今注目の若手俳優、安西慎太郎
安西慎太郎は1993年12月16日生まれ、神奈川県出身の俳優で、2012年に舞台『コーパス・クリスティ 聖骸』に出演したことをきっかけに数々の有名舞台やミュージカルに出演するようになります。2014年には連続ドラマ『アリスの棘』でドラマ初出演を果たし、一躍注目と期待を集める存在となりました。
高校在学中から演劇には携わっていたそうですが、将来俳優になりたいという思いはなく、子供が好きだったので保育士を密かに目指していたのだとか……。高校3年生のときに何気なくみた映画『ギルバート・グレイプ』におけるレオナルド・ディカプリオの迫真の演技に感動し、俳優を目指したいと思ったそうです。
安西慎太郎の身長は?
数々の舞台出演をこなしている安西慎太郎ですが、その出演作のどれもがアクションシーンがふんだんにあるアクティブなもの。運動神経抜群のスポーツマンなのだろうと思ってしまいますが、身長はいくつぐらいなのでしょう。
公式プロフィールでは173cm。平均的な身長ですが、とても細身で顔が小さいので、実際の身長よりもずっと長身に見えるようですね。
「テニミュ」出演をきっかけにブレイク!
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安西慎太郎は、大人気ミュージカル『テニスの王子様』に出演を果たし、ブレイクのきっかけをつかみます。演じたのは、白石蔵ノ介。四天宝寺中学校のテニス部部長であり、個性豊かな『テニスの王子様』メンバーの中でも、ひときわ濃いキャラクターと不思議な世界観で目立っている人物です。
ミュージカル『テニスの王子様』は、許斐剛による中学のテニス部を描いた同名漫画を原作とする舞台化作品で、これまでに3rdシーズンまで公演され、現在も続いています。「テニミュ」の愛称で親しまれ、若い女性を中心に大人気のミュージカルであり、キャストはどの公演も大きな注目を集めています。安西慎太郎もこの「テニミュ」のキャストへの抜擢で、人気俳優へと飛躍しました。
数々の有名舞台に出演している安西慎太郎
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安西慎太郎は、これまでに数々の有名舞台や人気ミュージカルに出演してきました。
大人気ゲームの『戦国無双』が舞台化された『戦国無双 関ヶ原の章』では真田幸村役を演じ、アニメ『K』を舞台化した作品の『K-Lost Small World-』では、アニメの中でも人気キャラクターである伏見猿比古を演じ話題となりました。『武士白虎 もののふ白き虎―幕末、「誠」に憧れ、白虎と呼ばれた若者達』では主人公の飯沼貞吉を演じ、得意の殺陣を披露しています。
ドラマ『アリスの棘』ではオダギリジョーの少年時代を熱演
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2014年に放送されたドラマ『アリスの棘』は、医師である父の死の謎と冤罪を暴くことを全てに生きてきた、水野明日美の復讐劇を描いたサスペンスドラマです。上野樹里演じる明日美は、父を死に追いやり、無実の罪を被せた人物は必ず病院の中にいると信じ、復讐を果たすために医師となります。閉ざされた病院という空間の中で、疑いのある医師たちを明日美は次々に追い詰めていくという物語でした。
同作でドラマ初出演を果たした安西慎太郎は、オダギリジョー演じる新聞記者の西門優介の少年時代を演じました。病院内で次々と起こる不可解な事件の謎を描く展開の中で、安西演じる若かりし日の西門と幼き日のヒロイン明日美の姿は爽やかな存在感を放っていました。
オダギリジョーと安西慎太郎は似ている?
『アリスの棘』でオダギリジョーの少年時代を演じた安西慎太郎ですが、やはり二人はどことなく面影が似ています。
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オダギリジョーの若い頃の写真を見てみると、確かにパーツや全体の雰囲気にも近いものがあります。実際のドラマの撮影現場でも雰囲気が似ていると話題になっていたそうで、そう言われるだけあって出演シーンには真に迫るものがありましたね。
初めての写真集は『安西慎太郎』
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2015年に安西慎太郎は初めての写真集を発表しています。タイトルはそのものずばり『安西慎太郎』。
このタイトルからも、隠し立てのないいろんな彼の姿や表情、素顔などが見れるような充実した内容が伺えますね。
2017年『男水!』の実写ドラマに出演する安西慎太郎
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2017年1月から放送されるドラマ『男水!』に安西慎太郎は出演が決定しています。本作はドラマと舞台の連動企画であり、安西含む同一キャストでの舞台公演が5月から行われます。
部員が3名しかいない東ヶ丘高校男子水泳部の、水泳部存続をかけた奮闘記が描かれる『男水!』は、木内たつやの漫画が原作となっています。なんとか水泳部を存続させたい3人のおかしくも爽やかな青春ストーリーと、ライバルたちとの熱い闘いがこのドラマの見どころです。東ヶ丘高校男子水泳部の部長・榊秀平を演じるのは松田凌、秀平の幼馴染であり、同じく水泳部員の篠塚大樹には宮崎秋人、そして安西慎太郎が演じるのは、東ヶ丘高校のライバル高の龍峰高校のエース・藤川礼央です。
2017年は安西慎太郎にとってますます飛躍の一年になりそうですね。