『スターウォーズ』アソーカ・タノの生態
『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』に登場したトグルータという種族のアソーカ・タノ。トグルータとはシリという惑星出身の種族のことを指します。
トグルータ種の特徴はオレンジ色の(もしくは赤い)肌と、青と白い色の髪のようにも見える体の1部が顔の横についていること。身長はおよそ1.88メートルと長身で女性のキャラクターです。
アソーカ・タノの生い立ち
ジェダイはフォースというエネルギーを操ることのできる者たちで、シリで生まれタノは3歳の時にジェダイ・マスター(ジェダイの階級の1つ)のプロ・クーンによってフォースを操るの素質を見出されました。
その後フォースを学ぶため、ジェダイ・テンプルという場所で訓練を受けます。
銀河系規模の紛争であるクローン大戦中に最長老のジェダイ・マスターであるグランド・マスター・ヨーダの命によりジェダイ・ナイト(ジェダイの階級の1つ)であるアナキン・スカイウォーカーのパダワン(ジェダイの見習い)となりました。
アソーカ・タノの能力
もともと人間よりもかなり優れた身体能力を持つと言われる、トグルータ。ジェダイの訓練を受けて開花したタノの能力ですが、その多くは彼女がトグルータとして生まれ持った能力でもあります。
そして1番の能力はなんといっても、アナキン・スカイウォーカーと戦いを共にして身に着けたライトセーバーを使った戦術です。
3歳というかなり幼い時にすでにフォースの素質を見出されたタノのパワー。数多くの戦いを通して、リーダーシップや敵を知ることの大切さを学んでいきます。
アナキン・スカイウォーカーの弟子
アナキン・スカイウォーカーの弟子となったタノでしたが、考え方の違いから衝突することも多かった2人。
惑星タトゥイーンで違法貿易などを行うギャングの王であるジャバ・ザ・ハットの息子ロッタを、銀河系政府の1つである分離主義勢力から救出する任務を成功させます。それ以降、2人の関係はよい方向へと向かい多くの戦いを共にすることとなるのです。
また、師匠であるアナキンからはスニップスという名前で呼ばれています。
アソーカ・タノの戦歴
アナキンの弟子であった当初は、共に民主主義国家である銀河共和国を守るために戦っていました。
共和国グランド・アーミーと呼ばれる軍隊を率いて数々の戦いに参加したり、多くの戦いを通して銀河共和国を勝利へと導いています。
チューバッカと共に戦った
ミレニアム・ファルコンのパイロットであり密輸者でもあるハン・ソロの相棒チューバッカとも共に戦ったことがあるタノ。
2度目のクローン大戦中(民主主義国家である銀河共和国と分離主義者が集まってできた独立星系連合が繰り広げた紛争)に捕虜となっていたチューバッカを発見した彼女は、アナキンと共にチューバッカを助け賞金稼ぎたちから逃げるために共に戦います。
アソーカ・タノの最後!?1度は失った命
タノはフォースの源とも呼ばれるモーティスという聖域で、フォース使いと呼ばれる強力なフォースを持った不死の種族によって命を落とします。
しかし、フォース使いの中でも最強とも言われるドーターという名前のフォース使いによって蘇るのです。ドーターは自分の命を犠牲にして彼女を助けています。
敵は白か黒かでは分けられない
独立星系連合に所属する人間の孤児であるラックス・ボンテリと出会うまで、自分の周りにいるのは敵か味方かの2つしかないと思っていたタノ。1つは正義で、もう1つは悪であると信じて疑いませんでした。
そんな彼女はラックス・ボンテリと出会い変わります。ボンテリと自分がそれほど違うわけではないと気付いた彼女はお互いが敵同士であっても、必ずしもどちらが間違っていて、どちらが正しいというわけではないということを学ぶのでした。
無実の罪を着せられジェダイ・テンプルを去る
殺人という無実の罪を着せられ逮捕されてしまうタノですが、師匠であるアナキンが真犯人を見つけ出し事件は終息したかに見えました。
しかし、事件をきっかけにジェダイであるという自身の信念に疑問を持ってしまった彼女は、アナキンの説得も空しくジェダイ・テンプルを去ることを決めるのでした。
アソーカ・タノvsダース・ベーダー!
タノがジェダイ・テンプルを去ったことはアナキンにも大きな影響を及ぼしました。このことがきっかけでフォースのダークサイド(負の力からパワーを引き出し戦うジェダイ)へと転向し、自身の名前をダース・ベーダーと変えたアナキン・スカイウォーカー。そしてかつて自分が慕っていた師匠がダース・ベーダーとなってしまったことにひどく落胆するタノ。
その後2人は直接対決することとなるのでした。