティジムのジムリーダー、タケシ
任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』をアニメ化したアニメ『ポケットモンスター』。カントー地方のニビシティ出身のタケシは、ニビシティジムでジムリーダーをしていました。
ジムというのはポケモンジムのことで、挑戦者がジムリーダーにポケモンバトルを挑みます。主人公のサトシが初めてバトルしたジムリーダーがタケシなのです。
15歳で、両親がいないタケシは弟妹の面倒を見ています。ポケモンのトップブリーダーを目指して旅を始めますが、だんだんとポケモンドクター志望になります。大人びた兄貴分でしっかりした性格で、かなりの努力家な面も持ち合わせているんですよ。
岩ポケモンをメインに戦う!
ポケットモンスターには種族ごとにタイプがあります。岩のように見えたり岩でできていたりするポケモンは「いわタイプ」というカテゴリーに入ります。
タケシがメインに使っているのは、このいわへびポケモンのイワーク。見た目の割にはHPも攻撃力もいまいちですが、ワークをエースとして使っているんですよ。他にイシツブテやゴローン、カラカラなども使っています。
3:細すぎる目の視界はどうなってるの?
細い糸目のキャラクターのタケシ。それで見えているの?とよくファンの間でも疑問視されています。
見えていないのではないか、視界が狭いのではないか。実は最終話では目が開く?!などと色々噂され、コラ画像も多数作られているんです。
タケシの家族はみんな糸目なので、たんに細い目という設定なだけで、きちんと見えているようですよ!
4:『タケシのパラダイス』で歌手デビュー?!
声優を務めるうえだゆうじが歌ったアニメ『ポケットモンスター』のエンディングテーマ、『タケシのパラダイス』。
踊りながら歌うアニメーションがインパクト大かもしれません。元はタケシの持ち歌で時間稼ぎで歌っていたものですが、ついにエンディングテーマに採用されたんです。
しかしながら残念なことに、タケシの真似をする子供がいるとPTA団体からクレームが届き、たった6週で打ち切り、エンディングは『ポケモンはらはらリレー』に変更されてしまいました。
5:タケシの名言がかっこよすぎると話題に
タケシさんに ちょうせん なんて 10000こうねん はやいんだよ!
ゲーム版でタケシがサトシと初めてバトルをしたときのセリフ。
10000光年だと時間ではなくて距離を示すことになるのですが、そんなちょっと抜けているところも含めて名言として愛されています。
人はポケモンを育てることはできても、生み出すことはできないんだ
アニメの第21話で、恋のお相手を見つけたサトシのバタフリーとの別れのシーン。
タケシが別れが辛いサトシに言うセリフです。フォローしてあげるところが流石みんなの兄貴役ですよね。
お前ら人間じゃねぇ!!
いつもは温厚なタケシが怒鳴ったのがこのセリフ。
ブリーダーや医者を目指すポケモンへの愛情が深いことでいられていますが、アニメ176話で、ロケット団が偽のバトル大会を開いて参加者たちのモンスターボールを盗もうとしたのを見て激怒。
初めて会った時、ゲットした時、一緒に旅をしたこと、バトルを頑張ったことなどの大切な思い出がつまっているものを奪おうとするなんて人間ではない、というわけですね。
熱いシーンで印象に残るこの名言ですが、実は声を荒げている割にはアニメの絵はいつもの糸目で表情が無いように見えるため、そのギャップが印象的でもあったようです。
ネット上ではいろんな意味で名言として話題のようです。
6:『ポケモン』タケシの声優は?
そんなタケシの声をあてているのは、ポマランチ所属の声優、うえだゆうじ。1967年6月15日生まれの福岡県北九州市出身の男性声優です。
歌えて芝居もできギャグも言えると、信頼され評価の高い声優です。
『機動戦艦ナデシコ』のテンカワ・アキトや『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の相楽左之助、『ハチミツとクローバー』の森田忍など、格好良い役から、『すごいよ!!マサルさん』の花中島マサルのような三枚目キャラまで幅広く演じています。