ミュージカル映画だけじゃない!ダンスシーンが印象的な映画10選

“ダンス”というとミュージカル作品が真っ先に浮かびますが、ミュージカル以外でも印象的なダンスシーンが登場する映画がたくさんあります。今回はそんなダンスシーンが見所の作品をピックアップしてお届けしましょう。
1:ディズニーが贈る不朽のラブストーリー【1991】
ディズニーのヒロインの中で一番大人だなーって思えるヒロイン\(^^)/ 野獣がだんだん心を許していく姿感動! すさんだ心が浄化されそう! 一生お幸せにーって心から思える! 恋っていいね!!


ボーモン夫人の『美女と野獣』をベースにしたディズニーの長編アニメーションです。
魔女に野獣の姿にされてしまったわがままな王子。その野獣王子が住む城に、美しい村娘・ベルが父の代わりに幽閉されることになります。実は王子にかけられた魔法は誰かの愛を得た時に解かれるのですが、野獣はベルの優しさに触れ次第に心を開いていき……というストーリーです。
本作はロマンティックなダンスシーンと美しい楽曲で彩られ、「アカデミー賞 歌曲賞」ほか多くの賞を獲得。テーマ曲『ビューティー・アンド・ザ・ビースト』は、野獣とベルのダンスシーンで使われています。劇中でポット夫人を演じたアンジェラ・ラズベリーが歌も担当し、シングルとしてはセリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンがデュエットでリリースしました。
2:再び結ばれた兄弟の絆【1988】


生き別れになっていた自閉症の兄と自由気ままな弟。亡くなった父の遺産目当てに兄・レイモンドの面倒をみようとする弟のチャーリーですが、兄との旅を続けるうちに幼い頃の記憶が蘇り打算的だった心に変化が生まれていきます。
兄のレイモンドをダスティン・ホフマン、弟のチャーリーをトム・クルーズが務めました。チャーリーがレイモンドの恋を応援するためにホテルの一室でダンスをレクチャーするシーンは、兄弟の深い繋がりを感じさせ胸を打ちます。
3:ジョン・トラボルタの名ダンス復活【1994】


“パルプ・フィクション”とは、読み捨ての大衆的な犯罪小説誌のこと。そうした“くだらないストーリー”をリスペクトした、クエンティン・タランティーノ監督が贈るバイオレンスムービーです。
『サタデー・ナイト・フィーバー』で一世を風靡したジョン・トラボルタを主役に迎え、関連する複数の短編を時系列を入れ替えオムニバス形式でまとめています。劇中で突然ダンスコンテストに出場することになったジョン・トラボルタ演じる殺し屋のヴィンセントと、人妻ミアを演じるユマ・サーマンのツイストダンスも話題となりました。
4:必見!堤真一のファンキーダンス【2000】


真面目なサラリーマンが酔った勢いでとんでもないことを仕出かしてしまい、警察だけでなくヤクザからも追われる様子をSABU監督がコミカルに描きました。
主人公のサラリーマン・高木光一を演じたのは堤真一。お酒が入って無敵になったハチャメチャ男と、通常モードの真面目男とのギャップが絶妙で、堤のイメージとはかけ離れたファンキーなダンスシーンは必見です。
5:キャメロン・ディアスのキュートな魅力満載!【2000】


人気テレビシリーズの映画化です。美しくパワフルな女探偵3人組を、キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューが務めました。
本作では華麗なアクションはもちろんのこと、キャメロン・ディアス演じるナタリーのダンスも見所です。夢の中でノリノリで踊り、目覚めてからもスパイダーマン柄の下着ではしゃぎまくります。別シーンではレトロなロボットダンスも披露し、キャメロンのキュートさが堪能できます。
6:低予算からのメガヒット青春コメディ【2004】


製作費400万円にもかかわらず、全米売上40億円以上を叩き出したという学園コメディです。
ジョン・ヘダー演じるナポレオン・ダイナマイトは、ヘアスタイルもファッションも成績もイケてないオタク系の男子高生。周囲からいじめられながら学園生活を送っていますが、転校生のペドロと仲良くなり、生徒会長に立候補したペドロを応援し選挙活動に奮闘します。
そしてクライマックス。ナポレオンは、ペドロの選挙演説の後押しとして、密かに練習を重ねていたダンスをジャミロクワイのナンバーに乗って見事に踊りきりました。キレのあるダンスに彼の優しさがにじみ出る印象的なシーンです。
7:甘美な岩井俊二監督ワールド【2004】


2003年にネット配信された岩井俊二監督による短編作品の劇場版です。 荒井花を鈴木杏、有栖川徹子(アリス)を蒼井優、ふたりの憧れの先輩・宮本雅志を郭智博が務め、嘘が嘘を呼んだ三角関係を描きました。
劇中で花とアリスはバレエを習っているという設定。蒼井優演じるアリスが即席のトゥシューズで優雅に踊るシーンは、夢幻的で美しく見入ります。蒼井はバレエの経験があるそうです。
8:犯罪の街を舞台にしたハードボイルドなおしゃれムービー【2005】

だがしかしストーリーが繋がってるような繋がってないような。。私にはちょっとわかりにくかった。そして描写が割とぐろくて目を覆いたくなるシーンも多々。。ちょい怖かった!

フランク・ミラーの同名コミックをベースに、3人の男性のハードボイルドなエピソードを描いた作品です。ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン、ブルース・ウィリスがそれぞれのストーリーの主役を務めました。
ブルース・ウィリス演じるハーディガン刑事の復讐劇に登場する、ジェシカ・アルバによるストリッパーのナンシー。本作の大人気キャラクターであり、ナンシーが魅せるカウボーイスタイルの投げ縄悩殺ダンスが見所のひとつとなっています。
9:愛を信じる男と信じない女の500日【2009】


運命の出会いを信じている青年トムは、会社にアシスタントとして入って来たサマーに一目惚れします。しかし、サマーの方は愛を幻想と言い切るタイプ。そんなサマーに恋したトムの500日を描いた作品です。
サマーと一緒にいたいトムは割り切ったフリをして彼女との関係を続け、ハッピーな時の表現として使われたのがダンス。トムを演じるジョゼフ・ゴードン=レヴィットが、街中の人々と共にフラッシュモブのような壮大なダンスシーンを展開します。
10:森山未來のキレッキレな絶品ダンス【2011】


ドラマ化された漫画『モテキ』の原作者・久保ミツロウが映画のために書き下ろしたストーリー。ドラマに引き続き監督を大根仁が務め、主演ももちろん森山未來が続投です。
ドラマで描かれた“モテキ”の一年後、森山演じるサエない男・藤本幸世に再び“モテキ”がやってきました。彼を取り巻く美女を演じるのは、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子。特に、長澤演じる松尾みゆきとの関係が軸となって物語は進みます。
劇中で森山はキレッキレのダンスを披露。子どもの頃からジャズダンスやクラシックバレエ、ヒップホップを習い、俳優だけでなくダンサーとしても活動しているだけあってさすがです。大勢の人々を従えたダンスシーンは、前述した『(500)日のサマー』への大根監督によるオマージュなのだとか。