『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』について紹介!
『スターウォーズエピソード7』の公開が間近に迫った今、エピソード7をフルに楽しむために、スター・ウォーズ6作品に加えて、アニメ版スターウォーズシリーズも見る人も増えています! アニメ版スター・ウォーズシリーズは意外にも数多くの作品があり、『イウォーク物語』『ドロイドの大冒険』『クローン大戦』『クローン・ウォーズ』『パダワン・メナス』『ロボットチキン』『反乱者たち』などがあります。 中でも最も有名なのが『クローン・ウォーズ』であり、テレビアニメ版がシーズン6まで(各22話ほど)とその前日譚となる映画版『クローン・ウォーズ』とがあります。
『クローン・ウォーズ』で語られる本編では描ききれなかったエピソード
テレビアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』は、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の間のできごとを描いた作品です。現在、未完成のエピソードを含め129話もある大変長い作品です。 時系列順に映画版、テレビアニメ版という順で簡単なあらすじをまとめました。
映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』のあらすじ
映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』は実写版映画『スター・ウォーズ エピソード2』の続きとなっています。 オビ=ワン、そしてアナキンは分離主義勢力(独立星系連合)はとの対立が激化した共和国軍の前線で戦っていました。 そこにヨーダの使いで送られてきた若きパダワン、アソーカ・タノがアナキン・スカイウォーカーの弟子になることになります。お転婆な女の子であるアソーカ・タノは初めはアナキンと反目しあっていしたが、共に戦いをするなかで意思疎通が取れていくようになります。 そこにジャバ・ザ・ハットの子どもが何者かによって連れ去られる事件が発生しました。ジャバ・ザ・ハットが持つ宙域の安全な航行を獲得したい共和国はアナキンとアソーカをジャバの息子の元へ救出へ向かわせ、オビ=ワンをジャバの元に送り交渉をさせました。 オビ=ワンの交渉の直後、ジャバの元に現れたのはシスの暗黒卿であるドゥークー伯爵でした。すべて裏で手を引いていたのは彼だったのです。ドゥークー伯爵はジャバに嘘を吹き込み、ジェダイがジャバの子を連れ去り殺すつもりだと吹聴します。 そんなこととは知らないアナキンとアソーカはジャバの子が囚われた星に向かい無事救出するのですが、これらも実はすべてドゥークー伯爵の掌の中なのでした。彼らは無事ジャバの子とジャバの住むタトゥーインに送り届けることはできるのでしょうか!
テレビアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』のあらすじ
銀河共和国と独立星系連合の対立以降、クローン戦争の火種は各銀河へと広がっていきました。
シーズン1(クローン・ウォーズ)
銀河共和国と独立星系連合はそれぞれ、周りの中立惑星にどちらに付くか選択を迫ります。共和国側は多くのジェダイを多種多様な惑星へ送り込みます。ジェダイはクローンの軍団(クローン・トルーパー)を指揮し、独立星系連合と激しい戦いを繰り広げます。
一方、独立星系連合側はドロイドと呼ばれる、インテリジェンスを持つロボットを投入して対抗します。戦いを有利に進めていた共和国でしたが、独立連合は共和国の元老院の議員たちへの襲撃を画策していました……。
アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービは、裏切り者が味方に紛れ込んでいると考え、捜査を開始します。
シーズン2(賞金稼ぎの台頭)
The Death Watch is coming… #CloneWars pic.twitter.com/SBcMOzb7
— The Clone Wars (@TheCloneWars) October 2, 2012
パドメ・アミダラは元老院内部の分離主義勢力を排除しようと試みます。パドメはアナキンの良き理解者であり、元老院内部にも精通しています。その彼女をもってしても、影で暗躍する裏切り者を突き止めるのには時間を要するのでした。その一方で、アナキン・スカイウォーカーは、自身の未来に打ちのめされ、ダークサイドへ堕ちようとしていました……。
シーズン3(暴かれた秘密)
#CloneWars fans: Choose your side: Team Maul/Savage or Team Obi-Wan/Adi Gallia? #StarWars pic.twitter.com/OsWi7ROU
— The Clone Wars (@TheCloneWars) October 3, 2012
共和国と分離主義勢力の戦いは激化の一途を辿ります。その中で、アナキン・スカイウォーカーのパダワンであるアソーカ・タノが敵軍に捕らえられてしまいます。アナキンは彼女の身を案じ、懸命の捜索を続け、2人はジェダイ聖堂で再会を果たすのでした。
シーズン4(バトル・ライン)
#CloneWars fan Ed S. says: “Blue Snaggletooth! YEAH! Who knew he had a southern accent?" #starwars pic.twitter.com/f66KdYgR
— The Clone Wars (@TheCloneWars) October 3, 2012
分離主義勢力のサヴァージ・オプレスとダース・モールが協力し合い、共和国軍のオビ=ワン・ケノービへの復讐を遂げようと画策します。 ダース・モールとオビ=ワン・ケノービの因縁の対決が実現します。ダース・モールとその弟のサヴァージ・オプレスはオビ=ワン・ケノービをある惑星に誘い出します。 勇敢にもたった一人で立ち向かったオビ=ワンは、暗黒の兄弟に打ち負かされてしまいます。 オビ=ワンは拷問を加えられる前に、辛くも脱出し、ダース・モールはオビ=ワンへの復讐を改めて誓うのでした。
シーズン5(副題なし)
Ominous foreshadow: Anakin critiques Steela's aim saying,
— The Clone Wars (@TheCloneWars) October 8, 2012
“Impressive. Most impressive.” Sound familiar? #clonewars pic.twitter.com/Q8dMumdB
アソーカ・タノは無実の罪により、元老院での裁判にかけられてしまいます。しかしパドメ・アミダラは、アソーカにはアリバイがあることを指摘し無実を訴えます。 アナキン・スカイウォーカーの奔走により、アソーカが濡れ衣を着せられていた事実が明るみになり、告訴は取り下げられます。 これがきっかけで、傷心のアソーカは元老院に不信感を抱き、最終的にジェダイとの決別を選択します。アナキンは自身のパダワンが去って行く姿に涙を流すのでした……。
シーズン6(失われた任務)
Katooni is a Tholothian girl who must learn confidence on her path to becoming a Jedi. See her on #CloneWars tomorrow! pic.twitter.com/6ljU4naF
— The Clone Wars (@TheCloneWars) November 2, 2012
クローン・トルーパー1体1体の脳に、秘密裏に取り付けられた有機構造体の存在が明るみに出ます。実は、共和国のクローン・プログラムには機密情報が存在していたのです……。一方、ヨーダは生命の起源がある筈と信じて、未知の惑星へと旅立ちます。
神秘の星に到着したヨーダは、そこで5人の女僧たちと遭遇します。女僧たちは生命のフォースと宇宙のフォースの間に存在し、それぞれが平静、歓喜、怒り、混乱、絶望を象徴していました。 5人はヨーダに次々と試練を与えていきます。それらは、ヨーダをダークサイドへと誘惑するものばかりでした。ジェダイ・マスターであるヨーダはそれらの誘惑を拒みます。そして最終試練が待つ、惑星モラバンドへと向かいます。
配給源はワーナー・ブラザーズ?
映画などのスター・ウォーズシリーズは20世紀フォックスの配給です。 しかし、このスターウォーズ『クローン・ウォーズ』の配給源はワーナー・ブラザーズであるため、映画ではお馴染みのロゴからオープニングロールまでの「お約束」である一連が省かれています。この部分はアニメ版と映画版の大きな違いの1つでしょう。
テレビアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』は未完の大作
実は、シーズン6は途中で終わっています。残りのエピソードの公開を心待ちにしているファンも多いことでしょう。世界中に熱狂的なファンが多いことで知られる『スター・ウォーズ』。クローン達の戦いを未見の方は、この機会に観てみるのもいいかもしれませんね。