誰もが持っている人間の本質?おすすめSM映画10選!

2017年11月15日更新

SMとは、愛、そして欲望の本質に迫る題材としても考えられている深いテーマです。今回はそんな人間の本質を描いたとも言えるおすすめのSM映画を紹介します。

厳選のおすすめSM映画10選にして紹介!

「SM」は、あまり公に議論されたり語られるテーマではないため、一見自分とは関係のないものだと思われる傾向があります。しかし、誰もがサディスティックな部分を持っていたり、逆にマゾヒスティックな感覚を持っているのではないでしょうか。 SMとは、愛、そして欲望の本質に迫る題材としても考えられるのです。今回はそんな人間の本質とも言えるSM映画をご紹介します。

1.SMといえば、やはり鞭は必須?『白い肌に狂う鞭』

イタリアン・ホラー界の巨匠マリオ・バーヴァ監督によって60年代に製作されたエロティック・ホラー作品。 物語は、海辺の城で暮らす一族の元に突然放蕩息子であるクルトが戻ってくる所から始まります。彼は以前、使用人の娘を自殺に追い込んだ事がありそれが原因で一族から疎まれていました。しかし、そんな彼がある晩何者かによって殺されてしまうのです。そして、彼の霊は生前愛し合っていた義妹のネヴァンカの枕元に現れるようになるのです。 今作では、その問題児クルトが非常にサディズムの激しい人物で、ネヴァンカを鞭で打つシーンが登場。そんなサディスティックな行為に性的快感を感じたネヴァンカの、快楽への開花が印象的です。

2.内向的で自傷行為をしてしまう女性リーが弁護士の秘書として働くことに!不器用な両想いが繰り広げるSMな恋

Moto_Ishiduka 度合い的にはSMごっこ。二人とも内気なんだもの、こっちが恥ずかしくなっちゃうってくらい両思いが結ばれるまでを描いてるもんだからちょっとむずがゆかった。目を覆うくらいのもっと激しいのを想像してたんだけど、わりかしふつうの恋愛映画。ただちょっと女の子が自傷癖があってそれをやめる代わりにSMっぽいことされちゃおうってかんじ。そのために何度もタイピングでミスをする。えっ可愛いじゃん、って思った方はぜひ一度見てほしい。トカゲのシーンはちょっと背中かゆくなります。

'02年に公開された、SM映画の中では少し名の知られた作品。主人公がセクレタリー(秘書)であり、サディストな上司にお仕置きされちゃう、Mっ気のある女性なら思わずキュンとしてしまう設定が良いです。 自傷癖のある内気な主人公リーは、自分自身を変えるために法律事務所の秘書の仕事に応募します。事務所のヘッドロイヤーであるグレイとの面接は、少し異様な雰囲気。しかしながら無事採用されたリーはミスをしながらも懸命に働きます。 しかし、グレイは彼女のタイプミスから次第に服装や癖に対しても指摘をするように。そしてついにある日、仕事でミスをした彼女を待ち構えていたのは“お仕置き”でした。

3.昆虫学者のカップルがSMゲームを興じるダークコメディ!

『ザ・デューク・オブ・バーガンディ』

2014年に公開された、虫を通じて倒錯的な愛を育む女性カップルを描いた作品。 昆虫学のクラスに通う二人の女性が、片方は高圧的な態度のマダム、もう片方は家政婦といったロールプレイを楽しむシーンが登場します。歳の差がある同性カップルが織りなす、ユーモラスでありえエロティックである愛の形が印象的です。 今作において「虫」がテーマとなっている理由を監督は、夏が終わって死んでしまう虫の儚さと愛の儚さを重ねたと語っています。

4.20世紀のSMの父アラン・ロブ・グリエ作品の中でも最も評価が高い作品!

『ヨーロッパ超特急』

20世紀のSMの父と名高いアラン・ロブ・グリエ監督作の中でも最も評価が高いと謳われている今作。映画監督とプロデューサー、秘書が出来たばかりのヨーロッパ横断特急に乗りながらその列車を舞台とした映画を作ろうと構想を練ります。 主人公は麻薬を運ぶ男エイリアス。麻薬をベルギーのアントワープに運んだ彼はそこで娼婦のマリーと知り合い、ホテルの一室でベッドに縛る等のSMプレイを楽しむという展開に。このシークエンスが上品だとファンの中でも評判です。 アバンギャルドで超現実的でもあるこの作品。トーンや主張、男女のパワーバランスが作中に変わっていくことが特徴です。

5.酷い事をされたのに、何故かまた身体を重ねる

Keimiyazato ビスコンティが称賛した作品ですが 自分には生理的、経験的に受け付けない映画、ナチの親衛隊に目を付けられ性の奴隷になってしまった少女、その将校と13年振りに偶然会った時には指揮者の妻として幸せだったのに何故かまた身体を重ね異常な世界へ身を投じる、、、男としてはやってられない 理不尽さを感じて悲しくなってしまう。

70年代に作られたイタリアの映画パソリーニがSMを通して邪悪なファシズムの分解を試みたように、リリアーナ・カヴァー二も同じようなアプローチをした映画を撮りました。 元ナチスの将校がひっそりと身を隠すように、ウィーンのホテルでポーターとして働いています。そんな彼の前の偶然ある女性が現れます。実は彼女は、彼が昔強制収容所で性の奴隷として扱った人だったのです彼女も彼との再会に驚きながら、夫に先に行くように説得してホテルに残ります。しかし、偶然ホテルの一室に集まるナチスの残党の会話を聞いて、自分の身に危険が迫っていることを知ります。 急いでホテルを去ろうとする彼女の部屋に訪れる元ナチスの将校。しかし、そこで二人は唇を寄せ、再び倒錯した関係に戻るのでした。

6.クライヴ・パーカー監督のこの作品はおそらくリストの中で最も理解し難いSM映画。

Risa_Ishiguro 超過激な強制SMプレイ!多分誰にも共感してもらえない意見だけど(笑)

古めのホラーって、リアルな感じしないからか、あんまり怖くないのよね。だから、怖いよりも面白いと思った。笑って見てた(笑) 敵のはずのヘルレイザーが、何故かかっこよく見えてしまう。針山なのに。なんでだ。 ヘルレイザーっていうタイトルな割りに、ヘルレイザーはあんまり出てこない。綺麗めなおばさんがひたすら人を殺してるっていう。 総じて面白かったけどね。

強欲な人間が究極の快楽を得たいがために、あるキューブを手に入れます。しかしそれはパンドラの箱。開けてしまえば最後、そこは地獄への入り口となり、魔導士による究極の苦痛・拷問を得ることになるのです。 クライヴ・パーカー監督のこの作品はおそらくリストの中で最も理解し難いSM映画。モンスターとファンタジーで溢れた世界観での過激な暴力とゴア描写は、現実の大人の問題や関係にインスパイヤーされたものです。

7.家政婦の阿部定は狂気的なまでにパトロンである吉蔵に思い入れ、驚愕の事件が起きてしまう!

Qua_moon エログロの最高峰。ヒロインがジワジワと狂気に走り始める演技、藤竜也のデカダンスな表情、素晴らしかった。かなり猥褻な表現や演出が多くあり、残酷なシーンで終わるにもかかわらず、観終わると切ない愛の物語を観た、という感覚が残って、これは大島渚監督の技量なのだろうなと思った。後半、同時代に活躍していた寺山修司的な演出も見られて、寺山修司ファンとしてちょっと嬉しい。

1936年に起きた「阿部定事件」を大島渚監督が撮った作品。性に開放的な家政婦の阿部定は、狂気的なまでにパトロンである吉蔵に思い入れ、二人は情事を楽しむ中に。しかし、それは次第に狂気と化していき、ついに驚愕の事件が起きてしまいます。 作中でもSMを彷彿させる「首締めプレイ」が非常に印象的です。

8.母親に抑圧されてきた中年のピアノ教師エリカは若い生徒と関係を持つが、彼女の性的趣向が彼に受け入れられることはなかった。

momi_kuchan08 病的な。 ピアノに惹かれて解説も読まずに観たので前半は変態度合にチャンネルが合わなくてひいたけど把握できてから後半は予想通りでまぁ。静かに物語が進むのもリアルでいい。 もっと感覚的にしたかったのに観賞用に掘り下げた感を感じて少々勿体無く感じた。冒頭クレジットの演出が好き。ラストの顔が笑えた。刺激テンポのいいラストだったと思う。

母親に抑圧されて育って来た中年のピアノ教師エリカは倒錯した性的趣向の持ち主。その後、自分に迫って来た若い生徒と関係を持ちますが、彼女の性的趣向が彼に受け入れられることはありませんでした。ミハエル・ハネケ監督はいつも議論を巻き起こす作品を撮り続けていますが、この『ピアニスト』も決して期待を裏切らない映画です。

9.若い妻セヴリーヌはマゾヒスティックな妄想に取りつかれ、売春宿で働くことになる!最も象徴的なSM映画。

hitomisnotebook 物語は不感症の妻が昼間だけ高級娼婦に ドヌーブ演じるセブリーヌの内面を描いた混沌としたまさにフランス映画といった感じ 生々しくって幼少期などのフラッシュバックがカットインされてるがその辺りも効果的 ドヌーブの衣装がサンローランで小物までがお洒落 同時期だとオードリーがジバンシーだけど個人的な趣味ではジバンシー(オードリー)の方がお洒落度は高い この時代のフランスを舞台の映画にはタクシーなどでシトロエンのDSが出て来るが乗ってみたい憧れのクルマ

若い妻セヴリーヌはマゾヒスティックな妄想に取りつかれ、売春宿で働くことに!最も象徴的なSM映画と謳われています。公共の性の認識と個人の性の認識の違いを、ブニュエル監督がこの作品で描き出します。主人公のセヴリーヌを演じる、カトリーヌ・ドヌゥーヴの美しさに酔いしれてしまうでしょう。

10.SMで権力の乱用を表現した異色映画!?『ソドムの市』

tetsuaki 原作はマルキ・ド・サドの「ソドムの120日」 奇才パゾリーニの遺作。本作撮影直後、轢死体で発見される。 芸術作品なのか?映像文学なのか??ただのエログロスカトロ変態映画なのか??? まだまだ未熟者の私には評価(★)できない作品。 すっごいぞ!!!

恥辱に喜びを感じるファシストのエリートたちが若い男女を監禁し、性的に虐待を加える。パゾリーニ監督は今作でSMから快楽を取り除き、サディズムとフェチズムを権力の乱用のエスカレーションのメタファーとして描いた衝撃作です。