2017年12月18日更新

アメコミヒーロー「ジャスティス・リーグ」について知られざる13の事実

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ジャスティスリーグ

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1.ジャスティス・リーグには前身がいた!

ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ(JLA)が結成されたのは1960年のこと。しかし、DCコミックはそれ以前に同様のオールスターチーム「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(JSA)」を作っていたのです。 JSAが結成された1950年代にはスーパーマンやバットマンの前身となるヒーローが人気でしたが、その人気は次第にフェードアウトし、JSAもうやむやな状態に。再び人気が高まった1960年にJLAが作られたというワケです。

2.初期メンは超豪華だった

JLAの初期メンバーはスーパーマン、ワンダーウーマン、バットマン、グリーンランタン、フラッシュ、マーシャン・マンハンター、アクアマン。今でも活躍しているメンバーばかりですね。しかし、この後何度もメンバーの改変が行われることになります。

3.初めての敵はヒトデ

JLAの敵といえば侵略してきた宇宙人のイメージが強いですが、コミックスで初登場した時の敵は宇宙人ヒトデ、スターロ。彼が発したスターが顔にくっついた人間は、スターロのマインドコントロールにかかってしまうというものでした。

4.宇宙人たちとの大規模バトルもあり

最初の敵スターロはともかく、数々のバトルを繰り広げてきたJLA。その中でも評価の高いバトルがコミックのエピソード9で、侵略を目論む何人もの宇宙人と戦い勝ったものが惑星をコントロールできるというものでした。

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5.ライバルの誕生のきっかけはJLA自身の人気

ジャスティス・リーグでヒーローを集結させ、人気となったDCコミックス。この人気を目にしスーパーヒーローを集合させるというテーマがウケると考えたのが男が、自身の出版社でヒーローものを作ることにします。この男の名前はマーティン・グッドマン。ファンタスティック・フォー、アイアンマン、ハルクなどのヒーローを作り、アベンジャーズを結成したのです。 つまりJLAの成功は、のちに最大のライバルとアベンジャーズ結成の引き金を引いてしまったというワケです。

6.実写版JLAがTV放映されていた

JLAの人気TVシリーズといえば2001年から放映されたカートゥーン・ネットワークの作品。しかしこれは初めてのTV作品ではありません。1997年に放映された実写版では人気ヒーローのスーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンは登場しませんでした。そのためか評価はあまり高くなかったよう。

7.評判の悪い脇役

JLAにはスナッパー・カーというキャラクターがいました。彼は「大人が考える子ども(悪ガキ)」をそのまま形にしたような、ちょっとイライラさせられる人物。コミックの中でも1、2を争うウザいキャラクターと言われています。

8.歴史の改変が度々おこなわれる

長い歴史の中で、JLAの設定は何度も変えられています。初期の主要メンバーにはワンダーウーマンが入っていますが、クロスオーバー作品『クライシス』と設定をあわせるために突如として姿を消します(代わりとなったのがブラック・キャナリー)。また、最近では『New 52』の設定に合わせるため、JLAは結成からたった6年しか経っていないという設定に。 DCコミックスも多くの作品との整合性をとるためにはやむをえないのかもしれませんね。

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9.アメコミ界のシットコム

JLAは悪と戦うヒーローグループなはずですが、コメディ要素も含まれています。これは1987年、DCコミックが作者にフレッシュな作風を求めたことによるもの。この変更により、ヒーローたちのストーローははシットコムになったのです。

10.夢のクロスオーバー!

DCコミック最大のライバルはマーベルコミック。両者のヒーローたちが集結するなどという機会はほぼありませんが、実は数回実現しているのです。特にスーパーマンやバットマンはマーベル・ユニバースへと駆り出されることが何度かあります。 近い将来JLAとアベンジャーズの共演も叶うかもしれませんね!

11.同じ名前のグループが多数存在?

スーパーマンやバットマンがメンバーのジャスティス・リーグは「ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ」。ところが「ジャスティス・リーグ・オブ・エライト(JLE)」というフランチャイズが結成されているのです。さらに「New52」はジャスティス・リーグとJLAは別物という設定。 観ているほうも混乱してきそうですが、ともかくいろいろな「ジャスティス・リーグ」が存在しているよう。

12. ジャスティス・リーグ・デトロイトって?

1984年にはアメリカの1都市、デトロイトで活躍するジャスティス・リーグが結成されていたことも。マーシャン・マンハンターを始め4人の新しいヒーローが加入しましたが、このジャスティス・リーグの評価は最低で、JLAの黒歴史とも呼ばれるほど。

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13.映画化への機運と今後の予定

コミックやTVで人気を博す中、映画化希望の声も多く上がっていたJLA。2007年からその構想はありましたが、なかなか実現することはありませんでした。 しかし2012年ライバルマーベル社が『アベンジャーズ』を映画化し大ヒットしたことに影響を受けて、再び映画化への動きが高まります。そして2016年3月には『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が公開。2017年以降『ジャスティス・リーグ』シリーズの公開も発表されています。