2019年6月2日更新

誰もが持っている人間の本質?おすすめSM映画12選!

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』

強めの刺激でドキドキしたい方にオススメしたいのがSM映画。一人でこっそり鑑賞できるおすすめのSM映画をたっぷりご紹介します。

目次

厳選のおすすめSM映画をご紹介

普通の恋愛映画にはもう飽きてしまった。官能映画じゃ物足りない。そんなあなたはSM映画はいかがでしょうか?しかし過激な描写が容易に想像できるSM映画に躊躇してしまう方も多いはず。しかしSM映画には入門映画も存在しているのです。そしてもちろん上級者向けも。 愛、そして欲望の本質とも言い換えられるSMをテーマにした映画を12本ご紹介します。

1.原作はベストセラー小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』

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絶妙!!!な飴と鞭。 ミステリアスでとびっきりリッチなハンサムさんがサディスティック、 一度はこんな男性に振り回されて支配されてみたい恐らく多くの女性の願望を満たしてくれます。 紳士な立ち振る舞いから、ちらちら見せる強引さたまりません。されてみたい。 ストーリーには何も求めなくて良いぐらい、主人公のアナスタシアの全てが美しく可憐でした。

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のあらすじ

友人に代わって学生新聞の取材のために、超リッチな社長クリスチャンのインタビューを行うことになった女子大生のアナ。すぐに惹かれ合う2人は、徐々にその距離を縮めていく。その末に、クリスチャンはとある契約書を取り出した。その内容はクリスチャンを主人とする主従関係を結ぶ、というもの。条件付きでサインするアナはSMの扉を開くことになり……。

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の解説

アメリカで女性を中心に爆発的人気となった官能小説の映画化。キャスティングに苦労した話は有名ですが、主人公のアナを演じたダコタ・ジョンソンが注目されるきっかけとなりました。『フィフティ・シェイズ・ダーカー』、『フィフティ・シェイズ・フリード』という続編も製作されています。

2.邦画初の「暴力描写」によるR18指定『殺し屋1』

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Kuniaki_Masai 3.5

この浅野忠信が一番好きです。

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yaswitch 3

愛はとても痛い。 SとMのこうも極端なこと。 漫画も読んでみたい。

『殺し屋1』のあらすじ

歌舞伎町のヤクザばかりが住む通称ヤクザマンションに事務所を構える組の組長が大金と共に失踪。イチという暗殺者が組長を殺したことを突き止めた若頭の垣原はイチの捜索に乗り出し……。

『殺し屋1』の解説

原作の同名小説と異なり、垣原が主人公となった映画化作品。垣原はサドでありマゾ。垣原による凄惨な拷問と、イチに究極のサディズムを感じた垣原の目に宿る愛は必見です。 監督は三池崇史。数ある監督作品の中でもマスターピースの一つに数えられています。

3.SMといえば、やっぱり鞭?『白い肌に狂う鞭』

『白い肌に狂う鞭』のあらすじ

海辺の城で暮らす一族の元に放蕩息子クルトが突然帰ってくる。クルトは以前、使用人の娘を自殺に追い込んだことで一族から疎まれていました。そんなクルトはある晩、何者かによって殺害されてしまうのです。さらにクルトの霊が生前愛し合っていた義妹ネヴァンカの枕元に現れて……。

『白い肌に狂う鞭』の解説

60年代イタリアンホラーの黄金期を支えた巨匠、マリオ・バーヴァがメガフォンを撮ったエロティック・ホラー。主人公のクルトは強烈なサディスト。クルトに鞭で打たれるネヴァンカが見せる快楽の開花が印象的です。

4.Sな弁護士先生のお仕置きにキュンキュン『セクレタリー』

Moto_Ishiduka 度合い的にはSMごっこ。二人とも内気なんだもの、こっちが恥ずかしくなっちゃうってくらい両思いが結ばれるまでを描いてるもんだからちょっとむずがゆかった。目を覆うくらいのもっと激しいのを想像してたんだけど、わりかしふつうの恋愛映画。ただちょっと女の子が自傷癖があってそれをやめる代わりにSMっぽいことされちゃおうってかんじ。そのために何度もタイピングでミスをする。えっ可愛いじゃん、って思った方はぜひ一度見てほしい。トカゲのシーンはちょっと背中かゆくなります。

『セクレタリー』のあらすじ

自傷癖のある内気なリーは、自分を変えるために法律事務所の秘書の職に応募します。事務所の弁護士であるグレイとの面接に異様な雰囲気を感じながらも、無事採用されたリーは働き始めます。懸命に働くリーでしたが、グレイはリーのミスを指摘するように。そしてある日、ミスをしたリーを待っていたのはグレイによるお仕置きでした。

『セレクタリー』の解説

SM映画とはいえ、内容は非常にポップ。過激な描写に抵抗のある方は『セクレタリー』を入門に鑑賞するのをおすすめします。主演はマギー・ジレンホール。ジェイク・ジレンホールの姉である彼女の出世作とも言える映画です。

5.20世紀のSMの父、ロブ・グリエの傑作『ヨーロッパ横断特急』

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駅のコンコースで男とスーツケースを交換した薬の密売人のは列車に乗り込む…、という話を撮ろうとしている映画監督らスタッフも同じ列車に乗り込んでおり…。 これは相当面白い。実験映画として混迷を極めた前作『不滅の女』に比べてかなり鑑賞し易くなっています。映画内映画である密売人のストーリーに対して、ああでもないこうでもないと口を出すのは監督アラン・ロブ・グリエ本人とその妻本人。「それでは矛盾があるわ」「じゃあ無しだ」などと先程までのストーリーを否定してしまう。さらに映画内映画の人物が、映画監督たちの世界に入り込んできたり、逆に映画内映画への干渉も強めていく。そうして最後には映画内映画が破綻します。密売人の男は繰り返し薬を運ばされ、徐々に映画内映画が目的を失っていきます。映画監督たちは映画内映画に飽きてしまうのです。なんだこれ!すごい!

『ヨーロッパ横断特急』のあらすじ

映画監督たち映画製作者一向は、ヨーロッパを横断する特急列車に乗り込み、その列車を舞台とする映画を製作する構想を練ります。主人公となるのは麻薬の運び屋エイリアス。麻薬をベルギーのアントワープに運んだ彼はそこで娼婦のマリーと知り合い、ホテルの一室でベッドに縛る等のSMプレイを楽しむことに……。

『ヨーロッパ横断特急』の解説

『ヨーロッパ横断特急』はアラン・ロブ・グリエ監督による実験映画。アバンギャルドかつ超現実的。トーンや主張、男女のパワーバランスの変遷が大きな魅力です。自ら映画監督役として映画に出演しているアラン・ロブ・グリエは本作の随所にSMの要素を注入しています。難易度の高い映画ですが、SMに傾倒するあなたなら読み解けるはず!?

6.誘われるかのように、再びSMの世界へ『愛の嵐』

Keimiyazato ビスコンティが称賛した作品ですが 自分には生理的、経験的に受け付けない映画、ナチの親衛隊に目を付けられ性の奴隷になってしまった少女、その将校と13年振りに偶然会った時には指揮者の妻として幸せだったのに何故かまた身体を重ね異常な世界へ身を投じる、、、男としてはやってられない 理不尽さを感じて悲しくなってしまう。

『愛の嵐』のあらすじ

元ナチスの将校は身を隠すようにウィーンのホテルで働いていました。そこへ、昔強制収容所で弄んだ女が現れます。13年という月日がなかったかのように、2人は再び倒錯した愛を紡ぐのです。

『愛の嵐』の解説

イタリアの女性監督リリアーナ・カヴァーニが描く過激な愛の形。1970年代には本作と同様にピエル・パオロ・パゾリーに監督もSMを通じて邪悪なファシズムの分解を試みています。

7.瑞々しい青春とSM『ナナとカオル』

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マンションに住む男子高校生の元に、隣の部屋に住み同じ高校に通う幼馴染が訪ねてきた。彼女は男子高校生が隠し持っていたボンデージを着ていた…。 えっちな映画ですが、大切な部分は画面に映らない。胸すらあまり映しません。これによって高校生活を送る日常パートとソフトSMに傾倒する2人のパートとのギャップが熱くなります。球場におけるクライマックスでの演出が熱すぎて笑っちゃいました。 特に面白かったのは東京スカイツリー。舞台となっているのは東京下町、ちょうど時期的に東京スカイツリーの建設途中だったようで繰り返し登場します。画面に映るものの、特に言及はなし。未完成の東京スカイツリーが2人の関係性のメタファーになっていると感じました。

『ナナとカオル』のあらすじ

SMに興味のある男子高校生カオルと、同じ高校で同じマンションの隣の部屋に住む女子高校生ナナ。カオルの部屋を訪ねてきたナナは、カオルが隠し持っていたボンデージを着ていた。ナナはその行為が自分の「息抜き」になっていることに気づき、再びカオルとの「息抜き」を望むようになる。

『ナナとカオル』の解説

人気漫画の実写映画化。徐々にSMの世界へハマっていくナナと、それを必死に導いていくカオル。青春映画とSMとを見事に掛け合わせた映画です。こちらも初心者向けの映画としておすすめ。

8.至極のSM地獄へいらっしゃい『ヘル・レイザー』

Risa_Ishiguro 超過激な強制SMプレイ!多分誰にも共感してもらえない意見だけど(笑)

古めのホラーって、リアルな感じしないからか、あんまり怖くないのよね。だから、怖いよりも面白いと思った。笑って見てた(笑) 敵のはずのヘルレイザーが、何故かかっこよく見えてしまう。針山なのに。なんでだ。 ヘルレイザーっていうタイトルな割りに、ヘルレイザーはあんまり出てこない。綺麗めなおばさんがひたすら人を殺してるっていう。 総じて面白かったけどね。

『ヘル・レイザー』のあらすじ

父と義母に連れられて、父の弟が住んでいた家に引っ越してきた少女カースティ。カースティは義母が男を連れ込んでいることに気づきますが、実は義母は父の弟の肉体を取り戻すべく男たちを殺していたのです。そこから逃げだしたカースティは謎の箱を持ち去ります。

『ヘル・レイザー』の解説

小説家でもあるクライヴ・バーカーが自らメガフォンを撮り映画化した作品。モンスターとファンタジーで溢れた世界観での過激な暴力とゴア描写が大きな魅力です。シリーズ化し多くの続編が製作されています。

9.阿部定の狂気『愛のコリーダ』

Qua_moon エログロの最高峰。ヒロインがジワジワと狂気に走り始める演技、藤竜也のデカダンスな表情、素晴らしかった。かなり猥褻な表現や演出が多くあり、残酷なシーンで終わるにもかかわらず、観終わると切ない愛の物語を観た、という感覚が残って、これは大島渚監督の技量なのだろうなと思った。後半、同時代に活躍していた寺山修司的な演出も見られて、寺山修司ファンとしてちょっと嬉しい。

『愛のコリーダ』のあらすじ

料亭に住み込みで働く女中、阿部定。彼女は自身のパトロンに指示され修行の身として奉公をしていました。しかし阿部定は料亭の主人である吉蔵と男女の仲になります。その関係は次第にSMへ傾倒していき……。

『愛のコリーダ』の解説

1936年に発生した実在の事件「阿部定事件」を元に大島渚監督が映画化。公開当時は性的なシーンに大幅な修正が加えられましたが、後に完全ノーカット版となる『愛のコリーダ2000』も公開されました。

10.母親からの抑圧、そして性の解放『ピアニスト』

momi_kuchan08 病的な。 ピアノに惹かれて解説も読まずに観たので前半は変態度合にチャンネルが合わなくてひいたけど把握できてから後半は予想通りでまぁ。静かに物語が進むのもリアルでいい。 もっと感覚的にしたかったのに観賞用に掘り下げた感を感じて少々勿体無く感じた。冒頭クレジットの演出が好き。ラストの顔が笑えた。刺激テンポのいいラストだったと思う。

『ピアニスト』のあらすじ

母親から制限を受け続けて育ったエリカは倒錯した性的趣向を抱えていました。ピアノの教師であるエリカの生徒であるワルターに言い寄られ、初めは拒絶するも心を開きます。しかしワルターに自らの性的欲求をぶつけたところでワルターはドン引きしてしまい……。

『ピアニスト』の解説

映画『ピアニスト』はオーストリアの巨匠、ミヒャエル・ハネケ監督の作品。本作はカンヌ国際映画祭で三部門獲得の栄誉に輝きました。その他、自身の監督作で数々の映画賞を受賞したハネケの作品には、ところどころでSMの要素を感じ取ることができます。

11.若妻はドMな欲求に苛まれる『昼顔』

hitomisnotebook 物語は不感症の妻が昼間だけ高級娼婦に ドヌーブ演じるセブリーヌの内面を描いた混沌としたまさにフランス映画といった感じ 生々しくって幼少期などのフラッシュバックがカットインされてるがその辺りも効果的 ドヌーブの衣装がサンローランで小物までがお洒落 同時期だとオードリーがジバンシーだけど個人的な趣味ではジバンシー(オードリー)の方がお洒落度は高い この時代のフランスを舞台の映画にはタクシーなどでシトロエンのDSが出て来るが乗ってみたい憧れのクルマ

『昼顔』のあらすじ

医師である夫とのパリでの生活に満足している妻セヴリーヌ。しかし人知れずマゾヒスティックな欲求を抱えていました。そんなセヴリーヌはとある売春宿の存在を知ることに。その売春宿では上級階級の妻たちが客を取っていたのです。セヴリーヌは夫のいない昼の間、「昼顔」として働くことになります。

『昼顔』の解説

ルイス・ブニュエル監督作。公共の性と個人の性、これらの認識の違いを鋭く指摘した映画です。2014年に放送された上戸彩主演のドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』は、映画『昼顔』にオマージュを捧げています。

12.絶対観ちゃダメ?!なSM映画『ソドムの市』

tetsuaki 原作はマルキ・ド・サドの「ソドムの120日」 奇才パゾリーニの遺作。本作撮影直後、轢死体で発見される。 芸術作品なのか?映像文学なのか??ただのエログロスカトロ変態映画なのか??? まだまだ未熟者の私には評価(★)できない作品。 すっごいぞ!!!

『ソドムの市』のあらすじ

秘密の館に住まう亡命政権の権力者一向は、自ら都合の良いように法を捻じ曲げて、美少年美少女たちを集めます。彼らに変態的な行為を強要させ、自らたちは悦に浸るのでした。

『ソドムの市』の解説

本作ではSMから完全に快楽を取り払い、サディズムとフェチズムを権力乱用の象徴として描いています。衝撃的な映像が延々と繰り広げられており、安易な鑑賞はおすすめできません。 イタリアの巨匠、ピエル・パウロ・パゾリーニ監督作。パゾリーニは本作の撮影直後に変死しています。

SM映画で未知なる扉を開く……

いくらSMに興味を持っていても実践できる人は限られているSMの世界。自分にはできない経験を追体験できるのが映画の醍醐味とするならば、SM映画は映画の魅力を十二分に引き出していると言えます。 映画がどこでも観られるこの時代、ぜひご自宅で一人で熱いお茶を淹れて鑑賞しましょう。あなたの知らない世界が待っているはずです。