2017年7月6日更新

超良作『ビューティー・インサイド』あらすじ・キャスト・ネタバレ【上野樹里出演】

『ビューティー・インサイド』 
(C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD

2016年に公開され、地味ながら超良作と名高い韓国映画『ビューティー・インサイド』。奇想天外な設定の中、切ないラブストーリーが展開します。豪華キャストに混じって日本からは上野樹里が出演。ハリウッド版リメイクも決定した本作をご紹介します。

目次

2016年の超良作!韓国のファンタジー映画『ビューティー・インサイド』

『ビューティー・インサイド』

(C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD

睡眠から目が覚めるたび、性別も年齢も国籍も全くバラバラの容姿になっているという奇妙な病(?)にとらわれた主人公のウジン。何も知らず、そんな男と恋に落ちてしまった一人の女性・イス。果たして二人の恋の行方は……。

人は外見ではなく、大事なのは心というのは本当なのか……。その事実に向き合い、苦悩する男女を究極の設定の中で描いたのが韓国映画『ビューティー・インサイド』です。日本では2016年に公開され、大々的な宣伝もありませんでしたが、隠れた超良作として名高い作品です。

韓国では「最高のビジュアル・アーティスト」とも称されているCMクリエイターのぺク監督による初の長編映画。物語の中でウジン役を演じるのはなんと123人! 豪華なキャストが勢揃いし、その中の一人に上野樹里もいます。奇想天外なストーリーですが、ハートウォーミングな恋が切ない、必見のおすすめ映画です。

『ビューティー・インサイド』のあらすじは?

18歳の誕生日以来、目が覚めると外見がそのたびに変わってしまっているという状態に陥ってしまった家具デザイナーのウジン。それは男性であったり、女性であったり、年齢も国籍もバラバラという異常な事態。知っているのは母親と親友のサンベクだけ。そのため、人と接触する仕事ができず、インターネットを駆使し在宅で働いています。

ある日、アンティーク家具店で働く一人の女性・イスに一目ぼれ。毎日、“違う”外見で店に通い、ついに理想的な容姿で目覚めた日、思い切ってデートに誘います。最高に幸せな3日間、もちろんウジンはその外見で居続けるため、一切睡眠をとらないと決心していました。

ところが、うっかり電車で居眠りしてしまい、目覚めると禿げ頭の親父に。翌日はイスの母親の命日で会う約束をしていましたが、メールで断らざるを得ませんでした。もちろん、もうデートしたイケメン姿には戻れません。さて、二人の恋の行く末は……。

気になる結末は?ネタバレあり!

『ビューティー・インサイド』

(C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD

ウジンは、その後もイスを諦めきれず、別人として近づきます。ついに事実を告白するに至り、イスも悩みながらもいったんはそれを受け入れます。しかし、交際はそう簡単ではありませんでした。あまりの辛さから心療内科に通わざるを得ないほど苦しむイス。同時に、母親からウジンの父親も同じ病だったことを教えられ、その辛さを知るウジン。二人は別れを選びます。

10か月が過ぎ、ようやく冷静に自分とウジンのことを考えることができるようになったイス。ある日、ウジンがチェコにいることを知り、勇気を出してチェコに向かいます。最初は別人だと拒否していたウジンですが、イスの強い想いを知り、ついにお互いがなくてはならない存在であることを受け入れるのです。

『ビューティー・インサイド』のキャスト

イス / ハン・ヒョジュ

ハン・ヒョジュ『ビューティー・インサイド』

(C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD

ありえない現実に悩むヒロインのイスを演じたのは、韓国を代表する若手人気女優のハン・ヒョジュです。難しい役柄を演じるに際し、以下のコメントを寄せています。

「それぞれ違う俳優さんがウジン役として来るんですが、ある瞬間から、どの方が来ても1人のウジンとして見ることができました。(撮影が)進むほど、演技することが難しくなくなったんです」
引用:eiga.com

ハン・ヒョジュは1987年2月22日生まれ。2006年、日本でも人気を博したユン・ソクホ監督の連続ドラマ『春のワルツ』で主人公パク・ウニョン役に大抜擢され、一躍注目されます。2010年には、『トンイ』で堂々と主人公トンイ役を務め上げ、演技派人気女優としての地位を不動のものにしました。本国では清純派女優の筆頭として、抜群の人気を誇ります。2014年には犬童一心監督による日本映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』にも出演しています。

ある日のウジン / パク・ソジュン

パク・ソジュン『ビューティー・インサイド』

(C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD

3日間の楽しいデートをするときのウジンを演じたのがパク・ソジュンです。

1988年12月16日生まれ。185cmの長身で、野球選手を目指していましたが、高校生の頃から役者志望となり、ソウル芸術大学演技科に進みました。2011年にパン・ヨングクのミュージックビデオでデビュー。2013年のドラマ『金よ出てこい✩コンコン』で第6回コリアドラマアワーズ男性新人賞を受賞するなど、期待のイケメン俳優です。

ある日のウジン /キム・ジュヒョク

キム・ジュヒョク『ビューティー・インサイド』

(C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD

いったん別れを告げることになるウジンを演じたのがキム・ジュヒョクです。

1972年10月3日生まれ、父親は有名俳優のキム・ムセンという芸能一家の二世です。2005年、ドラマ『プラハの恋人』におけるチェ・サンヒョン役でSBS演技大賞の最優秀男優賞・10大スター賞を受賞し人気沸騰。日本では2013年のドラマ『ホジュン~伝説の心医~』のホジュン役、2006年の映画『愛なんていらない』のジュリアン役などで人気があります。

日本からは上野樹里がウジン役で出演!

上野樹里『ビューティー・インサイド』

(C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD

ウジンを演じる123人の中には、21人の豪華俳優がキャスティングされていますが、日本からは上野樹里が登場します。悩んだイスが勇気を出して家を訪ねたときに姿を見せるのが、日本人女性の外見になっていたウジン役の上野樹里。一夜を共に過ごす重要な役回りでした。

上野樹里にとって初の韓国映画出演。映画『スウィングガールズ』やリメイクが作られたドラマ『のだめカンタービレ』などで、韓国でも抜群の人気があり、本作の抜擢に繋がったようです。本作より前、2009年には、韓国の人気バラエティ番組『私たち結婚しました』に特別出演したこともあります。

共演したハン・ヒョジュは次のように語っています。

上野さんの出演作はたくさん観ています。韓国でもすごく人気がありますし、素敵な女優さんだと思います。『のだめカンタービレ』は私も観ていましたが、韓国ではとても人気があります。もっと前の作品ですけど『ジョゼと虎と魚たち』とか大好きです。
引用:oricon.co.jp

もともとは2012年制作ソーシャル・フィルムのリメイク

本作はもともと、東芝とインテルが「ソーシャル・フィルム・プロジェクト」として発表した6話からなる同名WEBシリーズのリメイク。サンダンス映画祭グランプリ受賞作『今日、キミに会えたら』で知られるドレイク・ドレマスが監督を務め、メアリー・エリザベス・ウィンステッドとトファー・グレイスが共演しました。

視聴者との双方向コミュニケーションによって成り立つ展開が話題に。2013年には、カンヌ国際広告祭でグランプリを受賞しています。

『ビューティー・インサイド』、ついにハリウッドでリメイクが決定!

『ビューティー・インサイド』がハリウッドでリメイクされることが、このたび発表されました。詳細はまだ明らかではありませんが、ヒロイン役にはエミリア・クラークが決定しています。

エミリア・クラークは1986年10月23日、ロンドン生まれ。世界的に話題となったドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリス・ターガリエン役で一躍人気女優となりました。2014年には、「AskMen.com」において、「世界で最も理想的な女性」第1位に選ばれたこともあります。

どんなハリウッド版リメイクが出来上がるのか、楽しみにして待ちましょう。