2019年4月6日更新

【2019最新】歴代ポケモン映画全23作品一覧 実写版含め新「ミュウツーの逆襲」まで網羅

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日本国内に留まらず、世界中で愛され続けている「ポケットモンスター」シリーズ。今回は1998年以降、毎年夏に公開されているポケモン映画と、ハリウッド進出作品で初の実写映画となる『名探偵ピカチュウ』を一覧にして紹介します!

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歴代ポケモン映画一覧を実写版も含め一挙紹介【2019年最新版】

1998年に第1作目『ミュウツーの逆襲』が公開され、毎年の夏の恒例にするファンもいるなど、高い人気を誇る劇場版「ポケットモンスター」シリーズ。 2018年には20周年を迎え、もはや世代を問わず愛されていることがわかります。一部の例外を除くと、主役のゲストポケモンは原作ゲームにも未登場のケースが多かったり、映画ならではの演出があったりと、様々な仕掛けがあるのも魅力ですね。 さらにポケモンは世界で親しまれ、ハリウッド実写版『名探偵ピカチュウ』が2019年5月3日に公開されます。 この記事では、実写映画『名探偵ピカチュウ』、2019年夏公開予定の最新作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』も含め、歴代ポケモン映画23作を全て紹介します!

劇場版の概要 映画ポケモンとTVアニメ版の違いは?

劇場版ポケットモンスター キミにきめた!
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東宝配給で毎年公開される劇場版シリーズ。作品群の通称は、第1作~第16作は「ピカチュウ・ザ・ムービー」、第17作~第19作は「ポケモン・ザ・ムービー(タイトル)」です。スタッフにはTVアニメ版総監督の湯山邦彦などが参加してきました。 TVシリーズとの違いに、幻のポケモンの関係でポケモン図鑑が使用されない点などがあります。アニメで劇場版と関連するシーン、エピソードが登場する回はあるものの、ストーリー上の繋がりありません。 毎作、各界の芸能人がゲスト出演するのも恒例となりました。山寺宏一は第1作目、中川翔子は第10作目から全作品に参加しています。さらに主題歌を担当する歌手も、演歌界の小林幸子から海外アーティストのサラ・ブライトマンまで、バラエティに富んだ顔ぶれに! 2008年3月には、「ピカチュウプロジェクト」全体への評価として、第17回日本映画批評家大賞特別功労賞を受賞。2015年、第18作目の時点で観客動員数の合計が7,000万人を突破し、国内における邦画のヒットシリーズとして地位を確立しました。

第1作「ミュウツーの逆襲」(1998年)

記念すべきポケモン映画の第1作目となったのが「ミュウツーの逆襲」。サトシ、カスミ、タケシのもとに、最強のポケモントレーナーなる人物から手紙が届きます。大荒れの海を超え会場にたどり着くも、一行はミュウツーの罠にかかり、本物のポケモンvs.コピーの戦いに巻き込まれ……。 幻のポケモン・ミュウの睫毛を元に生み出されたミュウツーが、自分の存在意義を問い、生み出した人間への復讐を試みるというテーマの本作。 ゲスト声優はミュウツーを演じた市村正親、主題歌も担当した小林幸子、佐藤藍子、レイモンド・ジョンソンが名を連ねました。国内の興行収入記録は、ポケモン映画歴代最高(2019年3月現在)の76.0億円で、今なお"劇場版シリーズ史上最高傑作"の呼び声も高い名作。2019年には「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」として、本作のリメイク映画が公開されます。

第2作「幻のポケモン ルギア爆誕」(1999年)

1999年の邦画興行成績第1位を記録した大ヒット作品「幻のポケモン ルギア爆誕」。 オレンジ諸島を旅するサトシ一行は、突然の嵐で「アーシア島」に漂着し、島の祭りの儀式に招待されます。しかし、謎のコレクター・ジラルダンが「火の神」であるファイヤーを捕らえたことで自然界のバランスが崩壊し、世界は天変地異に見舞われるのです。 豪快なアクションを取り入れて子供に分かりやすいストーリーでありながら、「他者との共生」や「大人たちのいき過ぎた個人主義の功罪」をテーマにした映画です。 ゲストポケモンとしてアーシア島の「海の神」ことルギア、「伝説の鳥ポケモン」のサンダー、ファイヤー、フリーザーが登場します。世界中の珍品を集めるコレクター、ジラルダンを演じた鹿賀丈史と、ヤドキング役の浜田雅功(ダウンタウン)がゲスト声優として出演しました。

第3作「結晶塔の帝王 ENTEI」(2000年)

ゲームの中でも謎に包まれたポケモンとして登場したアンノーンにスポットを当てた「結晶塔の帝王 ENTEI」。 リンとのバトルを終え、心に安らぎを与える緑の町「グリーンフィールド」へ向かったサトシ一行は、大きな館で寂しく暮らす少女ミーと出会います。彼女の父はアンノーンの研究者で、遺跡の調査中に行方不明になった彼が残した奇妙な文字のカードをミーが並び替えると、突如アンノーンが出現!周囲はみるみる結晶に覆われ、街に現れたエンテイによって、サトシのママが結晶塔へ連れ去られてしまいました。 事件の中心となるアンノーン以外に、エンテイ(アンノーンの力でミーの空想を実体化した存在)、エイパムがTVアニメに先駆けて登場。 エンテイ役の竹中直人のほか、加藤あい、薬丸裕英がゲスト声優で、第1、2作目から出演する山寺宏一も本作以降ゲスト扱いになりました。

第4作「セレビィ 時を超えた遭遇」(2001年)

今まで保ってきた自然のバランスが人間によって壊されるという、環境保護を訴える映画「セレヴィ 時を超えた遭遇」。世界規模の自然破壊ではなく、身近に起こりうる問題がテーマになっています。 ハテノの森を訪れた少年ユキナリは、ハンターに追われるセレビィを助けようとして、セレビィの力で40年後にタイムスリップします。未来のハテノの森でサトシに助けられるも、セレビィはロケット団の最高幹部・ビシャスに捕らえられ、邪悪な心を植えつけられて……。 「森の守り神」と呼ばれる幻のポケモン・セレビィを筆頭に、伝説のポケモン・スイクン、バンギラスといったポケモンたちが活躍しました。 ゲスト声優として、ビシャス役の佐野史郎、鈴木杏、藤井隆が出演しています。

第5作「水の都の護神 ラティアスとラティオス」(2002年)

無印編の最後の劇場版となった映画「水の都の護神 ラティアスとラティオス」。ポケモン映画の中で傑作と評価され、アカデミー長編アニメ映画賞に出品されました。 サトシは水の都「アルトマーレ」で、秘宝「こころのしずく」を守る伝説のポケモン、ラティオスとラティアス兄妹に出会います。時を同じくして、秘宝を狙う怪盗姉妹ザンナーとリオンが悪事を企てており、隠された封印が解かれ大水害が発生するのでした。 主役ポケモンはもちろん、ラティアス&ラティオスで、こころのしずくの力で復活したポケモンとして、プテラとカブトプスが登場しました。 ゲスト声優を務めたのは、怪盗姉妹を演じた神田うのと釈由美子、ゲストヒロインであるカノンの祖父・ボンゴレ役のグッチ裕三。アコーディオニストのcobaが主題歌とBGMの作曲を務め、それまでの劇場版シリーズの作品とは一味違った雰囲気を演出しています。

第6作「七夜の願い星 ジラーチ」(2003年)

サトシ、カスミ、タケシがメインキャラクターだったアニメ「ポケットモンスター」の続編で、2002年から2006年まで放送されたアニメ「アドバンスジェネレーション」シリーズ。ヒロインがカスミからハルカに変わった、本シリーズ初の映画作品が「七夜の願い星 ジラーチ」です。 1000年に1度、7日間だけ現れるという千年彗星がよく見える移動遊園地「ポケモンパーク」へとやって来たサトシたち。遊園地の人気マジシャン・バトラーのショーの最中、アシスタントが持つ"眠り繭"の声をマサトが聴いた所から物語が展開します。 幻のポケモン・ジラーチをはじめ、アブソル、フライゴンが味方として登場し、千年彗星の力で生み出された「メタ・グラードン」も描かれました。お馴染みの山寺宏一がゲスト悪役・バトラーを演じたほか、牧瀬里穂、パパイヤ鈴木がゲスト声優を務めています。 ゲームソフト『ポケットモンスター ルビー・サファイア』と連動していて、ポケモンの引換券付き前売り券を購入するとジラーチを受け取ることが可能でした。

第7作「裂空の訪問者 デオキシス」(2004年)

2004年に公開された「裂空の訪問者 デオキシス」。 宇宙から降ってきた隕石が氷原に激突し、駆けつけた観測隊がデオキシスというポケモンに遭遇します。その4年後、ラルースシティで少年トオイと出会ったサトシたち。やがて、一行の前に突然デオキシスが現れ、街の機能がストップしてしまいました。 宇宙から飛来した「DNAポケモン」のデオキシス、そしてデオキシスを追ってきた伝説のポケモン・レックウザが壮絶なバトルを繰り広げます。その他に、トオイに懐くプラスルとマイナン、ゲームに先駆けてゴンベが初登場しました。 ゲスト声優を務めたのは上原多香子、ベッキー、KABA.ちゃんでした。前作と同じく前売り券がゲーム『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』と連動していて、ゲームに現れない幻のポケモンであるデオキシスを入手することができました。

第8作「ミュウと波導の勇者 ルカリオ」(2005年)

2005年の年間邦画ランキングで2位を獲得した人気作「ミュウと波動の勇者 ルカリオ」。 本作は、初めて伝説のポケモンでも幻のポケモンでもないポケモンをメインとした映画となりました。また唯一戦争の描写が存在します。 数百年前、「世界のはじまりの樹」の力で戦争を食い止めたという、波導の勇者の伝説が語り継がれるロータの町。サトシがポケモンバトルの大会で優勝し、その年の勇者に贈られる「アーロンの杖」を手にした瞬間、アーロンの弟子・ルカリオが現れるのです。 ミュウが再登場した本作では、世界のはじまりの樹を守るレジロック、レジアイス、レジスチルの3匹など、数多くのポケモンが活躍! ゲスト声優では岡江久美子、菊池桃子、ベッキー、お笑いコンビ「キングコング」が参加。また主題歌にはPUFFYの『はじまりのうた』が起用されました。

第9作「ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ」(2006年)

「アドバンスジェネレーション」最後の作品となったのが「ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ」。イタリアをモチーフとした舞台でマナフィの卵をめぐり物語が展開します。 サトシ一行は旅の途中、水の民の末裔で水中ショーを披露する「マリーナ―一座」のヒロミと出会い、伝説の秘宝「海の王冠」の存在を教えてもらうことに。そんな中、一座が保護したとあるポケモンのタマゴを狙い、海賊のボス・ファントムが襲撃してきました。 ゲストポケモンには「蒼海の王子」こと伝説のポケモン・マナフィ、一座のマスコットのブイゼル、ペラップやタマンタが登場します。ファントム役の藤岡弘、のほか、眞鍋かをり、ベッキー、ホリがゲスト声優でした。 前売り券には「ポケモンレンジャー」のWミッション引換券がついていて、クリアするとマナフィのタマゴをゲットできました。タマゴは『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』の発売日に孵化する仕組みになっていて、子供たちの心を躍らせました。

第10作「ディアルガVSパルキアVSダークライ」(2007年)

本作でピカチュウ・ザ・ムービーは10周年を迎え、「ダイヤモンド&パール」として再始動した新シリーズの第1弾「ディアルガVSパルキアVSダークライ」。 物語の舞台となるのは、スペインのアンダルシア州ロンダ、およびバルセロナがモデルとなった「アラモスタウン」。街で続く異変を調べる内に、神と呼ばれるポケモン・ディアルガとパルキアにまつわる悪夢が街に近づいていると判明して……。 主役ポケモンで物語の鍵を握るダークライ役は石坂浩二、その他に山本耕史、加藤ローサ、お笑いトリオ「ロバート」、中川翔子がゲスト声優を務めました。中川翔子は本作以降、毎年ゲスト出演しています。 また歴代シリーズで初めて日本週末興行収入1位を記録しました。『ディアルガVSパルキアVSダークライ』『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』『アルセウス 超克の時空へ』の3作品は「神々の戦い」三部作とされています。

第11作「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」(2008年)

前作の正統な続編である「ギラティナと氷空の花束 シェイミ」。 本作はノルウェーのベルゲン、ヨステダール氷河、ソグネ・フィヨルド、フロムなどが舞台のモデルとなりました。かんしゃポケモンのシェイミとともに鏡の中へ引き込まれたサトシとヒカリは、科学者であるムゲンと出会い、ギラティナというポケモンの存在を知ります。ムゲンの手助けにより現実世界へ戻ると、シェイミを狙う謎の青年ゼロが襲いかかってくるのです。 シェイミのほかに、鏡の中の反転世界に住むポケモン・ギラティナ、タテトプスらが活躍し、ディアルガと回想でパルキアも引き続き登場しました。 ゲスト声優はゼロ役の中村獅童、南明奈、TIM、クリスタル・ケイです。前売り券は238万4198枚を売り上げ、「最も前売り券が売れたアニメ映画」として2009年7月9日にギネス世界記録への認定を受けました。

第12作「アルセウス 超克の時空へ」(2009年)

第62回ロカルノ国際映画祭「MANGA IMPACT」の特別招待作品に選ばれた「アルセウス 超克の時空へ」。「神々の戦い」の最終章に当たる作品でもあります。 旅を続けるサトシ一行は、自然に囲まれた町・ミチーナの遺跡で世界を創り出した神・アルセウスに襲われ、遺跡の守り人シーナに救われます。シーナが呼び出した時を司る神・ディアルガや神と呼ばれしポケモンたちが集結し、"神々の戦い"が幕を開けるのです! 三部作の主役級ポケモン・ディアルガ、パルキア、ギラティナが再登場し、EDには前作、前々作の登場キャラクターが揃い踏みしました。アルセウス役は美輪明宏、高嶋政宏、北乃きいのほか、「ロバート」がゲスト声優として再出演しました。 『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』の発売に伴い、ギザみみピチューやチコリータ、ヒノアラシなどジョウト地方に生息するポケモンが多く登場します。

第13作「幻影の覇者 ゾロアーク」(2010年)

ゲーム『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』に関連するストーリーの完結編に当たるのが「幻影の覇者 ゾロアーク」です。 クラウンシティへ向かうサトシ一行は、道中で仲間を探すポケモン・ゾロアと出会い、ゾロアを連れて街にたどり着きます。そこでは、ゾロアークが化けた伝説のポケモンが街を破壊しており、その裏に「未来を知る男」と呼ばれるコーダイの野望が潜んでいました。 主役ポケモンはゾロアで、その親代わりのゾロアーク、第4作目の主役ポケモン・セレビィ、スイクンと第3作目のエンテイが登場。そのほか、クラウンシティの守り神の一体として、ジョウト地方の伝説のポケモン・ライコウが劇場版に初登場しました。 ゲスト声優を務めたのはコーダイ役の陣内孝則に加えて、新聞記者・クルトを務めた塚本高史、クルトの部下・リオカを務めた加藤夏希でした。 本作は今までの劇場版を踏まえた演出が満載でした。BGMには「結晶塔の帝王 ENTEI」「セレビィ 時を超えた遭遇」の楽曲アレンジが施されたものが使用されており、ポケモンファンにとって懐かしさを感じさせる作品となりました。

第14作「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/白き英雄 レシラム」(2011年)

「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」と「白き英雄 レシラム」は、2011年に同時公開されたポケモン映画です。映画観客動員ランキングは初登場第2位を記録し、2作品の前売券は200万枚を突破するなど大ヒット作品となりました。 アイントオークに訪れたサトシたちはビクティニというポケモンに出会い、大地の民に関わる出来事に巻き込まれていきます。ビクティニの力を利用し、「大地の剣」による王国復活をたくらむ大地の民の末裔、ドレッドの脅威からビクティニと街を守れるのでしょうか!?

幻のポケモンのビクティニを主人公に、大地の民にまつわる伝説のポケモン・ゼクロムとレシラム、ゴルークやサザンドラなど個性豊かなポケモンが登場。 ゲスト声優は高橋英樹、谷原章介、つるの剛士、石原さとみ、大地真央、水樹奈々。水樹はプロの声優ですが、本作では歌手・水樹奈々としてゲスト扱いになりました。さらに、Every Little Thingの『宙 -そら-』『響 -こえ-』が主題歌としてそれぞれ採用されました。

第15作「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」(2012年)

15周年記念超大作である「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」。『おどるポケモンひみつ基地』以来9年ぶりとなる『メロエッタのキラキラリサイタル』が短編映画として同時上映されました。 サトシ一行は山沿いを走る列車の中で、傷ついた状態の幻のポケモン・ケルディオを保護し、地上最強のドラゴンポケモン・キュレムの襲撃を受けます。「聖剣士」の後継者であるケルディオは、サトシたちや他の聖剣士との関わりを通し、一人前に成長していくのです。 主役ポケモンのケルディオのほか、レシラムとゼクロムの遺伝子を持つキュレム、聖剣士のコバルオン、テラキオン、ビリジオンらが登場。中川翔子は本作でケルディオを演じ、キュレム役に高橋克実、主題歌の「Memories」を歌唱したローラもゲスト出演しました。 前売り券はゲーム『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』と連動していて、入手したケルディオを「かくごのすがた」にフォルムチェンジすることが可能でした。

第16作「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」(2013年)

アニメ「ポケットモンスター ベストウイッシュ」の最終作に当たるのが「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」です。「ミュウツーの逆襲」以来2度目となるミュウツーと、ゲノセクトに焦点をあてた物語となっています。 大都会「ニュートークシティ」に新設された、ポケモン居住施設「ポケモンヒルズ」の見学中、赤いゲノセクトに襲われたサトシ一行。伝説のポケモン・ミュウツーに間一髪で救われ、人の手で生み出されたミュウツーvs.ゲノセクト、史上最速のバトルが開始します。 ゼノセクトは集団で登場し、リーダーの赤以外に氷、炎、雷、水が存在しました。ポケモンヒルズの住人として、イーブイやイシツブテたちが登場します。高島礼子、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」、主題歌を手掛けた「いきものがかり」からボーカルの吉岡聖恵がゲスト出演しました。 覚醒したミュウツーはメガ進化した姿であり、2013年にリリースされた新作ゲーム『ポケットモンスターX・Y』の共通点があります。

第17作「破壊の繭とディアンシー」(2014年)

テレビ東京開局50周年記念作品の「破壊の繭とディアンシー」。新シリーズ「XY」第1弾の舞台は、地下深くに存在し「ほうせきポケモン」のメレシーが平和に暮らす、美しい国「ダイヤモンド鉱国」。 サトシたちは姫のディアンシーと共に、国の存亡に関わる「聖なるダイヤ」と「生命のポケモン」をめぐる戦いを繰り広げます。ポケモンたちが命を吸い取られ石化してしまう描写があり、生と死を題材とした映画です。 主役ポケモンは鉱国の姫・ディアンシーで、メレシーたちを連れて生命のポケモン、セルネアスを探す旅に出ました。その行く手を阻むのは、かつてカロス地方で「大破壊」を起こし今は繭の中で眠るポケモン・イベルタル、そして盗賊たちです。 ゲスト声優は三田佳子、足立梨花 、兄弟漫才コンビ「中川家」、内田篤人でした。

第18作「光輪の超魔神 フーパ」(2015年)

『結晶塔の帝王 ENTEI』以降、脚本担当は園田英樹でしたが、TVアニメのシリーズ構成を担う冨岡淳広が初めて脚本を手掛けた「光輪の超魔神 フーパ」。 100年前の砂漠の街「デセルシティ」で悪さをしていたポケモンが旅人によってツボに封印されるところから物語が始まります。現代のデセルシティでフーパに出会ったサトシたちは、ツボの封印を解いてしまい事件に巻き込まれていきます。 主役ポケモンは、不思議なリングからなんでも取り出すことができる幻のポケモン・フーパで、本来の姿(ときはなたれしすがた)も描かれます。過去作と同一個体かは不明ですが、ルギア、ラティオス&ラティオスなどが登場し、第12作目からアルセウスも再登場! ゲスト声優は藤原竜也と篠原信一で、フーパの本来の姿を山寺宏一が演じました。

第19作「ボルケニオンと機巧のマギアナ」(2016年)

アニメ『ポケットモンスターXY』の劇場版第3作目にして、シリーズ最終作「ボルケニオンと機巧のマギアナ」。TVシリーズは「XY&Z」に移行しており、「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z」と表記されました。 からくりポケモンのマギアナと人間が嫌いなスチームポケモンのボルケニオンに出会ったサトシたちは、マギアナが持つ「ソウルハート」の力を使って、アゾット王国を支配しようと考えているジャービスの計画を阻止するために奔走します。 主役ポケモンのボルケニオン、500年前にアゾット王国で誕生した人造ポケモン・マギアナ、ジャービス率いるメガシンカ軍団のメガオニゴーリなどが登場します。 ボルケニオン役の市川染五郎のほか、ゲストヒロイン・キミアを演じた松岡茉優、あばれる君がゲスト出演しました。常連の山寺宏一と中川翔子は、山寺が王国の大臣・ジャービスを、中川がキミアの弟ラケルをそれぞれ演じています。

第20作「キミにきめた!」(2017年)

記念すべき20作目となった「キミに決めた!」は、初めてテレビ版や今までの劇場版などのシリーズ作品とは異なるオリジナル作品として制作されました。 キャッチコピーの「オレはこいつと旅に出る」でもわかるように、テレビ版の第1話のストーリーを導入としつつ、今までのシリーズのパラレルワールドのような展開を見せ、ポケモン映画に新たな展開を与えました。 一話のラストでサトシとピカチュウが見た伝説のポケモン、ホウオウが登場。旅立つ2人を幻のポケモン・マーシャドーが導き、サトシとピカチュウが本当のパートナーになるまでが描かれました。 ゲスト声優は、サトシと出会うトレーナーの少年少女に本郷奏多と佐藤栞里、ホウオウの研究をする謎の老人ボンジイ役で古田新太が出演しました。

第21作「みんなの物語」(2018年)

「キミにきめた!」の続編となる「みんなの物語」は、前作に引き続きオリジナルストーリーが展開。劇場版第2作「ルギア爆誕」のストーリーを下敷きにしつつも、新たな仲間たちとの冒険や幻のポケモン・ゼラオラの登場など、オリジナルストーリーらしい自由度の高いシナリオが展開されます。 物語の舞台は、人々が風と共に暮らす街「フウラシティ」。街では最終日にルギアが姿を現すと伝えられる、1年に1度だけの「風祭り」が行われていました。サトシは風祭りで、それぞれに悩みを抱える参加者たちと出会い、人とポケモンの絆が奇跡を起こして……。 本作の主役ポケモンは、フラウシティの山奥に住む幻のポケモン・ゼラオラで、第2作の主役だったルギアが再登場しました。サトシが出会う面々を芦田愛菜、川栄李奈、濱田岳、大倉孝二、野沢雅子が演じます。野沢は誰もが知るプロのベテラン声優ですが、今回はゲスト扱いでした。 次作の「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」の公開日が2019年7月であるため、平成最後のポケモン映画となりました。

第22作目「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」(2019年)

2019年7月12日(金)に公開される、劇場版「ポケットモンスター」の第22作目。シリーズ最新作にして、「キミにきめた!」から続くリブートシリーズの第3弾です。 タイトルの通り、不朽の名作「ミュウツーの逆襲」がポケモン映画として初の試みとなるフル3DCGで甦ります。現時点でミュウツー、さらにミュウの登場が発表されましたが、新規の幻のポケモンなどの詳細は不明。 ミュウツー役は市村正親の続投が確定し、ゲスト出演した俳優が同じ役を演じるのはシリーズ史上初のことで、ファンから喜びの声が寄せられました。 新年号を迎えて最初に公開される日本産のポケモン映画として、第1作目のリブートを選んだ点においても、大きな注目を浴びています。

【番外編】第23作 実写映画『名探偵ピカチュウ』(2019年)

2019年5月3日に、日本で先行公開される実写ポケモン映画『名探偵ピカチュウ』(5月10日全米公開)。本作はポケモン映画史上、初のハリウッド進出を果たす実写映画です。 主人公・ティムは、父で警部のハリーがポケモンに関する事件を追って亡くなったと聞き、人間とポケモンが共存する街ライムシティへ向かいます。そこでかつてハリーの相棒だったという“名探偵ピカチュウ”と出会い、2人は事件の真相に迫るのです。 ポケモンたちはCGで再現され、ピカチュウをはじめリザードンやミュウツーなど27以上のキャラクターが登場。ピカチュウの声は、『デッドプール』で知られるライアン・レイノルズが務め、日本からは渡辺謙がヨシダ警部補役で出演しました。 実写映画版は、ニンテンドー3DS用のゲームソフト「名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~」がストーリーの基になっています。友情や青春を描く劇場アニメシリーズとは違い、アクションやミステリーが楽しめる新たなポケモン映画です。

ポケモン初のハリウッド実写映画『名探偵ピカチュウ』の詳細はこちら

ポケモン映画は大人も子どもも楽しめる国民的作品!

劇場版ポケットモンスター みんなの物語
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TVアニメシリーズも含め、『ポケットモンスター』のような長寿作品は親子2代、家庭によっては3代に渡って楽しめるという魅力があります。 ポケモン映画は近年、「キミに決めた!」から連続してリブート企画を進めており、現代の子どもたちが過去作に触れる機会が増えました。最新作ではシリーズ初のフル3DCGで制作するなど、20周年を迎えてなお新たな試みに挑戦し、さらなる進化を模索しています。 「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」は子どもはもちろん、ポケモンで育ち、巣立っていった大人たちにこそ刺さること間違いなし!さらに、ハリウッドで実写化される『名探偵ピカチュウ』は、アクション・ミステリー映画として楽しめるようで、新たな層の獲得に貢献しそうです。 ポケモンから遠ざかっている大人たちも、ぜひあの頃の気持ちで劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。