ローランド・エメリッヒ監督のおすすめ映画10選

『インデペンデンス・デイ』、『デイ・アフター・トゥモロー』など、とにかくありとあらゆる物を派手に壊す映画ばかり撮っている、“破壊大好きおじさん”ことローランド・エメリッヒ監督作品。そのラインナップをご紹介します。
目次
- ローランド・エメリッヒのプロフィール
- 1、エメリッヒ監督デビュー作、戦争阻止を目論む2人の闘い【1984年】
- 2、ヴァン・ダムとドルフの肉弾戦が必見!【1992年】
- 3、テレビドラマ化もされたSFドラマ【1994年】
- 4、エメリッヒ監督の名を知らしめた記念碑的一作【1996年】
- 5、不評を買った最初のハリウッド版ゴジラ【1998年】
- 6、突然訪れた氷河期が人々を襲う、ザッツ・ディザスター・ムービー【2004年】
- 7、あらゆる大災害から生き延びろ!【2009年】
- 8、元シークレット・サービスと大統領とのバディ・ムービー【2013年】
- 9、実際に起こった同性愛者たちの反乱【2015年】
- 10、前作の栄光よ再び、20年ぶりの続編【2016年】
ローランド・エメリッヒのプロフィール
ドイツ出身のエメリッヒ監督は、1984年の小規模なSF『スペースノア』で長編監督デビューを果たします。ハリウッドデビュー作は1992年の『ユニバーサル・ソルジャー』で、その後『インデペンデンス・デイ』や『デイ・アフター・トゥモロー』などを発表し、SFX満載のディザスター映画の巨匠として知られます。
ディザスター映画以外にも、『パトリオット』や『ストーンウォール』といった実話ベースの人間ドラマも発表しています。
1、エメリッヒ監督デビュー作、戦争阻止を目論む2人の闘い【1984年】
小型気象衛星に乗る2人の乗組員が、戦争を引き起こす可能性のある放射線を含むビームを地球上に発射するよう命じられるも、それを阻止しようと反乱を起こそうとします。
エメリッヒ監督のデビュー作となり、彼が有名になった後年に『ディストラクション 地球滅亡』のタイトルで再リリースされました。
2、ヴァン・ダムとドルフの肉弾戦が必見!【1992年】

ジャン=クロード・ヴァン・ダムとドルフ・ラングレンという二大アクションスターの対決が話題となった近未来アクション。本作以降も続編が数本作られており、意外と言っては失礼ながら息の長いシリーズとなりました。
3、テレビドラマ化もされたSFドラマ【1994年】

エジプトで発見された謎の遺跡「スターゲイト」にまつわる、管理する人間たちが織りなすSFドラマ。原案はエメリッヒ自身によるもので、後に続編としてテレビドラマ『スターゲイト SG-1』やスピンオフドラマが製作されました。
4、エメリッヒ監督の名を知らしめた記念碑的一作【1996年】


エメリッヒを語る上で絶対外せない一本となった作品。地球侵略を目論むエイリアンと闘うという分かりやすいあらすじに、USAバンザイ感たっぷりの内容が受けて大ヒットを記録しました。
成す術がなかったエイリアン側のマザーシップを打ち崩す策などにひねりが加えられており、今観てもよくまとまった作品となっています。
5、不評を買った最初のハリウッド版ゴジラ【1998年】
本場ゴジラからはかけ離れた姿のせいで日本人からはゴジラじゃないと言われ、海外の特撮好きからもゴジラではないと言われたかわいそうな作品。
キャラクターもあまりにステレオタイプ過ぎて批判をくらったが、ゴジラという考えを捨てると程よいB級感で意外とと楽しめる。 個人的には嫌いになれない。


『インデペンデンス・デイ』の大ヒットを受け、大きな期待感を寄せられて製作されたハリウッド版ゴジラ。フタを開けるとイグアナチックなゴジラのデザインに非難が殺到してしまいましたが、ゴジラ映画としてではなく巨大モンスター映画として観ればいいかもしれません。
6、突然訪れた氷河期が人々を襲う、ザッツ・ディザスター・ムービー【2004年】


地球温暖化がきっかけに世界各地で天災が発生し、人類滅亡の危機を描いた、これぞエメリッヒ印なディザスター映画。ありとあらゆる都市が破壊される様は圧巻の一言で、親子の絆を描いている点も、エメリッヒ作品には欠かせない要素といえます。
7、あらゆる大災害から生き延びろ!【2009年】

娘役はクリミナルマインド(1話のみ)、チベットの僧侶役はスーパーナチュラル(預言者ケビン)にも出演してた。
20150813。イマジカBSにて。

古代マヤ文明の暦が終わる2012年12月21日に地球が滅亡するという予言を元に、地震や津波などの大災害からのサバイバルを試みる人々を描いた、これまたエメリッヒお得意のディザスター映画。とにかく長尺な作品なので、じっくり腰を据えてみるのをお勧めします。
8、元シークレット・サービスと大統領とのバディ・ムービー【2013年】


突如ホワイトハウスを占領してきたテロリストに、たまたま居合わせた警官とアメリカ大統領がコンビを組んで立ち向かいます。
本作よりも少し前に公開されたジェラルド・バトラー主演の『エンド・オブ・ホワイトハウス』と内容が酷似していた事もあって割を食った形となり、ヒットには至りませんでしたが、バディ・ムービー好きな人にはお勧めです。
9、実際に起こった同性愛者たちの反乱【2015年】
『ストーンウォール』
1969年のニューヨークで発生した、同性愛者らの権利獲得運動の転換点となった「ストーンウォールの反乱」を描いた実録ドラマ。自身もゲイであることをカミングアウトしている、エメリッヒ監督の心情を反映した内容となっています。
10、前作の栄光よ再び、20年ぶりの続編【2016年】
エイリアンの技術によって飛躍的な進歩を遂げた人類…とはいうものの戦闘機は相変わらず人が載って操縦する点どうも腑に落ちないが、無人戦闘機にしてしまうとストーリーが成り立たなくなるのかと納得。

やっぱり、あれこれ考えないで観る映画だった。前作を見ておくと吉。

『インデペンデンス・デイ』から20年ぶりの続編。再び侵略してくるエイリアンの脅威に、地球人たちが立ち向かいます。
当然ながら前作を観てからの鑑賞を勧めますが、『インデペンデンス・デイ 2014』は無関係なのでご注意を。