2017年7月6日更新

アニメ『いぬやしき』あらすじ・声優・最終回評価まとめ【ネタバレ注意】

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いぬやしき

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『GANTZ』作者が贈るSFマンガ『いぬやしき』がアニメ&実写映画化決定!

2014年から「イブニング」にて連載中のマンガ『いぬやしき』。初老の冴えない男性が主人公であるといった設定から「奥浩哉にしか描けないマンガ」と言われるほどの独特の世界感が話題。 2018年には実写映画も公開予定となっており、テレビアニメはフジテレビ「ノイタミナ」ほかにて2017年10月にスタート!今回は『いぬやしき』のあらすじや登場人物などをご紹介いたします。

2017年秋放送スタートのアニメ『いぬやしき』あらすじ

まもなく還暦を迎える犬屋敷壱郎は家族からも疎外されており、ようやく購入した戸建てマイホームにも居場所が無い生活をおくっていました。そんなある日医師からガン宣告をされ、余命も3ヶ月だと言われてしまいます。 自暴自棄になった犬屋敷壱郎は愛犬のはな子とともに公園を訪れ一人号泣。すると突然宇宙船が飛来し、犬屋敷壱郎は跡形も無く消滅してしまいます。謎の宇宙人は自分たちの存在がバレないよう、兵器ユニットを使って犬屋敷壱郎を復元します。 兵器としての体を得て生まれ変わった犬屋敷壱郎に待つ壮絶な運命とは一体…?

『いぬやしき』の登場人物

犬屋敷壱郎

『いぬやしき』の主人公。還暦間近の58歳サラリーマンで、妻と高校生の娘、中学生の息子がいます。念願の戸建てマイホームを購入し順風満帆のように見えますが、社会や家族から疎外された毎日を送っており、心の拠り所は自身が保健所から迎えた犬のはな子だけなのでした。 そんな犬屋敷壱郎に医師からガン宣告が下ります。家族にも言えず、一人公園で泣いていた所に宇宙船が追突し絶命。宇宙人の手によって機械の体を与えられます。 ロボットとなってしまったことにショックを隠せない犬屋敷壱郎でしたが、兵器ユニットの体を活かし人を救うことで自分が生きていることを実感するようになります。

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獅子神皓

『いぬやしき』のダーク主人公。犬屋敷壱郎と同じように宇宙船の追突に巻き込まれ、機械の身体にされてしまった男子高校生。自分の家族や友人にはとても優しい好青年ですが、自分達にマイナスとなる人や無関係な人までも眉ひとつ動かさず殺すという危ない二面性を持っています。 犬屋敷壱郎とは対照的に人の死に直面することで自分が生きていることを実感し、その感覚を得る為だけに無差別殺人などを重ねていきます。

犬屋敷万理江

名前は漫画の68話で明らかになりました。ごくごく一般的な中年女性で、スーパーでレジ打ちなどのパートをしています。犬屋敷壱郎との夫婦仲は冷めていますが、子供達が犬屋敷壱郎に向けた愚痴をフォローするくらいには情もあるようです。

犬屋敷麻里

犬屋敷壱郎の娘。両親に似ず美少女で、典型的な今時の女子高生。獅子神皓はクラスメイトですが、特に接点はありません。幼い頃こそ父の犬屋敷壱郎を慕っていましたが、いま現在は老けて冴えない父を心底疎ましく思っています。

キャラクターボイスには実力派俳優が声優としてキャスティング!

TVアニメ『いぬやしき』では、主要キャラクターのボイスキャストには、実力派俳優たちをキャスティングしています。

犬屋敷壱郎役/小日向文世

『いぬやしき』の主人公である犬屋敷壱郎役には、小日向文世(こひなたふみよ)が務めます。 映画『サバイバルファミリー』やTVドラマ『犬飼さんちの犬』など、主要キャストから味のある脇役まで様々なキャラクターを演じてきた俳優です。 アニメーションの吹き替えは、『メアリと魔女の花』で、ドクター・デイ役を務めたことはありましたが、量としてはあまり多くを務めてきた経験はありません。主人公ということで圧倒的にセリフも多い役どころとなりますが、どんな演技を見せてくれるのかに注目です。

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獅子神皓役/村上虹郎

獅子神皓役は、俳優の村上虹郎(むらかみにじろう)が務めます。 TVドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の主人公、宿海仁太(じんたん)役や、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の小林翔太役など、活躍の場をどんどん広げている俳優です。

安堂直行役/本郷奏多

獅子神の幼馴染である安堂直行役を務めるのが、俳優の本郷奏多(ほんごうかなた)です。 実写版『アカギ』の赤木しげる役や、映画『テニスの王子様』の越前リョーマ役など、これまでも漫画原作作品を演じてきたほか、TVアニメ『ダンガンロンパ3』や『BTOOOM!』などアニメの吹き替えにも何度か参加の経験があります。

奥浩哉が送るSFアクション

『GANTZ』で、その名を一躍世に知らしめた漫画家、奥浩哉。福岡県福岡市出身。独特な世界観と特徴的なタッチが多くの支持を集めています。また、マンガの背景にデジタル処理を用いた先駆けとしても知られており、『GANTZ』や『いぬやしき』でも非常にリアルな背景が描かれていると話題になりました。

スピード感溢れる映像は必見!

『TIGER&BUNNY』で監督を務めたさとうけいいちを総監督に、『進撃の巨人』の3D監督を務めた籔田修平を迎えます。疾走感溢れる戦闘シーンが話題となった作品を手がけた監督がタッグを組んだとあって、ファンからの期待も一層高まっています。 制作はフィギュアスケートを題材とした話題作『ユーリ!!! on ICE』を手がけるMAPPAです。

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『いぬやしき』の結末は!?最終回のネタバレ!

TVアニメ『いぬやしき』の最終回は原作同様の結末が繰り広げられます。最終話である第11話のサブタイトルは『地球の人たち』。 地球に迫りくる巨大な隕石を止めるべく飛び立った犬屋敷壱郎、そして、自身にも守りたい人がいるという獅子神皓。二人は共に自爆というすべを選び、なんとか地球を破壊せんとする隕石を食い止めることに成功します。 二人が居なくなった地球では、犬屋敷の息子の剛史が喧嘩に立ち向かえるようになっていたり、娘の麻理が漫画賞で入選したりと、二人のおかげで幸福な日々が営まれていることが描かれます。

TVアニメ『いぬやしき』の評価は?

TVアニメ『いぬやしき』の最終回を経て、Twitterなどでは「感動した」「グッときた」といったコメントや、総評として「3DCGの戦闘シーンが良かった」など、楽しんだ人のポジティブな意見が寄せらています。 一方で、「急ぎ足なのが残念」といった展開に対する不満の意見や、「はなこは道で拾ったじゃなくて、保健所に引き取りに行った方が良かった」などTVアニメ化に伴い、原作から改変された部分が気になってしまう人も居たようです。 トータルで観ても評判は上々。まだ観ていないという人も、TVアニメ『いぬやしき』はすでに最終回まで迎えているので、イッキ見などに挑戦してみてください。

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TVアニメの次は実写映画化!

大団円を迎えたTVアニメ『いぬやしき』でしたが、そこから間髪入れずに新たな作品として生まれ変わります。それが実写映画版『いぬやしき』です。公開は2018年4月20日です。 主人公の犬屋敷壱郎役にはとんねるずの木梨憲武、宿敵の獅子神皓役には佐藤健、そしてTVアニメの吹き替えキャスト同様、安堂直行役には本郷奏多がキャスティングされています。 TVアニメでも迫力のバトルが繰り広げられましたが、実写映画版では最新のCG技術を駆使してそれを再現しており、さらにリアルな映像として迫力のアクションを楽しむことが期待できそうです。