2017年8月9日更新

マキタスポーツの才能が凄かった!活躍の秘密に迫る8つのこと

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マキタスポーツ『PANIC IN』

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芸人・ミュージシャン・俳優の顔を持つ多彩、マキタスポーツ

マキタスポーツは1970年生まれの山梨県出身で、本名を槙田雄司(まきたゆうじ)といいます。実家の屋号にちなんだ芸名で1998年から活動を開始、以降お笑い芸人をはじめ俳優やミュージシャンなど幅広い分野でその才能を披露してきました。 今もなお活動場所を広げ、水道橋博士から「オフィス北野の最終兵器」と称される実力の持ち主、マキタスポーツとは一体どんな人物なのか!? 8つの視点からご紹介します。

1:芸人としてデビュー

国士舘大学を卒業したマキタスポーツは、出身の山梨県に帰ってファーストフードの副店長を務めます。しかし半年ですぐに辞めてしまい、数年間フリーター生活をしていました。 28歳の時に浅草キッド主催のライブ「浅草お兄さん会」に出演、第5代チャンピオンに輝いて芸人デビューを果たします。そして現東京ダイナマイトのハチミツ二郎と「トンパチ・プロ」というインディーズ事務所を立ち上げますが、2年ほどで解散。フリーの期間を挟んだのち、浅草キッドの紹介でオフィス北野に所属しました。

2:マキタスポーツはたけし軍団だった

オフィス北野とはビートたけしが設立した、芸人やタレントが所属する芸能事務所です。たけし軍団はビートたけしに弟子入りした人物によってできた芸人グループで、1983年に結成されました。浅草キッドやガダルカナル・タカ、ダンカンなどが名を連ねています。 マキタスポーツはたけし軍団に所属しながらハチミツ二郎、現米粒写経のサンキュータツオとトリオ「カミナリボーイズ」を結成し、その後ピン芸人として活動していました。 非常にクオリティの高いものまねやパロディソングを得意としています。ものまねのレパートリーは矢沢永吉や長渕剛に始まり佐野元春、浜田省吾、スピッツなど20種類近くにもなるとか。2005年には雑誌『SPA!』の「エッジな人々」に取り上げられるなど、早くからその才能に注目が集まっていました。

3:パロディソングが最高に面白い

マキタスポーツの芸風として、ものまねと並んで大きな柱の役割を担っているのがパロディソングです。ミュージシャンの思考形態を真似することが得意で、2013年の『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』ではブラックなネタを披露しています。 それは、長渕剛の『乾杯』とサザンオールスターズの『いとしのエリー』をマッシュアップし両者の不仲説を匂わせた『いとしのエリーに乾杯』という曲を歌うというもの。そのクオリティの高さに視聴者の間で話題となりました。 「ネタのできるミュージシャン」を名乗って2001年からロックバンド「マキタ学級」としても活動しており、2006年の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』にも出演しています。 同年秋には1stアルバム『マキタスポーツの金もうけ』をリリースし、自ら主催したロックイベント「マキタ学級大文化祭」では音楽と笑いを融合させた完成度の高い演出を披露しました。

4:考案した「ヒット曲の法則」がすごい!

2012年に『中居正広の金曜日のスマたちへ』へ出演した際、音楽研究家として過去30年間のヒット曲を分析し編み出した「ヒット曲の法則」を発表し、反響を呼びました。 多くの人々が好むコード進行やオリジナリティに言及し、その法則に基づいてマキタスポーツが手がけた楽曲『十年目のプロポーズ』はレコチョクランキング(デイリー)で10位にランクイン。法則が正しいことを自ら実証したのでした。 こんなにも似通ったコード進行やリズムが溢れかえっているのに、「パクリ」と言われるのはメロディーが似た時だけであるのは何故なのか?ということに着目し研究したというマキタスポーツ。人々にはもっと深入りして楽曲を聴いてほしいと話しています。

5:『みんな!エスパーだよ!』では変態なおっさんを演じる

2015年に公開された映画『みんな!エスパーだよ!』では、テルさんこと永野輝光という役で俳優として出演しています。またテルさんが手がける楽曲として『LOVE ME TENGA』のMVの監督を務めました。 『みんな!エスパーだよ!』は若杉公徳のマンガを原作とする作品で、主人公の鴨川嘉郎が突然人の心の声が聞こえるようになるというストーリー。マキタスポーツ演じる永野輝光は、エロいものを動かすことができるテレキネシスの能力を持っています。
TENGAへの愛を語った『LOVE ME TENGA』のMVは映画では15秒ほどしか流れませんが、テルさんとマキタスポーツの熱意が組み合わさってフルバージョンを撮影したとのこと。イケ男とクズ男の人生が描かれたMVとなっています。

6:映画『苦役列車』で俳優として評価される!

マキタスポーツが俳優として評価されるきっかけとなったのは、2012年公開の『苦役列車』です。この作品に登場する高橋岩男を演じ、その演技力が話題となりました。 19歳の北町貫多は父親が犯した性犯罪のせいで幼い頃に一家離散の目に遭い、義務教育を卒業後はその日暮らしを続けていました。唯一友達と呼べる日下部正二や恋人の桜井康子とも問題を起こします。 二人と決別した3年後、もともと読書が趣味であった北町貫多は、汚い部屋で裸のまま執筆を始めるのです。 主人公北町貫多を森山未來、友達の日下部正二を高良健吾が演じ、前田敦子がヒロインを演じた話題の作品です。

7:ブログでどん兵衛10分ルールを紹介

世の中、当たり前に流通している価値感を、例えば“平均値”という「0地点」と考えてみると面白いと思うんです。すると、マイナスも、プラスも興味深く感じられる。
引用:ameblo.jp
様々な方面で活躍するマキタスポーツですが、実は日清食品のうどん『どん兵衛』の大ファンであることでも広く知られています。そしてお湯入れの時間を通常5分のところ、10分にすることを推奨しているのです。 自身が受け持つラジオ番組で紹介しブログでも記事を載せたところ、なんと大反響が。「5分」を日清食品が与えたお題と解釈し、世間の価値観にとらわれないものの見方を提唱しています。

8:ラジオのパーソナリティも務めるマキタスポーツ

マキタスポーツはラジオのパーソナリティーも多く務めています。初めてレギュラーを持ったのは、2011年から4年にわたって放送された『マキタスポーツラジオはたらくおじさん』です。音楽バラエティ番組として毎回タワーレコードウィークリーチャートを紹介し、音楽に関する特集を組んで番組が構成されていました。 2016年7月現在は2013年から放送されている『東京ポッド許可局』に加え、2016年から月一放送の『音楽ガハハ』の2本のレギュラーを持っています。まだまだ才能を隠し持っていそうなマキタスポーツ。今後の活躍にも期待できそうです。