2018年3月2日更新

映画『ちはやふる 上の句/下の句』キャスト・あらすじ(ネタバレあり)【広瀬すず主演!地上波初放送決定】

競技かるたのクイーンを目指す少女の成長を描く、人気の少女漫画を映画化した広瀬すず主演『ちはやふる』。前編となる「上の句」が2016年3月に、後編の「下の句」が2016年4月に公開されました。そのあらすじやキャスト、みどころなどの情報をまとめてお届けします。

実写映画『ちはやふる 上の句/下の句』のあらすじ・ネタバレ・出演キャストを紹介!

二手に分かれ、小倉百人一首のかるた札を取り合う競技かるた。その魅力に引きこまれクイーンを目指す高校生、綾瀬千早を中心に、かるた部の活動に打ち込む高校生達の姿を描く人気の少女漫画『ちはやふる』。

その物語が二部作として前編となる上の句は2016年3月19日、後編の下の句は2016年4月29日に公開されました。

続編『ちはやふる 結び』の公開も決定!

上の句のヒットを受けて、3作目が製作されることが2016年4月29日に発表されました。続編製作を下の句の舞台あいさつでサプライズで知らされた広瀬すずは壇上で号泣したとのこと。 続編「結び」は2018年3月17日に公開されます。

「結び」公開を記念して地上波初放送が決定!

2018年3月に金曜ロードショーで放送

続編映画「結び」の公開を記念して、金曜ロードショーで2週連続で「上の句」と「下の句」が放送されました! 放送中、広瀬すずをはじめとし、野村周平、新田真剣佑の副音声トークを実施。映画をより深く知るためには見逃せない放送となりました。

かるたに夢中!映画『ちはやふる 上の句』のあらすじ【記事後半に映画のネタバレも】

綾瀬千早は、いつの日か競技かるたのクイーンになることを夢見る少女。

小学生6年生の頃、転校生の綿谷新と出会い、かるたに真剣に取り組む彼の姿に接したことがきっかけで、自身もかるたの魅力に引き込まれて行きます。

高校生となった千早は幼馴染の真島太一と共に、かるた部の設立を目指します。古典オタクの大江奏、小学生かるた全国2位の西田優征らの勧誘に成功し、かるた部は無事設立。全国大会での団体戦優勝という目標を掲げ、練習を重ねて行きますが……。

「下の句」を観る前に! ”胸が熱くなる”『ちはやふる 上の句』ダイジェスト!!

主演キャストは広瀬すず!彼女の代表作に

綾瀬千早/広瀬すず

広瀬すずは雑誌「Seventeen」の専属モデルとしてデビューしました。

以降、雑誌モデルとしての活動の他テレビCMにも起用され、注目を浴びます。女優としてのデビューは2013年のドラマ『幽かな彼女』。2015年には物語の主役となる四姉妹の一人を演じた『海街diary』、声優初挑戦となった劇場版アニメ『バケモノの子』が公開。

本作も合わせ、話題作への出演が続いています。今、最も旬といえる女優・広瀬すずの演じる綾瀬千早は見逃せません!

千早の幼馴染キャストには野村周平

真島太一/野村周平

野村周平は、2009年、所属事務所のオーディションでグランプリを受賞し、芸能界入りしました。

以降、大河ドラマ『平清盛』テレビドラマ『恋仲』、映画『探偵はBARにいる』『愛を積むひと』などに出演し、俳優としてのキャリアを積んできました。2016年2月に公開の『ライチ☆光クラブ』では映画初主演。俳優デビューの前にはスノーボード選手として活躍していたという異色の経歴の持ち主でもあります。

映画『ちはやふる』出演がきっかけで改名?新田真剣佑も出演

綿谷新/新田真剣佑

米ロサンゼルス出身の真剣佑。2013年まではアメリカで俳優として活動し映画『SPACE MAN』『Take A Chance』等の主演作があります。日本での活動を2014年から開始、関根勤監督の『騒音』、『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』に出演しています。

俳優・千葉真一の息子でもある真剣佑。今後の活躍が期待されている俳優の一人です。

現クイーンで圧倒的な実力の持ち主、若宮詩暢役には松岡茉優

若宮詩暢/松岡茉優

松岡茉優は、おはスタの「おはガール」として2006年のデビュー後、映画、テレビドラマ、舞台の各方面で活躍しています。

主な出演作品は連続テレビ小説『あまちゃん』、テレビドラマ『問題のあるレストラン』『She』、映画『リトル・フォレスト』『ストレイヤーズ・クロニクル』など。その演技力は高く評価されています。

最近ではCMや、バラエティ番組にも精力的に出演しています。

実写『ちはやふる 上の句/下の句』に出演するその他のキャスト

古典オタクのかるた部創立メンバー、大江奏役を演じる上白石萌音

周防正行監督作品『舞妓はレディ』での主演が記憶に新しい上白石萌音

東宝シンデレラオーディションでの審査員特別賞受賞をきっかけにデビュー後、大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』、アニメ『おおかみこどもの雨と雪』等に出演しています。

『舞妓はレディ』では、日本アカデミー賞ほか数々の映画賞の新人賞を受賞。また舞台では『王様と私』『赤毛のアン』など、ミュージカル作品を中心に活躍中です。

小学生時代は全国2位の実力の持ち主、かるた部創立メンバー肉まんくんこと西田優征役には矢本悠馬

矢本悠馬は、2003年に映画『ぼくんち』で子役としてデビュー後、テレビドラマ『ごめんね青春!』『ブスと野獣』、映画『銀の匙 Silver Spoon』『クローズEXPLODE』等に出演。

また2010年より劇団「大人計画」に研究生として参加、舞台の作・演出も自身で手掛けるなど、多彩な才能の持ち主です。

かるた初心者の優等生、机くんこと駒野勉役に森永悠希

森永悠希は子役出身の俳優で、映画『しゃべれども しゃべれども』の村林優役や、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の劇中バンドMUSH&Co.のドラム担当・山崎蒼太役で知られています。

また大河ドラマ『平清盛』や『花燃ゆ』にも出演しており、演技力には定評がある俳優です。

千早の師匠、原田秀雄役に國村隼

フレッシュな若手たちをベテラン俳優・國村隼が引き締めます。『寄生獣』『進撃の巨人』と近年は人気漫画の実写映画に出演しています。

2016年公開予定の映画『海賊とよばれた男』には鳥川卓巳役で出演することが決定しています。

かるた部顧問、宮内妙子役に松田美由紀

テニス部、バトミントン部、科学部と掛け持ちでかるた部も顧問になる宮内妙子を松田美由紀が演じます。

松田美由紀は1983年に松田優作と結婚、松田龍平と松田翔太の母です。2014年に公開された映画『ホットロード』では、登坂広臣演じる春山洋志の母役で出演しました。

北央学園のドS部長、須藤暁人役に清水尋也

清水尋也は邦画話題作に多く出演している注目の若手俳優です。映画『渇き。』では、壮絶ないじめの被害者・ボクを演じ、『ソロモンの偽証』では、クラスメイトに恐怖を与える不良を演じたことでカメレオン俳優ぶりを発揮。本作ではドS部長を演じるということで、注目が集まっています。

占いが得意の「ヒョロ」こと木梨浩役に坂口涼太郎

原作のキャラクターをおそらく最も忠実に再現している坂口涼太郎。

17歳の頃、ダンサーとして森山未來主演・演出の舞台『戦争わんだー』に出演しました。その後ドラマ『Q10』『僕のいた時間』『あすなろ三三七拍子』などに出演しています。

映画出演は本作『ちはやふる』が3つ目の出演作となります。

監督・脚本は『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の小泉徳宏

小泉徳宏監督は大学生時代に自主映画の制作を開始。

水戸短編映像祭をはじめ数々の映画祭での入賞を果たした後、シンガーソングライターYUI主演の『タイヨウのうた』が、劇場長編映画初監督作品となりました。その他の監督作品に『ガチ☆ボーイ』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』などがあります。

原作はコミックス累計型発行部数1,200万部の大人気少女漫画

ちはやふる

末次由紀による漫画『ちはやふる』は2007年末より連載開始。

以降、次第に人気を集め、2010年には「このマンガがすごい!オンナ編」の第1位を獲得し、コミックス累計型発行部数1,200万部を超える大ヒット作に成長。競技かるたへの関心・人気を高める立役者となりました。

『ちはやふる』ってどういう意味?

ちはやふる2

タイトルの『ちはやふる』は「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」という在原業平が読んだ歌から取られています。歌の意味は「竜田川を流れる紅葉がこの世のものとは思えないほど美しい」ということになりますが、真っ赤な紅葉に自身の燃えるような恋心を重ね合わせた恋の歌でもあるのです。

また、「ちはやふる」は「神」を修飾する枕詞ですが、「ちはやぶる神」と言った場合、荒々しい神という意味になります。それも単なる荒々しさではなく、ぶれない軸を持った安定感のある荒々しさ、作中では回転するコマに例えられていました。

伝統文化×記憶力×スポーツ。奥深い競技かるたの世界

小倉百人一首という、飛鳥時代から鎌倉時代までの優れた和歌が集められた秀歌撰をもとにするため、一見古風な伝統文化、という印象のかるたですが、実はそれだけではないようです。

特に『ちはやふる 上の句/下の句』で描かれる競技かるたは自陣・敵陣相対しての競技形式をとり、スポーツとしての側面が強いとのこと。百人一首の句を覚える記憶力が必要とされるのはもちろんのこと、瞬時に札を払うための瞬発力や、長時間の試合を戦い抜く気力、精神力も求められる競技かるたは、「畳の上の格闘技」とも呼ばれているそう。

『ちはやふる』の見どころと言える競技かるたのシーンが、映画ではどのように描かれているのか注目です。

映画『ちはやふる』の主題歌はPerfumeの「FLASH」

2016年2月21日、Perfumeが歌う映画『ちはやふる』の主題歌「FLASH」のPVが公開されました。PVでは予告編には出てこなかったシーンもあり、原作ファンが観れば、原作をかなり忠実に描いているだろうことがわかるかと思います。広瀬すずファンも満足のハイクォリティなPVに仕上がっています。

Perfumeの「FLASH」は3月16日に配信開始されます。

知っておきたい競技かるたのルール

『ちはやふる』は競技かるたを題材にした作品です。映画を観る前に基本ルールを知っておきましょう。

競技かるたの基本的なルール

競技かるたとは2人で向かい合って行うかるたです。使用するかるたは百人一首ですが、競技かるたでは半分のみ、50枚を使用。自分側と相手側に25枚ずつ並べたあと、15分間の暗記タイムになります。ここで自分の陣地と相手の陣地にある札を覚え、最後の2分間は素振りの時間となります。

読み手は百人一首の100枚を読み上げるため、陣地にない札もあることになります。この場合空札といい、陣地から札は動きません。また、陣地に並べる札はすべて下の句が書いてありますが、読み手が読み上げる詩はすべて上の句からです。そのため競技者は上の句が読まれた時点で、下の句を思い浮かべて札を探す必要があります。

自分の陣地にある札を取った場合は、自分の陣地から札がなくなります。敵の陣地にある札を自分が取った場合は、自分の陣地にある札を相手の陣地に置くことができます。

勝負は、自分の陣地にある札がすべてなくなった場合に勝利となります。

伝統文化である競技かるたの奥深いルール

競技かるたの服装は和服と決まっているわけではありません。レベルの高い大会だと和服で挑む人も多くいますが、Tシャツやジャージで参加していいそうです。しかし女性のネイルや指輪などは相手にけがをさせる場合があるので禁止されています。また、“揺れるもの”が禁止されているようで、ネックレス・イヤリングの他に髪型もまとめたほうが好ましいようです。

また試合をスタートする際は相手と読み手に対して礼をすることもルールで定められています。試合が始まって最初に使った片手のみが「有効手」として使用が認められており、札を配置しなおすことは相手に宣言したうえで認められます。しかし頻繁な移動などはマナー上好ましくない行動のようです。

基本的に審判はおらず、札を同じタイミングで取ってしまった場合は話し合いで解決します。

ルールから競技かるたを見てみると、本当に奥の深いスポーツですね。日本の伝統文化として、このような細かいルールが定められているようです。

広瀬すずが凄すぎる……。知って欲しい3つの制作秘話

ミラクルな一発OK

映画『ちはやふる』の撮影はハードスケジュールのなか行われたそうです。上の句のクライマックスシーンで千早が太一に抱きついて涙を流すシーンがあります。千早をスローモーションで映した印象的なシーンですが、このシーンの撮影に残された時間は2,3分しかなかったとのこと。そんな中、なんと広瀬すずはこのシーンで1発OKを出したそうです。

ご覧いただいた方はわかるかと思いますが、涙の粒までくっきりと映っています。合成ではないとのことで、あの表情、あの涙を1発で出してきたことを知ると、もう一度観直してみたくなりますね。

下の句のクライマックスでもミラクル

下の句のクライマックスは千早と詩暢の対戦シーン。このシーンは、ハイスピードカメラ(1秒1000コマ)でレールを使用して撮影されたそうです。その中で、「しのぶれど」の札を1枚だけ取るシーンは、レールの上を動くハイスピードカメラに向けて札を飛ばす必要があったとのこと。監督は当初CGでやろうと考えていたようですが、なんとこのシーンで、広瀬すずは札を正確にカメラに向けて飛ばしたそうです。

観た方は、「あのシーンはCGじゃないの!?」と驚くかもしれません。まだ観ていない方は、是非劇場で確認してみてください!

水ぶくれを切開!?

上の句に、あざのできた千早の足の甲が映されるシーンがありますが、広瀬すずは実際にあざや水ぶくれを作りながらかるたシーンの撮影に臨んでいたようです。そして、なんと、水ぶくれを切開して水を出していたんだとか。広瀬すずはかわいいだけでなく、めちゃくちゃ根性のある女優みたいですね。

【映画「上の句」ネタバレ】目指すは全国大会への切符、都大会優勝!

幼馴染みの太一と再会した千早!瑞沢高校競技かるた部始動

人気モデルの姉を持ち、すれ違えば誰もが振り返るような美人なのに、行動はがさつで頭の中はかるたでいっぱいの高校1年生・綾瀬千早(広瀬すず)。瑞沢高校に競技かるた部を設立すべく、最低部員数の5人を集めようと勧誘活動を行いますが、思うようには集まりません。 そんな中、幼馴染みの真島太一(野村周平)と小学校ぶりに再会し、喜ぶ千早はすぐに彼を勧誘します。千早と太一、綿谷新(新田真剣佑)の3人はチームを組んでいた仲間なのです! 卒業と同時に新が引っ越し、太一は私立中学へと進む道が分かれたため、千早にとって仲間と繋いでくれる唯一のものが「かるた」でした。太一に断られた千早は、今度の大会で勝って、A級に昇格したら入部して欲しいと言い、気絶しながらも優勝を果たします。 千早の熱意に負けて、かるた部へ入部を決意する太一。昔から千早が好きだった太一は、もう一人の幼馴染の新を思う彼女に、複雑な思いを抱いていました。 その後、経験者で実力もある「肉まんくん」こと西田優征(矢本悠馬)と、呉服屋の娘・大江奏(上白石萌音)が試合で袴を着ることを条件に入部し、勉強ばかりしている「机くん」こと駒野勉(森永悠希)が最後に揃い、競技かるた部は正式に部として認められたのです。

いざ東京都大会へ!かるた部の絆が問われる!?

喜びのあまり新の自宅に電話した千早は、新がかるたを続けていると知り、全国大会で会おうという約束にやる気をみなぎらせました。未経験者もいるため、GW合宿で府中白波会の厳しい指導を受ける中、遠征試合に出向いた太一が新と再会します。 白波会との練習試合を経て、お互いの弱点を確認し合えた部員たちは練習を重ね、ついに高校選手権東京都予選大会当日がやって来ました。 勝ち進む内に、西田が団体戦の作戦として「一度も勝っていない駒野を強い相手に当て、試合に勝ちやすくしよう」と提案します。駒野は捨て駒扱いだと激怒。気まずい状態のまま、千早が合宿で大敗したエース擁する、北央学園との決勝戦を迎えました。 試合放棄した駒野はただ座っているだけでしたが、その頬を千早が払った札が叩きます。全員で積み重ねてきた努力を思い出し、一丸となって奮戦する瑞沢高校。太一が勝利すれば優勝!となったものの、彼はいざという所で神様に見放され続けて来たのでした――。

千早は全国大会へ行けるのか!?新の衝撃の言葉とは……

かつて、千早に良く見せたいと新の眼鏡を隠してズルしたことがあり、苦しみながら千早への思いだけでかるたを続けてきた太一。勝てたことのない「運命戦(札が自陣と敵陣に一枚ずつ残る状態)」にも開き直り、敵陣を攻めに行くと決意します。 その結果、太一の空気に呑まれた相手がお手つきをし、瑞沢高校が優勝を飾りました! 太一は競技かるたに全力で取り組むと決め、千早への思いを再確認します。新にも堂々と向き合う覚悟をし、託されていた携帯電話番号のメモを千早に渡すことに。すぐに電話をかけ、優勝報告をした千早は全国大会で新に会えると喜ぶのですが……。 電話を変わった太一が過去の過ちを明かし、新に「かるたで超えてみせる」と宣言するも、返ってきたのは「俺はもう、かるたはやらん」という言葉でした。

【映画「下の句」ネタバレ】ついに千早と現クイーンの詩暢が対決!

かるたを辞めると告げた新の真実と千早の決意

千早は「新がかるたを辞める」と聞き、太一と一緒に福井まで会いに行きますが、新のかるたの師匠で名人だった祖父が亡くなったと知ることに。新に「待ってる」と告げ、今よりも強くならなければいけない、と打倒クイーン・若宮詩暢(松岡茉優)を目標に掲げました! しかし自分がクイーンになれば、新はかるたの世界に戻ってくるという思いから、千早は詩暢との圧倒的な実力差に余裕を失っていきます……。 唯一勝てない相手・新がかるたを辞めることに納得できずにいた詩暢は、新の祖父の法事で弔いかるたをしようと持ちかけました。変わってしまった新に「やっててもつまらん」と言い放ち、何のためにかるたをするのか問われ、自分のためだと答えて立ち去るのです。

個人戦だけを意識しすぎた千早と太一が衝突!?

千早が詩暢の「音のないかるた」に囚われ、左利きの相手ばかり意識する様子を見て、太一は「お前はチームに必要ない」と言ってしまいます。白波会の原田先生に相談に行った太一は、新と太一がいなくなった後、千早がどれほど苦しんだかを知らされました。 実は太一も、自分がA級に上がりたい一心から、周りが見えなくなっていたのです。 その後、他の部員の励ましを受け、新のアドバイスを思い出して落ち着きを取り戻すと、エントリーした水戸大会で優勝し見事にA級昇格!一方で、かるた部を避けるようになった千早は出稽古で北央学園のエース・須藤と戦うも、大敗してしまいます。 千早は戦いぶりを見た須藤に、一人だけでかるたをやっていると思うなと一喝され、代々伝わる「全国大会対策データ」を手渡されました。瑞沢高校は東京代表でもあると言われ、自分が間違っていたと気付いた千早はかるた部に戻り、仲間との練習を再開したのです。

団体戦は惜しくも敗退……千早と詩暢の勝負の行方は?

そして全国大会当日、8月19日。近江神宮へやって来たかるた部は成長を遂げた駒野、奏の健闘もあって団体戦を順調に勝ち進みます。千早が倒れるアクシデントで敗北するも、全力で戦えた部員たちは晴れやかな気持ちで翌日の個人戦を迎えました。 その会場には、詩暢や皆に背を押され、再びかるたの世界に戻って来た新の姿も!詩暢はレベルの低さに落胆して棄権を考えますが、新に発破をかけられ闘志を燃やします。 いよいよ、詩暢との試合に挑む千早。"一人で戦う者が強い"と信じてきた詩暢は、必死で食らいつく千早の姿に、初めて対戦相手を意識していました。結果は17枚差で詩暢の圧勝でしたが、千早は詩暢に「またかるたしようね」と声をかけたのです。 また、とはいつだと詰め寄る詩暢に向けて、「クイーン戦で」と答えるのでした。 新は大会を通して気持ちに整理をつけ、太一に「別に、千早は誰のもんでもないよな」と宣戦布告すると、かるたへの正式復帰を宣言しました。

実写映画『ちはやふる 上の句/下の句』の感想評価を紹介【ネタバレ注意】

上の句の感想評価

toshibakuon 「タイヨウのうた」を作った小泉監督の作品はやはり良い!青春ど真ん中の清々しさと強敵に挑む熱さがヒシヒシと伝わり競技かるたを知らない人でもその激しさと楽しさが実感できるはず。広瀬すずの白目の演技に拍手を送りたいし肉まん君のキャラも良い。劣等感を抱き、人の足を引っ張っているなって自覚した時の悲しさと悔しさが今回の映画で思い出されダブって涙がボロボロ出てしまった。下の句も期待!
kashimori0846 若い俳優陣とエネルギッシュな演技。とても真っ直ぐないい映画でした。1つのことに熱くなれるって定番だけどやはり良いものです!最初観る前は、千早と広瀬すずってイメージが湧かなかったですが、観るとしっかり千早を演じていました。下の句も行きます。
Samurai1632 3/24 @立川シネマシティ

原作とは大きく話の流れが変わっていたためちょっとビックリしましたが映画というかなり限られた時間で描くための良い改変だったと思います。実写でやることによって競技かるたの勢いだとか雰囲気がとても伝わってきました。

Ryosuke_Ohba 心が震えた。いや、魂が震えました。

小泉監督の映画にはこれまで3度泣かされています。1度目は『タイヨウのうた』、2度目は『ガチボーイ』、そして3度目は今回の『ちはやふる』です。

とりあえず、2016年邦画トップは確定。下の句の出来次第では洋画邦画総合トップもありえます。

大好きな『ちはやふる』を、大好きな小泉監督が、大好きな広瀬すずちゃん主演で実写化するとあっては観に行かないといけないと思い、試写会に行ってきましたが、ヤバかったです。すずちゃんは白眼でもかわいかったです。

小泉監督の映画は毎度毎度ラストが素晴らし過ぎます。改めて、小泉監督の強みを考えてみると、脚本と絵コンテ、ようするに構成力が凄いんですね。伏線も毎回しっかりと張って回収してくれます。そしてですね、小泉監督の最大の魅力というのは、そういった構成をコントロールできる力にくわえて、自分の中のコントロールできない青くさいままの部分が映画に滲み出てくる瞬間にあるわけです。そういったシーンが、構図が、心の琴線に直接触れてくるのです。

ちなみに、少しネタバレになりますが、私が最も泣いたシーンは、ラスト付近の試合終了時のスローモーションのシーン。なんでも、そのシーンですずちゃんは一発OKを出したんだとか。マジハンパないっす。

昔、カルタをかじっていたものとしては、試合中に大声出すな!とかツッコミどころがないわけではないですが、そんな細かいことはどうでもいいんです!ちはやふるなんです!

ほとんど完璧な実写化でした。2016年邦画ベスト映画として、全力でオススメします!原作ファンもきっと満足できます!

最後に、小泉監督ありがとうございました!下の句も期待してます!

下の句の感想評価

Ryosuke_Ohba 小泉監督ありがとうございます!

個人的には邦画年間ランキングトップ確定です。だいぶバイアスかかってますが問題ありません。

本当のところ、上の句の方が、5段階で星0.05くらい良かったです。ただ下の句で裏切られることはなかったです。ちゃんと上下に分けた意味はありました。

小泉監督もどこかで言っていましたが、上の句はポップな青春スポ根ストーリーで、下の句はもっとテーマ性の強い物語になっています。

このテーマのために、上の句下の句に分ける必要がありましたし、原作からの最も大きな改変と考えられる時系列の入れ替えも必然性がありました。

下の句を貫くテーマは、「何のためにカルタをやるのか?」というものになりますが、このテーマを浮かび上がらせるために施したアレンジがことごとく成功しているのです。

下の句からの登場になる松岡茉優の存在感も素晴らしかったです。

一歩引いて客観的に評価をしてみますと、おそらく上の句下の句両方とも5段階で3.5〜4.5の間に評価が集まるのではないかと思います。割と客観的に考えてみても、外れではないと思いますし、漫画の実写映画としての完成度は高いと思います。

あとは好みの問題。原作が嫌いという人にはおすすめできないと思います。広瀬すずが嫌いな人にもおすすめできません。監督の青くさい部分が流露しているので、青くさいものが嫌いな人はちょっと観るのがしんどいかもしれません。

それ以外の方。少しでも時間があるなら観に行くことをおすすめします。

私は、上の句、下の句両方で泣かされました。本当に涙が出るほど良かったです。小泉監督の次の作品も全力で観に行こうと思います!