映画『ヒトラーの忘れもの』あらすじ・キャスト【第二次世界大戦後のデンマークが舞台】

2017年7月6日更新

第二次世界大戦後のデンマークを舞台に、ヒトラーが残した地雷を撤去するために派遣されたドイツ人少年兵の物語を描いた『ヒトラーの忘れ物』。史実に基づいて制作された歴史大作のキャストやあらすじなど気になる情報をご紹介します。

実話をもとにした歴史大作『ヒトラーの忘れもの』

『ヒトラーの忘れもの』は2015年にデンマークとドイツが合作した歴史大作です。第40回トロント国際映画祭でプレミア上映され、第89回アカデミー賞にはデンマーク代表作品として、外国語映画賞に出品されています。

日本でも第28回東京国際映画祭で『地雷と少年兵』というタイトルで上映されました。2016年12月に全国公開を控えた史実に基づいた話題作について、あらすじやキャストなど最新情報をご紹介します。

『ヒトラーの忘れもの』のあらすじは?

『ヒトラーの忘れ物』

第二次世界大戦後、デンマークの西海岸にはいまだナチス・ドイツによって埋められた200万以上の地雷が撤去されずに残っていました。

それらの地雷を撤去する為、デンマーク当局は若くして捕虜となっていたドイツ兵を派遣します。ドイツ人少年兵達は、デンマークのラスムスン軍曹の元地雷撤去という危険な作業に身を投じて行きます。

『ヒトラーの忘れもの』のキャスト達

カール・レオポルド・ラスムスン軍曹/ローラン・モラー

ローラン・モラー

ドイツの少年兵を監督する、デンマークの軍曹役を演じるのはデンマーク人俳優のローラン・モラーです。ラスムスン軍曹は、最初は大戦中に残虐な仕打ちを取ったドイツを憎み、その憎しみを少年兵たちにぶつけます。しかし、地雷撤去に失敗したり、誤爆で命を落としていく少年たちを目の当たりに、胸中に葛藤を覚えていく軍曹をモラーは熱演しています。

モラーは、『ヒトラーの忘れ物』の他、2012年公開の海賊をテーマにしたデンマークのサスペンス映画『シージャック』に出演しています。

エベ大尉/ミゲル・ボー・フルスゴー

ミケル

ラスムスン軍曹の上司にあたり、同じくドイツを憎んでいるエベ大尉を演じるのは、デンマーク人俳優のミケル・ボー・フォルスゴーです。

フォルスゴーは、デンマークのコペンハーゲンで演劇を学んだ後、2012年に18世紀のデンマーク王室で起こった恋愛スキャンダルをテーマにした『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』で映画デビューを果しました。まだ、同作への出演で第62回ベルリン国際映画祭の男優賞を受賞しています。

2012年には、世界的人気を誇るデンマークミステリー小説の映画化『特捜部Q 檻の中の女』にも出演しています。

セバスチャン・シューマン/ルイス・ホフマン

ルイス・ホフマン

地雷撤去の為に派遣されたドイツ人少年兵、セバスチャンを演じるのはドイツ人俳優のルイス・ホフマンです。

ホフマンは1997年生まれの若手俳優ですが、危険な任務を課された少年たちのリーダー的存在のセバスチャンを見事に演じています。

日本未公開の作品ではありますが、2011年にドイツで制作されたマーク・トゥエインの名作『トム・ソーヤーの冒険』のリメイク『トム・ソーヤ―(原題)』で主演を務めています。

映画『ヒトラーの忘れ物』の監督は?

マルティン・サンフィリート

出典: cineuropa.org

監督を務めるのはマルティン・サンフィリートです。この映画でサンフィリートは脚本も担当しています。

『ヒトラーの忘れ物』で大きく評価さたサンフィリートは、自身のハリウッドデビュー作となる『アウトサイダー(原題)』の公開を2017年に控えています。ジャレッド・レト主演で、こちらも第二次世界大戦後の日本を舞台にしているとあって期待できる作品になりそうです。

戦後史上最悪と言われた出来事を映像化

『ヒトラーの忘れ物』

出典: politiken.dk

まだ幼い少年を使って地雷を撤去させたというこの出来事は、戦後史上最悪のケースと言われてきました。実際、ジュネーヴ条約は戦争捕虜に強制労働を強いることを禁じていますが、この出来事は同条約に違反しています。

映画の撮影も、実在のデンマーク基地で行われリアル感あふれる映像となっています。