「アナ雪」エルサについて知りたい11つのこと【元はヴィランだった?!】

2018年9月25日更新

2013年公開の大人気ディズニー映画『アナと雪の女王』は日本で社会現象になるほど人気を博しました。そんな本作の主人公エルサにはまだまだ知られていなかった設定や裏話が盛りだくさん。今回は『アナと雪の女王』エルサを徹底解剖します。

『アナと雪の女王』の主人公エルサについて徹底解説!

アナと雪の女王4

2013年公開のディズニー映画『アナと雪の女王』の主人公エルサは王家アレンデールの長女であり、もう1人の主人公アナの姉。生まれながらの魔法能力でアナを意図せず傷つけ、城で隔離生活を送るようになってしまうのでした。 今回はそんなディズニーキャラクターについて徹底解剖します。

1.エルサは恐ろしいヴィランだった!?

アナと雪の女王5

元々は現在知られるようなヒロインキャラクターではなく、『101匹ワンちゃん』のクルエラや『リトルマーメイド』のアースラのようなヴィランとして描かれる予定だったそうです。(アナとは姉妹の設定でさえなかったんだとか!) しかし、物語を構築していく過程で行き詰まり、多くの人が共感できる問題を抱えたヒロインキャラクターへと変貌を遂げました。 ヴィランだった頃の彼女は非道で冷酷な暴君として描かれ、巨大雪だるまの軍隊を率いていたそうです。 2014年のインタビューで作曲家クリステン・アンダーソン・ロペスが「エルサのモチベーションはアナの心を凍らせて国を乗っ取ることにあった」という恐ろしいことを語っています。

2.姉エルサの性格は優雅で不安定!?

エルサ『アナと雪の女王』

彼女の本来の性格は落ち着きがあり、控えめ、そしてお転婆な妹アナとは異なり優雅さや風格さえ漂う人物です。 しかし、エルサの優雅さの裏には複雑な感情が隠されているのです。幼い時アナを傷つけたことがトラウマになり、エルサは自分の力を恐れて孤独を選ぶようになります。それから長い間エルサは精神的に不安定な状態に陥ってしまいました。

3.雪の女王エルサは母親と瓜二つ!?

アナと雪の女王

エルサは背が高くスレンダーな体形、プラチナブロンドの髪、ブルーの瞳、アナよりも少し薄いそばかすなどが特徴の女性。魔法でアナを傷つけて以降、エルサは魔法能力を抑えるため白い手袋をするようになりました。 戴冠式シーンから分かるように、前王妃であり彼女の母親と鏡を映したように瓜二つの顔をしています。ブルネット系の母親と異なる部分は髪色くらいのものではないでしょうか。

4.エルサの敵は“恐怖”という感情

アナと雪の女王:エルサ3

エルサは生まれながらに雪や氷を作り出す能力を持ち、雪や吹雪から様々な形を形成することができます。(大抵の場合彼女の能力は手から放たれます。) しかし、彼女の能力は感情によって制御されていることが難点。心が平穏な時は完全に能力をコントロールすることができますが、ストレスや恐怖を感じると彼女の能力は暴走して周りの脅威となり得るのです。 しかし、『Let It Go』のシーンが象徴するように、恐怖やストレスから解放されたエルサの能力はとても便利なもの。 オラフや氷のお城を一瞬で作ったり、寒さから身を守る効果さえあるのですから。

5.名曲『Let it Go』がエルサをヴィランからヒロインへと変えた!?

アナと雪の女王5

日本でも大流行した楽曲『Let It Go』は本作の大事な骨格を作り上げたと言っても過言ではありません。元々『Let It Go』はヴィランエルサのテーマ曲でした。 本作のライターはこの楽曲を聴いた後、エルサの真のモチベーションが自己の開放であることに気がついたそうです。しかし自己解放では恐ろしいヴィランのモチベーションとしてポジティブすぎてしまいます。 普通ならば歌詞を変える解決策がとられるものですが、ライターたちはあえて楽曲の歌詞ではなくエルサのキャラクター設定そのものを変える大胆な決断をすることになりました。 そして生まれたのが現在世界中の人から愛される繊細なヒロイン”エルサ”だったのです。

6.エルサの人気の理由は、豪華声優陣にあり!?

エルサの魅力の一つには、その圧倒的な歌唱力があります。それを務めたのはオリジナル版ではイディナ・メンゼル、日本語の吹替え版には松たか子が配役されました。まずはエルサを作り上げた声優陣をご紹介します。

オリジナル版声優は、ブロードウェイ女優【イディナ・メンゼル】

ブロードウェイ・ミュージカルの『ウィキッド』にてエルファバ役を演じ、トニー賞に輝いた実力派の舞台女優、イディナ・メンゼルがオリジナル版エルサの声を担当しました。 彼女はディズニー映画『魔法にかけられて』でも現実世界に生きるナンシー役を演じています。そして人気海外ドラマ『Glee』では、主人公レイチェルの母親役として、その歌声を披露しています。 彼女の歌う「Let it Go」の迫力は素晴らしく、2014年には「NHK紅白歌合戦」でその歌声を披露しています。この曲はとてもキーが高く、通しで歌うのは大変なことだそう。それを生中継で歌い上げたのはさすがブロードウェイ女優です。

エルサの声優で更に人気を博した【松たか子】

日本語吹き替え版でのエルサは松たか子が担当しました。言わずと知れた大人気女優で、数多くの作品に出演しています。 歌手活動もしており、演劇のみならず音楽にも携わる、才能豊かな女優です。TBSドラマ『カルテット』では、バイオリニストという役柄で、弾けるように猛特訓されたのだとか。 東京ディズニーランドにて2015年から開催された、「アナ雪」をテーマにしたスペシャルイベント「フローズンファンタジー」の初日には、アナ役の神田沙也加、オラフ役のピエール瀧、主題歌を歌ったMay.Jと共にミニパレードに参加しています。

7.戴冠式を迎えたエルサはいくつ?

これまでのディズニーヒロインはみんな10代の設定でした。しかしエルサは、ディズニー史上初で、唯一の成人した大人の女性なのです。 本作の冒頭、まだ幼い頃のエルサは8歳。妹のアナとお城のホールで遊んでいるときに、アナに魔法が当たってしまいます。その後、二人は引き離され次第に成長していきますが、両親が海難事故で亡くなるとき、エルサは18歳になっています。そしてエルサが成人を迎え、王座を継ぐ「戴冠式」のときには21歳の女性に。 ここから、アナと引き離され、両親を亡くし、魔法の力を隠し続けた年月の長さがよくわかります。つまり、エルサは8歳から21歳までの13年近い歳月を孤独に過ごしてきたことになります。

8.エルサとの関係が深いのは実はオラフ!?

幼い姉妹が二人で作った思い出の雪だるま、オラフ。その時、エルサはアナや家族との関係に悩むことはありませんでした。しかし次第に強まる魔力に恐怖を抱き、アナを守りたい気持ちから遠ざけ、孤独になってしまいます。あの頃のような姉妹に戻りたい、そんな内に秘めた願いがオラフを生み出したと言えるでしょう。 つまりオラフは、幼いエルサの気持ちを持った化身ということになります。「アナの為なら溶けてもいいよ」や「ぎゅーって抱きしめて」と言ったオラフの言葉は、エルサがアナに抱く気持ちそのものだとしたら、オラフは姉妹の絆の象徴なのです。

9.『アナと雪の女王』には原作があった!

これまでのディズニー作品にも原作となった物語はあります。「アナ雪」も例外ではありません。 原作は『雪の女王』と言う、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話です。鏡の破片が目に入って心が凍ってしまったカイを雪の女王が自分の城へ連れ去ってしまいます。仲良しのゲルダはカイを探してお城を目指すことに。女王のお城でカイを見つけ、ゲルダの涙が瞼にかかると、鏡の欠片が流れ落ち、元の優しいカイに戻るのです。 『アナと雪の女王』の登場人物たちの名前は、この作者からヒントを得たとも言われています。

10.『アナと雪の女王』でエルサが歌った名曲一覧

生まれてはじめて

曲の序盤を妹のアナが、後半を姉のエルサが歌っています。戴冠式を楽しみにしているアナの明るい歌い方に対して、エルサは戴冠式に対する不安と悩みを体現したかのような曲調です。

レット・イット・ゴー

『アナと雪の女王』と言えば!というほどお馴染みの曲となった「レット・イット・ゴー」。吹き替え版の松たか子も、オリジナル版と劣らない見事な歌唱力で大人から子供までを魅了させました。 映画館によっては映画上映に合わせて一緒に歌うというイベントが開催されるほど。名曲となりました。

11.待望の「アナ雪」続編が制作!?気になる内容とは?

続編となる「フローズン2(仮)」の公開が決定されました。アメリカでは2019年11月27日と公開日まで発表されたそうですが、気になる日本での公開や、その内容については全くわかっていません。 また、内容についても非公開なだけに憶測が飛び交っており、エルサが同性愛者であり、ガールフレンドが登場するのではないかという声も。その背景には、実写版『美女と野獣』でル・フウが初めて同性愛者という設定にされたことや、ハリウッド界において「LGBT」を容認する風習が広まっていることが挙げられます。 いずれにせよ、エルサとアナが自分自身と向き合い、本当の愛を見つける物語になることが期待されています。