人気漫画『一礼して、キス』の実写映画化が決定!
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2012年から15年にかけ漫画雑誌『ベツコミ』に連載され話題をよんだ、加賀やっこの人気コミック『一礼して、キス』。全7巻ある単行本も100万部を超えるベストセラーになっている同コミックが、満を持して実写映画化されることが発表になりました。
描かれるのは、高校の弓道部を舞台にした、先輩と後輩の一途で切なく、どこか官能的な青春ラブストーリー。
ヒロインを演じるのは池田エライザ、そして相手のイケメン後輩役には中尾暢樹が抜擢されました。メガホンをとるのは古澤健監督。絶大なる人気を誇る『一礼して、キス』がどんなふうに実写化されるのか、あらすじやキャストを交えて紹介します。
『一礼して、キス』のあらすじは?
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弓道部部長を務める高校3年生の岸本杏(きしもとあん)。中学から6年間も続けているというのに、最後の夏の大会で満足のいく成績があげられず、引退を決意します。そして、後輩の三神曜太(みかみようた)に部長職を引き継ぐことに……。
ところが、入部したときから天才肌だった三神は、いきなりこんなことを言って、杏に迫ります。「俺は先輩のことずっと見てましたよこの人エロイなー……って……」。
直球で迫られつつ、また引退も受け入れてくれない三神に翻弄される杏。そしてもう一度、弓道に真剣に向き合う中で、杏は三神に対する特別な感情にも気づいていくのです。
ヒロインの岸本杏を演じる池田エライザ
一礼してキスの台本の表紙は
— 池田 エライザ (@elaiza_ikd) 2017年3月13日
作者の加賀やっこ様が
私と中尾くんver.で書き下ろしてくださりました。
そして、古澤健監督とはReLIFEのときから、
映画としては、2連続でお世話になっています。
✌︎#してキス pic.twitter.com/MwP3AwdHys
高校3年生で弓道部部長・岸本杏を演じるのは、人気急上昇中の池田エライザです。
池田エライザは1996年4月16日生まれ。日本人の父とスペイン系フィリピン人の母の間に生まれたハーフです。2009年に第13回ニコラモデルオーディションでグランプリを受賞し、同誌の専属としてデビュー。2013年からは『CanCam』の専属モデルをつとめています。福岡で育ちましたが、モデル業のため高校3年のとき上京しました。
女優としては、2011年の映画『高校デビュー』の竹本役に始まり、2015年には園子温監督の映画『みんな!エスパーだよ!』のヒロインに抜擢され一躍注目を集めます。2017年には、本作の他、4月公開の『ReLIFE リライフ』で狩生玲奈役、9月公開の『トリガール!』で島村和美役など、すでに3本の映画の公開が控えている、今最も売れっ子の若手女優の一人です。
古澤健監督による池田エライザについてのコメントです。
池田エライザさんにはとても無邪気なあどけなさと悪魔のような母性が同居しており、それが杏というキャラクターを体現している
イケメン後輩の三神曜太を演じる中尾暢樹
お知らせです!!
— 中尾暢樹 (@masaki_nakao_) 2017年3月13日
映画 「一礼して、キス」に
主演、三神曜太役で出演する事が決定致しました。
2017年の秋頃公開予定です。
作者の加賀やっこ先生より、
書き下ろしの台本の表紙。
みなさん、お楽しみに。 pic.twitter.com/Ej0YchRxS8
杏に積極的にせまる、弓道に関しては天才肌の高校2年生・三神曜太を演じるのは中尾暢樹です。
中尾暢樹(なかおまさき)は1996年11月27日生まれ、埼玉県出身です。ワタナベエンターテイメントスクールの16期卒業生であり、2013年に「D-BOYSオーディション」でファイナリストに選ばれました。2016年から正式にD-BOYSのメンバーになっています。
2016年2月から翌年2月まで放送された『動物戦隊ジュウオウジャー』で主人公の風切大和を演じ、一躍注目されるなど、今後の活躍が期待される若手イケメン俳優です。
古澤健監督による中尾暢樹についてのコメントです。
中尾暢樹くんの透明で硬質な男らしさは、三上のミステリアスさをうまく表現しています
映画『一礼して、キス』その他のキャストは?
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もう一人、物語で重要なカギを握る存在が桑原です。ライバル高に通う弓道の実力者であるばかりか、杏に対しても三神とはライバル関係です。
桑原が実写版に登場するのか、登場するなら誰が桑原を演じるのか、残念ながらまだ詳細は明らかになっていません。
原作を描いたのは加賀やっこ
13日発売のベツコミにて、一礼して、キス映画化発表されました!このような機会をいただけて大変光栄です!とても嬉しいです! 新連載、僕のジェラシー物語。も始まりました。何卒よろしくお願いいたします! pic.twitter.com/FbLqm8MCE4
— 加賀やっこ (@kagayacco) 2017年3月13日
2010年に『嘘つきの、レンズで』でデビュー以来、「色気の魔術師」とも呼ばれ、その独特の世界が高く評価されている加賀やっこ。濃密で官能的、フェティシズム感満載の「やっこワールド」は、多くの読者から熱い支持を受けています。
原作者自身が特別な思い入れがあるという「弓道」を題材にした本作は、加賀の代表作として今も根強い人気を誇っています。自身の作品初の実写映画化決定に喜びのツイートをしています。
監督を務めるのは古澤健
発表になったんだね。というわけで、今日も撮影です。主演ふたりは弓道初心者なのに、撮影に入る頃には的に当てられるようになってました。スゴイ!
— 古澤健 (@Full2yn) 2017年3月12日
メガホンをとるのは、これまで武井咲主演の『今日、恋を始めます』や『クローバー』、北川景子主演の『ルームメイト』など、話題作が続いている古澤健監督です。
近々4月15日に公開される監督映画『ReLIFE リライフ』も学園生活を舞台にしたコミックが原作。ここでも、主要キャストである女子高生・狩生玲奈役で池田エライザが出演しています。
古澤監督は、『一礼して、キス』について、以下のコメントを寄せています。
これまでにも少女漫画原作の映画やテレビドラマを手がけてきましたが、原作の『一礼して、キス』を読んだとき、これまでとは一味違う新しい表現の可能性を感じました。弓道の静謐さとダイナミックさは、恋愛中の秘めた想いの激しさとも通じると思います。
映画『一礼して、キス』の公開日は?
そういえば、杏ちゃん、小笠原流です。@shitekiss pic.twitter.com/rsrjlrpr7e
— 池田 エライザ (@elaiza_ikd) 2017年3月14日
古澤監督は自身のツイッターアカウントで、3月1日にクラインインしたことを発表。主役のふたりはそれより先の2ヶ月前から弓道の特訓を受けていたとか……。小笠原流の弓道を練習している姿は、すでになかなか様になっているようです。
公開の詳しい日時はいまだ未定。2017年秋を予定しています。