2018年3月29日更新

映画『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』あらすじ・キャスト【ゲイリー・オールドマン主演】

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ウィンストンチャーチル

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ゲイリー・オールドマンがチャーチル元首相を演じる『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』

チャーチル
映画『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』は第二次世界大戦時の英国首相チャーチルが、ヒトラー率いるナチスドイツとの戦いに苦戦をしている様子を描いた作品です。 2017年12月にイギリスで公開される本作で、チャーチル首相を務めるのはゲイリー・オールドマン。今回は注目のイギリス映画『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』についてご紹介します。

映画『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』のあらすじ

チャーチル
気になる映画の詳しいあらすじは明らかにされていません。分かっているのは、チャーチル首相が第二次世界大戦中にヒトラー率いるドイツ軍と戦いに苦戦している様子を描いたこと。チャーチル首相といえば第二次世界大戦中に独裁的な権力を持って、ドイツが降伏するまで勝利を追い求め続けた人物です。 おそらく映画には彼が実際に行った勝利を追い求めることを表明したスピーチ、ヒトラーに追い込まれたダンケルクの戦いからの撤退を決めるシーンなどが描かれることが予想されます。

映画『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』のキャスト

主演は名優ゲイリー・オールドマン

ゲイリー・オールドマン
チャーチル首相を演じるのは名優ゲイリー・オールドマン。実在した偉人チャーチルを英国人の彼がどのように演じるのか大注目ですね。 彼の代表作は1994年公開映画『レオン』でのノーマン・スタンスフィールド、「ダークナイト」シリーズでのゴードン警部補など。そのずば抜けた演技力には定評があり、俳優に愛される俳優として知られています。 彼に影響を受けた俳優は数知れず。特にブラッド・ピット、ダニエル・ラドグリフは大きな影響を受けたと言っています。

イギリスの若手スター、リリー・ジェームズ

リリー・ジェームズ
イギリスの若き女優リリー・ジェームズがチャーチル首相の秘書エリザベス・ネルを演じます。エリザベス・ネルはチャーチル首相の個人秘書で首相の知られざる一面を知り、陰で支えた人物です。 リリー・ジェームズは2015年公開のディズニー映画『シンデレラ』で競争が激しいオーディションを勝ち抜き見事シンデレラ役を得ました。他にもドラマ『ダウントン・アビー』のレディー・ローズ・マクレア役で知られます。

難しい役も見事に演じ切るベン・メンデルソーン

ベン・メンデルスゾーン
ベン・メンデルソーンが演じるのは英国国王ジョージ6世。チャーチルが首相の時にイギリスの国王だった人物です。 ベン・メンデルソーンはオーストラリア出身の俳優。代表作に2010年公開映画『アニマル・キングダム』でのアンドリュー・コーディ、2012年公開映画『ダークナイト ライジング』でのジョン・ダゲット役があげられます。

ナイト爵の名優ジョン・ハートも出演

『エレファントマン』
名優ジョン・ハートが演じるのはネビル・チェンバレン。ネビル・チェンバレンはチャーチルが首相になる前の首相。彼が首相を務めた期間は1937年から1940年。つまり彼がドイツとの宣戦布告を行った人物なのです。イギリスがドイツに宣戦布告をしたことにより第二次世界大戦が勃発しました。 ジョン・ハートは映画「ハリー・ポッター」シリーズのミスター・オリヴァンダー役、1980年公開映画『エレファント・マン』では主役のジョン・メリックを好演し英国アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。

名女優クリスティン・スコット・トーマス

クリスティン・スコット・トーマス
クリスティン・スコット・トーマスはクレメンタイン・チャーチルを演じます。クレメンタイン・チャーチルはチャーチルの妻で、彼を公私共に支えた人物。 クリスティン・スコット・トーマスは1994年公開映画『フォー・ウェディング』で英国アカデミー賞助演女優賞を受賞、1996年公開映画『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞主演女優賞の候補となりました。

『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』の監督はジョー・ライト

『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』
今作のメガホンをとるのはイギリスの新進気鋭の監督ジョー・ライト。彼の代表作は2015年公開の映画『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』、2007年の映画『つぐない』では第65回ゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)を見事に受賞しました。

アンソニー・マッカーテンが脚本・プロデューサーに!!

アンソニー・マッカーテンは2014年公開の映画『博士と彼女のセオリー』で脚本・制作を担当しました。彼が担当した脚本はアカデミー賞にノミネートされました。

ゲイリー・オールドマンが演じるチャーチル元首相

チャーチル元首相はイギリスの最も偉大な首相の1人。彼は1940年5月に英国首相に任命されました。1940年といえば、第二次世界大戦の真っ只中。チャーチルはドイツのプレッシャーを受けている真っ只中首相になったのです。 首相の座について3週間後、チャーチルは800隻以上の船を使用して、フランスのダンケルク海岸からドイツ軍に包囲されている33万5000人の兵士たちを救う作戦を結構するのです。 この作戦の後、チャーチルは国会で歴史に残る名演説を行いました。「浜辺で、滑走路で、野原や街路で、丘陵で我らは戦い、断じて降伏しない。」。この名演説がゲイリー・オールドマンによって再現されるのが期待されています。

映画の原題でもある「ダーケスト・アワー」とは?

チャーチル
映画の原題にもなっている「ダーケスト・アワー(最も暗い時)」は、1940年のフランス陥落と1941年の独ソ戦開始の間の時期を指してチャーチルが言った言葉です。この時期はアメリカもまだ参戦しておらず、イギリスは味方のいない状態で一人ナチス・ドイツに立ち向かわなければならなかったのです。 具体的には363日間を数えたこの時期は、イギリスがドナチス・ドイツに侵攻されるかもしれないという、生々しい危険があった時でもあります。特に1940年の5月に空襲によってロンドンの民間人1500人が死亡した時は、イギリスにとって史上「最も暗い時」であったと言われています。 映画が焦点を当てるのもこの「ダーケスト・アワー」なのです。

名優同士の2度目の共演

『裏切りのサーカス』
今作で主演を務めるゲイリー・オールドマンとジョン・ハートが2度目の共演を果たします。彼らが初めて共演したのは2011年公開の映画『裏切りのサーカス』。『裏切りのサーカス』でゲイリー・オールドマンは主演のジョージ・スマイリー、ジョン・ハートはサーカスの前リーダー、コントロールを演じました。 『裏切りのサーカス』はイギリス・ドイツ・フランス共同制作のスパイ映画。冷戦時のサーカスと呼ばれるイギリス秘密情報部とソ連情報部が水面下で様々な情報戦を繰り広げた様子を描いたものです。

チャーチルの特殊メイクに200時間!?

チャーチル
上記の写真をご覧になってもお分かりのように、ウィンストン・チャーチルはかなりかっぷくが良い体型の人物でした。ゲイリー・オールドマンはこのどっしりとした体型を体現するために、特殊メイクをする必要があったと言います。 撮影期間中、特殊メイクにかけた総時間はなんと、200時間以上。ゲイリーほどの名優でも、見た目を近づけるために相当な労力と時間が要されたようです。

第90回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞!

第90回アカデミー賞におけるメイクアップ&ヘアスタイリング賞を、ゲイリー・オールドマンの特殊メイクを担当した辻一弘が受賞しました。アカデミー賞ノミネートは今回を含めて3回目であり、初の受賞となりました。

『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』の公開日は!?

映画『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』は2017年11月24日に全米公開予定。配給会社のユニバーサル・ピクチャーズは順次全世界に配信を行う予定でイギリスでは2017年12月29日に公開予定です。 気になる日本公開日は2018年3月です。