2018年12月27日更新

エルサ、「アナ雪」女王には弟がいた?15個の真実とトリビア

2013年公開の大人気ディズニー映画『アナと雪の女王』。そんな本作の主人公エルサの初期設定などまだまだ知られていない設定や裏話が盛りだくさん。今回は『アナと雪の女王』エルサを徹底解剖します。

『アナと雪の女王』の主人公エルサについて徹底解説!

アナと雪の女王4

『アナと雪の女王』はディズニープリンセス初のWヒロインだということで注目を集め、実際「アナ雪旋風」を日本のみならず世界中に巻き起こしました。今回は、続編も決まっており(日本公開日は未定)、再び注目を浴びている「アナ雪」の主人公エルサを徹底解剖。 年齢や性格などの基本情報から、「弟がいた」という噂や「初期設定はヴィランだった」などの裏話やトリビアにまで迫ります。

1.エルサについてのざっくりプロフィール

『アナと雪の女王』に登場するプリンセスの一人。アレンデール王国の第一王女で、後継者。アナという妹がいますが、幼い頃に誤ってアナに魔法を当ててしまって以来その力がトラウマになってしまいます。

2.戴冠式を迎えたエルサの年齢は?プリンセス史上初の〇〇

これまでのディズニーヒロインはみんな10代の設定でした。しかしエルサは、ディズニー史上初で、唯一の成人した大人の女性なのです。 本作の冒頭、まだ幼い頃のエルサは8歳。妹のアナとお城のホールで遊んでいるときに、アナに魔法が当たってしまいます。その後、二人は引き離され次第に成長していきますが、両親が海難事故で亡くなるとき、エルサは18歳になっています。そしてエルサが成人を迎え、王座を継ぐ「戴冠式」のときには21歳の女性に。 アナと引き離され、両親を亡くし、魔法の力を隠し続けた年月の長さがよくわかります。8歳から21歳までの13年近い歳月を孤独に過ごしてきたことになります。

3.性格はちょっと面倒くさい?

彼女の本来の性格は落ち着きがあり、控えめ、そしてお転婆な妹アナとは異なり優雅さや風格さえ漂う人物です。 しかし、エルサの優雅さの裏には複雑な感情が隠されているのです。幼い時アナを傷つけたことがトラウマになり、エルサは自分の力を恐れて孤独を選ぶようになります。それから長い間エルサは精神的に不安定な状態に陥ってしまいました。 また、物語の後日譚である「家族の思い出」でもクリスマスの儀式がないのは自分のせいだと自分を責め、落ち込んでしまっているのでナイーブな性格は治っていなさそうです。

4.見た目はやはり美女!母親と瓜二つの特徴

アナと雪の女王:エルサ3

エルサは背が高くスレンダーな体形、プラチナブロンドの髪、ブルーの瞳、アナよりも少し薄いそばかすなどが特徴の女性。魔法でアナを傷つけて以降、エルサは魔法能力を抑えるため白い手袋をするようになりました。 戴冠式シーンから分かるように、前王妃であり彼女の母親と鏡を映したように瓜二つの顔をしています。ブルネット系の母親と異なる部分は髪色くらいのものではないでしょうか。

5.便利だけど恐ろしい強力な能力の持ち主

エルサの魔法の能力は非常に強力。お城さえ立てることができ、またそのせいで王国中を冬の世界にしてしまいます。 一方でその力をコントロールすれば、氷のクリスマスツリーを作り、てっぺんにオラフを運んであげることも可能。(『アナと雪の女王 家族の思い出』より)

6.エルサの敵は恐怖という感情

先ほども述べたように、エルサは生まれながらに雪や氷を作り出す能力を持ち、雪や吹雪から様々な形を形成することができます。また、大抵の場合彼女の能力は手から放たれます。 しかし、彼女の能力は感情によって制御されていることが難点。心が平穏な時は完全に能力をコントロールすることができますが、ストレスや恐怖を感じると彼女の能力は暴走して周りの脅威となり得るのです。

7.エルサの声優を演じた二人の美女を紹介

エルサの魅力の一つには、その圧倒的な歌唱力があります。それを務めたのはオリジナル版ではイディナ・メンゼル、日本語の吹替え版には松たか子が配役されました。 この二人の美女について詳しく紹介します。

オリジナル版声優は、ブロードウェイ女優【イディナ・メンゼル】

ブロードウェイ・ミュージカルの『ウィキッド』にてエルファバ役を演じ、トニー賞に輝いた実力派の舞台女優、イディナ・メンゼルがオリジナル版エルサの声を担当しました。 彼女はディズニー映画『魔法にかけられて』でも現実世界に生きるナンシー役を演じています。そして人気海外ドラマ「glee」では、主人公レイチェルの母親役として、その歌声を披露しています。 彼女の歌う「Let it Go」の迫力は素晴らしく、2014年には「NHK紅白歌合戦」でその歌声を披露しています。この曲はとてもキーが高く、通しで歌うのは大変なことだそう。それを生中継で歌い上げたのはさすがブロードウェイ女優です。

エルサの声優で更に人気を博した【松たか子】

日本語吹き替え版でのエルサは松たか子が担当しました。言わずと知れた大人気女優で、数多くの作品に出演しています。 歌手活動もしており、演劇のみならず音楽にも携わる、才能豊かな女優です。TBSドラマ『カルテット』では、バイオリニストという役柄で、弾けるように猛特訓されたのだとか。 東京ディズニーランドにて2015年から開催された、「アナ雪」をテーマにしたスペシャルイベント「フローズンファンタジー」の初日には、アナ役の神田沙也加、オラフ役のピエール瀧、主題歌を歌ったMay.Jと共にミニパレードに参加しています。

8.物語の要、エルサとアナとの関係はどう変わっていく?

エルサとアナ、二人の姉妹がどのように仲を取り戻すのかということは、「アナ雪」の中でもっとも重要な部分ではないでしょうか。 そもそも幼い頃の二人は非常に仲の良い姉妹でした。しかし、エルサの魔法がアナを傷つけてしまってからは、二人は離れ離れに。記憶をなくしたアナはエルサに「あっち行って!」と突き放され、ついには物理的にだけでなく、心の距離も離れてしまいます。 その後、戴冠式の日に魔法の力が国民にもアナにも露呈してしまったエルサは山奥へ逃げ、アナからさらに遠ざかります。しかし、ここでアナは幼い頃のように、心の距離まで離れてしまうのではなく、近づくことを選びました。 そんなエルサは自分を迎えに来たアナに再び魔法を当て、アナを凍らせてしまいます。しかし、エルサもここで離れてしまうのではなく、妹に近づくことを選びました。まさしくこれが真実の愛だったのです。 エルサの愛によってアナは助かり、姉妹の心の距離も元に戻ります。この、一度離れ離れになった姉妹が再び距離を縮めるドラマチックな展開が、鑑賞者の心に刺さったのだと思われます。

9.『アナと雪の女王』でエルサが歌った名曲一覧

生まれてはじめて

曲の序盤を妹のアナが、後半を姉のエルサが歌っています。戴冠式を楽しみにしているアナの明るい歌い方に対して、エルサは戴冠式に対する不安と悩みを体現したかのような曲調です。

レット・イット・ゴー

『アナと雪の女王』と言えば!というほどお馴染みの曲となった「レット・イット・ゴー」。吹き替え版の松たか子も、オリジナル版と劣らない見事な歌唱力で老若男女を魅了させました。 映画館によっては、映画上映に合わせて一緒に歌うイベントが開催されるほど、大ヒット曲として愛されました。

10.初期設定はプリンセスではなく、ヴィラン?

元々エルサは現在知られるようなヒロインキャラクターではなく、『101匹ワンちゃん』のクルエラや『リトルマーメイド』のアースラのようなヴィランとして描かれる予定だったそうです。(アナとは姉妹の設定でさえなかったんだとか!) しかし、物語を構築していく過程で行き詰まり、多くの人が共感できる問題を抱えたヒロインキャラクターへと変貌を遂げました。 ヴィランだった頃の彼女は非道で冷酷な暴君として描かれ、巨大雪だるまの軍隊を率いていたそうです。 2014年のインタビューで作曲家クリステン・アンダーソン・ロペスは「エルサのモチベーションはアナの心を凍らせて国を乗っ取ることにあった」と恐ろしいことを語っています。

11.名曲『Let it Go』がエルサをヴィランからヒロインへと変えた!?

日本でも大流行した楽曲『Let It Go』は本作の大事な骨格を作り上げたと言っても過言ではありません。元々『Let It Go』はヴィランエルサのテーマ曲でした。 本作のシナリオライターはこの楽曲を聴いた後、エルサの真のモチベーションが自己の開放であることに気がついたそうです。しかし自己解放では恐ろしいヴィランのモチベーションとしてポジティブすぎてしまいます。 普通ならば歌詞を変える解決策がとられるものですが、ライターたちはあえて楽曲の歌詞ではなくエルサのキャラクター設定そのものを変える大胆な決断をすることにしました。 そして生まれたのが繊細なヒロイン”エルサ”だったのです。

12.オラフはエルサの化身だった?

幼い姉妹が二人で作った思い出の雪だるま、オラフ。その時、エルサはアナや家族との関係に悩むことはありませんでした。しかし次第に強まる魔力に恐怖を抱き、アナを守りたい気持ちから遠ざけ、孤独になってしまいます。あの頃のような姉妹に戻りたい、そんな内に秘めた願いがオラフを生み出したと言えるでしょう。 つまりオラフは、幼いエルサの気持ちを持った化身ということになります。「アナの為なら溶けてもいいよ」や「ぎゅーって抱きしめて」と言ったオラフの言葉は、エルサがアナに抱く気持ちそのものだとしたら……オラフは姉妹の絆の象徴なのです。

13.スピンオフ「エルサのサプライズ」で見せた姉妹愛

2015年に公開されたスピンオフ『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』は「アナ雪」の後日譚。エルサは、アナの誕生日をサプライズで祝おうとするも、風邪を引いてしまうという流れとなっています。 それに対してアナは「エルサの看病ができるなんて最高のプレゼント」と語っています。幼い頃は風邪を引いたとしても世話係が看病していたでしょうし、おそらくアナにとってはこれが初めての看病。姉妹愛に思わず涙が出そうになりますね。

14.エルサから生まれたスノーギースが可愛すぎる!

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When life throws you snowgies...

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そんな「エルサのサプライズ」ではスノーギースという新キャラクターが登場します。スノーギースは雪だるまで、エルサがくしゃみをするたびに次々に生まれます。 いたずら好きで皆困ってしまったため、氷の城に門番として滞在しているマシュマロウに預けることに。公開されるやいなや「かわいい!」と話題になりました。

15.エルサに弟がいた?しかも正体は皆が知っているあのキャラクター!

ターザン
© Walt Disney Pictures

エルサとアナには弟がいたという裏設定が監督のジェニファー・リーと、クリス・バックによって明かされました。 ネット上の掲示板「Reddit」のスレッド「Ask Me Anything」にて、二人がコメントした内容によると、エルサたちの両親がたどり着いたのはジャングル。妊娠していた妃は、すでに船の中で男の子を生んでいましたが、両親はヒョウに食べられてしまったそう。 その残された男の子がなんと『ターザン』の主人公・ターザンであり、エルサたちの弟だというのです。

エルサについて知れば知るほど好きになる!

『アナと雪の女王』
© Walt Disney Pictures

今回は「アナ雪」ヒロイン・エルサの基本情報や裏設定を紹介しましたが、彼女について明かされていない情報はまだまだたくさんありそうです。 しかし、この記事を読んだ後もう一度「アナ雪」を見ればエルサの気持ちがより一層分かり、ぐっと世界観に入り込めるかもしれません。