2017年7月6日更新

映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』あらすじ・キャストまとめ【ジェイク・ギレンホール主演】

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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

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ジェイク・ギレンホール主演、『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』

『ダラス・バイヤーズクラブ』監督作品!

ジェイク・ギレンホールを主演に迎えた『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・バレ監督による『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』が2017年2月18日に公開されます。 『サ・リング』や『キング・コング』で知られるナオミ・ワッツ、第75回アカデミー賞助演男優賞に輝いた名優クリス・クーパーが脇を固めます。 2015年のトロント国際映画祭ではそのプレミア上映でオープニングを飾った『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』紹介します。

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』のあらすじ

投資銀行家として富も地位も手に入れた主人公ディヴィス(ジェイク・ギレンホール)は、悲惨な交通事故により妻を亡くしてしまいます。妻の死を経験しても一滴の涙も流せなかったディヴィスは、物事へ無関心になっていた自分に気がつきました。 ディヴィスは彼が送った自動販売機についての苦情の手紙をきっかけに、顧客サービス担当のカレン(ナオミ・ワッツ)と出会います。カレンとその息子であるクリス(ジュダ・ルイス)に助けられ、ディヴィスは一度は手にしたあらゆるものを破壊しながら、人生を再生しようと試みるのです。

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』のキャスト

ディヴィス/ジェイク・ギレンホール

ジェイク・ギレンホールは2005年のアン・リー監督作『ブロークバック・マウンテン』で保守的時代の同性愛男性の葛藤を好演、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど高い評価を受けている若手実力派俳優です。 映画初主演作『遠い空の向こうに』では、炭鉱の町でロケットを作る夢を追う青年を演じ、『ドニー・ダーコ』では一転して、夢遊病にかかりカウンセリングを受ける不安定な高校生役で再び主演を務めました。 また『ブロークバック・マウンテン』では、過酷な労働を共にした青年と精神的にも肉体的にも強い絆で結ばれる難しい役どころを演じ、実在の連続殺人事件を映画化した『ゾディアック』では家庭を省みず事件にのめり込んでいく風刺漫画家に扮するなど、幅広い役柄を演じる実力に注目が集まっています。 また、ギレンホールといえば徹底した役作りをすることで知られていますが、久しぶりに本作ではギレンホール本来の姿で登場するので、ファンにとってはそこも見どころになりそうです。

カレン/ナオミ・ワッツ

ナオミ・ワッツ演じるカレンはディヴィスからの苦情の手紙に心を動かされ、自らディヴィスへ連絡を取り親身になって話を聞きます。ディヴィスの誠実な人柄にカレンは惹かれ、人生を再生しようとするディヴィスを支えます。 ワッツは『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、『ヴィンセントが教えてくれたこと』では助演ながらも、存在感のある演技を見せています。その演技力で本作でも主人公ディヴィスの心に寄り添うカレンを好演しているようです。

フィル/クリス・クーパー

クリス・クーパー演じるフィルは、ディヴィスの義理の父親であり、上司でもあります。娘であるジュリアの死をどのように受け入れ、同じ交通事故で生き残ったディヴィスとどう向き合っていくのか…。 ディヴィスが全てを破壊することで、人生を再構築しようと決意する言葉をかけるのもフィルです。 クーパーは伝説の蘭に執着する栽培家を演じた『アダプテーション』で2002年の第75回アカデミー賞助演男優賞を獲得しています。

クリス/ジュダ・ルイス

カレンの息子であるクリスは長髪でクラシック・ロックを愛する反抗期真っ盛りのティーンエイジャーで、ディヴィスは彼の扱いに頭を悩ませます。 ジュダ・ルイスについて、エンターテインメント業界紙のハリウッド・リポーターは「生意気でそれでいて極端に傷つきやすいティーンエイシャーにぴったりな、素晴らしい新人若手俳優」と評価しています。

ジュリア/ヘザー・リンド

不慮の事故で亡くなってしまうディヴィスの妻ジュリア。何事にも無関心な夫を献身的に支える女性です。 ディヴィスとカレンが出会うきっかけとなる自動販売機はジュリアが亡くなった病院に置かれています。 ジュリアを演じるヘザー・リンドは、本作でギレンホークと共演したことを「夢のようだった」と語っています。ギレンホールが主演する『ドニー・ダーコ』を「12歳の時に50回くらい観た」ほどの大ファンだったそうです。

『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督最新作!

監督は第86回アカデミー賞3部門を受賞した『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・バレです。 『ダラス・バイヤーズクラブ』でマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトをそれぞれ第86回アカデミー賞主演男優賞、助演男優賞に、次作『わたしに会うまでの1600キロ』でリース・ウィザースプーンとローラ・ダーンを第87回アカデミー賞にノミネートに導くなど、役者への演出でも高い評価を受けています。

ギレンホールの役作りがすごい!激やせ後には、筋肉ムキムキのボクサーに

ギレンホールはその演技力だけでなく、徹底した役作りでも知られています。 『ナイトクローラー』では報道スクープ専門の映像パパラッチ、通称“ナイトクローラー”を約12キロも減量した姿で演じきっています。頬がこけた顔からは、他人と関わることなくスクープだけを追いかける孤独で狂気的なカメラマンという役柄にふさわしい不気味さが感じられます。
そして前述の『ナイトクローラー』の次に撮影に挑んだ『サウスポー』では、ボクサーを演じるため6か月にわたるトレーニングで筋骨隆々の見事なボクサー体型を披露しています。 この大変身ぶりに、映画ファンからは驚きの声が上がりました。