(C)2018「いぬやしき」製作委員会 ©奥浩哉/講談社 (C)奥浩哉/講談社

【驚きのラスト】映画『いぬやしき』を評価。見どころはここだ!【ネタバレ注意】

2018年4月21日更新

『GANTZ』に引き続き奥浩哉と佐藤信介がタッグを組んだ映画『いぬやしき』。視聴したユーザーからは早速様々な感想や評価が届いています。今回はその声をもとに見どころを紹介します!結末のネタバレもしているので要注意!

【ネタバレ注意】映画『いぬやしき』の評価は?

『いぬやしき』
(C)2018「いぬやしき」製作委員会 ©奥浩哉/講談社 (C)奥浩哉/講談社

『図書館戦争』の佐藤信介監督が『GANTZ』に引き続き、奥浩哉原作漫画を実写映画化した『いぬやしき』(『BLEACH』が2018年夏に公開!)。実写化作品といえば、公開されるたびに様々な評価や感想が挙げられますが、本作はどうなのでしょうか。 今回はキャストや原作との違い、ラストシーンなどの視点から映画『いぬやしき』の評価、見どころをネタバレを交えながら紹介していきます。

あらすじ・キャスト情報はこちら

木梨憲武、佐藤健だけじゃない!キャストのハマり具合がすごい

キャストは実写化する上で最も大事な要素の1つだと思いますが、映画『いぬやしき』はどの役も納得のいく配役だったのではないでしょうか。 格好良いはずのヒーロー像を覆す、冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎を、木梨憲武はコメディ要素を封印しつつも見事に演じ、原作でも印象的だった闇がかった瞳をみせた佐藤健はまさに獅子神皓そのもの。 また、佐藤はストイックな身体作りのおかげで、作品中で強靭な肉体美を披露。佐藤の代名詞と言っても過言ではないアクションシーンもCG技術も相まって一層迫力のあるものとなっていました。

チョッコーを演じるのは本郷奏多しかいないのでは?

『いぬやしき』
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本作では主役の木梨、佐藤だけでなく、二階堂ふみや本郷奏多など、脇を固めるキャラクターのハマり具合に視聴者からの評価は上々でした。 特に、唯一アニメと実写版の両方で安堂直行(チョッコー)役として出演している本郷奏多は、実は実写版『GANTZ』にも出演しており、彼は奥・佐藤作品になくてはならない存在だと言えるでしょう。 また、本郷は2018年4月現在27歳とのことですが、高校生役でも違和感のなさが評価されていました。その一方で原作ファンからは「獅子神は佐藤健じゃなくて本郷奏多が良かった」という感想もちらほら。

邦画の概念を変えるCG技術に圧倒される!

『いぬやしき』では、製作当時台湾とアメリカにしかなかった機械を使用して俳優の身体をスキャンし、俳優の演技をCGデータで表現するという日本初の試みが行われました。 また、戦闘シーンが行われた新宿の街もすべてCGで作られているということで、獅子神によって破壊されていく街の様子を迫力満点に表現することに成功しています。

原作とは違いどこまでも悪役を極めた獅子神皓(ネタバレあり)

『いぬやしき』
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原作の獅子神は、母親やしおんがきっかけで一度は改心するのですが、実写版ではひたすら人を殺し続けています。特に新宿の巨大モニターを通して大量虐殺を行うシーンは壮絶。 また、原作ではしおんや安堂を守るため、地球に落下してくる隕石を止めようと「自爆」という選択肢を選びますが、実写版ではそもそも隕石が落ちてくるという設定はありませんでした。獅子神の最後は犬屋敷に倒されるという形となっています。

壱郎と麻理、感動の親子愛【木梨憲武×三吉彩花】(ネタバレあり)

『いぬやしき』
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実写版『いぬやしき』の魅力はCGを駆使したアクションシーンだけでなく、壱郎と麻理(三吉彩花)が見せる親子愛にもあるのではないでしょうか。 はじめは頼りのない、老けている父親に対して嫌悪感しか見せていない麻理。しかし獅子神の大虐殺に巻き込まれた際、命がけで自分を守ってくれたことで父親の大切さに気づき涙を流すシーンには心が動かされるものがありました。 やはり2時間という尺では犬屋敷家全員にフォーカスを当てるのは厳しいようで、実写版では麻理に比重が置かれていました。また、機械化した壱郎の事を知っているのも麻理だけで、剛史がカツアゲをした同級生に立ち向かうシーンは実写では登場しませんでした。

続編を匂わせる?驚きのラスト(ネタバレあり)

原作読者にとっては何より、ラストシーンが驚きだったのではないでしょうか。 獅子神を倒し、麻理も助かり、犬屋敷家にいつもの日常が戻ったシーンの後、スクリーンに映ったのは「いぬやしき」という文字。そこで終わりかと思いきや、画面がチョッコーの家に移ります。 自分の部屋に入ると目に飛び込んできたのは死んだはずの獅子神が。チョッコーは戸惑いながらも、獅子神に「ゲームする?」と聞きます。それに対して「お前は変わらないな」とつぶやく獅子神。 そしてチョッコーがパソコンの画面から獅子神の方へ顔を向けると、もうそこには獅子神の姿はなく、ベランダへの窓が開いているだけでした。 ここで映画版『いぬやしき』は幕を閉じたのですが、なんとも含みのある終わり方に「まさか続編があるのでは?」と視聴者からは声が上がっています。

原作『いぬやしき』未読でも十分楽しめる!

ここまで原作との比較も交えながら評価を紹介してきましたが、『いぬやしき』は原作を読んでいない人も多く観ている様子です。 2時間に収めるためカットされた場面もたくさんあるので、映画を観た後に原作を読んでみるのもいいかもしれません。