映画『ストーンウォール』!ゲイの青年の成長を描いた衝撃作!
各方面で様々な話題を呼んでいる衝撃作『ストーンウォール』が日本で公開されることが決定しました。今作で監督を務めたのは2004年に公開されてから世界中に話題を巻き起こした映画『デイ・アフター・トゥモロー』を製作したローランド・エメリッヒです。
今回はディザスター映画の巨匠が制作した衝撃作のあらすじキャストなどを大紹介!
『ストーンウォール』のあらすじ
映画は1969年に起こったストーンウォールの反乱をもとに製作されています。暴力が衝突した反乱はニューヨークでゲイ解放運動を起こすきっかけとなりました。
物語の主人公はダニー・ウィンターズ。彼は妹たちを残してニューヨークにやってきました。映画は同性愛者であるダニーの成長を描いたものです。
『ストーンウォール』の気になるキャストは!?
『戦火の馬』のジェレミー・アーヴァイン
今作の主人公ダニー・ウィンターズを演じるのはイギリスの俳優ジェレミー・アーヴァインです。彼の代表作といえば、2011年公開の映画『戦火の馬』でしょう。彼はスティーブン・スピルバーグが監督を務めたこの作品で主人公のアルバート・ナラコットを見事に演じました。
まだまだ日本では比較的無名の俳優ですが、今作をはじめ出演した映画では圧倒的な演技力を見せつけ確かな存在感を残してきました。その他の出演作には2012年公開の映画『17歳のエンディングノート』でのアダム役、2015年公開の映画『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』でのハリー・バーンストウ役などがあります。
伝説のミュージシャン、エルヴィス・プレスリーを演じたジョナサン・リース=マイヤーズ
アイルランド人の俳優ジョナサン・リース=マイヤーズが演じるのはダニーをダンスに誘う年上の男トレヴァー。ジョナサンは2005年のテレビ映画『ELVIS エルヴィス』で伝説のミュージシャン、エルヴィス・プレスリーを演じゴールデングローブ賞主演男優賞を見事に受賞しました。
美しい青い瞳の持ち主として知られる彼はヴェルサーチやヒューゴ・ボスの広告モデルを務めたこともあります。主な出演作には1998年の映画『ベルベット・ゴールドマイン』でのブライアン役、2006年公開の映画『ミッション:インポッシブル3』でのデクラン役などがあります。
超新星ジョニー・ボーシャン
今作が映画デビュー作だといっても過言ではないジョニー・ボーシャンが演じるのはその美貌を武器に男娼として生きるギャングのリーダー、レイです。1989年にアメリカで生まれたジョニーは演技経験はまだほとんどないながらも今作では圧倒的な演技力を見せつけています。
2016年制作の映画『NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』で門番役、2016年全米で公開された映画『Thirsty(原題)』で主人公スコットの青年期を演じています。
これから大注目の俳優の1人です。
監督を務めるのは巨匠ローランド・エメリッヒ
今作でメガホンをとるのはディザスター映画の巨匠ローランド・エメリッヒ監督です。
彼のハリウッド監督デビュー作品は1992年公開の映画『ユニバーサル・ソルジャー』。その後も多くのヒット作を手掛けるようになり、代表作には1996年公開の映画『インデペンデンス・デイ』、そして2009年に公開され世界的大ヒットを収めた映画『2012』があります。
ストーンウォールの反乱とは?
前述したように本作は1969年に起こったストーンウォールの反乱を基に製作されています。
この反乱とはニューヨークのゲイバー、ウォールストリート・インが警察から踏み込み捜査を受けた時にその場にいた同性愛者が警察に初めて立ち向かい暴動が起こった事件です。
同性愛者が権利を獲得するための運動の大きな転換となりました。
『ストーンウォール』の気になる公開日は?
ローランド・エメリッヒがメガホンをとった注目作『ストーンウォール』は全米で2015年9月25日にすでに公開されています。気になる日本公開日は2016年12月24日。公開まで待ちきれませんね。