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映画『彼らが本気で編むときは、』あらすじ・キャスト【生田斗真主演のヒューマンドラマ】

2017年7月6日更新

荻上直子監督の5年振りとなる映画『彼らが本気で編むときは、』が2017年2月25日に公開されます。本作はさまざまな社会問題を練り込んだヒューマンドラマとなっています。今回は『彼らが本気で編むときは、』のあらすじとキャストをご紹介します。

人気監督が5年振りにメガホンを取った『彼らが本気で編むときは、』

『かもめ食堂』や『めがね』の荻上直子監督が5年振りにメガホンを取った最新作『彼らが本気で編むときは、』が2017年2月25日に公開されます。今回は、生田斗真がトランスジェンダー役を演じるということでも話題の本作の、あらすじとキャストをご紹介します。

『彼らが本気で編むときは、』あらすじ

11歳の少女・トモは母親のヒロミと2人で暮らしていますが、ヒロミは母親らしい母親ではなく、ある日育児放棄をしてトモを一人残し、家を出てしまいます。一人になったトモは以前にも訪ねたことがある叔父・マキオの家を訪ねますが、マキオは恋人のリンコと暮らしていました。

戸惑うトモでしたが、実の母親よりも優しくしてくれるリンコとマキオとの団らんに、母親には与えてもらえなかった家族の温かさを感じるようになり、やがて三人の不思議な共同生活がはじまります。

『彼らが本気で編むときは、』キャスト

リンコ/生田斗真

リンコは物語の主人公で、元男性の女性です。老人ホームで介護士として働いています。マキオを頼って訪れたトモに美味しい手料理を振る舞い、愛情をもって接しています。

リンコを演じる生田斗真は1984年北海道出身の俳優・タレントです。萩上監督直々に「ほかの人では考えられない」とのオファーを受け抜擢されたそうです。リンコ役を演じるに生田は「全力で女性を演じようと思います」と話しています。

マキオ/桐谷健太

マキオはリンコのパートナーで、トモの叔父です。

マキオ役の桐谷健太は1980年大阪府出身の俳優・歌手です。本作に出演するにあたり、「監督の演出が的確なおかげで自分の中の余分な部分が削がれ、本物のマキオになっています」と荻上監督の力を痛感したと話しています。

トモ/柿原りんか

トモは育児放棄気味の母親・ヒロミが家出してしまったため、叔父・マキオの家を訪ねる11歳の少女です。以前にもマキオの家を訪れた事があったのですが、マキオはリンコと暮らしていることに戸惑いを見せます。

トモを演じる柿原りんかは2004年生まれの子役で、本作が本格的な映画デビューとなりました。幼少期から子役タレントとして活動し、2014年放送『マルモのおきてスペシャル2014』や『金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画 がっぱ先生!』などに出演しています。   

ヒロミ/ミムラ

ヒロミはトモの母親で、マキオの姉です。娘を置き去りにしてしまうシングルマザーです。

ヒロミ演じるミムラは1984年埼玉県出身の女優で、高校在学時にモデルデビューし、その後女優デビューを果たしました。本作の出演にあたりミムラは「社会問題に踏み込んだものが多く描かれています。この作品に呼んでいただけて光栄です。」と語っています。

佑香/門脇麦

佑香は介護士として働くリンコの同僚です。リンコとは正反対のサバサバとした性格の持ち主で、恋人との結婚を控えています。リンコに恋することや、人と人との繋がりの大切さを伝える重要な役割です。

佑香を演じる門脇麦は1992年東京都出身の女優で、2011年放送のテレビドラマ『美咲ナンバーワン!!』で女優デビュー後、多くの映画やドラマに出演しています。

フミコ/田中美佐子

リンコの母親・フミコは、小さな頃から自分の性に悩んでいたリンコの一番の理解者で、誰よりもリンコを支え続けている存在です。

フミコ役の田中美佐子は、1959年島根県出身の女優で、大学在学中に劇団ひまわりに入団し、その後女優として活躍を続けています。本作出演について田中は「脚本を一気に読み切ってしまうぐらい感動しました」と話しています。

脚本・監督は『かもめ食堂』『めがね』の荻上直子

本作で脚本・監督を務める荻上直子は、1972年千葉県出身の映画監督です。これまでにも2006年公開の『かもめ食堂』や2007年公開の『めがね』などがヒットし、心温まるヒューマンドラマに定評のある監督です。

本作については、脚本を執筆していた時にイメージしていた通りのキャスティングが叶ったそうで「自分の想像を超えた演技が見られて幸せです」と話しています。

イメージソングは名曲『トゥルー・カラーズ』

本作のイメージソングは1986年にシンディ・ローパーがリリースした『トゥルー・カラーズ』が起用されることとなりました。この曲は世界中で大ヒットした名曲で、その歌詞の内容から特にセクシュアルマイノリティの人々からの支持を集める"セクシュアル・マイノリティの応援歌"として今もなお定番の楽曲です。

本作ではゴスペラーズが『トゥルー・カラーズ』をカバーする事が決定し、ゴスペラーズのメインヴォーカルを務める村上てつやは「名曲の究極の一つといえるこの曲を歌わせていただく機会に恵まれて光栄です」と話しています。