2017年7月29日更新

『東京喰種』ウタの見た目とはかけ離れた実像に迫る!【ネタバレ注意】

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東京グール

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ウタ、東京グール屈指の人気キャラクター

ウタ 東京グール
『東京喰種 トーキョーグール』に登場するキャラクター、ウタは4区を拠点にマスク職人として活動している喰種です。「HySy ArtMask Studio」というお店を営み、喰種や人間にマスクを提供しています。 ウタは12月2日生まれのB型。戦闘以外でも常に赫眼であるため、外出する時は必ずサングラスを着用しています。もともとは4区の喰種のリーダー格を務めており、CCGから「ノーフェイス」という異名で呼ばれていました。

ウタの見た目とのギャップがかっこいい!

東京グール
パンクファッションを好み、目立つピアスやタトゥーをしているウタですが、攻撃的な容姿とは反対にとてもマイペースで穏やかな性格をしています。アオギリの樹の一件ではあんていくのメンバーに、敵に化けるための仮面やマントを用意して、ともにカネキ救出のために奔走しました。 また特技として人の顔に化けるという能力を持っていて、相手の動揺を誘うように戦闘時に使用する描写があります。常に素手で戦うため赫子は不明のままであり、高い戦闘能力を所持していることが伺えます。 戦闘時もえげつない行動を起こしながらも、口調だけは穏やかさを崩さない人物です。

ウタのタトゥーに込められた意味とは?

ウタの首元には「Nec possum tecum vivere, nec sine te.」というタトゥーが彫られています。これはラテン語で「あなたと共に生きられない。あなたなしに生きていけない」という意味を持っているのです。 いかにもウタさんらしい矛盾している言葉に、ファンの間ではさまざまな推測が飛び交っています。カネキとハイセの関係性の隠喩ではないか、またはイトリとの関係を表しているのではないか、という説が濃厚なようです。 また胸にある太陽のタトゥーは、タロットカードで「達成」という意味があります。こちらはウタが所属する組織の行く末が安泰であるということを指していると見てとれるようです。タトゥーに込められた真相がどう明かされていくのか、これからの展開に期待できそうですね。

【ネタバレ注意】実はあの組織の一員だった!

最終回の143話「研」にて、ウタがピエロの一員であったことが判明しました。ピエロとは、危険地帯である3区を拠点としている喰種組織で、これまでもCCGとたびたび争いを起こしていました。活動の目的などは明かされていませんが、実はカネキが半喰種となってこの世界に足を踏み入れるきっかけを作った組織であるのです。 カネキを捕食しようとしたリゼこと神代利世に鉄骨を落下させたのは、ピエロの一員である宗太でした。『東京喰種 トーキョーグール:re』では、メンバーに所属している「喫茶店あんていく」の帆糸ロマの願いから、ハイセを殺してカネキに戻そうと組織全体で目論んでいます。 20年間の記憶を失って自分がカネキであることをハイセに自覚させるきっかけを作るために、ウタはハイセに眼帯マスクを贈って接触を図ったのでした。

ウタがグールたちに作ったマスクを紹介!

「ノーフェイス」という異名の通り、ウタは顔のない仮面を着用して戦闘に挑んでいました。第2部では四つの穴が空いていて嘴のように突き出たマスクを着用しています。 マスク製作が本業であるウタが手がけたマスクをいくつかご紹介しましょう!

ハイセのマスク

ピエロの面々がハイセをカネキに戻すことを企み、ウタが意図的にハイセにプレゼントしたマスクです。カネキと同じマスクを贈られ、ハイセは読み通り真意を尋ねにお店にやってきます。 穏やかでひょうひょうとした口ぶりで、ハイセの質問をさらりとかわします。結局ハイセは贈られたマスクを着用することになり、後々の戦闘を考えて自分が率いているクインクス班のマスクもウタに依頼したのでした。

クインクス班のマスク

ハイセから依頼を受け、ウタはクインクス班の分のマスクも作成しました。左から六月透、米林才子、瓜江久生、不知吟士のマスクです。『東京喰種 トーキョーグール:re』 43話「示音」で初披露となりました。

ウタの名言/名セリフは?

「今時悲劇なんて流行らないよ。もっと楽しいことしよ?」

『東京喰種 トーキョーグール』最終話「研」で、ピエロのメンバーとの会話中にウタが発したセリフです。この後ロマ、宗太、ニコ、イトリのセリフを挟んで「(最後に笑うのは)ピエロ(ぼくら)だよ」とセリフが続きます。 ウタやイトリ、ロマがピエロの一員であったことが判明した瞬間です。

『東京グール』ウタの声優は?

櫻井孝宏 
『東京喰種 トーキョーグール』でマスク職人のウタの声を演じるのは、声優の櫻井孝宏です。1974年生まれの愛知県出身で、1996年に放送されたアニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』でデビューを果たしました。 『デジモンアドベンチャー』のテントモンを演じたことで知名度を上げました。2005年には『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』が第62回ヴェネツィア国際映画祭に出展され、クラウド・ストライフ役としてレッドカーペットを踏む快挙を成し遂げています。 絵を書くのが得意で、『Canvas2 〜虹色のスケッチ〜』のアイキャッチでイラストを披露していたり、『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の最終話で原画スタッフとして参加したりしているようです。